暇つぶしに自分のブログを読み返すことが
ケッコーあるという、やや気持ち悪い男、
編集者・Kでっす!!
電車の中でとか、寝る前の布団の中でとか、
意外と読んじゃったりしますね。
おおよそ「うわあ、この時は下手糞だなあ」って
思っちゃうわけですが、たまに「お、コレわりと
イイ感じに書けてんじゃん」と思うこともあり。
で、そのときは試合以外のエピソードを読むのが
好きだったりします。
というわけで、今日のあとがきは、
こんな部分をプレイバック。
県大会の全試合が終わった後の表彰式です。
↓
この435話は、賛否両論となった(コチラ参照)
海南×陵南戦の終了後となります。
原作の予選後もチラッと描かれた表彰式です。
まあまあいい感じにまとまったかなと思います。
MVPは、当然ながら優勝校の仙道彰。
ベスト5は、
仙道、福田、神、宮城、そして桜木となりました。
流川が決勝リーグの第2戦を欠場してますからね。
あれが、桜木が5人に食い込むためのいい理由に
なっちゃった感じですね。
ただ、桜木が「最優秀選手賞=MVP」ってことを
分かってなかった、っていうエピソードは、
ちょっとやり過ぎたかもしれませんな(笑)。
さすがに、んなわきゃないですよね。
まあ、若き日の編集者・K、ここらでムリヤリでも
お笑いシーンを入れたかったのでしょう。
生温かい目で見てあげてくだされ。
あ、
もう説明するのも恥ずかしいくらいですが、
田岡監督の「勝因は選手。全て彼らの力です」
のコメントは、原作のアレを引っ張ってきたと、
まさにそういうことです。
アレが印象に残っている読者はきっとたくさん
いるだろうから、では「勝ったらこう言うだろう」
っていう妄想もしたくなるじゃないですか。
実はイイ人、っていう素敵な監督であります。
表彰式では「準優勝校4名、前に出てきて」
と言われ、安田たちが躊躇する場面があります。
このへんは、高校生のときバスケ部の補欠だった
わし自身の経験から描いた部分だったかな。
なんかね、試合に勝ったあと
「うおおおーー!! 勝ったあああー!!」って
なっても、たとえば翌日、クラスメートに
「わしは勝ったぞ!」って言いづらいんですよね。
だって、ほとんど試合出てないし…。
もちろん1点も獲ってないし…。
※盛り上げキャラとして、数分出るくらいが
当時のわしのせめてもの見せ場だった。
安田なんかは当時のわしより全然活躍してますが
「チームの代表者出てこい」と言われると、
ちょっと戸惑っちゃうんじゃないかな、って。
で、桜木が「行けよ」と声をかける。
なんか顔が思い浮かぶじゃないですか。
えらそーなんだけど、でも優しさが見える、
何とも言えないニヤリ顔の桜木の顔が。
そして、荒石と天崎がここで活躍。
ああ、よくぞここでイイ感じに喋る奴に
なってくれたもんだ。丁寧に描いた甲斐があった。
赤木、三井、木暮と、
選手としても先輩としても個性たっぷりの
キャラクターが抜けた後の湘北ですからね。
この時点で荒石と天崎のキャラ付けがある程度
できていたのは、大変ラッキーなことでした。
引き続き、働いてもらうぞ、ふたりとも!
というわけで、
この435話をもって「湘北編」が幕を閉じます。
一旦、宮城が3年生になった新たな湘北の姿を
披露できたと思うので、やりたいことは完了で、
ここから新章へ突入ということですな。
次からは全国編です。
これが一番長いんですよね。
試合も沢山ありますしね。
そしてオリジナルキャラを出しまくらないと
試合が描けないという、凄く難しいシリーズ
だったりします。
結果的にのちの乱舞編で活躍する選手が
いっぱい出てくるわけですが、
まあ、それはそれは妄想全開の日々でしたよ。
「あとがき」として初めて披露するハナシも
結構あるかもしれませんね。
ではでは。
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これが「湘北編」の最終話です。
死闘の後の、ゆったりした時間、
久しぶりにご覧くださいな。
↓
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「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/湘北編/県大会の表彰式 へのコメント一覧
って先週のコピーだったりするww
というエピソード、アニメにもあった気がします。
放映当時、ありそう〜と思ったような。
大学編でユニバサードと間違えるのも桜木らしいと思いました。