無類のバスケ好き、編集者・Kです。
今日もKの部屋へようこそ!
今回は「スラムダンクの続きを〜〜」の
あとがきをお送りいたします。
掲題の通り「大学編の序章」です。
前回書かせてもらった海南×山王戦にて
選抜編が幕を閉じ、続く第172話にて、
各校の主力選手の進路を披露しました。
↓
いやあ〜、これは楽しかったですねえ。
わしの妄想が猛烈に超絶にスパークした
日だったことをよく覚えています(笑)。
最初に深体大を考えたんだよなあ、確か。
最強軍団を作りたかったんです。
ぐうの音も出ないような。
これ、モデルはもちろん実際の日体大。
平成コラムの「平成8年(1996年)」でも
書いたのですが、わしの学年(77年度生まれ)って、
全国の凄い奴がみんな日体大に進んだんですよ。
※コチラご参照。
能代の1年生トリオをメインにしていますが
日体大についても触れています
↓
このイメージがかなり強烈でして、
それをフィーチャーしながら考えた部分は
絶対にありましたね。
あとは「BIG3」「三銃士」みたいなのが
カッコよくて、それをやりたかったって面も。
あ、因みにマイアミ・ヒートの
レブロン・ボッシュ・ウェイドのBIG3が
生まれるより、この172話のほうが前なので、
わしが参考にした分かりやすい例は、
シカゴ・ブルズの
ジョーダン・ピッペン・ロッドマンとか、
ダラス・マーベリックスの
ナッシュ・ノヴィツキー・フィンリーとかかなあ。
ということで、牧・諸星・河田雅という
強力なBIG3がここに誕生したわけであります。
その対抗馬として考えたのは、やはり日大。
名前をモジるのが凄く難しかったんだけど、
なんとか「大和大学」という言葉を捻りだし、
ナンバー2の座に設定しました。
いまだと全然印象が違うかもしれませんが、
わしが中学〜高校生の頃は、日体大と日大が
圧倒的な大学界の2強でしたからね。
この構図を再現したかったんです。
ここには山王から松本と野辺、
そして大栄学園から土屋を配置しました。
牧・諸星・河田雅に比べると、華やかさでは
劣るかもしれないけど、これもイイよね。
そして、赤丸急上昇みたいなのも作りたくて
藤真だけ青葉に先んじて置いたんだったかな。
この時点で、神と森重を加える構想は
あったんだと思います(よく覚えてないけど)。
じゃないと、ひとりでポツンと置かないよなあ。
あ、コメント欄に「藤真は青学っぽい」という
意見が沢山来てたのはよく覚えています(笑)。
そして、明利ですね。
赤木と花形のツインタワー。
これはちょっと前から考えてたんですよ。
ああ、でも正確には「ツインタワーをやりたい」
ってんじゃなくて「赤木をPFにしたい」っていう
感じだったかな。
当時のわしは、ちょっと不器用な感じの
地味な汚れ役を一手にこなすタイプのPFが
大好きだったんです。ゴリッゴリの肉体派の。
たとえば
オーティス・ソープ(当時ロケッツ)とか、
チャールズ・オークリー(当時ニックス)とか、
第一次ブルズ王朝のホーレス・グラントとか。
なんつーか、チームの主役じゃないけど
「めっちゃ利いてる(効いてる)」っていう選手。
赤木がそんな選手になったら嬉しいなあ、と
ふんわり思っていたんですよね。なので、4番に。
で、逆にセンターには技巧派を置いたら面白い
だろうということで花形、と。
何かと1番から5番のポジションの概念って
ゴール下に近くなるほどプレイスタイルが狭まる
っていう雰囲気で見る人が多いと思うんだけど
(つまりセンターが一番不器用)、
当時のわしは、器用なほうが5番をやる
スタイルが好きだったんですよね。
あ、だから山王工業の野辺と河田雅とか、
まさにそんな感じで大好きです。
あとは上手いコト散らしていった感じかなあ。
でもね、名前のない他のキャラについても
意外とケッコー考えてるんですよ、これ。
この高校からはこの大学へ進むパターンが多くて、
こういう選手はここに行くんだよなあ、っていう。
当時でいうと、洛南の選手は日大に進んで、
名電や湘南テックの選手は日体大、
能代工業の名ガードは専修大への進学が多い、
みたいな感じでね。
かなり時間かかりましたもん、これ考えるの。
でも、ものすげー楽しかったですけど(笑)。
※まさかこの時に分配したチームが
2020年に再度登場することになるとは、
当時は全然思ってなかったけど(笑)。
ということで、新章の幕開けでございます。
ここから始まる大学編は、いまでも
「あのシリーズが一番好き」という意見を結構
もらったりします。
このあとがきは、ちょびっと高校にも触れた後、
大学編をドンドンお伝えすることになりますんで、
皆さん、引き続きお楽しみくださいな。
ではでは。
↓コメント欄にもワクワクが溢れてるなあ

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「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/大学編の序章(選手の配置) へのコメント一覧
集え!スプラッシュファミリー👪
けど深体大×青葉の戦いでその違和感は完全になくなりました!
久々にまた読みますねー!
こういうのめちゃめちゃロマンありますよね
学年違いの選手、各ポジション、戦術、大学の色(現実世界とのリンク)など、組み合わせを考えるのは楽しいですね。
ちなみに私の好みは、赤木は絶対5番、チームの柱。で、赤木がいるから早い展開よりセットオフェンス得意なチームにしたい。大学なら・・・
PG:深津、SG:三井、SF:渡邉タクヤ、PF:野辺、C:赤木
ベンチ:伊藤(元翔陽)、松本、御子柴、高砂など
地味だけど自分の仕事をキッチリこなす感じで。
ティムダンカンやケビンガーネットはデカイ相手とぶつかり合って怪我するリスクの回避のため、センターでなくパワーフォワードやってたと聞いたことはある、。