今日はわしが応援するチームのおハナシ。
今期も日本のバスケチームが米国プロリーグに挑んでいます。
このブログで何度か紹介させていただいた静岡ジムラッツです。
⇒コチラを是非読んでください「GYMRATSの戦士達」
今まさにABAのコートで彼らが戦っています。
昨年秋に始まった2015-2016シーズン、
なんとブレイク前の昨年末には2連勝も記録しています
(米国リーグで、米国チームを相手にこれは凄い!!!)。
一時帰国を挟んで、ただいま後半戦がはじまったところです。
これまでのゲーム内容については、こちらのページを見ると
よく分かりますが(ジムラッツ・ゲームレポート)、
ムチャクチャ点が入ってるんですよね。
例えば、第3戦は「103-141」、第4戦は「101-166」みたいに。
ともに静岡ジムラッツが敗れたゲームなのですが、勝利チームの大量得点にくわえ、
負けた側でも100点以上獲ってるんです。
※ジムラッツさん、ごめんなさい。負けたゲームを例に挙げてしまって…
これ、ABA独自のルールによるものです。
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ABAではバックコートでターンオーバーをすると、
そのあとのオフェンスで+1点の権利が与えられる
(2点シュートを決めると3点、3点シュートは4点に)
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わお!! エキサイティング!!!
バックコートで相手にボールを奪われると超絶ピンチとなります。
つまり逆を言うと、ディフェンスは、相手チームがフロントコートに
ボールを運んでくる前に、猛烈にボールを奪いに行くということです。
大量得点に繋がりますから。
※このルールが、田臥時代の能代工業の試合に用いられてたら
全国大会でも200点くらい入っちゃってたかもしれんなあ
そういえば、ジムラッツの代表・岡田卓也選手のクリニックでも
「ターンオーバーは絶対にしちゃダメだよ」と言っていました。
ターンオーバーとは「シュートを撃つ前に相手にボールを奪われること」。
まあ、バックコートからシュートを撃つことはほとんどないですから
(それがブザービーターになって話題になった動画もありましたけど)、
そこでボールを奪われるのは全部ターンオーバーですよね。
バスケットボールでは、このターンオーバーをなくすということが
とっても大事です。試合の流れが大きく変わるポイントになることも多いですし。
テレビで試合を観る時、よく解説者が言ってますよ。
「いま、ターンオーバーだけはしちゃダメですよ」みたいなこと。
そこをクローズアップしているABAルール、面白いですね。
エキサイティングです、ホントに。
そんな過酷なリーグを、岡田さん達ジムラッツは自分たちでクルマを運転して
回っています。彼らは自分のホームコートを持っていないので。
なんと5ヶ月のシーズンで2万キロも移動するとか。
そこで得た経験を、彼らは日本の子供たちにフィードバックしてくれます。
オフシーズンの間に日本で開くクリニックやキャンプがそれです。
“T”こと、岡田卓也選手がアメリカのバスケを教えてくれます。
皆さんも是非、機会があれば参加してみてください。
※わしはクリニックどころか、チームの練習に一度放り込まれたことがあり
もの凄いアワアワしちゃいましたが…(苦笑)
⇒カッコ悪い思い出だけど、その時の話はコチラ
岡田卓也、
男が憧れる男、まさに彼はそんな人だと思います。
彼を、そして彼らを、尊敬すると共に、感謝したい。
頑張れジムラッツ!!!!
※静岡ジムラッツHPはコチラ
※静岡ジムラッツfacebookページはコチラ
※岡田卓也ブログはコチラ
静岡ジムラッツ、今期も米国挑戦!!! へのコメント一覧
あるからそう言ったところが好きです!