JPN 80
DEU 81
沢北が決め、沢北が止め、
そしてまた、沢北が決めた。
日本、わずか45秒間で4点を詰め、1点差に。
道谷《さあ、1点差!!!》
塚本《捕まえましたよ!!!!》
沢北が決め、沢北が止め、
そしてまた、沢北が決めた。
日本、わずか45秒間で4点を詰め、1点差に。
道谷《さあ、1点差!!!》
塚本《捕まえましたよ!!!!》
佐戸《残りのタイムアウトは?》
道谷《日本はふたつ、ドイツはひとつです》
佐戸、ニコリ。
《このひとつの差、大きいかもしれませんよ》
道谷《さあ、逆転へのディフェンスです!》
牧 「止めるぞ!!!!」
「オウ!!!!!」
会場に一体感が戻る。
「「「 ディーーーフェンス!!!!!! 」」」
バンバン!!!!
「「「 ディーーーフェンス!!!!!! 」」」
バンバン!!!!
「「「 ディーーーフェンス!!!!!! 」」」
バンバン!!!!
全員に配られたジャバラ式の
紙メガホンの音と3万の声が会場に響く。
キュキュッ!!!!
赤木、全身全霊のディフェンスが続く。
ノイバウアーにピッタリつき、離さない。
さらに指示も出す。
「13番(バラック)が合わせに動くぞ!!
オフボールの動きも目を離すな!!」
「オウ!!!!!」
バラック 『チッ……!!』
キュキュッ!!!
沢北の連続得点で息を吹き返したかのように
日本の守備の足が動き始める。
ドイツにチャンスを与えない。
「いいぞ、日本!!!!!」
「ディフェンス!! ディフェンス!!!!」
ノイバウアーが叫ぶ。
『11番(神)を狙え!!!』
「オウ!!!!」
キュキュッ!!!
SGのアサモアがローポストに動く。
マッチアップする神を背負うカタチに。
道谷《アサモアが中に陣取りました!!》
塚本《これは神君を狙っていますね!》
ビッ!!
PG・ダイスラーが
そのローポストへボールを入れる。
バッシイイイイ!!!!!!
ダイスラー 『……!!?』
目の前の牧が、
完璧なタイミングでジャンプ。
このボールをカットした。
仙道 「牧さん!!!!」
清田 「うおおおおおーーーーー!!!!」
道谷《牧が獲ったあああーーーー!!!!》
佐戸《ナイス!!!!!!》
牧、ガッツポーズ。
「神の位置は入れやすいと見たか、気を抜いたな。
なぜバウンズパスにしなかった」
(まあ、そのおかげで、俺はカットできたがな)
森尾 「完全に流れは日本だな」
杉山 「全部当たってますね」
そして、日本の攻撃。
残り時間 2分30秒
JPN 80
DEU 81
逆転を賭けた日本の攻撃。
会場は、やはりこの男に期待を寄せる。
「沢北だあああーーーー!!!!!!」
「沢北で行けええええーーーー!!!!!」
牧 「さあ、一本だ! 絶対決める!!」
「オウ!!!!!!」
ダム、ダム……
牧、トップの位置でボールを保持。
キュキュッ!!
両ウィングの位置で、沢北と神が動く。
ドイツディフェンスは、
ポイントを絞り切れない。
『15番(沢北)か…!!?』
『いや、あの11番(神)は空けちゃダメだ』
牧、ニヤリ。
「おいおい、忘れちゃ困るぜ」
ダイスラー 『……!!?』
ダム!!!!!!
牧、自ら仕掛ける。
道谷《行ったあああああーーーー!!!!!》
塚本《牧君だ!!!!!》
天崎 「そうだった…!!!」
(バックコート陣のマッチアップは
もともと日本が勝ってたんだ…!!
神さんの投入でゾーンが歪んだおかげで
またこのカタチに戻った!!!)
荒石 「これは行ける…!!!!」
(ここにきて、牧のオッサンも
乗ってきやがったぜ!!!)
キュキュッ!!!!!
ドイツディフェンスが
フリースローラインあたりで牧を囲う。
その瞬間、
ビッ!!!
牧、ゴール下にボールを出す。
『……!!!!?』
ベースライン沿いを駆け抜ける男に
このボールが渡った。
背番号15。
道谷《沢北に渡ったあああーーーー!!!!》
佐戸《ナイスパーーーッス!!!!》
『やはり、15番か…!!!』
『潰せ!!!!』
キュキュッ!!
ドイツディフェンス、すぐさま反応。
ダン!!!!
沢北が跳ぶ。
『させるか!!!!!』
ドイツの大男たちが襲い掛かる。
スッ
沢北、またもディフェンスを空中でかわす。
「あああああーーーーーー!!!!!」
「ダブルクラーーーーッチ!!!!!」
仙道 「いや…」
ゴール右側から跳んだ沢北、
空中のフェイクで
ドイツのブロックを空振りさせ、
さらに一度逆側に持ち替え、
もうひとりのディフェンスもかわし、
ゴール左側からリバースレイアップ。
バス!!!!!
残り時間 2分18秒
JPN 82
DEU 81
「……!!!!!!!!!」
「こ、これは……!!!!!」
「トリプルクラーーーーーッチ!!!!!!」
道谷《決まったああああーーーー!!!!》
塚本《いやあああああーーー、凄い!!!!》
牧、苦笑い。
「おいおい……」
会場、総立ち。
「止まらねえええええーーーー!!!!!」
「沢北が止まらねええええーーーー!!!!」
弥生 「エースがカギと予想した最後の時間…」
町田 「日本のエースが止まらない!!」
彦一 「行ける!!! 行けるで!!!!」
道谷《日本、逆転ーーーーー!!!!!》
しかし、
ドイツのエースも
ここで黙ってはいなかった。
バス!!!!!
「………!!!!????」
道谷《あああっと、ノイバウアーーー!!!》
塚本《うーーーーん、まだ決めるか…!!!》
ヘルマンとバラックのスクリーンを活用し、
赤木から距離を上手く作り、
ミドルレンジから決めた。
赤木 「クソ……」
牧 「ドンマイドンマイ、いまのはしょうがない」
沢北 「相手、まだ嫌がってますよ!」
赤木 「オウ」
このドイツのオフェンス、
ノイバウアーは1対1では挑まなかった。
ドイツ史上最高の選手と呼ばれる男が、
日本の大学生を相手に1対1を避けた。
残り時間 2分10秒
JPN 82
DEU 83
弥生 「ドイツのエースも返してきた」
中村 「またここから立て直すかも…」
町田、苦笑い。
「日本の波を無理やり止めたような1本だな。
なりふり構わずポジションを取って
撃ってきやがった。しかし、よく決めるぜ…」
弥生 「ここからまたシーソーゲームかも…」
彦一 「1点差……」
残り時間は間もなく2分、
決めるたびにリードが入れ替わる
ラストバトルに突入。
続く
スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(906) へのコメント一覧
今後のライバルストーリーにも期待。
どんな展開になるか、ラストに期待!
沢北爆発
赤木まだまだ体力ある
牧スロースターター
そして
中を固められたときの
キーマン
神がまだいる
そしておとなしすぎる森重
いける日本
牧全開でカッケー‼️沢北もあり得な上手さ❗️ヤバすぎる‼️
最後はやっぱりミラクル三井かな
どうでも良いかもですが、これってノイバウアーは日本語を喋ってることになるのかなと思ったり。笑
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ノイバウアーが叫ぶ。
「11番(神)を狙え!!!」
トリプルクラッチとは…:(;゙゚'ω゚'):
最後の森重に期待
残り時間、あと2分。日本 vs ドイツは1点を争ってシーソーゲームに突入。特に、エースの沢北は、遂に本領を発揮!!
流れ的には、やや日本という感じだが、このままこの5人に託すのか。それとも、残しておいたタイムアウトを使い、更に強気の策に打って出るのか(コートに出ている中で、唯一、存在感が薄くなってしまっている森重が、最後の鍵を握っているような気も…)。
この試合も、いよいよ大詰ですね。
ドイツが沢北を止めるイメージが湧かない!!
米国代表合宿での流川も凄かったけどやはり沢北も凄い!!
ドイツ語で書けっていうの?笑 『』じゃないてことなんだろうけどめんどくさ
御意
ドイツ語の部分は、かぎかっこの形を変えてくれてますよ
日本語「」 ドイツ語『』
沢北も牧もエンジンかかりましたね!トリプルクラッチすげーっ(*^O^*)
他の方のコメにもありましたが森重が大人しいのがやっぱり気になりますよね。「和製ジャック」と称される彼の働きに期待!
でも最後はゴリに勝って欲しい(>_<)
楽しかったです!今週末仕事頑張れそう。いつもありがとうございますm(_ _)m
来週テンション下がる週ですので、是非水曜日も更新をお願いします!笑
と言いながら、Kさん、無理なさらずに。
ダイスラー
アサモア
バラック
ヘルマン
ノイバウワー
の5人(のはず)
牧が、ダイスラーからアサモアへのパスをカットした際、フリングスが驚くシーンがありますね
日本の攻撃開始から得点までの時間が、2分30秒から変わっていません。
あれ試合中に成功するってマイケルジョーダンだぜ??
あのレベルまで到達してねえだろ…
おっと、これはミステイク!
修正しました!
ベンチの選手が驚いても別にいいけど、
まあ、変えときますか。
いい解説ですねえ(いつも)。
塚本さんの横に座りましょう(笑)
沢北 本領発揮ですね🎵
トリプルクラッチとはスゴイ❗さすが日本のエース❣️
牧さんもエンジンがかかったかな(笑)
ゴリも最後まで頑張って❣️
そして少々おとなしい森重…この後動きがあるのか…
しかし、シーソーゲームですね(ドキドキ、ワクワク)
…タイムアウトの残り…ドイツが1…日本が2
これがどんな影響をもたらすか…楽しみです🙌
いやぁ〜トリプルって!
この後の神、森重の活躍も期待しちゃいます!!
最後は・・・赤木のダンクで勝利!にも期待しちゃいますね、やはり。
安西先生が赤木に言った言葉が蘇りました。
当時は高校生離れした身長からきた言葉だと思いました。
作品を振り返ると赤木の一番の凄さはチームの勝利を一番に考えることだと思いました。
山王戦のあの意識の切り替えは歳を取るにつれて凄さがわかります。
泥臭いプレーで相手エースに何度やられてもくらいつく。
出来るようで出来ないです。
赤木、ノイバウアーを止めてくれ
ありがとうございます。
でも、塚本さんの隣に座ったら、“興奮解説”のあおりを受けて、ペースが乱されてしまうでしょうね(苦笑)。
??
そうすれば、流れは完全に日本に来る!!
日本はまだタイムアウトを2つ残しているのも心強いです!選手達!力をすべて出しきり、頑張って下さい✊‼️⤴️⤴️
ワクワク・・・ドキドキです!
ヒー イズ アンビリーバブルやで!!
最近言ってない気がするので、
替わりに言っておきますわら
トリプルクラッチができる人は(試合でも)他にもいますよ。日本人でも。
あと、ジョーダンの凄さの本質って実はそういうところじゃないですからね。トリプルクラッチができたらジョーダンレベルっていうのはどうかな〜。
修正前は「」だったんよ。それをツッこんだだけさ
そのとおりですね。
運動能力だけならジョーダン以上の選手もいますからねえ。
トリプルクラッチはジョーダンと同じとは言わずともそれなりに出来る人は日本にもいるのは事実ですね!
更新ありがとうございます‼
あー、続きが楽しみでならない‼
全く、読めません。
森重が、静かというか...、前半よか存在感が、薄れているのが気になりますが...。
赤木の根性のディフェンスが、実っているのが、個人的に嬉しいです‼
これからも勝ってに考えてみて下さい!
勝ってに楽しませていただきます‼