実はちょっと相撲も好きな男、
編集者・Kでっす！！
本日､1月10日より初場所が始まるということで
大相撲の名勝負をちょっと語ってみたく、
かつてのアツい一番をピックアップしようかと。
今から13年前（そうか､そんなに前なのか…！)､
平成20年(2008年)の初場所、千秋楽結びの一番､
白鵬と朝青龍の取組です。
｢おお、あれか！！」「はいはいはい！！」
となった方、ケッコーいるのでは？
この一番って、かなりインパクトがあったと
思うんですよね。まさに「これぞ大相撲」という
横綱同士の物凄い内容の取組だったので。
あのときの「熱」は動画からも十分に伝わると
思いますよ〜（ホント、凄かったんだよ）。
ということで、
さっそくプレイバックしていきたいのですが、
今回の一番については、この初場所の手前、
バックグランドから振り返ったほうがいいですね。
皆さん、朝青龍というと、ちょっとヤンチャな
イメージがありますよね？
もともとキャラクター的に品行方正な感じでは
決してなかったと思うのですが、
それが決定的になったのが、この場所の前年、
2007年の夏だったのではないでしょうか。
怪我の療養で夏巡業を欠場すると申し出ながら、
なんかスゲー笑顔で楽しそうにサッカーやってる
映像が世に出回っちゃったんですよね。
※因みに、中田ヒデさんが一緒に居た模様
これで、各所が「プッチーン！」ですよ。
特に､“天敵”内館牧子氏が「プッチーン！！」。
まあ、大変なバッシングを受けたりしまして、
朝青龍は謹慎処分を受けてしまったのです。
その間に、同じモンゴル出身の後輩横綱である
白鵬が格を上げていき、年間最多勝も記録します。
かくして、
｢白鵬＝ヒーロー」「朝青龍＝ワルモノ」の
構図が出来上がったのでした。
※いまだと想像しづらいかもしれませんが、
2008年初場所時は確実に上記の構図でした。
とはいえ、朝青龍の強さは誰もが認めるところ
(当時は若干不調の時期も多かったんだけどね)。
ヒーロー・白鵬の優勝に期待はしたいものの、
はたしてみんなの望み通りにいくかどうかは
やってみなけりゃ分かりません。
迎えた初場所、久々に東西の横綱が揃い、
互いに1敗同士で千秋楽を迎えます。
千秋楽、横綱同士の相星決戦で優勝が決まる、
という大相撲で最も面白い展開で結びの一番に。
まあ、これがまた異常な熱気でした。
とりあえず、呼び出しのところから見ましょう。
1分くらいまでかな。もうアツいでしょ？
↓
どれだけこの一番が注目されていたかは
懸賞金の数からも分かります。
そのボリュームを示す懸賞旗の数、
それはそれは、もうハンパねえです。
何本出てくるのよってくらいにズラズラと。
自動的にそのシーンから始まるんでどうぞ。
見届けたら記事に帰ってきてくださいな。
↓
んでまた、「時間いっぱい」になる前に、
立ち上がりそうなくらい、物凄いにらみ合いを
繰り返すわけですよ。
毎回、次がもう時間いっぱいかというくらいの
熱を発します。それはお客さんも同様に。
あまりの熱気のせいで、アナウンサーが
｢まだ時間前です」と視聴者に説明するほど(笑)。
｢まだ時間前です」まで見たら、帰ってきて
くださいな。話を進めますので。
↓
そして、いよいよ時間いっぱい。
ここからは最後まで一気にご覧ください。
歴史に残る大相撲が始まります。
アナウンサーが「さあ時間になりました」と告げ、
館内の熱もお茶の間の熱もマックスに。
ご存知、まわしをパーンと叩く、
あの朝青龍のアクションも飛び出します。
アナウンサーは「決戦です」と表現します。
ぜひご覧ください。
力と力のぶつかり合いです。
意地と意地のぶつかり合いです。
横綱と横綱のぶつかり合いです。
途中の引き付け合いは、大相撲の歴史に残る
名シーンではないでしょうか。
さあ、時間いっぱいから最後までどうぞ！
↓
どうでしたか、この熱狂の一番。
平成の大相撲の中でも屈指の名勝負だったと
思いますよ、これ。
朝青龍と白鵬は、平成の一時代を築いた
偉大な横綱だったのですが、なかでもこれが
このふたりの取組の頂点なんじゃないかなあ。
紛れもなく名勝負です。
こんな風に、男女問わず、年齢も問わず、
少年少女からじいちゃんばあちゃんまで
みんながルールをちゃんと分かっていて、
熱狂的にワーキャー言いながら観るものって、
他にはなかなかないと思うんですよね。
大相撲って、素晴らしいですよね。
てなわけで、今年最初の名勝負コラムでした。
また満員の会場の相撲、観たいなあ。
ではでは。
※ほかの名勝負はコチラから
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jungle123
嗚呼、名勝負(19) 08年初場所千秋楽／白鵬×朝青龍 へのコメント一覧
私は断然朝青龍が好きでした、人間臭いというか😅あのキャラクターが堪らなかったです✨✨
おお、覚えていますか！やっぱり！
朝青龍は、あとから好きになった方も多いみたいですね。
※もちろん当時から好きだった方もたくさんいます
取り上げられてとても嬉しいです(^_-)
ちなみに朝青龍ふあん！！です！
文句なしの名勝負！
おお、やはり！
朝青龍、何か憎めない人です
イエス！名勝負！
いろいろありましたが、人間臭くて、負けん気の塊で
この取組とか、貴乃花とのガチ勝負とかたまにYouTubeで見たくなりますもんｗ
K1で言うとシュルトみたいな感覚なんですかね、白鵬は強いのですがあんまり魅力を感じないです
ああ、人間臭いってのはよくわかりますねえ。
貴ノ花との一番も有名ですよね。
みんな同じ感覚ですねえ。
ヒールだけど人間臭くて、そこがいいっていう。
序盤のがっぷり四つから、お互い足が土俵から離れず、またお互いが下がらず、じりじりと足が土俵を滑るみたいになる所が、一番興奮します。
そう、紛れもなく「勝負」でした！
時間前の睨み合いは、いつでも興奮します。
あの引き付け合いは歴史に残る名場面です！
当時は白鵬がヒーローでしたね。
上手投げが決まった時の沸き方からもよく分かります。
個人的には曙vs貴闘力、曙vs若乃花が好きです
貴闘力と曙のにらみ合いが面白い‼️
睨み合いが好きな人、多いなあ（笑）
横綱同士の力と力、意地と意地のぶつかり合いが相撲に詳しいわけではないこっちまで伝わってくる！
最近は横綱があんまりシャキッとしてないんでまたこういうの見たいなー。
この一番、名勝負、間違い無しです！
貴乃花vs朝青龍、貴乃花復活勝利、からの、朝青龍チキショー！！
オススメですネ^ - ^
この相撲は、過去の横綱同士の一番の中でもトップクラスでありまして、これを基準に比較しちゃうと、ほとんどの取組が低く見えてしまうため、ご注意です。
そうやって素直に感情を見せる人間くささが、朝青龍の魅力だったりするわけですよね。
負けてしまいましたが、朝青龍の意地を見た一番でした。
彼がいなくなって以降の大相撲はあまり見なくなっちゃいました。
ジャンプにおける「ドラゴンボール」や「スラムダンク」のような存在ってことですねえ。