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  • 2007年12月16日02:42

シュルトは王座を防衛し続けるのか

どうもです。

カムバック・Kです(←しつこいな)。


さっき、スラムダンクの続き書いたんで、よかったらご一読を。



更新が止まっていた分、今日はガンガン書いていきます。

てゆーか、「書きます」と約束していながらほったらかしになっていた
話題があったんで。


K−1行ってきたんですよ。

ちょっぴり寒い横浜アリーナ前で、ケータイからアップしたこの記事

しっかり「観戦記」という言葉で締めとるね。

そりゃ、書かんとね。


皆さんテレビでご覧になったことでしょう。

今年のK−1GPもセーム・シュルトがアホみたいな強さを披露して
サクッと優勝しちゃいました。

準決勝、決勝共に、対戦相手の自爆という結果になり、なんか消化不良な
大会になっちまいましたが、王者シュルトが異常に強いということは、
それでもキッチリ確認できましたな。


まあ、あんなに嫌われてる王者も珍しいわ(苦笑)。

なんだよ、あの優勝決定の瞬間の「シーン」は。


会場の空気、完全に「シュルトを倒せ!」ですよ。


いや、「強いから嫌われる」っていう単純な理由じゃないと思うんだな。

だったら、ヒョードルもブアカーオもヴァンダレイも嫌われてるはず。


ヒョードルなんか1回も負けてないんだからシュルトどころじゃないじゃん。

でも、伝説のミルコ戦しかり、ノゲイラ戦しかり、ヒョードルへの声援は
結構あったわけだ。強すぎる王者の勝利を望む声はあったわけだ。


ブアカーオなんて、日本人の魔裟斗相手でも応援されてるじゃん。
何年前だったっけ、あの魔裟斗との決勝戦、3R終わってドローの
判定が出たとき、とんでもないブーイングだったじゃん。


ヒョードル、ブアカーオに共通することって何?


うん。凄く単純。

「試合が面白い」ってことだよね。


残念ながらシュルトの試合にはその要素が圧倒的に少ない。

もちろんガチンコの勝負なんだから、最も優先すべきは「勝利」「結果」なわけで
内容は二の次なのかもしれない。


だが、K−1ファイターはプロ格闘家である。

ファイトをお客さんに見せて、テレビで流して、メシ食ってるわけである。

やはり、客を喜ばせるファイトを見せることはプロにとって、
とてもとても大きな要素だと思うんだ。



ジョシュ・バーネットのこんな言葉をご存知か。

いつぞやの試合前、煽りVTRで流れた彼の言葉。


「僕たちファイターは、みんなを日常のストレスから開放するために
存在するんだ。それが僕たちの仕事なんだ」


すごく素敵なメッセージだと思わないか。


「なぜ戦うのですか?」
このクエスチョンに対し、明確な答えを打ち出すファイターは意外と少ない。

あっても大概は「自分のため」である(「強いことを証明したい」等)。

※それが悪いとは言わん。わしは、ジョシュの言葉が好きだというだけだ



今回、バンナも同じようなことを言っていた。

「今年こそは優勝したい。だが自分のためではない。金はたっぷり持っている。
俺は長い間待たせちまった日本のファンのために優勝したいんだ」


あのVTRが流れたとき、会場の空気が変わったのを確かに感じた。

なにかグッと心を掴まれたような、そんな空気があった。


バンナはプロだった。



シュルトにはできないのか。


そんなことはない。

あの恵まれた体格と、その体格には似つかわしくない動き、
彼ほどのファイターなら観衆をエキサイトさせる試合ができるはずだ。


強いことはもう十分に証明した。

それを超えたステージでの輝きに、今後期待していきたい。



と、言いつつ、この憎らしさが大会を盛り上げていることもまた事実。

いっそのこと、このまま「ムカつく王者」でいてくれても構わないと
思うわしもいたりする(どないやねん)。


昨今のK−1のテーマは、もはや「優勝は誰だ」ではない。

最大のテーマは「ストップ・ザ・シュルト」である。



これをちょっと考えてみたい。


一番手に挙がるのはやはりアーツである。

実際にワンマッチではシュルトを降したこともあるし、彼を相手にしても
圧力で負けない数少ないファイターの一人だ。

2年連続決勝でシュルトに敗れているが、来年も打倒シュルトの最右翼として
君臨することだろう。ファンの人気も圧倒的に高く、彼がシュルトを倒すことを
期待する声は非常に多いはずだ。

だが、レジェンドと呼ばれていることからも分かるように、彼はもう若くない。

来年のGPの時には38歳になっている。
GPでシュルトを倒そうと思ったら1回戦しかないかもしれない。


今回最も善戦したグラウベはどうか。

一度王者をグラつかせた、あのブラジリアン・キックに光を見たファンも
多いと思う(しかし当たるなあアレ。マジで驚異的な命中率だよ)。

背も高い。つってもシュルトとは20センチ近く違うけど…。

ただ、やはりアーツと比べると圧力が足りない感は否めない。
まだシュルトに一度も勝っていないという点もマイナスポイント。


これから最も輝く男になるであろう、新世代の旗手、バダ・ハリは?

これはちょっと体格的に相当厳しい。

今後2〜3年で間違いなくスーパーな選手になるだろうが、
この体格差はいかんともしがたい。

やはりアーツと比べると「対シュルト」に限っては見劣りしてしまう。


みんなの夢、バンナ。

誰にも負けない一発を持っている彼は、全選手に勝つ可能性を持つ
ファイターである。

だが、イイのを結構あっさりもらってしまうヘキがあり、決まってその時は
ピヨッてしまう。これが致命的だ。

アーツのような安定感は望めない。



こうして見ると、アーツがやはり筆頭候補となるわけだが、
ひとりだけ、アーツを上回る可能性を秘めたファイターがいる。

既に2ちゃんあたりでは待望論も大きい。なぜなら、そのファイターは
シュルトを実際に完璧にKOした経験を持っているからである。
(2年前のことだから、「シュルトがまだ弱かった」という話ではない)

PCの方、実際にご覧あれ⇒VTRはココにありまふ


そのファイターの名は、アレクセイ・イグナショフ。

いまどこで何やってんのかも分からんような状態だが、彼こそは
セーム・シュルトを完全に倒す可能性を最も秘めた男なのだ。

※ドンドン劣化しているという噂が多く、希望的観測超アリアリの話になるけど


彼が脚光を浴びたのは2001年。ハントが初めてGPを制した年である。

イグナショフの登場はまさにセンセーショナルだった。


200cm近い恵まれた体に、本格的なムエタイスタイル。
感情を封じ込めたクールな風貌(何を考えてるのかわからんと言う噂もある)。
そして、一撃必殺のヒザは客を凍りつかせたものだ。

まだ29歳と比較的若く、普通なら全盛期をこれから迎える頃。


だが、彼がいまどれだけの強さを保持しているのかは全く分からない。


もし、彼が今まさに全盛期を迎えようとしているなら……


セーム・シュルトを倒す可能性を最も持ったファイターとなりえるんだが。



さあ、どうなるだろう。これからのK-1。

一時期のイロモノ路線からは完全に脱却し、かつての熱が復活しつつある
K−1戦線はこれからどうなっていくのか。

「復活しつつある」から「復活した」に持っていくには、

シュルトが客を喜ばせる魅力ある王者になるか、シュルトを倒すファイターが
現れるか、この二つのどちらかが至上命題になると思う。


わしは、実はK−1の中ではイグナショフが一番好きなので、
何とか彼の復活劇を見たいのだが……。


果たして……?




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シュルトは王座を防衛し続けるのか へのコメント一覧

  1. 1.
    • と〜や
    • 2007年12月16日 03:21
    Kさんの言う通り全てのプロスポーツに共通する「魅せる」って言う事が足らないよなバスケに例えるとワンマン速攻派手なダンクを期待してるのにでレイアップしたみたいやはり盛り上げて観客を魅了する事も大事やんな
    打倒シュルトにはアーツもいいが柔よく剛を制すみたいなのが好きだからフグとかのように体格差があってもスピードと技でシュルトを圧倒するチャンピオンが出てくる事にも期待したい気がする
    格闘技において体重差がでかいのはもちろんわかってるが・・・
    ミルコがシュルトを倒しに出てくれ
  2. 2.
    • フルーツポンチ
    • 2007年12月16日 05:22
    と〜やさん最高!
    僕もミルコに倒してほしいっすー!!
  3. 3.
    • シン
    • 2007年12月16日 05:30
    シュルトをKOするっていうのは正直難しいと思います…
    可能性はサモアンフックとかかな!?

    それ以外で勝つ方法…
    それはポイント勝ち!!
    そしてポイント勝ちといえば…
    いるじゃないですか!!
    日本のファイター「武蔵」が!!
    あまりに話が理想過ぎかな…
  4. 4.
    • 柔道マン
    • 2007年12月16日 09:15
    • 3
    ヒョードルは昔去年おととしか去年引退した高坂に負けてますよ!引退試合がハントかマィティモーやったひとですたしか引退試合5月5日です
  5. 5.
    • 2007年12月16日 09:21
    チェホンマンやったら
    シュルトに勝てると思うよ

    体格でも圧力でも負けてないしなにより打たれ強い!

    シュルトゎ上手いが
    決定打になるのゎ
    膝蹴りだけ 自分より高い
    ホンマンにゎ通じない


    ローキックの技術があればわからないが…
  6. 6.
    • M男
    • 2007年12月16日 10:50
    • 2
    今酔っ払いなので失言の場合は許して下さいシュルトがチャンピオンなのは認められませんシュルトが強いのは所詮体格がデカいから……もし今より10センチ低ければGPの結果はいくらでも変わったと思います。アイツは真のチャンピオンじゃない(・д・)y~~アイツが出てきてからK−1が本当に面白くないヘビー級より上のランクで競えば良いのに……検討違いの事言ってたらスイマセンでも正直な意見です
  7. 7.
    • けい
    • 2007年12月16日 10:53
    谷川さんがイグナショフはアルコール中毒みたいなコト言ってた気がするんですが、ホントなんでしょうか?

    イグナショフのポテンシャルは秀でてますから期待してます☆

    ワンデートーナメントは厳しいケドガチンコのタイマンなら今でもイグナショフに少し分があるのでは?
  8. 8.
    • りんぐす
    • 2007年12月16日 11:05
    高阪がヒョードルに勝ったのはPRIDEじゃないよ。
    しかも開始1分くらいで額をカットしてのTKOなんだけど。
    肘があるならまだしも、あんなの勝ったとは言わない。
  9. 9.
    • 高田延彦
    • 2007年12月16日 12:14
    • 5
    まさかの曙
  10. 10.
    • たか
    • 2007年12月16日 15:08
    とりあえず、コメントする時は句読点使ってくれ。バカっほいから。
    厨房ばっかか?
  11. 11.
    • ジャナイシ
    • 2007年12月16日 16:57
    僕もイグナショフがかなり好きなの☆

    K-1じゃなくて総合の試合が見たいです(●^o^●)
  12. 12.
    • 2007年12月16日 17:55
    レッズだって世界から点とれるんじゃーい!どんなもんじゃーい
  13. 13.
    • 世界一
    • 2007年12月16日 18:45
    • 3
    セフォがいると思います。やつならいけるべDown奪ったことあるし。
  14. 14.
    • レブロン
    • 2007年12月16日 20:31
    レイ・セフォーかマイティ・モーなら可能性あると思います。

    チェ・ホンマンをKOしたサモアンフックが当たれば!
  15. 15.
    • たむけん
    • 2007年12月16日 23:11
    体格的に考えれば,チェホンマンでしょう!でも今までの試合を見る限り,シュルトはサウスポーに弱いと思います。それから言うとバンナですが…,あぁー全盛期のホーストがいれば……
  16. 16.
    • カズゥー
    • 2007年12月17日 00:28
    • 5
    シュルトを倒す選手ですか。確かにイグナショフは超有力候補だと思います。
    ただ、今の彼はガオグライ・ゲーンノラシンに敗れて以降、長い低迷を迎えています。
    もはや昔の面影は皆無です。
    でも昔のような強さを取り戻せば可能性は大きいです。

    個人的には二度優勝のボンヤスキーにも期待していますが、彼はシュルトとは極端に相性が悪く、またまるで精密機械のような技術がありますが、パワーではアーツやイグナショフ、バンナに比べて見劣りしていると言わざるを得ないため、だいぶ厳しいでしょう。

    やはり現状ではアーツが筆頭でしょうね。
    ただハリトーノフがK-1ルールで試合をすればわかりません。
    彼はPRIDE時代にシュルトを大流血戦で破ったことがあり、またミルコをしてかなりのものと言わしめた打撃の技術があるため可能性はあるでしょう。
    ただK-1と総合では全く違うので未知数ともいえますが、だからこそ期待が膨らむともいえます。
  17. 17.
    • 貝塚
    • 2007年12月17日 00:49
    自分もイグナショフは好きでした!あとガオグライかな!シュルトに勝てるのはホンマンじゃないですか??ホンマンには得意なヒザ蹴りできないですし!アーツは距離を知ってますね!パンチがギリギリ当たらない場所から攻撃をしますね!モー対シュルトはおもしろいかも!モーはホンマンを二回苦しめてますし! 大晦日のヒョードル対ホンマンは楽しそう!サップ対ボビーはどうなんですかね??笑
  18. 18.
    • 忠将
    • 2007年12月17日 08:48
    イグナショフなーー。
    彼はめっちゃ強いけど、今はファイターとしてよりも、仕事に本腰入れてるとかなんとか・・・。

    しかし、打倒シュルトの一番手がアーツ・・・。
    それが今の現状なんだよなー。
    セフォーやモーでは圧倒的に相性悪いしやっぱり身長のあるファイターじゃなきゃ無理だろうな。

    ホンマンは韓国で怪しすぎる判定勝ちしてけど、今やったら多分半殺しにされるな。

    ちなみに皆シュルトにはパンチが効果的と言ってるけど、シュルトの弱点は大道塾時代から、足だよ。

    だからローの打てるパワーファイター。しかもタフなやつ。

    俺が一押しするのは、ポール・スロウィンスキー。

    最終予選でシュルトに負けたけど、ポールならシュルトを倒せる可能性を秘めてると思う。

    まだこれからの選手だから、期待大だな!!
  19. 19.
    • チーズビット
    • 2007年12月17日 12:22
    レミー、アレクセイ、モー、レイ、可能性があるのはこれくらいかな…全盛期のノブ・ハヤシがいれば…
  20. 20.
    • 2007年12月17日 20:44
    バダハリは充分に可能性あるだろ。
    一回戦でアーツとシュルトがやれば恐らくアーツが勝つだろうよ。
    彼は近年になってパンチが異常に進化してるし、攻撃全体が重い。
  21. 21.
    • 2007年12月17日 23:15
    レイって誰ですか???
  22. 22.
    • 5252
    • 2007年12月17日 23:19
    ガオグライもホンマンに判定で負けてからダメになりましたね!佐藤にも負けたらしい!ガオグライみたいなタイプ結構好きなんだよなー!
  23. 23.
    • ともくん
    • 2007年12月18日 18:02
    極真のテシェイラ
    やつは半端ない
    今までの極真出身の選手はK-1に順応するのに時間かかったけどもしかしたらもしかするかも…


    つーか何とかしてくれ!!
  24. 24.
    • アイジャー
    • 2007年12月20日 11:56
    いつも読ませて頂いていますが初めて、カキコさせて頂きます。

    確かにシュルトの試合は面白くはないですね。強いですけど。
    後、個人的にはシュルトが王者だとK-気PRIDEに負けているようで嫌なんですよね。シュルトはPRIDEではTOPの選手たちにことごとく勝てなかったですから…。

    かといって、シュルトを倒せそうな選手…。

    もう、バンナしか考えられません!




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