スポーツ大好き、編集者・Kです。
あ、好きだといっても、
もともと運動神経は並ですし、
もう42歳のオッサンですので、いまはもっぱら、
「やる」よりも、「観る」「教える」ですね。
そんなスポーツ大好きなわしですが、
最近、競技者の進化とともに観戦者の進化も
感じていたります。
先日、福岡第一高校の河村勇輝選手が
Bリーグの舞台で20得点以上を記録するという
驚愕のパフォーマンスを披露したことが話題に
なりましたよね。
あのとき、多くの方が「河村スゲーーー」と
大騒ぎしたわけですが、これ、ちょっと前だと
違うリアクションのほうが多かったかも、
って思うんです。
って思うんです。
そう、
「河村スゲーーー」ではなく
「プロが情けない」というリアクション、
あったかもしれないですよね。
いや、絶対あったでしょうね。言い切れる。
※だって某ブログで大学生の代表チームが
トップリーグの上位チームを破った際、
そんなコメントが幾つもあったし(笑)
やっぱり随分変わったと思うんですよ。
みんなの見方って。
もしその某ブログの物語のなかで、
高校生の選手がトップリーグで
20点獲るようなストーリーを、
たとえば「5年前」に書いていたら…
うん、
「ありえない」「クソ展開」「作者は無知」
みたいなコメントの嵐だったでしょうね。
でも、いまなら違うと思いますよ。
だって、現実に高校生がBリーグで20点
獲っちゃったんですから。
そして、そういう状況を好意的に受け止める
ファンのほうが多くなっているんですから。
田臥勇太、竹内兄弟、富樫勇樹、渡邊雄太、
馬場雄大、そしてもちろん八村塁、
彼らの功績はとてつもなく大きいです。
これまで観る側にとって
「できないこと」「成しえないこと」と
されていた様々なことをクリアした男たち。
彼らが、みんなの常識をドンドン
変えていってくれているんです。
そう、観る側も進化しているんだと思います。
以前、八村塁のNBAドラフト指名の際、
いまの世代のアスリートのマインドについて
書かせてもらいました。
↓
上記の記事にも書いていますが、
朝の情報番組で、ラグビー元日本代表の
大畑さんが言ったんですよ。
「不可能だと思う自分たちの思考が古い」と。
わしは、思うんです。
若い世代が何かを達成したとき、
「達成された側、させた側のレベルが低い」
なんて絶対思わないようにしよう、と。
違うんです。
達成した競技者を褒めるべきなんです。
だから河村選手の活躍をみんなが称えている
この状況はホントに気持ちいいんです。
ちょっと前は、多くの人が言ってたんですよ。
「日本人NBA選手なんて絶対に誕生しない」と。
田臥選手がそれを成し遂げると、今度は
「ガード以外は絶対無理」という意見に。
それがいま、フォワードのポジションに
ふたりもいるわけですよ。
NBAのレベルが下がった?
NO! 日本バスケのレベルが上がったんです。
外国、世界、本場、
そういう存在を、必要以上に雲の上の存在に
する必要はないですよね。
もちろん簡単に手が届く場所ではないのは
事実だけれども、「不可能」だなんてことは
決してないんです。
そこに向かって本気で自分を信じている人間は
ドンドン増えていて、本当に成し遂げる人間も
ドンドン増えている。
確実に時代は変わっているし、
日本人アスリートは進化している、
だから、何か大きなことを成しえたときは
「やられたほうがヘボイ」なんてことはなく、
「やったほうがスゴイ」に違いないんですよ。
…っていう風に考える人が
間違いなく増えていると思います。
河村選手の活躍に対する反応を見て
本当にそう思いました。
やっぱり若い世代に多いのかな、これも。
昔の常識、古い尺度で「無理無理」
なんていうの、面白くないですよね。
いつだって前を向いて。いつだって信じて。
観る側の進化も、
スポーツの進化のひとつだと思っています。
競技者だけでなく、みんな進化するんです。
だから、スポーツは面白い。
これからもみんなで楽しんでいきましょう!
ではでは。
いや、絶対あったでしょうね。言い切れる。
※だって某ブログで大学生の代表チームが
トップリーグの上位チームを破った際、
そんなコメントが幾つもあったし(笑)
やっぱり随分変わったと思うんですよ。
みんなの見方って。
もしその某ブログの物語のなかで、
高校生の選手がトップリーグで
20点獲るようなストーリーを、
たとえば「5年前」に書いていたら…
うん、
「ありえない」「クソ展開」「作者は無知」
みたいなコメントの嵐だったでしょうね。
でも、いまなら違うと思いますよ。
だって、現実に高校生がBリーグで20点
獲っちゃったんですから。
そして、そういう状況を好意的に受け止める
ファンのほうが多くなっているんですから。
田臥勇太、竹内兄弟、富樫勇樹、渡邊雄太、
馬場雄大、そしてもちろん八村塁、
彼らの功績はとてつもなく大きいです。
これまで観る側にとって
「できないこと」「成しえないこと」と
されていた様々なことをクリアした男たち。
彼らが、みんなの常識をドンドン
変えていってくれているんです。
そう、観る側も進化しているんだと思います。
以前、八村塁のNBAドラフト指名の際、
いまの世代のアスリートのマインドについて
書かせてもらいました。
↓
上記の記事にも書いていますが、
朝の情報番組で、ラグビー元日本代表の
大畑さんが言ったんですよ。
「不可能だと思う自分たちの思考が古い」と。
わしは、思うんです。
若い世代が何かを達成したとき、
「達成された側、させた側のレベルが低い」
なんて絶対思わないようにしよう、と。
違うんです。
達成した競技者を褒めるべきなんです。
だから河村選手の活躍をみんなが称えている
この状況はホントに気持ちいいんです。
ちょっと前は、多くの人が言ってたんですよ。
「日本人NBA選手なんて絶対に誕生しない」と。
田臥選手がそれを成し遂げると、今度は
「ガード以外は絶対無理」という意見に。
それがいま、フォワードのポジションに
ふたりもいるわけですよ。
NBAのレベルが下がった?
NO! 日本バスケのレベルが上がったんです。
外国、世界、本場、
そういう存在を、必要以上に雲の上の存在に
する必要はないですよね。
もちろん簡単に手が届く場所ではないのは
事実だけれども、「不可能」だなんてことは
決してないんです。
そこに向かって本気で自分を信じている人間は
ドンドン増えていて、本当に成し遂げる人間も
ドンドン増えている。
確実に時代は変わっているし、
日本人アスリートは進化している、
だから、何か大きなことを成しえたときは
「やられたほうがヘボイ」なんてことはなく、
「やったほうがスゴイ」に違いないんですよ。
…っていう風に考える人が
間違いなく増えていると思います。
河村選手の活躍に対する反応を見て
本当にそう思いました。
やっぱり若い世代に多いのかな、これも。
昔の常識、古い尺度で「無理無理」
なんていうの、面白くないですよね。
いつだって前を向いて。いつだって信じて。
観る側の進化も、
スポーツの進化のひとつだと思っています。
競技者だけでなく、みんな進化するんです。
だから、スポーツは面白い。
これからもみんなで楽しんでいきましょう!
ではでは。

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スポーツを観る側の進化について 〜河村勇輝の活躍より〜 へのコメント一覧
無理だって言うのはいつだってチャレンジしていない人間だと。
選手は進化しているので、観客の目も変わっていかなきゃいけないですね!
社会のシステムが高度化しその中で新しい考え方や手法がどんどん生み出されている。
それらに対応すべく努力しないと、とり残されるだけなんでしょうね。
その子たちを指導(育成)してきた若い指導者たちによるものだと
思うんですよ。(Kさんなどの40代以下の)
一昔前、我々40代が指導を受けていた頃とは明らかに選手への接し方は
変わってきたはず!
その意識改革(革命?)が良い方向に進んでいるのかな?
なので、
若い選手はもちろん、その選手を指導(育成)された指導者の方も
賞賛されてほしいです。
一指導者の端くれとして、選手がそのマインドを持てる選手になれるように日々精進したいものです。
Kさんが指導されている選手は、既に多くがそうなっているのでは?(笑)
正論です。
でも、「無理無理」と決めつける人が多い背景は、過去の実績や自分が見てきたもので判断してる、というだけでもないと思います。
スラムダンクでもありましたよね。
「期待すると辛くなるだろ」という台詞が。
バスケ日本代表がアメリカのドリームチームに勝つとか、サッカー日本代表がW杯優勝するとか、夢を見るのは自由ですが、期待しすぎるといざ負けた時の辛さも倍増しますので、そういう心理が働いてネガティブな見方をするんじゃいでしょうか。
「どうせ負ける」とかわざわざ口に出したりネットに書き込んだりするのは良くないですが、自分は無理めな挑戦の時は「日本が負けても八村には20点くらい取ってほしい」みたいな、満足する水準を低く設定して落ち込まないようにしています。
Kさんみたいに前向きな捉え方が出来れば良いのでしょうが、中々難しいですよね。
10年以上ぶりにコメントします。笑
アメリカではNBAレベルの恐ろしい高校生が毎年何人もいて、彼らは19歳でNBA入りしては当たり前のように即戦力として活躍し、
北京五輪でキッド・CP3・デロンと立派にむやりあっていたルビオは17歳でした。
その辺全く詳しくないのですが、海外では10代からプロデビュー出来る仕組みがあるリーグもありますよね。
河村君は本当に素晴らしい選手ですし、彼の活躍については手放しで称賛したうえで、
逆に「これくらい」のことはもっと早く起きるべきでしたし、これからも珍しいことであってはいけないのではないかと、あくまでも非常にポジティブな意味合いで、そう感じる部分もあります。
成長のカーブの違いもあるので、早ければいいわけでは決してありませんが、そういったところでも、まずは周囲の感覚から、世界基準に近付いていく必要を感じております。
相手するだけ時間の無駄w
はい、その通り!
あのオバチャンのセリフ、わしも大好きです!!
自分を信じる、ってのがカギだと思うんです。
八村君もNBA入りが決まった時、成功の要因を「自分を信じたこと」って言ってましたからね。
人間は日々成長が必要な生き物なんだなあ(しみじみ
YES! 自分を信じることです!!
そういう指導者になりたいですね。
可能性って無限ですからね。特に子供は。
おっと、これはいい意見ですね。
確かにそれはあるかもしれません。
アジアカップ決勝で敗れた後、2019年2月2日にまさにそういう記事を書いてます。
http://blog.livedoor.jp/jungle123/archives/51968613.html
日本も大学卒業前にBリーグに加わる選手が増えていますよね。
環境は進化している最中だと思っています。
で、コレがポイントです。
↓
「アメリカではNBAレベルの恐ろしい高校生が毎年何人もいて」
いままで日本人は勝手に「恐ろしい高校生が何百人もいる」と思ってたんですから。必要以上の神格化、絶対あったんですよね。自ら舞台を遠ざける行為。
かずきさんの「何人もいて」というコメントは、
恐ろしい反面、でも「何人」なんだよね、という進化でもあります!
相手を素直にリスペクトする文化が根付いて来てますよね!(全スポーツ)
Bリーグの特別指定制度は素直に評価したいですね!
ご返信ありがとうございます!
そう、まさに過剰な神格化、というか海外に対するコンプレックスみたいなものが根付いていたのは仰る通りだと思います。
ドラフト上位指名されるような本当の化け物は実際一握りで、D1の大学生が全員NBAレベルなんてことはないし、サイズにしても2mあれば向こうでも十分「デカい」とされるし、日本人でも関東1部の主力級なら普通に通用もする。
これらは10年ほど前から既に、分かっている人は分かっている現実でした。
(全体的なレベルが段違いなのは間違いないにしろ)
田臥勇太が、佐古賢一が、長谷川誠が、今この時代に高校生だったなら、どれだけの活躍をしていたことかと考えてしまいます。
選手個々の実力は、昔から決して負けてはいなかった。
この進化の過程で改めて実感するのは、負けていたのは「感覚」だった、ということですね。
野球もそうですよね!今は投手と外野手の活躍が目立ちますが内野手がもっともっと脚光を浴びる日が来ると思います!(最近のバスケ選手の活躍を見てそう思う!)
日本のスポーツのレベルが上がっていることが誇らしいです!
八村や渡邊、富樫、河村の活躍を見て育つ子供たちがどういうプレーヤーになるのか。考えただけでワクワクしますね。
Kさんがけっこーコメント返してる!
アツくなってるってことかな?
ボクは人にもよると思います!
古き良き時代の巨人ファンがルーキーにポカスカ打たれてたらピッチャーボロカスに叩きますよね?ヤジいれまくりますよね?
海外だってフーリガン暴れてたこともあって。
それはチームを愛してるからであって。
おー!すげー!って言えるのは他人事だからか。
もしくは経験者が自分に重ねてるのか。
時代なのかな?マインドが変わったのかな?
あの時のカレンロバートには夢を見たなぁ(^^;
「達成された側、させた側のレベルが低い」
なんて絶対思わないようにしよう、と。
>違うんです。
達成した競技者を褒めるべきなんです。
『絶対』とか『〜べき』って言うけど、K氏の感覚もまた1つの価値観でしかないんだよね。
若い世代に必要以上に厳しくする事はないんだけど、甘くなる必要もないわけで。
私なら投げ銭の感覚と同じで、応援や期待を込めて若い達成した競技者を褒め称えたい気持ちがある。それも1つの楽しみ方。
でも中堅以上が若手にやられた時に『された側』に愛情や期待を込めて不甲斐ない、情けないと思う事もある。これも1つの楽しみ方。
つまらない事を書いて申し訳ない。皆さんはどんな風に感じたのかしら?
続き含めていつも楽しく読んでます!
今回のほんと同意っす。
頑張った人を素直に賞賛するって大事だよなぁと。負けた方だってやられた方だって、負けたら情けねぇって言われる相手に負けたいわけないんだし。
本田圭佑がW杯で優勝を目指すと言った時に笑う人はいっぱいいたけど、そういう選手を笑わず応援する人がもっと増えることを期待してます。
日本代表できる君達がやるなら優勝目指してよ、トップ目指してよと、途中で挫折したものは思うので。
でも、ほんと漫画なんて越えちゃうスーパーな若者どんどん増えていいっすね!
それによりBリーグのレベルが決して低いわけでわないと認知されてるというか、、、
欧州サッカーで10代の選手が活躍した時も、やられた側をたたくことって、あんま無いの同じ感じですかねー
「宇宙リーグは地球人には無理」
それを証明できるのはほんとは地球人だけなんだ
地球人自身がそう思っているならいつか定説はほんとうになるんだ
誰かが「そんなもんウソだ」といってやらなくちゃ
それがたとえ…ゴル星人でも、地球人だとだましていたとしても
それはそんなに悪いことじゃないよね
僕はこのセリフが頭に浮かびましたー!
河村勇輝の例は大成功ですから。今後も若きスターのチャレンジを後押ししてほしいですね。
いつか来ますよ。みんな進化してますから。
若い世代の「常識」がドンドン上がってますからね。勝手に抱いていた恐怖心がなくなるとやっぱり強いです。いまと昔でマインドの差は相当なものがあると思います。
それはもちろんあるでしょう。でもスペシャルな例ってあるじゃないですか。松坂大輔が高卒新人で最多勝を獲ったとき、とかね。
その試合よく覚えてます。
カレンに光を見ましたね。
そういえば、こういう例って、いい試合はするけど、最後は格上が勝ってるなあ。そのへん、やっぱりプロってことなのかなあ。
そりゃまあ、わしのブログですから(笑)。
そりゃわしの考えを述べますよ。
ここで平たい一般論述べても意味ないしね。
それよく分かります。
自分たちが辿り着けなかった場所にいる彼らは、ホントにその競技の「代表」達ですからね。
リスペクトもあるし、期待もある。信じて応援しますよ、そりゃ。
うーん、もっと素直にシンプルに考えてますけどね。
アイツは凄い、それでいいじゃないか。
なぜ、凄くない設定に持っていく方法をわざわざ考えるんだい、と。
こんな単純な言葉だけど、単純だからこそ響きますよね。自分を信じることって大事。
あれはいいセリフですねえ。
10日後のリハビリのオバチャンといい、ときに世間にグサリと刺さるセリフが出てくるんですよね。
今の人たちのほうがレベルは高い。だけど、同じ条件でやるなら僕も負けないよ
一流という人はこうでなきゃいけない。
はじめてKさんと絡めて嬉しい!
ヤッホー!!
そんなスペシャルな存在じゃなくてもってのが次の目標ですかね!