twitter見てても、2ちゃん見てても、我がブログのコメント欄見てても
みんなこんな感じ。ただただバルサの圧倒的な強さに驚愕していた。
そうなって当然のゲームだったと思う。とにかくバルサは強かった。
チャンピオンズリーグ決勝、
バルセロナ 3-1 マンチェスター・U
バルセロナ完勝。
わしは思った。
彼らは、不可能を可能にしたチームだと。
先日、仲の良いスポーツライターと食事をしたときに、
こんなことを話した。
――1試合の得点が少ない競技ほど“ミスを待つ”形になっていく
そうえばこの間、会社の先輩に「バスケの面白さって何?」と
聞かれた際に、わしは「期待に応えてくれること」と返した。
バスケットボールは「手」をふんだんに使う競技だ。
人間がもっとも自分の意思の通りに動かせる、もっとも器用な部位。
そして、1試合に何十点、あるいは100点以上を奪い合う。
プレーの成功率が高いからだ。いいプレイが何度も出る競技だ。
言いかえれば、比較的ミスの少ない競技だ。
さらに、1チームの人数が5人と少なく、ほかの球技に比べて
個の力がかなり素直に反映されるという特徴もある。
だからバスケットボールの場合、凄い選手はだいたい毎試合凄いし、
チーム間の実力差は如実に出る。
おおよそ期待通りに動く競技なんだと思う。
残念ながら、いま日本代表とアメリカ代表が10回戦ったら、
10回ともアメリカが勝つだろう。いや、50回やっても
おそらく結果は変わらない。奇跡が起こり辛い競技だから。
翻ってサッカーである。
ボールに対して、手を直接使うことはできない。
どんなに凄い選手でも得点できない試合は、いくらでもある。
前評判が高かった外国人選手がJリーグに来たらサッパリだった、
なんてこともしばしばだ。
1チームを11人で構成するため、バスケットボールよりも
1人のスーパーマンの影響力は少ない。
基本的に、期待通りに動きにくい競技だといえる。
いま、日本代表とブラジル代表が10回戦ったとしても
全敗は免れるだろう。引き分けなら何とか持ち込めるときが
あるんじゃないだろうか。
そしてスコアが低いのも特徴だ。
サッカーは、簡単に点が獲れない競技である。
4-4-2でも4-3-3でも、バランスよく選手がディフェンスを組めば、
そうそう簡単にシュートまでいけるものではない。
どんな強豪チームでも、相手が守備に意識を置いてきた場合は、
攻めあぐねてしまう。互いに陣形をきれいに保っている間は
なかなかスコアが動かないものだ。
では、どこで動くのか。それは相手がミスをした時だ。
守備にほころびが起きたとき。パスミスでボールを献上したとき、
それがもっとも大きな得点チャンスだと思う。
サッカーは相手がミスをしないと点が動かない競技だと
言ってしまってもいいかもしれない(言いすぎかしら?)。
だが、バルサは違う。
彼らは、ちゃんと守っているはずの相手を崩してしまう。
守備の陣形を整えている相手から点を獲ってしまう。
ミスをしていない相手からゴールを奪ってしまう。
不可能を可能にしてしまっていると思う。
例えば他のチームの試合の場合、相手の守備が引いていると
解説者が「こうなるとちょっと点は獲れませんね」という風に
言う場合が多い。
そしてそんな時
「このままじゃ崩せないからミドルを撃たないと」とか
「ファウルをもらってセットプレーに持ち込みたいですね。
ドリブルで仕掛けてほしい」とか
そういうことを言う。
だが、バルセロナは、そんなシーンでも崩してしまう。
メッシ、イニエスタ、シャビが中央でジリジリとボールを進め、
必ずペナ付近まで持ち込み、そこから一発のパスやドリブルで
相手を崩しきってしまう攻撃は、まさにアンストッパブル。
まるでテレビゲーム、
いや、もはやテレビゲームを超えている可能性がある。
テレビゲームでも崩せないような守備を彼らは崩している。
そんな印象を受けた。
できないはずのことをバルセロナはやっている。
不可能を可能にしている世界でただ1つのチーム。
次元が違う。
これは強い。強すぎる。
これからしばらくは「ストップ・ザ・バルセロナ」が
テーマになるだろう。欧州、いや、世界の。
今回のCL決勝は、
世界のテーマを決定付けたゲームだったんじゃないだろうか。

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欧州王者はバルセロナ 不可能を可能にするチーム へのコメント一覧
なんかメッシよりもシャビに密着マークつけたらなんとかなりそうな気がしないでもないです
『ストップ・ザ・バルサ』確かにこのチームの勢いを止めれるチームが出るかが来年は世界の課題ですね!
Kさんの解説、同感です。
来シーズンは、そんな彼らを打ち負かす、新たな、魅力的なサッカーが生まれるのを期待します。
言えてるわ
でも、こういう強くて完成されたチームを現実に目の当たりにすると
例えそのチームが嫌いだったとしても
そのチカラを認めざるを得ないし、逆に見入ってしまいますね。
それだけ今のバルサは、いろいろな意味で凄いんでしょうね。
パスサッカーが好きな人が見れば魅力的なんだろうけど、スリリングじゃない。
そんな風な戦い方しかバルサに対抗出来ないと思うと悲しい。
現時点でバルサに勝るにはバルサが衰退するしかないと思う。
この3人とも決定的なチャンスメイクができて、ペドロ、ビジャという強力なフィニッシャーがいる。もちろんメッシはフィニッシャーも兼ねる。
やっぱり可能性があるのは強烈なカウンターを仕掛けることができるレアルぐらいなのかなぁー。
あのユナイテッドでさえ受け身感がかなりあったように思えた。
ファーガソンめちゃくちゃ悔しいだろうね。
同じグラウンドで違う競技をしてるような不思議な感じがした。
あの試合を見て他のクラブの監督は何を思うのだろうね。
今から来シーズン楽しみ!!
俺は経験によってそれが改善され撃ち合いになることを信じたい。
どのチームも真っ向勝負を挑みそこからバルサの姿を学ぶしかない。
何試合もバルセロナと試合するしかない。
ただバルサのカンテラが強すぎて笑った。笑
「ストップ・ザ・バルサ」これからが楽しみです。
どんな試合でもミスを待つだけやったら勝てるもんも勝てんくなる。
それは強者にも弱者にも言えることやと思います。
それにチャンピオンズリーグの決勝まで行けばチームの能力に個性はあっても総合力はそこまで変わらないと思います。
ただバルサの一体感には感激ですね!
録画したやつまだみてないのに
ネタバレされた(´;ω;`)
お互いのレベルが高いと、ひとつのミスで失点の可能性は高いけど、ミスを待つのは当然で大抵のチームが崩しにかかってるでしょ。カウンターにしろポストプレイにしろあれも崩しでしょ。
プレミア勢がバルサの前にバッタバッタと倒れていくのを見て、この3年くらいへこんでます。
マンUはバランスのとれたチームのはずなのに今回もこの結果!
ストップ・ザ・バルサはプレミア勢にはムリなのでしょうか?
最強リーグはプレミアじゃないのか?
すごい名言やと思った。
04-05シーズンのチェルシーか05-06シーズンのユーベなら相性いいと思う。
バルサはほんのわずかのミスをついてるんです
リプレイとかでみれば得点の原因はわかるんですよ
ただそれをディフェンスのミスと呼ぶにはかわいそうなくらいのささいなもの、そこをつくのが今のバルサなんです(^O^)/
せめて世界一と呼ばれる中盤にはアンカーを置いて3対3になるようにすべきだったと思います。
ルーニーの孤軍奮闘ぶりとサールの背中が切なくて可哀想でした。
支配され続けて行うカウンターは威力が弱い、Cロナレベルの身体能力がなければできない。
サッカー経験者は分かると思うがボールを触ってないと試合に入ることができないことが多々ある。
世界二位と考えるレアルの身体能力化物軍団さえ、バルサとやったら2勝7敗1分けが良いほうだろう。
人がやることだからコンディションの調整もあるが、バルサがベストのときはあがいても止められるチームはないよ。
理論的に可能であっても実践が追い付かない。
バルサにはその積み上げがある。
対抗すれとすればモウリーニョが対策を講じたレアルだが、以前は通じた引いて中央を固めるだけでは数試合トータルでは通じない。
もはやメッシを潰す以外に策がなかったのが今期。
来期は一味違う対抗策を見たいものです。
1点目:メッシが右から左に流れた事でできたスペースに走り込んだペドロに、シャビが見事なスルーで先制。
2点目:中盤のパス回しからメッシにボールがわたり、マンU守備陣のチェックが遅れたところを、すかさずドリブルで切り裂いて強烈なミドルで加点。コースは甘かったが右から左に切り裂いてファーを狙った事で、ファンデルサールのポジショニングをうまく崩しましたね。あそこで自ら点を取りにいく判断ができるのと、決めちゃうところが凄い。
3点目:右サイドを見事なフェイントで崩してペナルティエリアに侵入したメッシからのパスがこぼれたところを、ペドロがこれまたため息の出るようなディフェンスでボールを奪い、ビジャに流してあのシュート。時間が止まりましたね。。
完全な組織と、最高の個が、絶妙なバランスで融合してますね。ほんとため息の出るようなチームです。
バルセロナのメッシは間違いなく世界一の選手でしょう。
皆も一度は思ったことがあるでしょ??
何年後は、コンピューターが今日のバルサみたいな動きをするのかな??
超〜燃えそう!!
ファビオのことをアビダルって言ってしまうところ…。
バルサは全盛期の選手が多いから強いのかも。
となるとクラブの首脳陣に差があるように思えてきます。
どっちでもいい細かいことはやっぱ結果論でしかないでしょ
リバウド、クライファート、フィーゴ
ロナウジーニョ、エトー、ジュリー
アンリ、エトー、メッシ
ビジャ、メッシ、ペドロ
どれが最強?
デトロイトピストンズやニューヨックニックスの攻撃的な守備をするチームが必要ね
そのDFにギャップができた右サイドのスペースに中央からペドロが走り込み、スルーパスが出てシュートの流れ。
たぶんもう1度得点シーンを見ればわかると思います。
あれはメッシよりもペドロを褒めるべき。ボールを持ってない時の動きとファーストタッチが素晴らしすぎた。
まあ、少しひいた位置にポジショニングしたメッシの存在感がはんぱじゃなかったから、マンUのDFもつられたんだけどね。
バルサはミスしない相手を崩せるチームではなく、相手のミスを見逃さずに確実に得点に出来る唯一のチーム。
今日からNBAファイナルですね。
できたらNBA関連の談話室や記事などもうpよろしくです。
彼こそKさんの言う不可能を可能にしたのかもね
バルサの選手はミスが少ないドリブル時トラップ時のボールコントロールやパスやクリア、だからポゼッションが高い。逆にマンUの方が多く失点に繋がるミスが多かった。
後はバルサほどカウンターの上手いチームはないかと
しかも守りのじゃなく攻めてのカウンターが多い