また最近、ちょいと忙しい感じになってきた
編集者・Kです。更新滞らないようになんとか
頑張っております。
※こういう時は、書きやすい「あとがき」に限る
今日は(いや、今日から)、
湘北編の湘北×陵南戦を振り返ってまいります。
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いやあ、目次ページが長い…!!
なんと318話に始まったこの試合が終了したのは
363話という…。40話以上も続いた、長い長い
戦いだったのですね。
てことで、ちょっと1回で全部を振り返るのは
難しそうなので、分けていくことにします。
※この試合、語れることがいっぱいあって
1回で終わらせたら勿体ない気もするし(笑)。
さて、
この試合のメンバー構成(319話)ですが、
湘北は、はじめて荒石がスタメンに名を連ねます。
ずいぶん温めたものです。
先に大学編を書いているので、彼が湘北の主力に
なることは分かっているのですが、ここまでずっと
秘密兵器的に(?)温存していたんですよね。
満を持してのスタメンでございます。
ほら、わしって、焦らすのが好きだからさ
(知らんがな、そんなこと)。
一方の陵南は、期待の1年生・高松ではなく、
2年(という設定)の菅平がスタメンに入ります。
新しいチカラを投入した湘北に対し、
陵南は昨年からの継続メンバーで立ち向かいます。
こういうコントラストを描くの、好きです
(意図を汲みとってくれてたら嬉しいなあ)。
あ、
因みに菅平の学年ですが、原作では明かされて
いないですよね。小さなヒントになりそうなのが、
試合中に仙道に「はい」と返事するシーンくらい
だけど、試合中だからなあ、うーん、なんとも。
※なんで2年生にしたんだろう、わし…。
桜木と同じ学年にして、3年生時に戦わせる
つもりでもあったのかなあ(覚えとらんデス)。
この菅平、ジャンプボールでは、
当然のように(スマン!)桜木に負けるのですが、
そこで仙道がイイ感じに声をかけます(319話)。
これは、いつもとちょっと違う感じを
表現したくてね。なんなら読者の皆さんが
少し「陵南寄り」の気持ちになってもいいとすら。
陵南は原作で湘北に敗れてインターハイを
逃してるじゃないですか。あの天才・仙道が
ビッグマッチで敗れるという。
あのとき陵南に感情移入した人って
たくさんいると思うんですよね。
このブログに「リベンジ」を期待する人も
いたんじゃないかって思っています。
ライバルチーム側に気持ちが傾くようなことも
アリだと思うんですよね。
なので、開始早々から湘北絶好調な感じで
進めていきました。
先取点が桜木(320話)で、
その後も流川のループシュート(321話)や
天崎のスティールからの速攻(322話)で
ドンドン得点を奪い、
323話では早くもオールコートマンツーが
飛び出します。
ここらへんは、かなり爽快ですね。
読んでて気持ちいい試合展開だったはず。
※因みに、こういう時って、わしの筆も
物凄い勢いで進んでいきます(笑)。
なんかね、キーボードを叩くスピードが
異常に早くなるんですよ、ラッシュの時って。
この「速攻」と「オールコート・マンツー」は
うまいこと浸透してくれました。
この代の湘北は「みんな身体能力が凄い」のが
ウリでしたので、それが活きる作戦ということで
速攻とオールコートを考えたのですが、
練習試合から強調していった甲斐もあり、
読者の皆さんにも印象が刷り込まれていたように
思うのですよ。
いきなり新技や新戦術が飛び出して
「我々は実はコレが得意だったのだ!」ってのは、
なんかイヤじゃないですか。ムリヤリっぽくて。
だから、コツコツ積み上げましたよ、「印象」を。
読んでくださる方とマインドを一本化するのって
凄く大事だと思うんで。
湘北は開始早々のラッシュで一気に点差を
10点にまで拡げます。そう、この試合は
主役チームが先にリードを奪うパターンです。
これ、書きやすいか、書きにくいかでいうと、
うーん、まあ、やっぱり後者ですね。
やっぱり主役チームが逆襲で追い上げるような
ストーリーのほうが書きやすいですよ。
でも、湘北がリードします。
いよいよ「どうした、陵南がんばれ」的な感じに
なってもらえたのではないかな、と。
そして、当たり前のように、このまま上手く
進むわけはなく、スラムダンク名物(?)の
「落とし穴」がやってくるわけです(326話)。
素人・荒石の存在、
まだ技術面に課題を残す天崎、
そして、同様に桜木もキャリアが浅いという。
全部が全部パーフェクトじゃ面白くない。
どこかに穴がなきゃね。
ってことで、1年生コンビと桜木が少し
欠点をさらけ出し始めます。
田岡、ニヤリですよ。
※スタメンにはじめて1年生をふたり入れた
湘北の像をこういう形でちっちゃく表現
2ndクォーターで新しい流れが来ることを
匂わせながら、1stクォーター終了(327話)です。
で、次は次回にしよっかな。
ではでは。
※たぶん、この試合のあとがき、
次回でもまだ終わらないと思うんで、
次のあとがきに備えていただけるならば、
前半終了くらいまで読み返してもらえれば
大丈夫かなあ、と。
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「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/湘北編/湘北×陵南(1 へのコメント一覧
確か原作に 菅平の設定で学年1年ていう設定あったので間違え無いとは思いますよ!
ワクワクしましたよ👍仰せの通り、読み返しまーす🎶✨
みたいなセリフが原作にありませんでしたっけ
陵南は選手層が薄いイメージついてしまった
桜木流川の良きライバル感がたまらんす。
夏と冬の陵南戦は何度見てもアツくなれます!
なんか素直にすごいなぁ〜と感じました!以上です!笑
1Qだと、流川が仙道からループシュート決めた場面と、仙道を完全に抜きさり福田からバスカン奪ってダンク決めた場面、が印象的でした。
原作時だと、たまに1on1止められながらも強引に仙道から決めてた(要は完全に1on1を制して得点奪ったシーンが少ない)イメージが強かった。それがこのゲームだと普通に1on1制しての得点がある、流川の成長(パスワークだけでなく純粋にOF力向上している)が伝わった描写でとてもよかったです。
湘北編は面白くて好きです!
面倒くさい二人の絡みも面白かったですし、天崎君と荒石君のキャリアの浅さが浮き出たりして、試合展開もどきどきして楽しかったぁ。
桜木とのリバウンドの奪い合いで流川君が怪我して脱線するというアクシデントも乗り越えた成長も大きいですよね。
また読み返してみたくなりました