ここんとこBリーグばかり見ている男、
編集者・Kでっす!!
※普段からPCかスマホで見てるんだけど、
やっぱりテレビで放送されるとさらに見ますね。
プレイオフ「Bリーグ・チャンピオンシップ」は、
昨日セミファイナルまでの全試合を終え、
いよいよ残すはファイナルのみとなりました。
8チームによる戦い、本当に素晴らしかった。
そう、ここは敢えて「戦い」と言いたいんです。
ニュアンスは自分でも説明が難しいのですが、
試合でも勝負でもなく「戦い」。
前半終了。
— 編集者・K (@henshusya_k) May 24, 2021
琉球も千葉も超アツいなあ。
これは、試合とか勝負より、「戦い」という言葉がピッタリだね。
今日は、凄い戦いだ。
※ネタバレ注意
以下、試合結果を書いております
さてさて、
昨日の琉球×千葉のセミファイナル第3戦、
凄い戦いでした。ものすごい熱がありました。
最終スコアは、琉球71 - 89千葉。
数字だけ見れば、千葉の完勝かもしれません。
いや、かもしれない、というか完勝です。
実際後半の途中で「これは決まった」と
誰もが思う決定的なゲームだったでしょう。
※こちら詳細
↓
では、緊張感はなかったのか。
否、
全くそんなことはありませんでした。
最後まで戦い続ける琉球のプレイは見るものを
熱くさせ、そして千葉の選手をも熱くさせました。
ファウル数の多さはその表れだろうし、
普段入るはずのシュートが、決まらなかったのも
その影響だったといえるでしょう。
途中、ポンポンとスコアリングする時間があり
最終スコアも特別低いものではないですが、
全体的にいわゆる「重いゲーム」でしたよね。
2分ほど得点が動かない時間帯が何度もあり、
守備の圧が普段よりも激しく、ファウルも増え、
攻撃の軸がペイントエリアにやや偏る。
それはバックコート陣についても同様で、
フリーでも距離のあるシュートは入らず、
リングにアタックするプレイに活路が見いだされ
結果的に肉弾戦が多くなる。
テレビ画面を眺めながら、
「ああ、これだよなあ、プレイオフって」と
何度も思いました。
その空気が最後まで続いたことが素晴らしい。
第4クォーターの途中には、ほぼほぼ全員が
千葉の勝利を確信したでしょう。
でも、熱さは変わらなかったんですよね。
ノックアウトステージは、「結果がすべて」と
言われることも多々ありますが、
Bリーグは来年も再来年もずーっと続くのです。
プロは「もう一度見たい」というゲームを観客に
見せなければなりません。
それを成し遂げる最も分かりやすい方法は、
最後まで分からないようなスリリングなゲームを
披露することだと思いますが、
点差がついても客を惹きつける戦いはあるのです。
それを琉球は見せてくれたと思います。
うむ、リングへのアタック、
およびタフショットだらけだ。
シュート後に選手が倒れるシーンが多い。
↓
さあ、
次はいよいよファイナルですよ。
ここ数日、琉球をフィーチャーしてきて
まるで千葉が王者かのように見えた方も
いたかもしれませんが、千葉もまた挑戦者。
彼らにも熱い思いはあるのです。
琉球には「悲願のファイナル進出」という
テーマがあり、上記のとおり最後まで熱のある
素晴らしい戦いを見せてくれましたが、
千葉には「悲願の優勝」というテーマがあります。
彼らは、2018年・2019年と連続して
ファイナルで敗れているのです。
対する宇都宮は初代王者。
そして、勝率はリーグ全体1位。
今回のプレイオフは無敗。
死闘をくぐりぬけた千葉は、最強のラスボスと
戦うことになります。文字通りの天王山。
これが面白くないわけがない。
皆さん、見届けましょう。
今期のフィナーレを。
というわけで、
最後に一発叫んどきましょうか。
せーの、
I love basketball!!!!!!
ではでは。
Bリーグの部屋/スコアからは見えない熱がある へのコメント一覧
ただ数字では見えない部分が多々あったと思います。
今村・岸本・エバンスは思うようにスコアが出来ない中、果敢にゴールを狙い続けていました。またそれをいなしながらもスコアを重ねた千葉は流石でした。
今シーズンがもう終わるかと思うと名残惜しいですが、宇都宮と千葉には素晴らしいゲームをして欲しいです。
しかしやはり。
本当の意味で、バスケットボールが日本のプロスポーツとして定着するには。
まだまだ足りない。
誰が見てもわかりやすいシーソーゲームも、そしてそれを決着させるスーパースターも。そして歴史も。
きっと日本のバスケットボールはここからなんでしょうね。まだまだ夜明け。
Jリーグが始まった頃の単なる流行りのようなものだったサッカーが、これほどまでに国民的スポーツになったのと同じように、バスケットボールもそうなる事を切に願います。
試合中は憎たらしいけど、終わると清々しい。
これが好き。
わしも最後の3分を何度も見返しました。
そういう価値のある戦いを見せてくれました。
千葉は強かったですねえ。
凄いファイナルになると思いますよ。
まだまだこれからですよ。
有名選手の誕生はポイントでしょうね。
野球やサッカーは高校生の頃から名選手は有名ですからねえ。
あの瞬間の清々しさったら。