海南 ４４
湘北 ３２
海南の12点リード。
スーパーエースを欠く湘北は、安西作戦と持ち前の身体能力で
序盤は互角以上の勝負を見せたものの、その後は徐々に現有戦力の
差を見せ付けられることとなった。
観客席。
洋平 「やっぱり流川がいねえってのはデカイな」
高宮 「こりゃさすがに相当厳しいぜ」
田岡 「流川抜きでよくやっているが、戦力差はやはり大きいな」
彦一 「インサイドのファウル数も心配ですね…」
仙道 「いよいよ桜木の真価が問われるゲームになりそうだな」
福田 「桜木……」
そして
『ビビーーーーーーーーーーーーーーーー！！！』
ブザーが鳴り響く。
湘北と海南のメンバーがコートに現れる。
「来たあああーーーーーーーー！！！！！」
「さあ、後半だ！！ 勝負の後半！！！」
「湘北はまだまだココからだぞ！！ 後半逆転だ！！」
「いや、海南が突き放すぜ！ 王者は後半さらに強い！」
湘北の逆襲を祈る者、海南の王座防衛を願う者、
見る者がさまざまな思いを巡らせる中、後半戦が始まる。
そんななか
桜木、ニヤリ。
「フッフッフ、言ってろ庶民どもが」
不敵な笑みで観客席を見回す。
洋平 「お、なんかノッてる」
大楠 「またオヤジに何か言われたか？」
横には不服そうな顔の荒石。
「チッ、オヤジ殿の指示じゃなきゃぜってえ従ってねえぞ…」
ベンチで両軍、円陣を組む。
宮城 「よし、行くぜ！」
「オウ！！！！」
神 「行くぞ」
「オウ！！！！」
3rdクォーター、まもなく開始。
海南は、前半終了時と同じ、一ノ瀬を入れた5人。
対する湘北は、前半終了時とメンバーが変わり、与田が入っている。
彦一 「与田君や。オールラウンダーの与田君を入れてきた」
田岡 「さて、どういう作戦で来るか」
弥生 「二桁差で迎える後半。湘北としては立ち上がりが重要ね」
中村 「そうですね。後半の入り方、注目ですね」
弥生 （私と同じこと言うとるだけやないの…）
海南ボールで後半開始。
神のスローイン。
清田が受け取る。
「よーーっし！！ さあ一本！！！！」
湘北は引き続きボックス・ワン。
宮城と与田が前列。桜木と荒石が後列。
だが、前半とは少々違う。
越野 「あの1年（与田）が若干後ろにずれているか？」
植草 「1-1-2みたいな陣形にも見える」
越野 「1-1-3ならたまに見るが、4人で1-1-2ってのは珍しいな」
田岡 「おそらく、神以外の外は半分捨てたんだろう」
彦一 「捨てた？」
腕組みの田岡。
「残りの4人に外角はないと踏んで、それよりも一ノ瀬の投入で
リズムを変えてきたインサイドに重点を置く作戦だ」
彦一 「交代がサイズのある与田君なのもそういう意味かも」
ボール保持する清田。
「………。」
宮城 「さあ来い！！ 海南！！！」
清田 （俺達にゃ外角はねえってか？ 舐められたもんだぜ）
ダム！！！
清田が仕掛ける。
キュキュ！！
宮城が動く。
仙道 （湘北が変則の陣形なせいで、まるで1ON1だな）
清田は抜けない。 （チッ…！！）
彩子 「リョータ！！ ナイスディフェンス！！」
桑田 「さすが宮城さん！ 平面なら誰にも負けない！！」
ダム！！
清田、フロントチェンジで進行方向を変える。
（あめーよ！！）
宮城これにもすかさず反応。
キュ！！！
しかし清田、次の瞬間、急ストップ。
「…！！？」 宮城との間に一瞬距離が生まれる。
清田 （オレはナンバーワン・PG、カットインだけじゃねえ！）
「見てろ！！！！」
ビッ！！！
清田、フリースローより若干離れた位置からシュート。
宮城 （なんだと…！！？）
越野 「清田が！！！？」
彦一 「そこからのシュートがあるんか！！？」
安田 「あるのか！！？」
ガン！！！
流川 「ない」
清田 「あ…」
高頭 （バカモン、全然力が抜けとらん…！！）
そして
「リバーーーーーン！！！！！」
注目のリバウンド合戦。
ガッシイ！！！
体をぶつけ合うビッグマン。
荒石、スクリーンアウト。一ノ瀬を押さえ込む。
「よし！！」
（リバウンドは、あっちの3年（城島）のほうが強いな）
「ぬん！！」 桜木は里崎の前を奪う。
里崎 （クソ…、いつの間に…）
さらに、
与田も古田をケア。ポジションを渡さない。
福田 「おお…」
高松 「きっちり場所獲ってる」
安西 「フム」
潮崎 「与田の投入は成功だ！！」
バッシイイイ！！！！
「リバウンド王・桜木！！！！」
晴子 「やったああーーーーーー！！！！」
彩子 「海南の攻撃を抑えた！！！」
流川 （清田が勝手に外しただけだろ）
桜木、宮城にボールを渡す。
そして、ニヤリ。
「リョーちん、作戦通り行くぜ」
宮城 「フッ、期待してるぜ、花道」
荒石 「ケッ、どーせすぐ変更だろ」
安西 「さあ、行きましょう」
晴子 「桜木君、がんばって！！」
安西 「第3クォーター序盤は、桜木君だ」
続く
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jungle123
スラムダンクの続きを勝手に考えてみる（387) へのコメント一覧
安西作戦楽しみだ。
桜木を抑えれる選手が何処にでもいるのなら、あの河田兄は桜木を認めていないだろうし・・・・
続き楽しみにしてます☆
与田の実力はどのぐらいなのか！？
そして
桜木の攻めが気になる！
公園での成果はでるのか！？
ドライブを身につけたのか！？
安西先生の策はいかに…！？
続きを楽しみにしています！
き、気になる…
期待してます
なんですかぁ
このじらしは
早く続きが読みたいです
このあいだこの「スラダン続き」を見つけたのですが、引き込まれるような面白さで、２日で読破してしまいました。
一人の父であり夫であり一家の働き手としての勤め人でありながら、
余力でこんな素晴らしい物語を書けるなんて……ほんとにすごい!!
これからも楽しみにしているので、更新頑張って下さい♪
花道が何をするのか楽しみです
次の更新が楽しみです!!
桜木爆発かしら。
花道〜!!!!!!!!!
期待してるぞ〜!!!!!!!
湘北ふぁいとー!!!!!
インフルエンザにかかってしまった俺にはkの部屋が暇潰しの一つになっています
これからも頑張ってください
これが一ノ瀬がスタメンじゃない理由？？
素人荒石に簡単に押さえ込まれるようじゃ、スーパールーキーの名が泣くね。
桜木で攻めるってことは、VS一ノ瀬？
山王戦で、河田弟に局地戦で・・・ってくだりと一緒で、安西監督はイケると見てるわけですね。
一ノ瀬は1年次はディフェンスに難アリってことですね。
そこで屈辱的に一ノ瀬が負けて、プロに行くほどに成長するってことかな？
一年が優先されるのは当然かと思いますけど。
そのうち三年の冷静さが必要な場面があるかもしれませんので、それを期待しましょう。
流川抜きの海南戦を経験して、
湘北メンバー個々が成長して、
チームとして強くなってくれるのを望みます。
特に桜木花道の得点力！
5安田
6潮崎
7角田
8桜木
9流川
10桑田
11天崎
12与田
13野茂
14？？？
15荒石
そろそろ登場か
斎藤 赤堀 津田 阿波野
渡辺 近藤 川口 槙原 村田
工藤 川崎 岡林 鹿取
おいｗｗｗｗｗｗ
今年は桜木が暴れそう･･･！
僕にインフルうつさないでくださいよ
14番だれだろ??
Ｋさんもインフル気を付けてください!!!
フリースローより若干離れた位置からシュートが
あるはずないっていう前提がちょっと無理ある気が…
安西先生はどんな作戦を伝えたのか、気になります
流川がいなくても、湘北はスゴイんだぞっ
というところを見せて下さい
次回も楽しみにしています
続き、楽しみにしています！
これから、試合がどう動くか楽しみです。
一本外したらもう「シュートがあるはずないっていう前提」ですか。アナタの無理やりすぎる批判こそ無理のある話だと思いますが…
清田は力んだが故に外したって書いてあんだろーが
海南が勝つにせよ、湘北が負けるにせよ、
同じだわwwwww
>>コバ
Ｋさんの書き方では
そうとらえられませんが,,,
その解釈の方が
強引
今一つの描写で決めつけるとか関係ない
清田がシュート打ったときに彦一とかがそこからあるのかって言ったからどう考えても清田は今までそこからシュートなかったてこどだろ
だからあるはずがないっていう前提っていってるコバって人は別に間違ってねーよ
コバ自演乙ｗｗｗ
てか原作の清田のプレースタイルを見てりゃ彦一の台詞の正しさが解るだろ
越野のスリーとまったく同じ
俺は先輩想いなボボーン好きｗ
一本外したから、そう決めつけたじゃなくて
彦一とか宮城の言葉から察するに
清田はずいぶんシュートレンジ狭いって周りに思われてるままなんだなぁ。
全国出てるレベルなのに。少し違和感が…って感じです。
批判っぽくなっちゃてるけど、ファンなんですがね
彦一の言葉からしたら全然そうとれるよ！
…あぁ？流川がいねぇ
おいおい、負けんじゃねーぞ！
清田はどうでしょうね?普通に考えると、入りもしないものを自信を持って打ちはしないのでは?
清田の場合もそれと同じだろ
原作から考えると清田の攻撃スタイルは身体能力を活かして切り込むことと牧のペネトレイトからのパスをゴール近くで貰ってシュートを打つことの２つ
つまり高頭は清田に距離のあるシュートを求めておらず、その結果清田も打つ必要がなく打たなかった
だから今まで見たことのない清田のシュートを皆が驚いたってことだろ
てか宮城ですらジャンプシュート苦手だったんだから、いなかもの＆他の「全国行く清田なら打てるに決まってる」という固定観念から間違ってるな
にしても桜木の成長は素晴らしいですね
個人的には
三井君、湘北に来てくれてありがとう
が鉄板で、他は
帰ってこいっどあほうっ
とかですかな
いやぁ１日何回接続してんだろ
原作でもＫの作品でも清田がミドルから打つ描写はほとんどなく原作ではフリースロー２本ともをはずしていたのですから彦一がミドルがないと思うのも当然ではないですか?
彦一は「その位置から」ではなく「そこから」と言っている。おそらくフロントチェンジからストップ・ジャンプショットへの一連の動きと距離を含めて「そこから」（その形から、みたいな意味）じゃないだろうか。
桜木はあくまでルカワのライバルだから
あと、ミッチ〜ャン（笑）
だから距離がある程度決まってくる、んで反復練習する、そしたら体が覚える。
だから得意な位置が出来てくる、得意な位置ッて大抵自分がよく練習で打つ位置だよネ。
だから神のあの確立も毎日300本のシューティングがあるなら頷ける。
んで皆さんが議論している清田のミドルの件ですが、スリーゎミドルより確立が上がりやすいんすョ。
更に言うとジャンプ&ストップってメチャクチャ高等技術っすョ。
スリーと違ってシュートモーションに入った瞬間に距離を計らないといけない。
しかも宮城程のプレーヤーを振り切るとなるとやっぱフェイドアゥェイ気味になると思う。
だからやっぱり厳しいシュートだったんだョ。
文が長いから叩かれるかな〜
あくまでォレの意見だから。叩かないで
でもスルーも寂しいかもしれない(笑)
次が楽しみです！
ちょっと違うと思うんです。
原作では、流川とは晴子さんきっかけと、バスケのうまさのへの嫉妬？みたいなものだと思う。
荒石の仲の悪い感じが、食堂のカツ丼きっかけ？それが大学編まで続くのか？何か女キャラが登場するのか？？
その当たり過去に戻ってキャラ立てしてる湘北編で、しっかり表現してほしいです。大学編で、貶してるようで認めてる感じもあるから。
仲が悪い≠ライバル
あと、神のプレー。
高校2年次、3年次のプレーと、大学3年次のプレーの成長過程が３Pの成功率だけだと寂しいな〜。高校3年はキャプテンだけど。。。
更新がんばってください。
確立→確率
300本→500本
ラインが目印云々〜→原作だか続きだか忘れたがとっくに既出。
ゎ→は
文が全体的に目障り。
釣りだと言うなら何も言わないがな。
別に批判じゃないけどさ