バスケ馬鹿、編集者・Kでっす!!
不定期更新で、「平成を振り返る」っていう
コラムをやらせていただいております。
こんなのです。これまで20本書いてます。
↓
今回は平成21年なのですが、記録を見返すと
「世代交代」が促された年だったように思います。
いろんな「初」が出てきます。
それはわりと「現代バスケ」の始まりのような
雰囲気もあり。ちょっと感慨深いです。
まずは高校の記録から確認してみましょう。
----
総体:
男子=福岡第一
女子=桜花学園
国体:
男子=京都(洛南)
女子=愛知(桜花学園)
選抜:
男子=明成
女子=桜花学園
----
これ、いまでも不自然じゃない顔触れですよね。
福岡第一や明成(現・仙台大附明成)が
男子の大会を制し、女子は桜花学園(三冠!)。
若いファンにも見慣れた校名が並んでいますが、
福岡第一が初めてインターハイを制した年、
明成が初めて選抜を制した年が、ここなのです。
男子バスケといえば、しばらくの間、
能代や洛南、北陸、大濠あたりが強豪として
名を馳せていましたが、新たな名門が続々と
誕生したのが、この時代だったわけですね。
※あ、でもインカレは日大が久々の復権を
果たしていたりして、大学のほうは新時代の
感じじゃないかもしれんです
※因みに、このときの日大のガードは、
当時3年生の篠山ですよ(うーん、時代!!)
続いてトップリーグを見てみましょう。
男子の王者は、アイシン。
MVPは、そのアイシンの竹内公輔です。
公輔はデビュー2年目でもうMVP、おそろしや。
そして、ベスト5はこんな感じです。
G : 田臥勇太 (リンク栃木)
G : 川村卓也 (リンク栃木)
F : 竹内譲次 (日立)
F : 竹内公輔 (アイシン)
C : 青野文彦 (パナソニック)
おおおおおーーーー!! 日本人しかいない!!
こんな年、あったんだ…!!(知らんかった)
この5人、なんかいいですね。
史上初のNBAプレイヤーが司令塔にいて、
新鋭のオフェンスマシーンを2番に置き、
若き双子のビッグマンがフォワードに入り、
センターには210cmの日本人センター。
で、
これは世代交代感が結構あるなあ、と思っていて
これまで名を連ねていた折茂さん世代や、
屈強な外国人がベスト5に入っていないっていう。
なんつーか「ちょっと前のベスト5」っていう
感じしません? もう古臭くないというか。
女子のほうは、
いつもどおりJOMOがリーグを制していますが、
ベスト5はやっぱり新しい感じ。
G : 大神雄子 (JOMO)
G : 池住美穂 (シャンソン)
F : 榊原紀子 (トヨタ自動車)
F : 池田麻美 (トヨタ自動車)
C : 小磯典子 (アイシンAW)
山田、永田のような、これまでの常連が
姿を消しているんですよね。
因みにこの年の新人王は高田真希です。
現代ファンにはお馴染みの選手ですね。
いまやベテランである彼女のルーキー時代が、
この平成21年だったということになります。
うん、
見れば見るほど、いろんな記録が「いまっぽく」
なっていますね。まさしく世代交代の時。
ついでに海の向こうの記録も確認してみますと、
NBAファイナルを制したのは、LA.レイカーズで
MVPは当時クリーブランドのレブロンでした。
オールNBA1stチームは、こんな感じでして、
うん「ちょっと前の5人」って感じですね。
ダーク・ノビツキー (DAL)
レブロン・ジェームズ (CLE)
ドワイト・ハワード (ORL)
ドウェイン・ウェイド (MIA)
コービー・ブライアント (LAL)
※まあ、レブロンはいまでも第一線ですが
そんなわけで、
このコラム、ドンドン「懐かしくない」感じに
なってきているともいえるわけですが(笑)、
気が向いたらまた更新したいと思います。
てなわけで、
引き続き、よろしくメカゴジラ!!
ではでは。

![]() |
平成21年(2009年)のバスケットボール/世代交代の時 へのコメント一覧
浜口さん→小磯さんでした!
修正しました!
ありがとうございます!
回を追うごとに、
だんだん「懐かしくなくなって」きてますが(笑)、
頑張って完走したいと思っております!