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  • 2016年11月11日19:56

ガキの頃は犬を飼っていたんだ

こんばんは。

ただいま、本人・妻・娘・息子・ネコ、
「4人+1匹」という家族構成のKです。

先日お伝えした通り(コチラご参照)、
ネコを飼い始めておりまして、わしの食事中に食卓に上ってきたり、
カバンの中に入ったり、思ったより鋭利なツメで引っ掻いてきたり、
色々と自由に暴れていただいているわけですが、

ちょっとずつ懐いてくれている感じもしており、
ツンデレな彼女との生活を楽しんでおります。

で、こんな質問をたまに貰うんです。

「動物を飼うのは初めてですか?」


ふむ。

答えはこの記事のタイトルの通りでして、
ガキの頃は犬を飼っておりました。

※ほか、金魚やカブトムシなんかもいましたけど


あれは小学校3年生の冬の時期。
いまから30年ほど前ですな(うっわ、わしも随分オッサンになったもんだ)。

わしの家が、借家から2階建ての一軒家に代わってしばらくのころでした。

随分と家がデカくなり、憧れだった自分の部屋が誕生し、
ワックワクのドッキドキだったときですな。


家に帰ったら、ストーブの前に小さなダンボール箱が置いてあり、
そこに小さな犬が座っていたのです。
よく覚えています。たしかちょっとプルプル震えていました。


わし 「なにこれ?」

母親 「イヌ」

いやいや、それは分かるがな。見りゃ分かるがな。


犬を飼う話などしていなかったので、わしはビックリですよ。

もちろん子供ですから「犬がほしい」と言ったことは
何度もありましたよ。まあだいたいどこの子供も言うでしょう。

※うちの子は「ネコがほしい」でしたが

でも、前述のとおり、そのころは我が家は借家でして
動物を飼うことはできなかったのです。

あれから月日が経過し、家が一戸建てに代わってしばらくのあの日、
家に帰ると子犬がいたのですよ。プルプル震えとる小さいのが。


いやあ、それは嬉しいですよ。

「おおおおおーーーーーー!!! これ飼うの!!?」

大興奮ですよ。
飼いたい飼いたい、と言っていた犬が目の前におるのですから。


なんでも、父親の知人の家で生まれた子犬だとか。

たしか、ビーグルとマルチーズの雑種でしたね。
んで、形はほぼビーグルでした(耳はあんなにデカくなかったけど)。

ホントにすっげー小さい犬で、たしかまだミルクしか飲まない
くらいの子犬だったと思います。こんなに小さな犬は見たことなかったので、
「リスみたい」ってのが当時のわしの感想でした。

ビーグルの血をひいているので耳が大きく(本家ほどデカくて垂れてはないけど)、
それがかわいいポイントだったので、「ミミー」と名付けました。
あ、メスです。


動物って賢いですよね。

お手やお座りはすぐに覚えてくれました。

オシッコの際は庭に連れて行く&家の中でオシッコしたら注意する、
というのを繰り返していたら、いつの日かオシッコに行きたいときは
庭に繋がる戸をゴンゴン叩くようになり、子供ながらに感動したものです。

数か月後、庭に犬小屋を建て(父親の手作り)、
ミミーの活動場所は屋外となりました。

大雨が降ったときは、屋根のあるテラスエリアに犬小屋ごと
移動させたりしたなあ。自分はビショビショになりながら(笑)。
まだ子供なので、犬小屋が重くて苦労したわ。

んで、ミミーは犬の世界では美形だったのか、
近所の犬がえらい勢いで遊びに来るようになり、
特に二軒隣の家のオス犬「ジョン」は、頻繁に遊びに来ていました。

ミミーは毎年のように子供を産むようになり(たいていがジョンの子供:笑)、
二軒隣の飼い主さんと手分けして子犬をもらってくれる人を探したものです

気づけばウチの近所には、ミミーの子供がたくさんいました(笑)。
友達の家の犬は、だいたいミミーの子供という。

そのジュニアたちはみんなすぐミミーよりデカくなりましたけどね。
ミミーは大人になっても小さかったので。


それが原因だったかな。

普通の犬たちよりもちょっと早くに他界してしまいました。

※繁殖活動が多いほうが長生きするという説も聞いたことあるけど


小屋の中で冷たくなっているミミーを見たときは、
めちゃくちゃ悲しくなったものです。

同時に、中学生になって部活動が盛んになったころから、
あまりミミーの世話をしなかった自分を後悔もしました。
もっと散歩に連れて行ってやればよかった、遊んでやればよかった、と。

一番世話をしていた母親が一番泣いてたし、
わしはちゃんと世話をしてやれなかったんだろうなあ。


あれからずっと、哺乳類の動物は飼っていませんでした。
欲しいとも特に思いませんでした。

いつかお別れが来ることをハッキリと知り、
そしてほぼ間違いなく動物たちは自分よりも命が短いということも知り、
悲しい日が来ることを分かっていたことが理由かもしれません。


ミミーが旅立ってから20年ほど経ちました。


あのころのわしのように、子供たちは動物を欲しがり、
そして、わしはネコを飼うことにしました。

いまは毎日ネコと遊びまくり、エサをあげたりトイレを掃除したりなどの
お世話も楽しそうな子供たちですが、いつか、そういうことを面倒に思う
日が来るかもしれません。わしがそうだったように。

※ネコは犬より世話が楽だとは思うけど


そのときは注意しよう。後悔しないように。

子供たちのお願いに応える形で飼い始めたネコです。
家族の一員としてしっかりお世話しないとね。

わしなんて既に疎かになってるので、心を入れ替えねば。
じゃないと懐いてくれないし(笑)。


ちょっと昔のハナシでした。

ではでは






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ガキの頃は犬を飼っていたんだ へのコメント一覧

  1. 1.
    • あなや
    • 2016年11月11日 21:35
    立場もあって書きにくいとは思いますが、グランパスについての話を伺いたいです。闘莉王が昔から大好きでした。
  2. 2.
    • ワコ
    • 2016年11月11日 22:58
    Kさん、こんばんは♪
    Kさんも小さいころ犬を飼っていたのですね。
    私も今まで3匹の犬を飼っていました。
    どの子も最後を娶ってやれなかったのが悔やまれました。
    犬も猫もそれぞれ愛嬌があってかわいいですよね。
    また犬を飼いたくなります。
  3. 3.
    • nottki
    • 2016年11月12日 01:09
    • 5
    Kさん初めまして!こー言うコメントなど本当に素人なので色々失礼があるかと思いますが御容赦下さい。

    犬の話しちょっと涙腺にきました。僕も犬を飼っていて同じ様な思いを経験し、現在子供が2人居ます。まだ4歳と1歳半なので動物を飼いたいとは言いませんが、もう少ししたら言い出すのかな〜。その時は今回のKさんの話を思い出して参考にさせて頂きます!
    僕はKさんの家族話しが好きです。また娘、息子話しを楽しみにしてます!
  4. 4.
    • 名無し
    • 2016年11月12日 08:18
    寿命は大きい方が短いよ
    広い体に血液を送るためにより心臓が頑張ったり(心臓負荷血圧上昇)、成長ホルモンが多めで異物(がん)ができやすいとか色々あるらしい




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