昔のプロレスを振り返る系の書籍を読むのが
大好きな男、編集者・Kでっす!!
猪木&馬場関連が多いけど、やけにUWF系の本も
たくさんありますよね、あのへんのラインナップ。
あ、そういえば今更ながら、アマプラで
「有田と週刊プロレスと」も見始めました。
面白いですねえ、アレ。わしも参加したいわ(笑)。
そんななか、前回「もしも」のコラムにて
こんな話題を取り上げさせてもらったんですよね。
「三沢と武藤が戦っていたら…」
コチラでございます。
↓
なかなかのボリュームのコメントをいただき、
やっぱりこの話題は熱いのだと再認識している
わけですが、総合すると意外やベクトルはわりと
揃いつつあるんですよね。
「完全決着でない幕切れを考える」という方向に。
やっぱり、双方ともこういうビッグマッチでは
どうにも負けるわけにはいかない選手でして、
特に「ギブアップ」なんて絶対NG。
※それをやっちゃったから、Uインターは
終わったとも言えますからね
ドローという手もあるし、何かアレコレやって
反則で終わるという手もある(多いよなあ)。
武藤がムタというもう一つの顔を持つことから、
武藤で負けてムタで勝つ、というシナリオも
(この便利なシステム、忘れてた…!!)。
と言いつつ、
どうしてもどちらかを勝たせるとなった場合は、
どちらかというと「三沢が勝つ」の意見が
多かったように思います。
それは別に「三沢のほうが強いから」というより
そうしないと成立しないから、画にならないから
みたいな感じだったかな。
このへんが、プロレスの面白さなんですよね。
負けた側が輝けるかどうかという考え方。
なるほど、武藤ならば「中身は呑みこんでいたが
記録としては三沢が勝った」みたいな負け方が
できるであろう、と。
三沢敗北の場合は、「負けた」という事実だけが
残り、互いに輝く結果に持っていきづらいのだと。
さてさて、
この議論の中でちょっと面白かったのが
「フィニッシュのパターン的に武藤」との意見。
理由はシンプル。
「フランケンシュタイナーがあるから」です。
この勝負、アレコレ細かく言うのは野暮なので
そこは割愛しますが「実際にどっちが強いのかは
よく分からない」というカタチ、あるいは
「負けた側のほうが強かった」と思われるカタチで
終わらせることが大事になりそうです。
※普通なら「そんなのはダメだ」と言われますが、
このふたりのプロレスにおいては、違うんです
その際、丸め込み系の技はポイントになります。
たとえば、三沢がエメラルドフロウジョンで
完膚なきまでに3カウントフォールを奪ったり、
武藤がムーンサルトプレスで息の根を止める
なんてことになったら、明らかに片方の勝ちと
印象付けられてしまい、敗者側の団体全体にも
大きなダメージが残ってしまいます。
※そうなったのが、Uインターでしたよね
そこで、丸め込み技です。
プロレス界のアレコレについて詳しい方は
ご存じかもしれません、「クイック」という
決着方法です。
これは、一瞬のスキをついた丸め込み技などが
決まり、カウント3ギリギリで返したようにも
見えたが、レフェリーは3つマットを叩いた、
みたいな終わり方です。
見る側からすると「返しただろ!」と憤慨する
カタチなのですが、それはつまり「本当に負けた
わけではない」とも捉えられるるわけでして、
格上側が負ける際のダメージが浅いパターンと
考えられます。
三沢と武藤で考えた場合、これが成り立つのは、
武藤のフランケンシュタイナーだという意見が
あったんですよね。
いやあ、なるほどなあ。
面白いコメントがたくさん来るもんだなあ。
皆さん、いかがでしょう。
そんな観点で再度妄想してみませんか?
ある種、実力差が不透明なままで終わるための
フィニッシュパターンを考えるという妄想。
パーフェクトな終わり方、ご意見ください!
よろしくメカゴジラ!!
あ、
せっかくなので、涙モノの映像貼っときます。
ゲームソフトのプロモVTRですね。
こんなんでも、涙出そうですねえ。
↓

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スポーツの「もしも」/三沢と武藤が戦っていたら…(その2) へのコメント一覧
ハンセンを倒した回転エビ固めなんてどうでしょう?
その中で武藤の強さも見せようと思うと一度三沢が負けたようなアングルが必要だと思います。
となるとシャイニングウィザードしかないですね。試合途中のシャイニングで一度失神するとかどうでしょうか。そこでフォールすれば終わっていたのに武藤はそうしない。
そして三沢が巻き返して三沢が勝ち。
Kさんもご存じでうれしかったです
さて、不透明決着の完全フィニッシュですが、フランケンにしろ丸め込みにしろ、フォールが入っちゃうのはやっぱりつらいな〜
なら乱入でうやむやに終わるのが見てる側はいやですが、いいいのかもしれませんね。
やっぱりムタの毒霧反則で三沢の反則勝ちかな
すっきりしなくてすいません
ちなみに映像はエメフロで終わるんですね。
それを三沢が主張したのかもと思うと、やはりこの試合が実現したら三沢は勝ちを譲らない気がしますね。
2000年代以降ってリングアウトがほとんどないのが辛いところ。一番いいフィニッシュだったかもしれないのに。
三沢が勝者の場合は、ランニングエルボーだと思います
一瞬記憶が飛んだ的なところでしょうか
武藤は、負けたとき結構すぐ起きてササッとリングから降りることが多いですからね
俺負けてねぇよ的な
そんな展開も面白いですね
強いて決着をつけるなら
以前kさんが書いていたと思うんですが武藤は“技の発明”という類まれなる才能があり、この点においては三沢を大きく上回っているのは間違いないと思います。(三沢ができないという意味ではないですよ。)
実現していたら間違いなく伝説になっていた一戦ですから、追い詰められた武藤が誰も見たことのない技を閃き、一瞬のスキをついての逆転勝ちなんていう少年漫画のような展開はいかがでしょう。
あー、ありましたねえ。
でも、ちょっとギコちなかったかと(笑)
一度失神はあるかもしれません。
猪木×天龍でもありましたからねえ。
映像、いいですよね!
フォールを入れないとなると、そっちに行っちゃいますねえ(笑)
両リン…!
それか…!!
※たしかに最近全然見ないけど
エルボーで終わると、完勝っぽくないかなあ。
ただ、サッと降りる作戦は使えそうですね!
三沢の60分は想像つくけど、武藤がそれに付き合ったら、なかなかビックリですねえ。
完全ヒールに徹したムタ
ノアでの興行
試合までに何度かの襲撃
試合もパイプ椅子、鉄パイプ、毒霧
など、外敵ヒールとして徹した試合運び
この状況下なら
逆転のエメラルドフロウジョンで
三沢がピンフォールをとって勝利
で新日、ノア共に納得ではないでしょうか?
皆が見たい三沢、武藤の名勝負には
ならないかもしれませんが
エンターテイメントとして最高の試合になる
期待感がもてます
名勝負も勿論大事ですが、
プロレスとしてのエンタメも同じくらい大事だと
僕は思うのです。
毒霧を浴びて全身緑の三沢、、、
名勝負ではなく名場面が生まれると思いませんか?
長文失礼いたしました
勝ち負けを超越した最高のドローで。
シャイニングウィザードとランニングエルボー。
足4の字とフェイスロック。
ムーンサルトとダイビングボディプレス。
フランケンシュタイナーとエメラルドフロウジョン。
プロレスラヴと汗飛ばしポーズ。
天才的な二人は、相手の技も繰り出すのでしょう。
見たかった。
でも、おそらく最高潮は入場シーンでしょう(笑)