バスケ狂、編集者・Kです!!
総理大臣も代わるということですので
今日は久々に平成を振り返りましょか
(どういう繋がりがあるんだよ!)。
久々にこのコラムを更新します。
↓
今回は、平成16年。西暦2004年。
アテネ五輪の年ですね。
で、
いつも通り高校から記録を振り返りたいのですが、
この年はね、結構アレコレあるのですよ…。
公式記録は以下の通りです。
総体
男子:北陸
女子:桜花学園
国体
男子:東京都
女子:福岡県
選抜
男子:能代工業
女子:金沢総合
ここで男子の総体結果を見て、
「あれ? 北陸だったっけ?」となる人、
もしかしたらいるかもしれませんね。
これね、
試合自体は、福岡第一が勝ったんですよ。
※因みに「福岡第一 74-71 北陸」でした。
が、その後に留学生の年齢詐称問題が起きて、
随分と後に、優勝の記録が取り消しに
なったんですよね。
※当時のニュース記事はこちら
なので公式記録上、この年の決勝は、
20-0で北陸が勝って優勝したことになっており
準優勝は「該当なし」となっております。
※バスケでは、いわゆる「無効試合」の際に
20-0というスコアが使われるんです
この頃から、高校バスケ界には
アフリカからの留学生が猛威を奮うシーンが
目立つようになりますが、そんななかで、
こんな問題も同時に起きていたんですね。
個人的には、留学生の活躍自体は悪いことだとは
思っておりません。高校生の世代から屈強な
外国人選手と戦うことは、キャリアとしては
決してマイナスではないと思っています。
自分のブログ内の物語でも、留学生を登場させて
いただいておりますし。
だからこそ、こういう問題は
起きてほしくなかったなあ(うーん)。
※真実がよく分からないのも、気持ち悪い…
さて、大学に目を移しますと、
この年のインカレを制したのは、慶応義塾大学。
皆さんもよくご存知の選手が大活躍しております。
竹内公輔選手です。竹内兄弟の兄のほうですね。
このときは2年生なのですが、前年に慶応大を
1部リーグ昇格させ、この年にインカレ制覇と
まあ、脅威の2年生だったのですよ。
平成14年の記事で洛南高校の選抜制覇について
述べた際にも、この兄弟をフィーチャーしましたが
ここから数年、彼らは日本バスケ界の中心に
立つことになります。偉大な双子ですよ、ホント。
そして、トップリーグ(03-04年シーズン)は
男子:アイシン(現・シーホース三河)
女子:ジャパンエナジー(現・JX)
がそれぞれ制しております。
わりと順当だったかな。
因みに、男子のベスト5には、4年連続で
佐古、後藤、折茂の3人が名を連ねております。
いずれの年も残り2人は外国人選手なので、
まあ、紛れもなく「BIG3」でしたね、この3人。
某ブログでもBIG3って呼ばれてたような?(笑)
アイシンでは、ジェイアール・ヘンダーソンも
大活躍しましたよ。
「誰それ?」というそこのアナタ、
のちの「桜木ジェイアール」のことですよ〜。
日本バスケ史に残る名選手ですのでお忘れなく。
NBA制覇は、デトロイト・ピストンズ。
うーん、いまいち思い出にない…。
あとで映像で見返したら、凄くいい試合をしてて
面子的にも「飛びぬけたスター」の活躍じゃなく
チームとしての総合力の素晴らしさで勝ってて、
間違いなく好チームなんだけど、わしの記憶には
ほとんど残っておらず…。
単純にわしがちょっとバスケから遠ざかっていた、
っていうことでもあるんだけどね。
※この頃は格闘技にドップリはまり込んでいた
むしろ、日本人にとってこの年のNBAの一番の
話題は、田臥勇太のデビューだったんじゃないかな。
あれはさすがに日本中が騒いだもんね。
扉を開いたんだよなあ、田臥勇太が。
こうやって振り返ると、
分かりやすいトピックがないなあ。
いつものように「こんな年でした」と
一本芯になるようなテーマもないし…。
MVPを選ぶのもなかなか難しい年だわい。
田臥勇太にしたいところだけど、
それでもまだやっぱり決め手に欠けちゃう感じ。
※そういやこのコラム、毎回その年のMVPを
勝手に決めてたのに、いつの間にかやめてた…
正直、バスケットボールへの関心が
少し薄れていた時期だったかもしれません。
それは、わしが云々ということじゃなく、
世間一般的に。特に、日本のバスケに対しては。
日本人のバスケ熱的には、少々静かだった
時代と言わざるを得ないかも。
が、
翌年、日本に変革が起きます。
「もうひとつのリーグ」が誕生するのです。
それが、その後の色んなストーリーの
始まりでもあるわけでして。
次回、またお話ししましょう。
というところで、今日はこのへんで。
平成16年のバスケットボールでした。
ではでは。
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平成16年(2004年)のバスケットボール/少し静かだった時代 へのコメント一覧
デトロイトの優勝は確かに印象が薄いんですが自分がGMならこんなチーム作りたいですね〜
留学生問題の件、某ライバル校のヘッドコーチは見抜いて指摘していたそうですね。
間違いなく高校生ではないと。でも有耶無耶に。
在学中に散々指摘したのに。
これにはバスケ界の裏の力が働いています。留学生を斡旋する方の力が膨大なので。
僕は逆に高校卒業から6年間バスケから離れた後、復帰して3年目にあたるこの年は週8バスケ+試合をしていました 笑
毎日スカパーでNBAも見て、日本の試合も見てた時期なので人生で一番バスケ漬けだった頃かもしれません。
中でもハミルトン1人を活かす為のBOXフォーメーションは後にも先にも見た事ない特殊なものだったので、当時めちゃくちゃ驚愕してました。
この時期のピストンズとスパーズの試合が一番ディフェンシブで面白かったですし、これ以降NBAもパスフォメーションやコーナー3や、今でいう堅守速攻などが定着したもの凄い変革期だった時期だと思います。
そういう意味で僕の中でのMVPは、リチャードハミルトンとビラップスですね。
そしてファイナルで負けてコービー&シャックの最終年になりました。
この年のピストンズはダブルウォーレスにビラップス、ハミルトン、プリンス今でもスターターは覚えてます。
カチカチのゴール下にスタミナ無尽蔵のハミルトン、手が長いプリンスにクラッチ強いビラップスととてもいいチームでしたね。