2019年の5月、そう、令和のアタマに
「平成のバスケ界を振り返ろう」という
企画を始めた男、編集者・Kでっす!!
が、あれから1年半以上経過したというのに、
まだ全然終わらんです…!!(サボり過ぎた)
もう忘れている人もいるかもしれんので、
一応貼っておきますが、こんなコラムです。
↓
各年の高校や大学の王者、トップリーグの
ベスト5などなど、わりとデータ系も散りばめて
いるという力作なのですが(自分で言うな)、
それだけに、なかなか手間もかかりましてね。
さてさて、
ええーーっと、今回が18回目ですね。
つまり平成18年のプレイバックということです。
あ、このコラム、実はここからわりとラクに
なるんですよね。そう、前年からKの部屋が
始動しているからです!!(キタコレ!!)
自分のブログの過去記事を見ることで、
当時のことを思い出しやすいっていうね。
で、平成18年(2006年)ですが、
もうこの年は分かりやすいですよ。
「世界バスケ」が日本で開催された年ですから。
※当時は「ワールドカップ」ではなく、
「世界選手権」と呼ばれていた時代でして、
通称が「世界バスケ」だったんだよね。
で、地上波でも中継されたので多くの方が
ご覧になったのではないかと思います
で、Kの部屋は、というと…、
おおーー、書いてる、書いてる〜〜〜。
最終戦以外全部の試合を書いてる〜〜。
んで、若いから(わしが)、なんか色々
書き方がムカつく〜(笑)。
↓
と言いつつ、
一旦データ系に話を移しまして、
高校はこんな感じでした。
-----
総体
男子:北陸
女子:桜花学園
国体
男子:福岡
女子:愛知(桜花学園)
選抜
男子:洛南
女子:中村学園女子
-----
男女とも、いろんな校名が並んでいますね。
男子は、夏・秋・冬の王者がすべて別で、
これはちょっと珍しいかもしれません。
いまデータを見返してみると、
当時、北陸には篠山選手がいて
洛南には、辻選手、比江島選手が、
福大大濠には、金丸選手がいた時代でした。
なるほど、このへんの年になると
いまBリーグや日本代表で第一線にいる選手が
高校の大会のデータに登場するんですねえ。
そして、インカレの決勝は、
東海大と慶応義塾大の対決でした。
つまり、竹内兄弟の対決ですね。
※因みに譲次の東海が勝利し、譲次がMVP
その竹内兄弟は、前述の世界バスケにて
大学生ながら日本代表に名を連ねております。
特に公輔は、スタメンでした。彼らがいかに
大きな存在感だったかがよく分かりますね。
トップリーグ(05-06シーズン)の覇者は、
-----
男子:トヨタ自動車
女子:シャンソン化粧品
-----
で、
ベスト5は、
-----
男子:
G/ドロン・パーキンズ (トヨタ自動車) ※MVP
G/ 北卓也 (東芝)
F/ チャールズ・オバノン (トヨタ自動車)
F/ エイドリアン・カスタス (オーエスジー)
C/ ジェラルド・ハニーカット (オーエスジー)
新人王/ 川村卓也(オーエスジー)
女子:
G/ 大神雄子 (JOMO)
G/ 岩村裕美 (日本航空)
F/ 榊原紀子 (トヨタ自動車)
F/ 永田睦子 (シャンソン) ※MVP
C/ 山田久美子 (日立ハイテク)
新人王/ 田淵明日香(デンソー)
-----
となっております。
男子は5人中4人が外国人選手で、
唯一入っている北さんも、日本代表には
選ばれていないので、世界大会の年ながら
代表選手のいない寂しいベスト5に…。
※新人王の川村選手は代表に入ってますけどね
また、前回の等コラムで述べた通り、
この年にbjリーグが最初のシーズンを終えます。
初代王者は大阪でした。
MVPは同クラブのリン・ワシントン。
※そういえば、某ブログの大阪のクラブには
「レン・ワイアット」という選手がいますね(笑)
各カテゴリのデータは上記の感じです。
ドロン・パーキンズはいいガードだったなあ。
彼の印象はすげー強く残っとるわ。
そんなわけで、
話題を戻して、世界選手権ですが、
メンバーはこんな感じでした。
----
4.川村卓也 191/79 1986/04/24 オーエスジー
5.山田大治 200/105 1981/06/08 トヨタ自動車
6.桜井良太 194/75 1983/03/13 トヨタ自動車
7.五十嵐圭 180/67 1980/05/07 日立
8.柏木真介 183/78 1981/12/22 アイシン
9.折茂武彦 190/77 1970/05/14 トヨタ自動車
10.竹内公輔 205/90 1985/01/29 慶應義塾大
11.網野友雄 196/88 1980/09/25 アイシン
12.節政貴弘 180/78 1972/05/19 東芝ブ
13.古田悟 199/95 1971/08/03 トヨタ自動車
14.伊藤俊亮 202/98 1979/06/27 東芝
15.竹内譲次 205/93 1985/01/29 東海大
----
やっぱり最近の代表と比べると全体的に
サイズがないように感じますね
200cmオーバーが4人しかいませんので。
※因みに、2019W杯の日本代表には6人
さらにいうと06年は、スタメンがたしか
五十嵐、折茂、網野、竹内公、古田だったので
200cm台が1人しかいないという。
※2019年は、八村、渡邊、ニックの3人
さすがに13年も経つと、日本代表の水準も
大きく変わったということですね。
そして、大会の成績ですが、
開催国ながら1次ラウンド敗退ということで、
決して満足できるものではありませんでした。
第4戦のニュージーランド戦が痛かったなあ。
前半で相手をわずか20点に抑え、前半終了時点で
18点リードしてたのに、そこから大逆転を浴びて
3点差で負けちゃったんだよなあ。
当時、わしは「分かりやすいエースがいない」
ことを敗北のポイントに挙げていまして
↓
八村塁がいる今なら、随分違ったかもしれない。
確かにそういう面でも、日本代表の模様は
変わってきているのかなあ。
あるいは、このときに田臥勇太がいれば、
なんていう議論も起きたような気も。
いずれにせよ、ここから13年後にNBAドラフト
1巡目1桁順位で指名される日本人が現れるとは、
誰も思っていなかったでしょうね。
日本人NBA選手が現れることは想像できても、
ドラフト1巡目はまあ予想できないでしょうな。
しかも1桁順位だなんて。
※因みに当時八村選手は小学生です(わお!)
サッカーもそうでした。
初めて出場した98年フランスW杯の日本代表で、
海外でプレイしていた選手は「ゼロ人」です。
そこから20年後の2018年には、Jリーグ組が
わずか8人となり、逆に「海外所属が普通」に
なるんですよね。
いずれ日本のバスケ界も、
「代表12人中、日本でプレイしているのは5人」
みたいなことになるかもしれません。
06年の世界選手権を思い出すと、日本バスケ界の
成長も感じられるのです(統一プロリーグが
あるだけでも、物凄く大きな変化!)。
なんてことをしみじみと思いつつ、
平成18年の振り返りでした。
次回は平成19年、またお会いしましょう。
ではでは。
|



平成18年(2006年)のバスケットボール/世界バスケが日本で開催 へのコメント一覧
修正します!
※この間違い、よくやっちゃう
今も現役なんですかねぇ🤔(調べろよ、ですね🤣)
懐かしかったでーす🙇♀️
パーキンズは相当なガードでしたよ。
いまのBリーグも外国籍のバックコート選手がトレンドになりつつありますが、彼はその先駆者だったかもしれませんね。
その頃あまりNBAに関心がなく、「アメリカは強い」っていう感覚の元、案の定圧倒的な強さで圧倒してるのを見せつけられましたが、ギリシャ戦はビックリしました。単調な1on1でしか攻めれずDFもイマイチで流れを作ることができないままで完封されたイメージでした。
全然日本関係ない話でした!
アメリカが無敵っていう時代は終わっちゃいましたからねえ。
持ってますねえ〜。