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  • 2021年03月07日12:30

平成20年(2008年)のバスケットボール/ガードが輝いた年

どーも!!!

普段履きとしてのバッシュにまた興味が
沸き始めている男、編集者・Kでっす!!

若いころはよく履いてたんですよね。
って、基本的にジョーダンばかりでしたが。


昔は仕事中の格好もパーカーとかジャージとか
スポーツ系だったしね。んで、いまはわりと
ジャケパン系が多いのですが、あれはあれで
スニーカーもOKだったりするじゃないですか。

なら、バッシュでもいいでしょ、と。

もちろんエア・ジョーダンは大好きなんだけど、
やはりPUMA好きとしては、せっかくなら
サンプソンシリーズで攻めるべきだろうか。

※あのハイカットのやつ、わりと好きなんだよな。
んでまた、えらい安いし(売れてないのかなあ…)


ということで、
バッシュに興味アリの今日この頃、その勢いで
バスケの記事をお送りします(強引な繋ぎだ)。

実は意外と読まれている、でお馴染みの、
平成振り返りコラムでございます。


※バックナンバーはコチラ






今回は、平成20年(2008年)。


いやあ、もう平成20年まで来ちゃったか。
こりゃもう、わし的には「最近」だよ、最近。

この頃にはもう娘も息子も生まれてるし、
名古屋から離れていまいる埼玉に住んでるし。


という「最近」をプレイバックです(笑)。


結論からいうと、この平成20年は、
「ガード」が輝いた年だったといえるかなと。

各カテゴリで、大きな活躍をした選手が
バックコートに集中してるんですよね。
それをアタマに入れつつご覧くださいませ。


まずはいつも通り高校三大タイトルから。
こんな感じでした。


----

総体:
 男子=延岡学園
 女子=桜花学園

国体:
 男子=京都(洛南)
 女子=東京

選抜:
 男子=洛南
 女子=桜花学園

----


男子は洛南が強さを見せた年なんですが、
このチームのエースだったのは、現在日本代表でも
エース格の男ですよ。そう、比江島であります。

彼は前回の記事でも名前が出ておりますが、
まあ高校時代から凄い奴だったということですな。


因みにこの年の選抜ベスト5に名を連ねている、
現在のBリーガーはというと、名古屋で活躍中の
狩野の名前がありました。お、またガードですね。


あ、ゴメン。高校女子はちょっと違ってて、
こっちはガードじゃなくてインサイドの方が
充実していました。

渡嘉敷や高田が高校生だったのがこの頃でして。
そう聞くと「ああ、その頃ね」となる方、
結構いらっしゃるのではないかしら?
高校の頃から超有名だったもんね、渡嘉敷は。



そして大学界。

インカレ王者は慶応義塾大学でしたが、
今回のコラムの路線でいうと、注目したいのは
得点王に輝いた2年生プレイヤーでしょう。

明治大学の金丸晃輔、その人であります。

彼はここから様々なカテゴリ・大会において、
得点王やシュート成功率1位の座を獲得します。
大学リーグ、ユニバ、社会人と立て続けに。

これまたバックコートの選手ですが、
まあ、日本の歴史に残るスコアラーですよね。



そしてトップリーグもガードがアツい。

男子の覇者は、アイシン精機でした。
現在のシーホース三河ですね。

シーズンMVPは司令塔の柏木であります。
あ、プレイオフのMVPも柏木ですね。

この頃の柏木の存在感は圧倒的でした。
田臥が海外で活動中だったこともあり、
国内リーグではしばらくこの柏木が
最強のガードだったんじゃないかなあと。


※ただ、なぜかベスト5は五十嵐になっている。
なんでMVPがベスト5に入っていないんだ…?

G : 五十嵐圭 (日立)
G : 折茂武彦 (レラカムイ)
F : 竹内譲次 (日立)
F : 竹内公輔 (アイシン)
C : マーキース・エスティル (オーエスジー)


ご覧の通り竹内兄弟が揃ってベスト5にいますが、
この年は、ふたりともルーキーですからね。
まあなんと恐ろしい双子。因みに仲良くふたりで
新人王を獲得しています(珍しく新人王がふたり)。


あ、ビッグトピックスがあった。

この年、女子の王者が富士通なんです。
これ、ケッコーな大事件ですよ。

女子のトップリーグって、89-90年から
ずーーーーーーーーーーーーっと、
現・JX(共同石油、JOMO)とシャンソンの
2チームしか優勝していなかったんですから。

実に20年近く、二強時代が続いていたんです。
そこについにストップがかかったという。

大事件だったよなあ。前回も書きましたが、
この頃は、矢野良子がとにかく凄かった。

といいつつ、
MVPはJOMOの大神なんだけど(どないやねん)。


ベスト5はこんな感じ。

G : 大神雄子 (JOMO)
G : 田中利佳 (JOMO)
F : 矢野良子 (富士通)
F : 三谷藍 (富士通)
C : 濱口典子 (アイシンAW)


そういえばわし、田中の強引な得点力が
大好きだったなあ。

なんかね、1対1からドライブを仕掛けた際、
相手を抜き切る前に、謎のタイミングで
撃って決めちゃうんですよね。

あれは特殊だったなあ。凡人からしたら
ムリヤリ撃っとるように見えて、しかしそれを
バシバシ決めちゃうっていうね(凄かった)。


てことで、
トップリーグのMVPは男女ともPGなんです。

やはりこのカテゴリもガードが輝いたと。


ついでにお伝えすると、
07-08のNBAは、MVPがコービーだったから。

ほら、やっぱりガードじゃないか。


ていうか、
この頃から、強いビッグマンがゴール下に君臨、
みたいなチームは優勝しなくなってるのよね。

08年王者のセルティックスにはKGがいたから
ビッグマンといえばビッグマンだけど、彼は別に
ゴリゴリのインサイド選手じゃないじゃん。

もしかしたら、ティム・ダンカンが最後なのかも。
チームを優勝させた「本格的な」インサイドの
プレイヤーって。

※このあと、ダーク・ノヴィツキーが最強の座に
躍り出るけど、まあゴリゴリのインサイドでは
決してないわな。


その手前はビッグマンの時代だったんだから。

実は、ジョーダンがいない間の覇者ってずっと
インサイドの選手だったんですよ。

具体的にいうと、
オラジュワン、シャック、ダンカンです。

優勝がブルズじゃない年は、ほぼすべて
上記3人の誰かがいるチームが優勝してますから。

バックコート陣に覇権が移ったのって、
意外とここ10年くらいの話だったりするんです。

このシーズンのMVPがコービーなのは、
新しいバスケの時代の幕開けだったのかも。


そっか、
バスケの進化を振り返ると、なかなか面白い
次期だったんだな、この頃って。


そんな、バックコートが輝いた年、
平成20年のハナシでした。



あ、そういや、Kの部屋は毎年のように
天皇杯の記事を書いてるんで、ここで紹介。

平成20年の天皇杯の記事。

このときの編集者・Kは、インサイドの方に
スポットを当ててますね。

※このへん米国と日本の違いかなあ…






てなわけで、今回はこのへんで。

ではでは。



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平成20年(2008年)のバスケットボール/ガードが輝いた年 へのコメント一覧

  1. 1.
    • ジャバー
    • 2021年03月07日 13:36
    2008年ってホントに「最近」ですね(笑)
    たしかにこの頃はまだビッグマンのチームが強かったかもしれません。
    今のスタイルってまさにここ十年の話なんですね。
  2. 2.
    • 名無し
    • 2021年03月07日 13:40
    今やNBAはバックコート陣が主力のチームが大半で、ビッグマンがスリーを撃つのは当たり前ですしね。まあカリーの影響がでかいと思いますが・・・
  3. 3.
    • 編集者・K
    • 2021年03月07日 15:31
    >>1
    気づいたら、センターという概念すらなくなりかけてます(笑)
  4. 4.
    • 編集者・K
    • 2021年03月07日 15:31
    >>2
    カリーは歴史を変えてしまいました。
    バスケが新しいステージに移行しております。
  5. 5.
    • けん
    • 2021年03月07日 15:34
    田中選手の強引な得点力はとても共感しますね(笑)立川選手のスイッチ入った時のディフェンスもエグかった気がします。
  6. 6.
    • Why
    • 2021年03月07日 15:54
    でもやっぱり2Kで最強チームを作ると、マジック・ジャバー・シャック・コービー・レブロンなんだよなー笑
  7. 7.
    • 編集者・K
    • 2021年03月07日 17:30
    >>5
    スリーポイント以外ほとんどタフショットだった印象がありますからね(笑)。わざわざそうしているのかというくらい。
  8. 8.
    • 編集者・K
    • 2021年03月07日 17:31
    >>6
    スリー撃てないのを二人も入れる件。
    でもそんなツインタワーが無敵な件。
  9. 9.
    • Why
    • 2021年03月07日 18:26
    >>8
    Kさんもサンプソンなんて渋すぎですね笑
    サンプソンとオライジュワンのツインタワーが懐かし過ぎ笑
  10. 10.
    • くろくろ
    • 2021年03月07日 18:53
    子育てしてると『』
  11. 11.
    • くろくろ
    • 2021年03月07日 19:01
    >>10

    途中で送信しちゃいました!

    子育てしてると『最近』の概念がおかしくなりますよね。

    子供が産まれた年辺りから『最近』になっちゃいます。

    2008年のバスケ調べたら麻生太郎さんが日本バスケットボール協会会長就任したのがこの年だったんですね。
  12. 12.
    • 編集者・K
    • 2021年03月07日 23:47
    >>9
    いや、正直、現役時のサンプソンはよく知りませんです(苦笑)。
    ただ、いま出てるシューズのシリーズは結構好きでして。
  13. 13.
    • 編集者・K
    • 2021年03月07日 23:48
    >>11
    ああ、そうかもしれないですね。
    わしは子供が小学校に入った頃からは「最近」かなあ。




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