※この記事はリメイク版です
(元記事はコチラ)
湘北×海南、
海南ボールで後半スタート。
キュキュッ!!!
「後半、湘北はマンツーマンできたか。
牧と宮城のミスマッチがきがかりだな。
流川と宮城のマークを交換した方が
いいようにも見えるが?」
「そうですね。宮城さんなら清田くんの
運動量にもひけをとらない。ミスマッチを
解消するためにも、そっちの方が得策かも…」
安西は見たかったのだ。
湘北のPG・宮城が、牧と戦うところを。
「宮城くん、頑張るんだ。再び全国で戦うなら、
ここで牧君を倒さなければならない。
湘北のPGはキミなんだ」
キュキュッ!!!
「おおおお!!!! 宮城ついていってる!!」
「牧の突破を許さない…!!!!」
ガシィッ!!!
「いて…!!」
宮城が止められた。
「おおおーーーー!!! 速い…!!!」
桜木 「……!!!」
牧 「…!!?」
「いいぞお!! リョーーターー!!」
宮城 「………。」
試合前から考えていた。
(オレは本当にナンバーワンになったのか…。
牧に勝ったか? 藤真に勝ったか?
ビッ!!
スローインからボールは再び牧へ。
「そのつもりならやってやるよ、宮城」
「牧……、ぜってえ止めてやる!」
キュキュッ!!!
「牧!!」
牧の後ろに宮益が来た。
ダム……。
牧は一瞬ドリブルを緩めたが、
宮益にはパスをせず再びカットイン。
宮城 「…!!」
キュキュッ!!!
これも宮城は読んだ。再び喰らい付く。
「おおおお!!!! まだ抜かせねえ!!」
そこに桜木。
「喰らえ!!ゴリ直伝ハエたたき!!!!」
ブロックに跳ぶ。
が、
フェイクだった。高砂は打たない。
キュッ!
ダン!!!!!
高砂 「……!!!?」
「うわあああ!! ブロックだああああ!!!」
ビッ!!!
そして、すかさず宮城へ渡す。
「速攻!!!!!」
ビッ!!
「撃たせん!!!!」
すぐに守備に戻ってきた牧が立ちふさがる。
牧 「なに…!?」
「……!!!!」
「来たあああああああーーーー!!!!!」
ガタッ……。
湘北×海南、
海南ボールで後半スタート。
キュキュッ!!!
湘北はディフェンスをマンツーマンに
切り替えた。
切り替えた。
牧には宮城、宮益には安田、神には三井、
清田には流川、高砂には桜木。
清田には流川、高砂には桜木。
観客席の田岡。
「後半、湘北はマンツーマンできたか。
牧と宮城のミスマッチがきがかりだな。
流川と宮城のマークを交換した方が
いいようにも見えるが?」
彦一が返す。
「そうですね。宮城さんなら清田くんの
運動量にもひけをとらない。ミスマッチを
解消するためにも、そっちの方が得策かも…」
安西も一度はそれを考えた。
だが、やめた。
安西は見たかったのだ。
湘北のPG・宮城が、牧と戦うところを。
そして、牧を倒すところを。
ベンチの安西。
「宮城くん、頑張るんだ。再び全国で戦うなら、
ここで牧君を倒さなければならない。
湘北のPGはキミなんだ」
ダム!!!!
牧が仕掛けた。
キュキュッ!!!
宮城が喰らいつく。抜かせない。
「おおおお!!!! 宮城ついていってる!!」
「牧の突破を許さない…!!!!」
ガシィッ!!!
そこに高砂のスクリーンが入った。
「いて…!!」
宮城が止められた。
牧の前には桜木。
「来いや、ジイ!!」
「来いや、ジイ!!」
ダム!!! キュキュッ!!!
牧、スピンムーブ。
牧、スピンムーブ。
「おおおーーーー!!! 速い…!!!」
桜木 「……!!!」
桜木を抜き去り、レイアップへ。
バシィィ!!!
牧 「…!!?」
レイアップに入る寸前、後ろから宮城がはたいた。
ボールはコートの外へ。
『ピピーーーーッ!!!!』
『白(海南)ボール!!』
「おおおおお!!!!! 宮城!!」
「ただでは抜かせねえ!! 後ろからカット!!」
牧 「宮城…」
宮城 「そう何度もやられねえぜ」
彩子が声をかける。
「いいぞお!! リョーーターー!!」
宮城は彩子の顔を見ず、
小さくガッツポーズをとって見せた。
小さくガッツポーズをとって見せた。
晴子 「あら? なんか反応が…」
(ここで彩子さんにピースでも見せるのが
いつもの宮城さんなのに…)
(ここで彩子さんにピースでも見せるのが
いつもの宮城さんなのに…)
宮城 「………。」
試合前から考えていた。
(オレは本当にナンバーワンになったのか…。
牧に勝ったか? 藤真に勝ったか?
これが最後の勝負なんだ。この選抜で倒す…!)
ビッ!!
スローインからボールは再び牧へ。
「そのつもりならやってやるよ、宮城」
宮城、グッと腰を落とす。
「牧……、ぜってえ止めてやる!」
ダム!!!!!
牧のペネトレイト。
キュキュッ!!!
宮城、方向を読んだ。抜かせない。
「あああ!! 牧が抜けない!!!」
「宮城が牧を止めてる!!」
「牧!!」
牧の後ろに宮益が来た。
ダム……。
牧は一瞬ドリブルを緩めたが、
宮益にはパスをせず再びカットイン。
ダム!!!!!!
宮城 「…!!」
キュキュッ!!!
これも宮城は読んだ。再び喰らい付く。
「おおおお!!!! まだ抜かせねえ!!」
「すげえぞ、宮城!!!」
「チッ…」
牧はインサイドの高砂へパスを出した。
牧はインサイドの高砂へパスを出した。
高砂、ローポストで受け取り、シュートへ。
そこに桜木。
「喰らえ!!ゴリ直伝ハエたたき!!!!」
ブロックに跳ぶ。
が、
フェイクだった。高砂は打たない。
桜木 「……!!?」
「上手い!!! さすが高砂!!」
「ナイスフェイク!!」
「上手い!!! さすが高砂!!」
「ナイスフェイク!!」
キュッ!
桜木のブロックをかわし、
高砂は落ち着いてジャンプシュート。
高砂は落ち着いてジャンプシュート。
しかし、
桜木、再びジャンプ。
桜木、再びジャンプ。
ダン!!!!!
「フンガアアアア!!!!!!!!」
バシイイイイイ!!!!!!!
高砂 「……!!!?」
「うわあああ!! ブロックだああああ!!!」
「これだ!! 桜木は引っかかっても2回跳ぶ!!」
高砂 (しまった…!!)
ボールを拾ったのは流川。
ビッ!!!
そして、すかさず宮城へ渡す。
「速攻!!!!!」
ダム!!!
宮城がドリブルで持ち込む。
宮城がドリブルで持ち込む。
右には流川、左には三井、
そして中央には宮城。
3人が走る。
そして中央には宮城。
3人が走る。
ビッ!!
宮城は流川に出した。
宮城は流川に出した。
流川には清田がつく。
「流川、勝負だ」
「流川、勝負だ」
ビッ!!
流川、ゴール下へパス。
清田 (パス…!?)
そこに走りこんだのは、中央の宮城。
「撃たせん!!!!」
すぐに守備に戻ってきた牧が立ちふさがる。
ビッ!!
宮城はすかさずハイポスト付近にパス。
宮城はすかさずハイポスト付近にパス。
牧 「なに…!?」
そこには
「桜木…!!!!」
桜木、宮城からのボールを受け取り、
ジャンプシュート。
「合宿シューーーーーウッ!!!!!!!」
ジャンプシュート。
「合宿シューーーーーウッ!!!!!!!」
ザシュ!!!
「……!!!!」
「来たあああああああーーーー!!!!!」
「桜木のジャンプシュート!!!!」
「すげえぞ湘北!! 流れるような速攻だ!!!」
「最後は桜木!!! 桜木が決めた!!!」
ガタッ……。
安西、思わず立ち上がる。
「素晴らしい……」
スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(82) リメイク版 へのコメント一覧
情景や雰囲気が伝わりやすくていいですね。