先日USJに行ってまいりました。
そん時の話は、気が向いたら書きます。
では、予告どおり、漫画名勝負のお話を。
ちょっと眠い中書かせていただきます。
今回取り上げるのは、ドラゴンボール。
まあ、みんなご存知の作品でしょう。知らん人を探すほうが難しい。
わしが大好きなコテコテの少年漫画だ。
強い敵と戦う→勝つ→そいつが仲間になる→もっと強い敵が現れる
→勝つ→そいつが仲間になる→もっともっと強い敵が……ってね。
これが基本的に好きだ。
ヤムチャだって、天津飯だって、ピッコロだって、ベジータだって
最初は敵だったんだ。「昨日の敵は今日の友」、いい話じゃないか。
で、わしが名勝負に推したいのは、ズバリこれ!
●「ドラゴンボール」…孫悟空vs初代ピッコロ大魔王
ああ、予想通りか。そいつは申し訳ナイ…。
でもやっぱこれだな。
悟空の前に現れた主な敵の中でも、こいつだけある一点が圧倒的に違うんだ。
それは
「悟空が本気で殺しにいったこと」
これに尽きる。
この初代ピッコロ代魔王はシリアスに憎い敵だった。
それまでの敵、例えばピラフやレッドリボン軍なんかは、ギャグの香りの
漂う相手だったが、このピッコロは違う。
クリリンを殺すとこからスタートだからね(まあ実際に殺したのは
タンバリンだったが)。
クリリンは悟空にとって特別な存在だと思う。
冒頭で「みんな最初は敵だった」と述べたが、彼は違った。
小憎らしいガキで、筋斗雲に乗れんような男だったが、
最初から悟空の仲間だったんだな。
その親友が殺されるというのは、読者にとっても非常にショッキングな
事件だった。本屋でジャンプ読みながら、ちょっとポカンとしちゃったな。
※ちなみに悟空が「クリリンが殺された」と言った時、妙な説得力を
感じたのを良く覚えている。なんつーか、野生の勘というか、
ああ、悟空って生死は一発で見抜くんだろうなって。
さて
この憎きピッコロを悟空は本気で殺しにいった。
これは後から考えると、意外なことなのだ。
悟空は、瀕死のベジータを逃がした。あのフリーザさえも一度は救った
(まあ「バカヤロー」って言って最終的にぶっ殺すけど。あ、死んでねえわ。
キカイダーみたいになってまた出てきたんだったな)。
セルの最後は若干ギャグってた。魔神ブウなんてそもそも悪い奴に見えん。
ブウの生まれ変わりを育てようとして物語は終わるわけだし。
天津飯や2代目ピッコロ代魔王との戦いは、天下一武道会であり
あくまでも試合の枠内で戦っていた。試合だけにフェアだったし、
対戦相手も特に酷いことをしなかった。
初代ピッコロは違う。
悟空はこの強敵を「殺すため」に戦ったのだ。
命を奪って涙したのだ。
そう、あれは天津飯がピッコロに捕まった時。
ピッコロが「動いたらコイツを殺すぞ」と言って天津飯を捕らえたあの時。
天津飯に対し、悟空は「天さんゴメンな、オラ、ピッコロを倒すぞ」
なんてことを言うわけだ。
つまり、ピッコロに対し「天津飯を殺せ」と言ったわけだ。
これは、あの悟空からは考えられない台詞だ。
どうしても、このピッコロ大魔王だけは殺さなければいけなかったんだな。
いやあ、ドラゴンボール史上に残る、本当の悪い奴だったな。ピッコロは。
そういえば、このピッコロとの戦いっていうのは、
この後の物語の雛形になってるんだよね。
?敵は、悟空がいない間に暴れ回る。
?その間に悟空は強くなっている。
?悟空は遅れて決戦の場に現れる。
ベジータの時もフリーザの時も、悟空は遅れてやってきた。
その代わりに新しい力を身に付けて。
超神水で解き放った大猿のパワー。
界王様の修行で身に付けた界王拳と元気玉。
激しい怒りによって目覚めた超サイヤ人の力。
それぞれが強敵を倒すフィニッシュに繋がってるね。
(あ、そういや、悟空に超サイヤ人への怒りのパワーを与えたのも
クリリンの死だったな。やっぱ親友なんだなあ)
最後に最終兵器的な必殺技で勝つ。こういうコテコテな
ストーリー、わしは大好きだ。
※だから、スラムダンクで勝負が決まる陵南戦(2回目)も大好き
ゾーマとかさ、最後はどうしてもギガデインで倒したいタイプです(笑)。
ピッコロ編、面白かったなあ。
久々に読みたいわ。今度、マン喫でも行くか?(笑)

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漫画名勝負 Vol.6「ドラゴンボール」 へのコメント一覧
でも俺はマイナー?なところで天津飯が優勝した時の天下一武道会の
ごくう 対 クリリン
がなんかよかったかな♪
親友同士の対決だしね!!
確かにピッコロ編はすごいシリアスですね。でも悟空が本気で殺しに言ったのはタンバリンだったような。
もちろんクリリンを殺した相手の親玉だから憎いのは当然ですけどそこまで殺すってイメージではないような…
どちらかと言えば倒すみたいな感じがします
まぁ初期のドラゴンボールは結構簡単に殺しにかかってるような気がしますけどね。作者の鳥山氏がそこまで考えて書いたかと言うとすごい疑問符がつくような気がしますw
それがまた絶妙なバランスで、今読んでもすげぇ、ホントにすげぇ作品です!!
スラムダンクも早く続きが知りりたい☆ ピッコロが悟飯のことを可愛がるとこが好きです
ッスね…w
僕的には… そのピッコロの子と
力を合わせて闘った ラディッツ戦ですかね〜
ゴクウが命を賭けた闘いですから・・・。
ピッコロとの戦いは名対決でしたね!
あと、自分が好きなのは
ナッパ 対 悟空抜きのメンバー
てのが好きです♪
仲間が次々とやられていくのに、悟空はまだ来ない。
ドキドキしながら読んでいたのを覚えています。
でも、悟空はナッパを殺さなかったですね。
まあ、結局はベジータにナッパは殺されるけど。
やっぱり、クリリンが生きていたからかな?笑
親友の存在って大きいですね!
つか、そもそもとりやまさんは、そのピッコロ大魔王編でおわりにしようって、考えてたって聞いたことあります。でも、売れるもんだから編集者が頼んで次にナメック星っつーのを無理やりつくって進行させたそうですよ。
なにげに、時間もふっとんでるし、一理あると思いません?ちなみに俺はナメック星編が好き、つか、ベジータがやばい。
確かに言われてみれば違う意味で本気の悟空でしたね
個人的には
・クリリン対バクテリアン(笑)
あれは小学生にはツボでした(笑)
シリアスな感じだとやっぱり
餃子の自爆シーンが印象的でしたね〜
天さんってよんだこと一回だけある
今のジャンプでもワンピースとかナルトとか人気漫画は出てくるけど、やっぱりドラゴンボールを超える漫画は出てこないと思うな。
ドラゴンボールは私の青春ですから。
子供の頃は毎週水曜日を楽しみにしていて、野球中継とかでドラゴンボールが放送されなくなるととても悲しかった思い出が・・・
それ以来野球はきらいです(笑)
個人的にはナッパ戦が一番ドラゴンボールの中で好きです。
単行本だったけど絶望感みたいなのを幼いながら感じたのを覚えてます(笑)
しかもそのストーリー展開の中で実に3度も・・・。
(ちなみに完全版11巻ではP138とP151とP172です。)
何故かキングキャッスル到着直後は『天津飯』と呼び捨てしたにもかかわらず・・・、
ピッコロの手下・ドラムにすら歯が立たず
コテンパンにやられた『好敵手・天津飯』の姿に、
さすがの悟空さんも天さんに同情して『天さん』と呼んだのでしょうか・・・?
クリリンのことかぁ〜!
クリリンは二度と生き還らねんだぞ〜(ディティールは忘れたw)
泣きました
オレは初めての天下一武道会の予選で、デカイ敵に延髄キメるクリリンですかねw
亀の甲羅すげー…ってw
というかラディッツからナメック星行くまでの過程大好きです。
僕が1番好きなキャラはピッコロなんで、それも影響してると。
確かに初代ピッコロ一味って、人間味がなくって妖怪やバケモノの類として登場してますからね。
殺すことにもためらいはなかったんでしょう。
ヤジロベーにいたっては、ピッコロの手下を焼いて食べてた気がしますし(笑)
ちなみに、
俺はクリリンが1番好きだったので、大活躍のナメック星編が好きですね☆
でも、アニメのドラゴンボールを見ると、一番はやっぱり、VSセルじゃないですか??
特に悟飯がキレるシーン!! 見たら分かると思うんですが、あの時に流れるBGMはマジ最高です!! また、時間があればアニメの方も見てみてください!!
ドラゴンボールは続くことになった。以前から宇宙ものを描きたかった鳥山氏がドラゴンボールに仕方なくもりこむことになったってな形みたいですよ。
ドラゴンボールにやたらと後付け設定が多いのもそのためですかね。
もちろん子供の頃大好きだった漫画なんですが。
ドラゴンボールが終わったのは本当にショックだったしスラムダンクが終わったときにジャンプを買うのやめました。
初代ピッコロは違う
の前のフレーズでピッコロ大魔王の「大」が「代」
になってます!!
細かくてすいません。。。
ヤジロベーに助けてもらい、ボラとウパに再開。
タンバリンにリベンジを果たし、カリン様に超神水を貰いドラムとピッコロ大魔王を倒す、と。
それまでのほとんどのキャラが登場し、各キャラの見せ場も沢山あるので、俺もピッコロ大魔王編は大好きです。
自分はやっぱブウ編の悟空vsベジータッス!
あのプライドの高いベジータが他の全てより悟空との勝負を優先しての戦い!
しかもその後の自分のまいた種も命をはって守ろーとするその姿にシビれました!!
これ読んでたら自分も久々にメッチャ読みたくなってきました(^_^;)
"ごめんね鳥山さん"でしたっけ?
Zはわからないけど、予想だと単純に"続編"とかですか?笑
ちなみにごめんね鳥山先生ってのは某番号の都市伝説かなんかで芸人がはなしてましたよ。
たぶんGTはグランドツーリスト(ツーリング?)だったと思います。
直訳すると、「銀河の旅」だったと思います。
自分も同じこと思ってたんですよぉ♪(≧O≦)
高校ん時とか友達に語ってたら「そこまで普通考えないから…お前キモイわぁ」って言われ続けてたんです(T_T)
何か同じ仲間が見つかってメッチャうれしいっすわぁ☆
ピッコロ編。
ここで終わってたらバグマンの
リバーシーみたいな作品になったに違いない……。
おっしゃる通りこのあとは、完全このひな形の繰り返しでしたもんね……
小さい頃は、スーパーサイヤ人とか
大きくなった度DBとか
怪物てきなポルンガとかなんか、すごくわくわくしましたが……
やっぱり今見返すとこのピッコロ大魔王の話が
最終というのが一番しっくりときますよね……
ま、スペシャルサンクスてきな感じで
天下一武道会 マジュニア戦まで?