死ぬほど目がかゆくて腹が立つ毎日の
編集者・Kでっす!(あー、ホントに嫌だ)
そんな日々ですので、せめて「あとがき」は
朗らかなやつでいきましょう(何のこっちゃ)。
今日は、ふたつの「合宿」について。
赤木家でのテスト前合宿
↓
陵南高校とのインターハイ前合宿
↓
これは、原作の流れをちゃんと踏襲したいという
考えからの展開となりますね。
前年に追試を受けた男たちが今年は全員OKって
ちょっと不自然ですし、あれはあれで印象的な
シーンでしたからね。折角なら妄想したい。
そして、常誠高校との合宿も同様です。
ああやって他の高校と切磋琢磨して最後の強化に
臨むのも面白い。これもぜひ妄想したい。
赤木家のお勉強合宿では、これまた荒石が
活躍しました。彼を「勉強ができる奴」という
設定にさせてもらったので。
これはどうやら意外だったようで、コメント欄に
わりとリアクションが来ました。
普通の「ヤンチャな奴」にはしたくなくてね。
荒石は、バスケでは地味な役割が好きだったり、
荒っぽいくせに、実は冷静なセリフが多かったり、
一風変わった悪ガキに設定しています。
これが非常に上手いこと機能してくれるんです。
※観客席にいる時なんて、ホント大活躍(笑)
思い切って勉強はトップレベルにしちゃいました。
あ、たぶん当時のわしには「学力でも明利大学に
入れるレベル」にしておきたいという思惑も
あったんじゃないかと思います。
そうしといたほうが、あとでどんなストーリーに
なったとしても、安心できるので。
はたして勉強合宿ではいいエッセンスになりました。
荒石、いつもありがとう!助かるよ!(笑)
続いて、
陵南との合同練習です。
これは、インターハイ前に、もう一つの主役を
作っておきたいという狙いがありましたね。
読む側が感情移入できるチームが複数あると
物語の展開が拡がりますので。
原作の陵南って、そんな部分あるじゃないですか。
田岡監督と魚住のやり取りとか、福田の復活劇の
流れとか。ああいうのが好きで、このブログでも
しっかり妄想していきたかったんです。
読者のみんなにとって、応援すべきチームが
湘北と陵南になるようにしたかった。
そうすれば原作キャラクターの少ない全国大会も
ある程度のバリエーションを作れそうだぞ、と。
宮城の挨拶がやけに長いこととか、
仙道の握手をやっぱり流川が弾いたりとか、
キャラクターを生かした小ネタも入れられたし、
両軍とも機が熟した感じになり、
来たるべき本番への盛り上げは整ったかなと。
次回から、今度こそインターハイスタートです。
長い長い全国編の本番開始ですね。
あとがきもたくさん書いていくことになると
思いますので、引き続きおつきあいくださいな。
よろしくメカゴジラ!!
ではでは。
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■2つの合宿プレイバック
・赤木家でのテスト前合宿
↓
・陵南高校とのインターハイ前合宿
↓
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「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/ふたつの「合宿」 へのコメント一覧
Kさんの文才に感服致します
見たことない荒石や天崎の顔が浮かぶのが凄い
これからも頑張って下さい!
見る限りだと賢そうですが、果たして須形は優秀なんでしょうか…笑
そうそう荒石が勉強できるのにはびっくりした記憶があります。
てっきり赤点グループだと思っていました。
それに努力家でもあるのにもびっくりしました。
見た目や口調とは反対に冷静な場面がよくありますよね。
流川君が肩を痛めた時も、慌てることなく冷静に脱臼ではないと判断しましたよね。
湘北らしいいいキャラで、流川君の次にお気に入りかもです