本日、第53話更新しました!
04/20 更新!
第53話「新年度が始まった」
4月に入り編集部の新しい1年が始動。
新たなメンバーも加わり……
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第6話 全文掲載
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第06話 1か月が経った
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九門がブログを始めて1か月。
更新記事数は35本になっていた。
つまり、1日1本以上のペースで書いている。
そのうち、ライトノベル「異世界バスケ」は11本。つまり11話。
主人公は既に小学生に戻っており、ダンクシュートが出来ることをみんなに言おうか言うまいか迷っているところ。
主人公は小学生だが頭脳は26歳の大人のため、出来た瞬間に、いわゆる小学生のような大騒ぎをしたりはしない。でも、早く自慢したくてウズウズしているのも事実。そんな心の動きを書くのが九門は楽しかった。
本当にこうなったら、やっぱり見せびらかしたいよな。
てことは、多分これ、読者はちょっとイライラするか。
早くダンクしろよ、だよな。
いや、そのイライラがいいんだよな。あ、それはラノベっぽくないか。
聞いた話じゃサクサク進むのがラノベのスタイルで、いわゆる「悟空ーーー! 早く来てくれーーー!!」ってやつは要らないんだとか。
色々考えながら、たまにニヤッと笑った。
キーボードを叩く手は止まらなかった。
だが、すべてはまだ妄想の域を脱していない。
「異世界バスケ」を読んでいるユーザーは1日あたり約15人しかいないのだから。
読者全員が狙い通りイライラしてくれたとしても、15人。わずか15人。
九門は日々ストーリーを更新するも、読者は全然増えなかった。1か月経っても、1日15人である。やはり小説投稿サイトにすべきだったか、と思いつつ、それでもたまに書き込まれるコメントは九門の心の支えだった。
「この話、面白い!」
「友達にも勧めます!」
1話更新あたり1つか2つしかつかないものの、コメントがもらえるのは嬉しかった。そしてすべてのコメントが好意的な内容であることも、九門に勇気を与えていた。
さらに1か月が過ぎた。
九門の更新ペースは落ちない。「異世界バスケ」は20話を超えた。これといって何もない日でも、なんとかトピックを練りだして日記を書いた。毎日更新を続けた。
ちょっと読者は増えた。現在、1日あたりの読者数は約50といったところ。
サクラは、少し驚いていた。
「飽きっぽい、面倒くさがりな人なのに…」
九門がブログにのめり込み、自分とのコミュニケーションが減っていても、「きっとすぐに飽きる」と、サクラはさして気にしていなかった。時折ムカッとくることはあっても、翌日には忘れて(あげて)いた。
カタカタカタカタ…。
九門はいつもキーボードを叩いている。
飽きる気配はない。
さらに1か月が過ぎた。
カタカタカタカタ…。
今日も九門はキーボードを叩いている。
まだ九門は飽きていなかった。
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【小説】第53話更新 & 第6話全文掲載 へのコメント一覧
はじめの方と最近のところは読みました
途中の彼女うんぬん結婚うんぬんはいわゆる陰キャの人からしたら避けます
彼女と付き合うまでの紆余曲折を嘘でもいいから面白おかしく書いた方が万人受けするのでは?と
釈迦に説法ですが思いました。
コメントありがとうございます!
なるほど、参考になりました。
あのシーンが良かったという声もたくさんいただきましたが、ああいうのが不快な方も同様にいるわけですね。
日々勉強であります!
人それぞれってやつかね。
Kさん、今後も楽しみにしています。
見事にハマりました!
みんなが言ってたことは嘘じゃなかった!
ありがとうございます!
引き続き何卒!!
ありがとうございます!
見方は人次第ですが、精進します!