チェケラ、です! チェケラ!!
あ…、
っと、その前に、スンマセン!!
わし、今期は一度もNBAの記事を書かぬまま、ついにファイナルまで
来てしまいました!! なんたるサボり方!
更新を希望するようなコメントをチョクチョクもらっていたのに…、
バスケ好きの皆さん、ホンマスンマセン!!
さてさて、気を取り直しまして、
今シーズンのファイナルのカードは、
クリーブランド・キャバリアーズ × ゴールデンステイト・ウォリアーズ。
西の勝率1位と、東の勝率2位が上がって参りました。
下馬評とはズレていません。まあ、多くの方の予想の範囲内でしょう。
しかし、ゴールデンステイトは、よくぞあのプレースタイルで
ここまで勝ち上がってきたもんだ。
あ、そういう意味では、ゴールデンステイトの躍進を予想外と捉える人は
結構いるかもしれないなあ。レギュラーシーズンでいくら強くても
プレーオフに入ったら別だと考えている人はいたかもしれない。
このスタイルでファイナルまで来るチームってちょっと近年見当たらないもんね。
※そういや、この間“俺たちの衛星第一”で放送された西決勝のゲーム後に
倉石さんも「このやり方でファイナルというのは凄過ぎる」と
ビックリしていましたね
このチームの武器は、なんといってもご存知「スプラッシュ・ブラザーズ」の
アウトサイドシュートです。
ステファン・カリーとクレイ・トンプソン、気持ちよいくらいにスリーポイントを
バカバカ決めるこの2人の活躍は、今シーズンのスペシャルトピックでしょう。
もともと開幕前の話題をかっさらったのはレブロンの電撃移籍でした。
その彼はチームをファイナルに導いたので、勿論大きな賞賛を得ていますが、
やっぱり外角シュート中心でファイナルにまで上り詰めてしまった
スプラッシュブラザーズのインパクトはその上を行くと、わしは感じています。
キャブスの躍進はまあ想定内だろうし。
我々は、電撃移籍による大物トリオ結成で、
一気にチームが強くなるパターンは何度も見てきました。
ガーネット・ピアース・アレンのセルティックス、
レブロン・ウェイド・ボッシュのヒート、
コビー・オドム・ガソルのレイカーズ、などなど。
古くは、ジョーダン・ピッペン・ロッドマンってのもね。
そう考えると、今期のキャブスも、ラブとアービングを合わせて
ビッグ3と呼ばれているし、よくあるパターンだったといえそう。
さて、ゴールデンステイトです。
スプラッシュブラザーズは、2人あわせて1試合平均約45得点
(カリー=23.8得点、トンプソン=21.7得点)、
チームの全得点の40%以上をこの2人が叩き出しています。
ジョーダン・ピッペンのブルズや、コビー・シャックのレイカーズと
似たような形ですね。ただ、やっぱりそれを外角シュートメインで
成し遂げるとは、なかなか恐ろしい話です。
※ジョーダンとピッペンはSG・SFなので、外角の選手だと思われがちですが、
ポストアップからのインサイドプレイが超強力で、それでかなりスコアを
稼いでいましたからね
個人的には、このチームが優勝してしまうところを観てみたい気がします。
ホントに、こんなチームはかつてなかったですから。
1979-80シーズンにスリーポイントシュートというルールが出来て以降、
アウトサイドシュートの重要性が増したわけですが、だからといって
それで優勝したチームは未だ存在しません。
※ちなみに日本のバスケにスリーポイントシュートが組み込まれたのは
1985年ですから、わりと最近のハナシです。わしが小学生のころは
まだなかったんですよね。
最もそれに近かったのが2000年のインディアナでしょうか。
ミラー、ローズを軸にアウトサイドからスコアを重ねるチームでした。
が、彼らはファイナルにまで辿りつくも、コビー・シャックのレイカーズに敗れ
優勝を果たすことはできていません。
オラジュワン、シャック、ダンカン、ビッグ・ベンのような
ビッグマンがゴール下にデンと構えるチーム、
レブロン、コビー、ノヴィツキーのようなスペシャルな
オールラウンダーがいる(しかも複数いる)チームがいつも優勝してきました。
だからこそ観たいですよね。
達成されれば彼らはNBA史上に残るスーパーチームです。
我々日本人としても、こういうチームがNBAを制することって、
ちょっと嬉しいものかもしれませんし。
ということで、今期のNBAファイナルは、
スプラッシュ・ブラザースに、チェケラです!!!!
第1戦は、日本時間の6月5日(金)午前10:00からです。
お楽しみに!!!
NBAチェケラ 〜2015FINALをチェケラ〜 へのコメント一覧
あーNBAがみたいよー
日本でもバスケ盛んになって放送されるよーにならんかなー
ウォリアーズはHCがカーですよね!
ん〜ファイナル楽しみだなぁ。
カンファレンスセミファイナルの対クリッパーズ戦も熱かった!!
今季のプレーオフ、いいね☆★☆★☆
なんて正直思ってました。すみません。お詫びして訂正します。
スプラッシュブラザーズ…まじパねぇっす(笑)
とんでもない勝率で勝ち続けるチーム、熱狂する観客を見ている内に、ちょっとこれ…もしかしていっちゃうんじゃない?なんて思ってたらあれよあれよとファイナルですよw
爆発的なスプラッシュブラザーズの勢いももちろんですけど
完全にチームとして2人をバックアップというか信頼できてるとこも
あのチームの強さの秘密のような気もしますね。
あとはGSの街全体が久々の超熱狂に包まれているところも非常に重要。
勢いそのままにファイナル制覇までいっちゃってほしいですね!
スティーブ・カーHCやS・カリーのお父さん(デル・カリー)のプレイを見てた世代としては、頑張れ息子!的な思いもあるし(笑)
今回のファイナルはベンチメンバーや怪我人を合わせたチーム力がGSWの方が有利のように見えますが誰もが思うようにレブロンをどう止めるかですよね。ビッグ3でなくチーム力、ディフェンス、3PointでNBAの考え方を変えるという意味でも、カリー率いるGSWに勝ってほしいです。ダンクも見ていて楽しいですが、真剣勝負の中でスリー連発は見ている方にとってもドキドキします。個人的には接戦の上、第7戦まで見せてほしいですね。
また、ファイナルが終わったら是非総評お願いします。
Warriorsは前回優勝から丁度40年という節目なのでこのまま優勝すると予想します。
昨日だけでも、GWの73勝、カリーの400本、さらにはコービー引退試合60点。
お時間のあるときにぜひ、ぜひチェケラを!