こんばんは。Kです。
今週の「今週のJ」は、お休みです。
※今週の今週の、ってなんかヘンだな(笑)
代わって、28日に行われたW杯アジア地区最終予選バーレーン戦の
レビューをお送りいたします。
日本 1−0 バーレーン
日本、勝ちました。
得点は、10番・中村俊輔。
どうでしたか? 面白かったですか?
んなこたぁなかったですね。
談話室のコメント数がイマイチだったことからも分かります。
内容的には決して「面白かった」と言えるものじゃなかったですな。
ただ、全く危なげなかった。
「ちょっっっっ!ヤバス!!!!」なんて思ったシーンは皆無。
得点が入らないイライラはあったものの、負けるかもしれんという
緊張感はどこにもなく、安心して見られる試合でした。
お馴染みのちびっ子スリートップはよく動き、前線からのチェイスは
なかなか効いていたと思われます。
あれにはバーレーンも苦労したでしょう。
俊輔と遠藤のコントロールにも狂いはほとんどなく、特に遠藤が入れる
効果的な縦パスは、攻撃開始のいい合図として機能していたと思います。
が、そこまで。
いつも通りのことですが、フィニッシュのシーンに精度なし。
というか「フィニッシュ」と呼べそうなシーン自体が来ない。
試合後、俊輔はいつも通りの聞きなれた感想を残していたね。
――もっとシュートを狙わないといけない
――中距離の攻撃も必要だった
――シュートに繋げるためのパス回しができなかった
流れの中から生まれたビッグチャンスは…
カウンターからスリートップが一気に駆け上がり、ペナ手前で
玉田が右にはたき(何気にノールック)、内田がバーを叩いたあのシーン、
そして、
なぜかゴール前にひょっこり飛び出した内田の足元に完璧なパスが
放り込まれた(そして、トラップをミスった)あのシーン、
くらいかな?
2回とも、フィニッシュシーンに顔を出していたのは内田。
FWでも中盤でもなく、サイドバック。
要は、相手に攻撃の核としてマークされていない選手の
後列からの上がりだったということです。
獲るべき場所の選手は、決定的なシーンに現れてくれませんでした。
何度もゴール前まで行きながら、横へパスがはたかれたり、
トラップが上手く行かずにディフェンスに詰められたり、
最後の場面で「あ゙〜〜〜!!!」ってなった人、多数でしょう。
なんかこうスッキリせんよね。
ただ、勝っただけ。
でも、この「勝っただけ」で満点だったりするのがW杯予選です。
そりゃ全試合3−0以上で勝てばシード権獲得、みたいな特別ルールが
あるなら、この結果じゃダメですが、んなもんありゃしません。
予選で一番重要なことは「勝つこと」です。
W杯予選において、「勝点3」より大きな収穫はありません。
※親善試合との差はここですな
以下、もの凄く前向きに考えます。
信じられないほどポジティブに語ってみます。
ハッキリ言って、ちびっ子スリートップは、この日のバーレーンのように
ガッチリ退いた相手を崩す力はありません。
この日も結局得点に繋がったのは、中村俊輔のプレースキックだったわけで。
ただ、外国人選手や監督は口をそろえて言うのです。
「日本人のアジリティはやっかいだ」と。
我等が名古屋のレジェンドであるピクシーもそこは絶賛しています。
これが日本の長所なんです。
「日本人はフィジカルが優れている」とか
「日本人の技術はブラジル並み」なんて言う識者はおりません。
この一番強い部分を生かしたいというのが、岡田監督が継続している
ちびっ子スリートップの狙いでしょう。
では、このちびっ子スリートップは、どういう時に効くのか?
そんなもん、裏を取れるときしかないでしょう。
屈強なディフェンス陣に立ち向かっていって、日向君張りにぶっ飛ばしながら
ゴールへ突進なんてことは無理だし、サイドからクロスが放り込まれても、
彼らがディフェンスより高い位置でボールに触ることは、まずないんですから
(ニアへの低いボールならチャンスはあるが)。
彼らの長所は、アジリティ。「敏捷性」です。
一歩で抜け出し、ディフェンスの裏を駆けるのが、このスリートップの
見せ場なんです。
それができるのは、相手が攻めてきている時しかないでしょう。
退いた相手の裏を獲ることなんて、そう簡単にできやしません。
では、攻めてくる相手って?
そりゃアナタ、欧州&南米の列強国ですよ。
彼らは日本に負けるわけにはいかんですから、攻めてくるでしょう。
アホみたいに前向きな言い方すれば、日本がいま点を取れないのは
「相手がアジアだから」ということです。
列強相手なら、裏を取るチャンスは、アジアよりあるはずです。
※実際、日本はアジアでの試合でもアウェイのほうがいい試合してます。
相手が攻めてくるから
このスリートップは、「対列強国専用」なんです。
アジア用のチームじゃないんです。
「じゃあアジア予選は違うことやれよ」って?
ノンノン!
んなことしてたら本戦で機能しません。アジアでも「本戦用」の布陣で
戦うんですよ。退いた相手には効かないと分かっていても。
積み重ねが大事ですから。この本番用の布陣を成熟させるためにも
今から続けておくんです。
一年後、列強国相手に付け焼刃のシステムを使っても間に合いません。
この慣れしたんだちびっ子スリーで行くんです。
アジアでは効果を発揮しなかったけど、それでも続けたちびっ子スリーで。
世界なら効きます。相手が攻めてくれば裏は取れます。
そうなれば、必ず今までよりもチャンスがある、と信じて。
そのとき、世界は驚きますよ。
ふぅぅぅ…。
いくらなんでも、ちょっとポジティブすぎたか!?(笑)
まあまあ、前向きに考えなきゃ面白くないからさ。
ちびっ子スリーが花開くことを信じていますから、ワタクシ。
以上、
「おいおい、ポジティブシンキングにも程があるだろ…」
というツッコミが多方面から聞こえる気がしながら、
バーレーン戦レビューでした。
ではでは
日本×バーレーン 〜なんだかんだ言って「危なげなし」〜 へのコメント一覧
ちびっこ3トップは強豪用…いいじゃないか!!
というかKさんの意見に賛成しないとやってられません。
しかし、ちびっこ3TOPでは本大会で勝ち抜くのは難しいと思います。
せっかくサイドを崩しても競り合いには勝てなかったりするし、セットプレイも結局は中澤と闘莉王がターゲット。
やはり大きなFWが必要と感じます。
FWが一番ゴールに近いってだけで
僕は内田あそこまで上がってることに意味があると思います。
もっと日本人の可能性を信じましょう!!
敏捷性なら、裏を取ることなら、世界でちびっこスリートップが通用すると言ってるんですよ。
サイドからのクロス(アーリーやニアの低いクロス以外)やぶつかり合いの中では通用しないことはみんな知ってます。
それくらい前向きの方が、サッカーを楽しめると思うし、次の試合も楽しみになります。
Kさんの言葉は説得力ありですね!
PS.個人的な意見ですが僕はルーキーの大迫が好きなのでめちゃ期待してます
もし勝ったときにはさらに盛り上がりましょう!!
けちつけるわけでも飛水さんを擁護するわけでもないけどコマの一つとしてポストが出来るってのは必要だとは思うけどな
話し変わるけど個人的にはかつての森山みたいなスーパーサブ(W杯で言うとラッキーボーイ)が出てこないかなと思う
今で言うと小川かな?
さすがは編集者Kさん!
言葉の重みが違いますね
だからこそなお佐藤寿人を代表でスタメンで玉田の位置で早いうちから使ってほしいなと思います。裏への飛び出し、ニアへの反応、そしてなにより決定力が優れてますからね。
後は待望論でまくりの森本でしょう。
ラインの駆け引きが格段に上手くなりましたし、一気に加速するスピードが素晴らしいです。プラス高さもありますから、やっぱ期待しちゃいます。まだ若いし。
絶対的信頼感を持っているなんて言えないし。
そう考えたらちびっこ3トップ戦略もありですね。
ワールドカップに出場が目標なわけではなく、そこで結果を出すことこそが目標なわけですし、ワールドカップでの結果を楽しみにしてま〜す
貴重な勝ち点3をとったことが最重要
とはいえ内容は…
ちびっこ3トップというか1トップというか
玉田も引いてくるから0トップ
FWがチャンスのときゴール前にいないしFWのシュートも少ない
引いてくる相手には全く機能してないし
かといってオーストラリア相手でも機能してなかったし
Kさんと違ってこの布陣には疑問
普通の適材適所の布陣希望
玉田は1トップタイプじゃないし
大久保もサイドじゃ威力半減
それにしてもこの最終予選は抽選に恵まれて本当に良かった
まだW杯出場決まったわけじゃないけど
>かといってオーストラリア相手でも機能してなかったし
オージーもドン引きだったからな…
プレミアのスピードと運動量見てみて下さい 降格圏のチームでも鹿島よりいいカウンターしてます
日本は敏捷性は言う程ないと思います
佐藤と森本の2トップにオシムの動くサッカーが1番いいと思う
オーストラリア戦ってちびっ子が結構チャンス作ってなかった?点はとってないけど
てかアルゼンチンのちびっこ3トップはもの凄い破壊力ですね。
確かにちびっ子スリーは可能性は感じるけど、如何せん三人ともボール貰いに中盤まで下がるからなぁ。
玉田の下がり癖はヒデもずっと言ってましたね〜。
岡田の理想のサッカーに前線の運動量が必要なのは確かだけどそれは守備だけじゃなく、オフザボールの運動量のほうが重要なんだ
私もKさんまでは考えていませんでしたが、何となくそう感じてました
なんかうまく否定できないけど、
なんとなくその意見スッキリ納得できない…
言いたいことはわかるような気もするんだけど…
なんか…
それならいっそ三人とも飛び出す選手のほうが、どこからくるかわからない恐さがあっていいと思うけど。
中澤なんていい例ですよ
ちびじゃ対応できるものも対応できない。ましてやメッシのようなスピードとドリブルなんて持ってる訳ないし 攻めてきた相手の裏を取るなんてちびじゃなくてもできる!
トルシエのときとは全然違うね。(状況は違うが)
それにチビっ子FWは戦略的に対応力が無いですよ。
攻めるバーレーンに点を決めれないのに列強から点とれるなんて、ホントはKさんだって思ってないよ。
期待感を出す為のリップサービスだな。
戦術の話です。
森本ならスピードもフィジカルもテクニックも備わってるし、必要なFWでしょう。
ただポストやヘディングのみが強い日本人FWでは世界では通用しないだろうと言ってるんです。
久保みたいな身体の能力がズバ抜けてるFWがいたらいいですねー!
ただちびっこ3には自分でしかけることがほとんどないドリブルできるやつがいないだからカウンター以外のボールが止まった時には何もできない
それじゃこまるから止まった時にしかけられる松井や高原が必要だと思う!!
誰かが点取るだけがフォワードじゃないって言ってたけどそれは点取ってれば初めて言える台詞ですよ
そんなんだからちび3でもいいって納得しちゃうんですよ
やはり真ん中に核になる選手が必須な気が
世界相手にはやはり奴がまぁピーク過ぎたんかなぁ彼と小野好きなので
自分が交代させられるときに『オレ?』って確認するぐらい揺るぎない自信に満ち溢れたヤツだ!(キングダム崩壊の瞬間)
しかも、ええとこで
フリーキックもらって、中田が蹴る予定やのにさっさとフリーキック蹴って明後日の方向に蹴ってチャンス台無し。自分勝手すぎるやろ!でも、そんなプレイこそがキングをキングたらしめる要素や!
そんなオラオラ感がほしいなぁ。
大型ルーキー。。。まだきついかなぁ??
まぁ予選で使うのはちと賭けかもしれないが
僕も、今の日本代表のシステムは、格上の相手にこそその本領を発揮すると思っています。
コメントに関しては周りがいつも同じ事やってっから仕方ないでしょ。てかコメントはワールドカップの勝敗には関係ないし。
ガンバだと明神や橋本がいるから、どうしても守備のイメージはあまりない。
コメントが一緒なのは、言葉を選びながらだから仕方ないでしょう。
ちょっと変なこと言うと、ハゲタカより早く飛びつく人たちがいますしね。
無難なことしか言わないって。
ちび3のアジリティを活かしてファールゲッツ
↓
俊輔・遠藤FKでゴールゲッチュー
って流れなんじゃないだろか
ちび3はゴールゲッチューする係じゃなくてファールゲッチューする係
‥ない?
やっぱり代表は即席で作らなければいけない
強くて速いFWがいないので今の布陣がベストでしょう
クラブならじっくりと育てる事も出来るが代表にそれは出来ない
また懸念されるセンタリングからの得点も
もっとサイドを深くえぐってからあげればちびっ子達でも決めれるでしょう
もっと内田と長友にはドリブルの練習してほしい
下手というかワンパターンというか
ただ列強国には失点してしまうんでやはりW杯で勝ち上がるには新しい力や一人一人のレベルアップが欠かせないと思います。
高原復活してほしい!
フッカツシテコイヨ!
負ける気はしなかったけど引き分ける気がした。
それはある意味危なげありだと思う
個人的には大迫に期待してますが、どうでしょう?今後のリーグ戦、ACLでも活躍すればチャンスあるかな?
攻めてくる列強国には勝てるというなら、まあ御の字なのかもしれないけど
でもそのためには攻めてくるのをどうにか防がないといけないし
やっぱり攻撃についても、引いてる相手にも対応できるようになってほしい。攻め方いろいろあった方が効果的でしょう