(リメイクの経緯はコチラ)
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神奈川×秋田の熱戦が続く会場から
少し歩いた繁華街、
とあるパチンコ店では、
別の「熱戦」が終わっていた。
笑顔で歩いている洋平。
「さすがだな、高宮」
高宮、高笑い。
「はっはっは!! 大漁、大漁!!
神奈川メンバーにジュースでも買ってやるか」
野間が笑う。
「こんなところで勝ち運使ったら、
神奈川負けちまうんじゃんねえか?」
大楠は真顔。
「おいおい、ヘンなこというなよ、チュウ」
「…………。」
ちょっと静かになった4人が
会場に向かって歩いている。
高宮 「マジで買ってってやるか」
途中でコンビニに立ち寄り、
スポーツドリンクを買い込む。
そして会場へ。
洋平たちは、コンビニ袋を両手にぶら下げ
客席に向かっていく。
高宮、桜木を見つけて声をかける。
「おおーい、花道ぃーーーー!!
ジュース買ってきたぞーーー!!
って、お前の分はないけどな」
桜木 「………。」
返事はない。じっとコートを見ている。
高宮 「……?」
(ジュース、欲しいのか)
「お〜い花道、怒るなよ。
冗談だよ。お前にもやるよ」
だが、桜木は黙ってコートを見ている。
「………。」
洋平が桜木の隣に立つ。
少し大きめの声をかける。
「おい、ジュース買ってきたぞ。
飲めよ、俺達のオゴリだ。
俺達っていうか、高宮だけどな」
桜木はやっと気づいた。
「おお、洋平か。サンキュー」
洋平、やれやれといった表情。
「全然気づかねえんだもんな。
さすがに、のめり込んじまったか」
桜木が返す。
「ぬ? 気づかなかっただけだ。
誰がこんな試合にのめり込むか。
この天才のいない神奈川に用はナイ」
洋平 「かわいくねえヤツだな」
桜木軍団はアキ席に移動した。
今度は、安西が桜木に話しかける。
「流川君のプレーをずっと目で
追っているようですね。感心、感心」
桜木 「ぬ?」
少々の反発。
「おいおい、バカなこと言うなよオヤジ。
この天才がなんでキツネを気にしなきゃ
いけないんだ」
安西、ニコリ。
「ほっほっほ。まあ、いいでしょう。
おや、第1クォーターが終わりましたよ」
1stクォーター終了
神奈川 26
秋田 20
かろうじて神奈川がリードを保っている。
神奈川ベンチ。
牧が流川に声をかける。
「絶好調だな、流川。あのダンク以降、
ほとんどお前しか点とってないぜ」
流川、頷く。
「もっと点取れるとみた」
仙道、ニコリ。
「こりゃ頼もしい。第2クォーターも頼むよ」
花形、秋田ベンチに目を向ける。
「まあ、あっちのエースも
絶好調みたいだがな。流川のスティールが
火をつけちまったか。ここから要注意だぞ」
そして、清田。
ベンチに座る三井と宮城の前へ。
「ちょっと、どいてくれよ。
オレ、“試合に出たから”疲れてんだよ。
ベンチに座らせてくれ」
三井&宮城 「……!!!?」
(グッ、この1年坊主…!!!)
そこに高頭の指令が出る。
「神、交代だ。清田と代われ」
清田 「……!!!??」
三井・宮城 「…!?」
食って掛かる清田。
「な、なんでですか、監督!!
第1クォーターの影のMVPと言われる
オレを外すなんて…」
三井&宮城 (誰も言ってねえよ)
高頭、扇子。
「疲れてるんだろ? 清田は」
清田 「な……!!!?」
三井 「確かに『疲れた』って言ってたな」
宮城 「座らないとキツイんだよな」
清田 「う……」
高頭、大笑い。
「はっはっは!! いちいち真に受けるな。
お前はよくやった。これは作戦上の交代だ。
神、第2クォーター、行くぞ」
神 「ハイ」
1stクォーター、
流川のダンク以降は点の取り合いとなった。
流川、沢北によるスーパープレイの連発に、
満員の観客は酔いしれた。
「すげえよ、この試合…。
山王は当然だが、神奈川もすげえ…!!」
「ここからどうなるんだ?
やっぱり、流川と沢北の打ち合いか!?」
「終了間際までもつれるぜ、こりゃ」
神を入れてベスト布陣に戻った神奈川。
序盤の奇策は当たった。
神奈川のリードで1stクォーターを終えた。
ここからはスタメンでがっぷり四つの戦い。
地力を問われることになる。
まもなく試合再開。
続く
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スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(27) リメイク版 へのコメント一覧
仕事頑張ります!!
お盆に更新していただけるとは!
Kさんありがとうございます
毎週楽しみにさせてもらってます!