※この記事はリメイク版です
(元記事はコチラ)
『ビビーーーーーーーーー!!!!!!』
ダム、ダム……。
「いまのは、いいタイムアウトだったな。
さっきの勢いのままだと、あるいは湘北が
「本当だ…。神には動揺も感じられたが、
いまはもういつもの表情だ…」
キュキュッ!!!
これに対し桜木がチェックに出るが、
清田は冷静に桜木の背後の高砂へ。
海南の守備をかいくぐり、
ビッ!!!
そして、三井のスリーポイント。
牧 「…!!!!」
「ああっと、再び!!!!!」
「三井のスリーーー!!!!!」
グッ!!!!
清田 「野郎……!!!!」
清田 「……!!!??」
「行くぞ!!!」
宮城が走る。
キュキュッ!!
流川は再び三井にスクリーン。
ビッ!!
「うまい!!」
「海南の裏をかいた!!!」
「させるかああ!!」
清田があわてて後ろからブロックへ。
ビシ!!
なんとかボールに触った
(同時に流川の手も叩いた)。
ギロリ!!
「リバウンド王、桜木!!!!!!!」
キュキュッ!!!!
「……!!!!???」
「うおおお!! 今度は桜木が裏をかいた!!」
「6番の3点だ!!!」
「フリーで撃ったぞ!!」
「桜木!!!」
アウトサイドで、三井と安田が手を挙げた。
キュキュッ!!!!!
高砂 「……!!!?」
『ビビーーーーーーーーー!!!!!!』
タイムアウトが解け、
両軍がコートに戻った。
両軍がコートに戻った。
海南ボールで試合再開。
3rdクォーター 残り2分30秒
湘北 57
海南 58
三井の連続スリーポイントで、
湘北は1点差に詰め寄っている。
湘北は1点差に詰め寄っている。
ダム、ダム……。
牧がゆっくりとボールを運ぶ。
観客席の赤木。
「いまのは、いいタイムアウトだったな。
さっきの勢いのままだと、あるいは湘北が
再びボールを奪い取っていたかもしれん。
だが、タイムで一度流れを切ったことで
だが、タイムで一度流れを切ったことで
海南のメンバーはすでに平常心だ」
木暮が頷く。
「本当だ…。神には動揺も感じられたが、
いまはもういつもの表情だ…」
ダム!!!!!
牧のペネトレイト。
そこから清田へパス。
そこから清田へパス。
キュキュッ!!!
これに対し桜木がチェックに出るが、
清田は冷静に桜木の背後の高砂へ。
バス!!
海南が冷静に攻め、2点を加えた。
海南が冷静に攻め、2点を加えた。
湘北 57
海南 60
桜木がボールを拾う。
「野猿め…、チョコマカ動きおって…」
「野猿め…、チョコマカ動きおって…」
そのボールを三井が受け取る。
「気にするな。すぐに取り返してやる」
「気にするな。すぐに取り返してやる」
宮城がニヤリ。
「へへ、まるでいつもの流川みてえだな」
「へへ、まるでいつもの流川みてえだな」
その流川は、
キュキュッ!!!!
三井にスクリーンをかけた。
普段は攻撃の主役である流川が
三井にスクリーンをかけた。
普段は攻撃の主役である流川が
このオフェンスでは、裏方に回った。
清田 「こ、こいつがスクリーンに…!?」
予想外のスクリーンだったためか、
海南のローテーションは不十分だった。
海南のローテーションは不十分だった。
海南の守備をかいくぐり、
フリーになった三井。
その瞬間にパスを入れる宮城。
その瞬間にパスを入れる宮城。
ビッ!!!
そして、三井のスリーポイント。
牧 「…!!!!」
「ああっと、再び!!!!!」
「三井のスリーーー!!!!!」
安西、ニコリ。
「ふむ、きれいなフォームだ」
「ふむ、きれいなフォームだ」
グッ!!!!
三井、シュートを放った右コブシを握る。
(入った!!!)
(入った!!!)
ザシュ!!!!!!
3rdクォーター 残り2分
湘北 60
3rdクォーター 残り2分
湘北 60
海南 60
「うおおおーーーー!!!!! 三井!!!」
「3本連続!!! また三井のスリー!!!」
「3本連続!!! また三井のスリー!!!」
「同点!!! ついに追いついた!!!!」
清田 「野郎……!!!!」
続く、海南の攻撃。
バッシイイイ!!!!!!
清田 「……!!!??」
「流川!!!!!!」
「清田をブロックだあああ!!!!!」
先ほど清田をフリーにしてしまい、
失点のキッカケを作ってしまった流川。
失点のキッカケを作ってしまった流川。
ここでキッチリ借りを返した。
「行くぞ!!!」
宮城が走る。
キュキュッ!!
流川は再び三井にスクリーン。
しかし、今度は海南も対処する。
すぐさま三井のチェックに入った。
すぐさま三井のチェックに入った。
しかし、
宮城は流川にボールを出す。
ビッ!!
「うまい!!」
「海南の裏をかいた!!!」
宮城、ニヤリ。
「何度も同じこと繰り返すかよ」
「何度も同じこと繰り返すかよ」
流川、ローポストからのジャンプシュート。
「させるかああ!!」
清田があわてて後ろからブロックへ。
ビシ!!
なんとかボールに触った
(同時に流川の手も叩いた)。
ガン!!
ボールはリングで跳ねた。
ギロリ!!
流川、審判をにらむ。
(ファウルじゃねえか!! どあほう)
(ファウルじゃねえか!! どあほう)
その時、審判の前に飛び込んできた影!
バシイイイイイ!!!!!!
「リバウンド王、桜木!!!!!!!」
桜木のリバウンド。再び湘北ボール。
「出たーーーー!!!!!桜木!!!!」
「高い!!! すげえリバウンド!!」
流川が叫ぶ。
「貸せ!!!」
「貸せ!!!」
キュキュッ!!!!
「流川を空けるな!!」
海南ディフェンスが流川を警戒。
海南ディフェンスが流川を警戒。
「フン!」
桜木は逆方向にパスを出した。
「……!!!!???」
そこには安田。
まったくのノーマーク。
まったくのノーマーク。
「うおおお!! 今度は桜木が裏をかいた!!」
「あの桜木が海南を引っ掛けた!!!!!」
水戸 「んなワケね〜だろ」
桜木軍団、ニヤニヤ。
「仲が悪いことが、役に立つこともあんだな」
「仲が悪いことが、役に立つこともあんだな」
桜木ニヤリ!
「天才!」
※本当は流川に渡したくなかっただけ
「天才!」
※本当は流川に渡したくなかっただけ
ビッ!!
安田は思い切ってシュートに行った。
安田は思い切ってシュートに行った。
「6番の3点だ!!!」
「フリーで撃ったぞ!!」
ガン!!!
惜しくもリングに嫌われる。
「入らない…!!!!」
「ああああ、惜しい!!!」
「入らない…!!!!」
「ああああ、惜しい!!!」
桜木が跳ぶ。
「ヤス!!バカモーーーン!!!!!」
「ヤス!!バカモーーーン!!!!!」
海南陣営も飛ぶ。
「リバーーンッ!!!」
「リバーーンッ!!!」
再びリバウンド合戦。
バッシイイイイ!!!!!
取ったのは
「リバウンド王、再び!!!」
桜木だった。
湘北ベンチが立ち上がる。
「すげええ!!!! また取った!!!」
「すげええ!!!! また取った!!!」
安西 「よし!!!」
彩子・晴子 「ス…、スゴイ…」
ドスン!!!
桜木、ゴールを背にして着地。
後方から高砂がマークに。
桜木、ゴールを背にして着地。
後方から高砂がマークに。
「桜木!!!」
アウトサイドで、三井と安田が手を挙げた。
「今度は誰に出す!?」
「三井か!? 6番か!?」
「三井か!? 6番か!?」
流川 (絶対オレじゃね―な)
桜木はどこにもパスをしなかった。
キュキュッ!!!!!
その場で高速ターン。
「桜木スペシャル2号!!!!!!!」
高砂 「……!!!?」
バス!!!!
湘北 62
海南 60
見事に守備を振り切りレイアップを決めた。
「うわあああ!! 桜木が決めたああ!!!!」
「すげええ!! 桜木、あんなのできるのか!!」
高砂、立ち尽くす。
「は、速い……」
「は、速い……」
桜木、高らかに宣言。
「やはり天才!!!!!!」
「やはり天才!!!!!!」
3rdクォーター残りわずかというところで、
湘北が逆転に成功した。
湘北が逆転に成功した。
牧 「なるほど、山王を破ったチームか…」
スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(85) リメイク版 へのコメント一覧
月曜日のジャンプ・ヤンマガと同じくらい楽しみにしてました。
全員が主人公になれる魅力全開ですね。
ところで、流川へパスをし始めたのはいつ頃でしたっけ?三井が引退してからでしたっけ?
もう一度読み返したいので何話辺りからご存知の方いればご教示ください!
最近ふと思ったのですが、改行のタイミング等、リメイク版を書き始めた主旨が忘れられてる様な気がしたので書き込みさせて頂きました。
コメントありがとうございます。
本人としては、「より読みやすく」を念頭に置き、
毎回リライトしているつもりなのですが、
そうなっていないということなら、当方の力不足です。
申し訳ありません。