今日のあとがきは、
全国編の「湘北×北野坂」の一戦です。
前回の記事では、試合前のアレコレを
振り返りましたが、北野坂の選手って、
なんとも爽やかな奴らなんですよね。
結果、この試合も我がブログ史上屈指の
爽やかなゲームになったと思っています。
全11話、サイズ的にも爽やか(笑)。
読み返しやすい、いいゲームですな。
↓
では、まずは北野坂のメンバーの謎解きを
しておきましょうか。
北野坂は、こんな面子でございます。
↓
G/5.望月成輝(3年/175cm/65kg)
G/9.斎藤了次(3年/180cm/68kg)
F/4.椎間伸宏(3年/186cm/81kg)
F/6.横須賀 晃(3年/187cm/79kg)
C/10.樋口義弘(2年/198cm/85kg)
樋口君については、前回の記事にて
モデルが誰なのか説明させてもらったので、
今日は残りの4人について説明を。
って、コメント欄を見返してみると、
分かった人は多かったみたいでしたけどね。
はい、プロレス団体「ドラゴンゲート」の
選手の名前なんですね。
わしが、このブログでオリジナルキャラに
プロレスラーの名前を使うのは、よくある
パターンなのですが、神戸でプロレスといえば
ドラゲーじゃないですか。
当時のエースはCIMA(シーマ)選手だったので
この北野坂もキャプテンの名を椎間(シイマ)
とさせてもらった次第です。
この「シーマ」という名が、北野坂メンバーの
名前の由来がドラゲーだということに気づく
最大のヒントだったんじゃないかな。
あと、性格がいいせいか、わりと人気もあって
大学編での再登場は、みんなに喜ばれましたね
(こちらご参照)。みんな、彼を覚えてくれてて
ありがとう。あれはわしも嬉しかったです。
さてさて、
この試合も、これまでの様々なゲームと同様、
湘北が勝つのは、ケッコー読めたんじゃないかと
思っています。
山王だったり名朋だったり、この総体でみんなが
望むであろう大勝負ってのは幾つかありまして、
その手前で負けるのは、ちょっと読者の皆様を
裏切り過ぎってものですよね。
となると、なんらかテーマが必要です。
ただ湘北が順当に勝つところを描いても、
なにも生まれやしませんから。
この試合のテーマは、ズバリ「桜木と流川」。
往年の人気アニメ「トムとジェリー」の
歌のなかに「仲良くケンカしな」という
歌詞がありますが、この桜木と流川の関係は
まさにそれですよね。
そんなふたりの関係を表現したいってのが
このゲームのテーマでした。
※実際、試合前の雰囲気も完全に
「仲良くケンカ」状態でしたしね
猛烈に爽やかで、まったくもって憎き相手じゃない
北野坂は、そのゲームに打ってつけだったかと。
湘北内のストーリーにフィーチャーしやすかった
部分はありますよね。
桜木と流川は、練習後に1on1の勝負を
ずっと続けてきました。
桜木にとって最高の対戦相手であることは勿論、
流川にも得るものがある勝負でした。
それは桜木の「パワー」です。
この試合では、流川がその成果を披露します。
相手がレスラー的な体格の選手なので、
これまた披露の場として打ってつけでした。
今後彼が世界でも戦える選手を目指すならば
フィジカルの強化は避けられませんからね。
そういう布石は、ドンドン打っておかないと。
未来に流川は「USA編」のなかで体格的にも
成長した姿を見せるのですが、このへんから
そのニオイはさせておいたわけです。
※って、その布石を書いていたのは
USA編より9年も前なんだな…(長い)
一方の桜木は、樋口との勝負の中で
「樋口よりルカワのほうが上」と認めることで、
大きな活躍を見せることになります。
うーん、「仲良くケンカ」だね、ホントに。
いま見返してみると、ずっと桜木&流川を中心に
進んでるんですね、この試合。
樋口は大学編で深体大のメンバーとして
活躍しますから、彼が全国屈指のレベルである
という前提は読者の中にあったと思います。
そこに対して、桜木が成長を見せるというのは、
すごく分かりやすい展開にできたんじゃないかと。
先に未来の大学編を書いて、あとから高校時代を
振り返っていく書き方は、こういう時に便利です。
利点は上手く活用してかなきゃね。
うん、なかなかいい試合だったじゃないか。
是非皆さん、さわやかな気分で
読み返していただければと思います。
↓
てなわけで、今日はこのへんで。
次はこのインターハイのヤマになりますね。
ぜひぜひ、お楽しみに。
ではでは。
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「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/湘北×北野坂 へのコメント一覧
個人的には国体の福島戦も気持ち良くなりました!
いいですよね、アイツら。
※いいですよね、って自分が書いたんだけど(笑)