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  • 2019年11月01日08:33

平成11年(1999年)のバスケットボール/王朝と新時代

どうも!!

八村塁の快進撃に
ドキがムネムネし続けているKです。

もう20点獲るような男になっちゃってるし!!


さてさて、
バスケ界が胸アツなので、わしもバスケの
連載を更新することにします(なんじゃそら)。

ちょっとご無沙汰になってしまっていた、
平成振り返り企画です。

※現在、平成元年〜平成10年まで書いております


今回は平成11年ですね。

前回の締めにも書かせてもらいましたが、
ジョーダンがNBAから去り(2度目の引退)、
田臥君が高校を卒業して渡米、と、
日米において「分かりやすい」スターが
不在となるのがこの年です。


さて、
まずはジョーダンがいなくなったNBAから
振り返ってみますと、、

なんとまあ、大変暗い話題からスタートです。

覚えている方もいらっしゃるでしょう、
「ロックアウト」が実行された年なんですね
(調べてみたら史上三度目だった模様)。

ロックアウトとは「締め出し」という意味です。

物凄くザックリ説明しますと、
企業や団体が、労働者を締め出す、
つまり「働けないようにする」ってことですね。

スポーツの舞台でいえば、
オフィシャルには試合も練習もさせないと。

※因みに、逆に労働者が働くことを拒否するのが
「ストライキ」です。ロックアウトはストライキの
逆バージョンといえば分かりやすいでしょうか


選手たちとリーグが、お金のことで揉めたのです。


これにより、このシーズンはなんと50試合しか
ゲームが行われていません。

普段は82試合ですから、えらい縮小ですよ。

この年は、サンアントニオ・スパーズが
ファイナルを制すのですが、評論家たちが
「アスタリスク付きの優勝」なんて言ってました。

アスタリスクっては「*」のことです。
「※」のように、よく注釈なんかに使われる
記号ですよね。

このシーズンは普段とは試合数が違う、
だから優勝といっても「ただし…」という
説明が必要だと。


まあでも、この年のスパーズ、
メチャクチャ強かったですけどね。

「ミラクル・ニックス」とのファイナルは、
わしが名勝負コラムの第一弾で取り上げる
レベル(栄誉にならん:笑)の名勝負でしたよ。


スプリーウェル、カッコよかったなあ
(一番凄かったのはダンカンだけど)。


ニューヨーク・ニックスの勝ち上がり方と
ファイナルがドラマチックだったおかげで
最後は盛り上がりましたが、
まあNBAにとっては暗い1年だったでしょう。


一方、日本のトップリーグはというと、

こちらは、男女ともに最強王者が盤石の強さで
優勝を果たしております。

男子は4連覇となる、いすゞ自動車。
女子は9連覇(!!)となるシャンソン化粧品。


98-99年シーズンの男子のベスト5はコチラ。

ルシアス・デービス (いすゞ自動車)
佐古賢一 (いすゞ自動車)
北卓也 (東芝)
スティーブ・バード (東芝)
山崎昭史 (松下電器)

MVPは、ルシアス・デービス


おおっと、これはどこかのブログで
「デビちん」と呼ばれているフォワードでは
ないでしょうか??(笑)

ホント、デービスは安定感抜群の、
すっげえいい選手だったからねえ。

佐古さんと共に、このデービスはしばらく
ベスト5に名を連ね続けますよ。


女子のベスト5はコチラです。

永田睦子 (シャンソン)
加藤貴子 (シャンソン)
三木聖美 (シャンソン)
大山妙子 (Jエナジー)
濱口典子 (Jエナジー)

MVPは、永田睦子


永田さんは2年連続のMVPです。
高校バスケ界のスーパースターだった彼女は、
まさに日本を代表するフォワードに育ちました。

↓その高校時代の試合も名勝負!!



NBAが新時代に突入したのとは対照的に
こちらは王朝が続いた年だったと
いっていいでしょう。


では、日本の学生の世界も見て見ましょう。

まずは高校から。

インターハイの優勝チームは
男子:新潟商業(初)
女子:桜花学園

国体は
男子:宮崎
女子:桜花学園

選抜は
男子:仙台(初)
女子:桜花学園

です。

こちらは、男女でちょっと対照的ですね。

女子は桜花が引き続き君臨したのに対し、
男子は新時代突入です。

能代工業の絶対王朝(九冠!)が終わって
最初の年なのですが、夏も冬も初優勝の
チームが誕生しています。

まさに群雄割拠時代に突入です。
能代もこのあと盛り返しますが、
一時期の絶対的な成績からは少しずつ
離れていくことに。うーん、時代ですねえ。


そして、三冠を達成した桜花ですが、
このチームの中心にいたのは、
当時高校2年生の大神雄子でした。

能代の九冠がまぶしすぎて、意外と知られて
いないのですが、彼女も9回の全国大会のうち
7つを制しているバケモンなんですよ。
実際、大人になっても凄かったですよね。


大学に目を移しますと、
インカレはやっぱり日体大(4連覇!!)

インカレ4連覇って、
調べてみたら、史上初のようですよ。


この年は、わしが大学4年生だった年です

96年の振り返り記事から言っておりますが、
わしの学年の凄い奴、こぞって日体大に
進学したんで、メチャクチャ強かったんですよ。

彼らが入学してから4年連続優勝ですから。
ああ、凄い男たちだった。

※あれから20年、彼らのうち何人かは、
いまプロチームで監督になってますねえ
(一番有名なのは、千葉ジェッツの大野監督かな)


こうやって振り返ると、
王朝と新時代が交錯する年だったといえますね。

ジョーダンが去ったNBA、
田臥が卒業した男子高校バスケ界は、
新時代に突入しています。

一方、日本のトップリーグや大学、高校女子は
王朝が続いているということで。


さて、この年のMVPは……、

うーーーーん、難しい…!!!!


明らかに抜きんでた存在がないんですよね。
どうしよっかなあ。


よし、わしと同学年の戦士たちを
称えさせてもらおう!!
(それでいいや、わしのブログだし:笑)


史上初のインカレ4連覇を成し遂げた
日体大で!!!



てなわけで平成11年を振り返ってみました。

次回は平成12年(西暦2000年)、
ついに20世紀が幕を閉じます。

因みに、その年のNBA、
わしの大好きなシーズンでっす!!!
結構、アツく書いちゃうかも…??


ではでは。




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平成11年(1999年)のバスケットボール/王朝と新時代 へのコメント一覧

  1. 1.
    • 13番
    • 2019年11月01日 09:14
    この年のインターハイ男子決勝は鮮明にに覚えてますねw

    新潟商業vs東海大四
    道民の僕としてはTV中継もあったのでビデオ(古いw)録りましたもん

    新潟のシューター木村君も北海道出身で
    試合は競らなかったけど楽しかったの覚えてますわ

  2. 2.
    • ふう
    • 2019年11月01日 20:22
    😬デビちん❣️いましたねー、いすゞに〜ぃ。サコケンさんとハイ確かにベスト5に選ばれてました💪懐かしい😉大神さんも男の子みたいで、口を❓アゴを❓曲げて、ディフェンスにドリブルに、跳びはねてました🏀これも懐かしい❣️あ〜、代々木第二体育館の匂いが懐かしい♥️😆脈絡の無いコメントで失礼しました🙇‍♀️🙏
  3. 3.
    • ひろき
    • 2019年11月02日 04:53
    Kさんの代のスーパースターが集合した日体大はまさに反則級のもの凄さでしたね。自分(Kさんの1歳下)の母校も肉薄はしたのですが・・・

    あの代の選手たちも今はBリーグの監督に。
    千葉の大野さん(愛工大明電)や、島根の鈴木さん(湘南工科大付。浪人して1年遅れで日体大へ)など頑張ってますね。
  4. 4.
    • 長谷川
    • 2019年11月02日 12:20
    ノックオン!




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