バスケ大好きっ子、編集者・Kでっす!!
最近、バスケ絡みの仕事を作れないかと
いろいろ考えております(いやマジで)。
燃え上がっているのでコラム書きます
(なんじゃそら:笑)。
はい、平成振り返りコラムです。
これまで16本を書かせてもらっています
(つまり、平成元年から平成16年まで)。
↓
前回は平成16年(2004年)を取り上げました。
「少し静かだった時代」という、なんとも寂しい
タイトルになっておりましたね。
なんとなく全体的にバスケへの興味が
ちょっと薄れつつあった時代な気がします。
ところがそ次の年、
日本のバスケ界に物凄く大きな動きがあります。
もうこの頃ならば、若い世代の皆様も
よく知っている出来事になりますよね。
平成17年、
日本に「bjリーグ」が誕生しました。
ものすごく平たく説明してしまうと、
日本のバスケットボール界に対し
「一体、いつになったらプロ化の動きを
本格化するんだ!! 本当にやる気あんのか!」
と、燃え上がったメンバーにより、
本丸のJBLから独立したプロリーグ設立の
動きが本格化した、というカタチです。
コミッショナーに就いたのは、
現在は解説者としてお馴染みの河内敏光氏。
あれは、本気の動きでしたね。
結果的に、途中で潰れたりしていないですし
(最終的にはBリーグに統合されることになり、
解散したりはしていません)。
そして、あれがなければBリーグの発足は
もっともっと後になったかもしれませんし。
記念すべき開幕戦は平成17年11月5日でした。
おお、つまりちょうど15年前の今日ってことか
(いいタイミングでこの記事を書いたもんだ)。
競技レベルという意味では、JBLのほうが
1枚上だった感は否めないかもしれませんが、
bjリーグのあのエンタテインメント性は、
素晴らしいものがありましたよね。
コートに立てる外国人選手の人数の考え方も
bjリーグのほうが進んでいました。
それらはいまもしっかりBリーグに
引き継がれています。
うん、本当にアレは大事な動きだったんです。
※その後、凄く大変な思いをすることに
なるのですが、もうちょっと未来のハナシ
そうそう、外国人選手といえば、
高校バスケ界でも、その波が本格化
し始めるのが、この頃だったりします。
三大大会の男子の優勝校には、
強力な外国人プレイヤーを擁するチームが
名を連ね始めるんですよね。
総体:
男子=延岡学園(初優勝)
女子=東京成徳大
国体:
男子=東京都
女子=東京都(東京成徳大)
選抜:
男子=福岡第一(初優勝)
女子=中村学園女子
延岡学園はこのへんから一気に有名に
なった感がありますよね。
あとは福岡第一かなあ。
かつて福岡といえば、圧倒的に大濠だったのが
(わしが高三の時は福岡商業が強かったけど)、
いまは「二強」の時代となっています。
なかなか歴史の転換期的な時代だなあ。
そして、大学界、
インカレの覇者は東海大学。
言うまでもありませんね。
竹内兄弟の世代がブイブイ言わせていた
あの時代であります。
学生時は公輔のほうが目立っていたかなあ。
代表のスタメンにも入っていましたからね。
※でも当時から「譲次のほうが器用」と
言われていた気がする
現在のBリーグで「ベテラン」と呼ばれる
選手が大学で活躍していた時代であります。
時が経つのも早いものですな。
あのころ「驚異の大学生」的な扱いだった
彼らがいまはプロのベテランなんですよね。
そして、bjリーグをチラチラと気にしながら
トップリーグの04−05シーズンは、
東芝(現・川崎Bサンダーズ)が制しています。
99年-00年シーズン以来の栄冠。
北と節政のスーパーコンビは強力でした。
特に北卓也は、プレイスタイル的にも
新時代の選手というイメージがありましたよね。
しばらく折茂&後藤というシューター型の
SGが君臨していたこのポジションに
派手なダブルクラッチやダンクで沸かせる
北が台頭したのは、嬉しい動きでした。
あとは、渡邊拓馬かなあ、このポジションで
面白い選手だったのは。
そしてMVPはトム・クラインシュミット。
これまた東芝の選手。凄いシューターでしたよ。
※そういえば、某ブログに
「カレンシュミット」って選手がいますね(笑)
女子の優勝チームはシャンソン化粧品で、
MVPは薮内夏美でした。
薮内さんはわしと同じ学年です。
高校時代から凄かった(彼女は大人になって
随分とキレイになりましたね、そういや)。
そして海の向こうでは、
サンアントニオ・スパーズが優勝しております。
当時のスパーズは「奇数年に優勝する」
ジンクスの最中でして、この年もやっぱりそう。
ダンカンの「負けにくさ」が最高潮に
輝いていたころでございます。
※スパーズずっと強いから、本当にスゴイ!
ピストンズとのファイナルは守備先行の
ゴツゴツしたゲーム展開でしたが、
地味に名勝負だった気がしますね。
※もうちょい接戦が多かったらよかったかな
こうやって振り返ると
この年は「変革期」という言葉がピッタリかな。
bjリーグの開幕、
高校バスケでの外国人選手の活躍、
大学界での竹内世代の躍動、などなど。
現在のBリーグに通ずるさまざまなアクションが
始まった時期だったんですね。
うん、もう15年も前だけど、その全てが
いまに繋がってるんだなあ(しみじみ)。
あ、どうでもいいけど、
この年に「Kの部屋」っていうブログが
誕生しているので、それも忘れないで(笑)。
そんな平成17年のバスケ界でした。
ではでは。

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平成17年(2005年)のバスケットボール/bjリーグ誕生 へのコメント一覧
うわっと、失礼!
修正しました!
bjリーグが無ければ、議論も起こらなかった話ではあるんですよね。
東京五輪という力に助けられた部分もありますが、日本のバスケリーグがオールプロ化されてよかったと心から思います。