バスケ馬鹿、編集者･Kでございます。
毎回、過去のデータを眺めては
ヨダレを垂らしている、でお馴染みの
この連載、今回が第6弾となります。
平成6年(1994年)は、前回お伝えした通り、
マイケル･ジョーダンのいない1年です。
歴史上最高のスター選手を失い、
少し寂しい1年になったのかと思いきや、
素晴らしい話題もちゃんとありました。
我らが愛するあの作品が、漫画界の頂点を
極めんばかりの輝きを放った年なのです。
エンタメ界の最高峰にバスケットボールが
立ったといえるのかもしれません。
そう、
この年は、漫画「スラムダンク」の人気が
最高点に達した年といっていいでしょう。
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平成6年（1994年）のバスケットボール
漫画「スラムダンク」、
小学館漫画賞受賞！！
単行本初版発行部数が史上1位(当時)に！！
アニメ版の映画公開！！
ゲーム版(SFC、GB等)発売！！
週刊少年ジャンプ最大発行部数号
(※同号発行は95年初頭)の巻頭に！！
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なんということでしょう、この偉業の数々、
ブラボーとしか言いようがありませんね。
日本一の週刊漫画雑誌であるジャンプ誌の
歴史的な号にて巻頭を飾ったとあらば、
つまりは日本一人気のある漫画になった時と
考えていいのではないでしょうか。
実際、単行本の初版部数でも
歴代1位（当時）となったわけですから
(その後「ワンピース」が塗り替えます)。
その歴代1位の数字は21巻〜23巻が記録します。
ちょうど平成6年のことでした。
で、アニメになって、映画にもなって、
さらにはゲームにもなって、大きな賞も獲って、
いやあ、ホント凄い作品だったんだなあ。
この時、わしは高2でした。
そういやこの頃から高校バスケの注目度が
結構上がってきたような気もしますな。
この年のバスケ界は、新しいチカラが
目立ったという印象があるのですが、
高校も例外ではありません。
各大会の決勝カードを見ても、
全国上位の常連以外の校名が目立ちます。
↓
インターハイ決勝
男子：能代×北中城（能代が優勝）
女子：名短×聖和学園（名短が優勝）
ウィンターカップ決勝
男子：大商学園×國學院久我山（大商が優勝）
女子：名短×純心女子（名短が優勝）
前述どおり、ちょうどスラムダンクの
絶頂期とリンクする時期です。
この年の選抜王者・大商学園が、
スラムダンクの大栄学園のモデルであることは
間違いないでしょう。
大商の梶山さんは凄いスコアラーだったなあ。
顔もカッコいいし、大人気だったことでしょう。
そして、総体ファイナリスト､沖縄の北中城は
えらい派手なイエロー（で、ダボダボ）の
ユニフォームに身を包み、アクロバティックな
プレーを連発する、本当に面白いチームでした。
このチームのエースの仲村直人さんは
日本バスケの歴史に残るシューターでしたねえ。
女子では純心女子の永田さんが
やっぱり印象に残っています。
のちの日本代表でもエース格の活躍を見せる
あの永田さんです。高校時代から怪物でしたよ。
大学も同じ。新しいチカラの年です。
日体大・日大の2巨頭体制が終わり、
新たな王者が誕生しています。
この年のインカレを制したのは拓殖大。
エースは、のちの川崎ブレイブサンダースの
ヘッドコーチ、北卓也さんでした。
彼のダブルクラッチは魅せるものがありましたね。
わし、北さんのプレーが大好きでした。
当時の解説者は｢いま日本で一番上手い大学生」と
彼のことを評していましたよ。
と、北さんは翌年も大活躍の場が訪れますが、
それはまた別のハナシということで。
そして、
日本リーグ(93-94シーズン)の記録に目を移すと、
皆さんには馴染みがあるかもしれない名前が
ケッコー出てきます。
男子の優勝はNKKで、
MVPは、エリック･マッカーサー。
ベスト5は、
エリック･マッカーサー (NKK)
塚本清彦 (NKK)
陸川章 (NKK)
後藤敏博 (熊谷組)
外山英明 (熊谷組)
でした。
新人王は、阿部理（NKK）です。
わお、ベスト5に塚本さんの名が！！
どこかのブログに出てくる解説者の方と
同じ名前ですねえ（笑）。
※いや、現実世界でも人気の解説者ですが
そして、陸川さん！！
どこかのブログでは、同名の方が
ユニバ代表の副監督を務めていますねえ（笑）。
※いや、現実世界でも大学界の名将でしたが
女子の王者は、この年もシャンソン化粧品
(もう、ホント強すぎ！！！）。
MVPは「ジェット」こと、加藤貴子で、
ベスト5は4枠をシャンソンが独占。
加藤貴子 (シャンソン)
一乗アキ (シャンソン)
村上睦子 (シャンソン)
柿崎宏江 (シャンソン)
萩原美樹子 (Jエナジー)
前年のウィンターカップで
一躍有名人となった大山妙子(Jエナジー)が
新人王を獲得しています。
うん、
新しいチカラが躍動した年だなあ。
※女子トップリーグは常勝継続だったけど
MVPはやっぱり「スラムダンク」ですね。
ホント凄いよ。凄すぎるよ。
この作品の連載時期に
自分がバスケ部だったこと（補欠だったけど）、
本当に幸せな時間だったんだと思います。
んで、いまもバスケ大好きのオッサンです。
まあ長いコトこの競技にハマってるなあ。
てなわけで、平成6年のハナシでした。
翌年はまたいろんな出来事がありまして、
日本人がアメリカに注目することになります。
お楽しみに〜。
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jungle123
平成6年(1994年)のバスケットボール／｢スラムダンク｣が頂点を極める! へのコメント一覧
そして自分語りで申し訳ないのですがちょうど昨日、大黒摩季さんのライブに行ってきました。
「あなただけ見つめてる」のときには自然と涙が流れていたんですよ。
スラムダンクの凄さを個人的に体感した瞬間でした。
おそらく、平成の高校バスケ決勝では歴代1位になるであろう劇的な結末です。
おおーーっと、そう言われると
期待に応えねば！！
ということで、今度この決勝の記事を書きましょう！！
ぐおっ！！
蛇足だなんてとんでもない、修正します！
凄くやった気がします。ぜひ作ってもらいたいですね。
センターというポジションの概念を変えた男。
と小生は思います。
あんなステップありえねーよ、と。
Ｋさん、ありがとうございます！
自分もこの試合に関してだったら朝まで語れる(笑)
Kさんはそれは語り済みですね！このブログの検索ボックスに「名選手 オラジュワン」と入れてみてください
中学の同級生のお姉さんで一人でバスケやって全中準優勝させたって聞いたことありました
当時はネットとか無くて人伝に聞いた話ですが