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  • 2021年07月01日13:04

「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/湘北×山王


どーーーも!!!

今日は久々「スラムダンクの続きを〜〜」の
あとがきでございます。


前回の記事では、ちょっとお笑い要素も入った
陵南×豊玉を振り返りましたが、今回からは
「ガチ」なやつになります。

全国編より、インターハイの山場である
湘北×山王の一戦でございます。




これは、ちょっと長くなりそうですな。

以前、県予選の「湘北×陵南」を4回にわたって
プレイバックしましたが(コチラご参照)、
このゲームもそんな感じになるかもしれません。

487話〜528話ですので、実に40話という長丁場。
さらに日数で言うと、8か月半(!!)もかかった
ゲームとなっております。

※そう考えると、乱舞編って超テンポいいなあ


結果は皆さん覚えていらっしゃると思いますが、
山王が勝ちます。相手側から見れば、リベンジの
達成ということになりますね。

これは、戦前から決めてましたね。


それは「その後の展開を読みづらくするため」
でもありました。その意図を述べますね。


山王の5人はこういう面子です。


G/13.樽瀬俊輔(1年/172cm/63kg)
G/8.畑山洋平(2年/176cm/63kg)
F/11.菊地勇哉(1年/190cm/79kg)
F/12.若月徹男(1年/191cm/81kg)
C/10.河田美紀男(2年/211cm/125kg)

これ、分かる人は分かりますよね。

そう、田臥勇太が「3冠×3年」の「9冠」を
達成したうちの最初の2年のメンバーであります。

※いま振り返ってもとんでもない集団ですが、
なんと彼らの1年目は「1年生+2年生」の構成で
全国3冠を成し遂げてしまったんですよね


下記のあとがきで書いておりますが、
あの最強世代と、我が妄想の夢のドッキングが
この全国編の大きな仕掛けでございました。




深津・河田・沢北が抜けた山王工業を、
なお「最強」の座に置くには、リアル能代の偉業を
借りるしかないと思ったわけですね。

原作の人気キャラである河田弟に、大学編から
引き続きの登場となる畑山。
そして、樽瀬・菊地・若月の伝説のトリオ。

原作メンバーがゴッソリいなくなったなかでも
バスケファンならば一発でイメージできる手法が
これだったのです。


となると、
読者の皆様はこう考えるんじゃないかと。

「もしかして、このブログでも山王工業は
三冠を達成するのでは?」


あのイメージを利用したかったのですよ。

あの能代がモデルとなると、湘北・陵南・名朋も
負けるのかもしれない、と思わせたいという。

わざとらしく記者に「1・2年生で三冠制覇も
あり得るぞ」なんて言わせたりしてね(笑)。


そんなわけでこの試合、

488話のティップオフのあと、
まさに開始早々に桜木が樽瀬にボールを奪われ、
速攻から菊地のスリー、直後にゾーンプレス発動で
今度は荒石がボールを奪われ若月のバスカンという
「山王全開」のトーンでスタートします。

3点プレイ2連発。

我ながら、なかなか爽快な出だしだと思います。
まさに能代っぽいスピーディ且つ抜け目のない
展開じゃないですか。


と言いつつ、湘北はすぐさま逆襲開始。

0-6のビハインドから、490話にて安西監督が
「未知数の山王だが、ひとつ分かっていること」
として、桜木と河田美の1対1を指示。

これを見事に決めると、
返す刀でオールコート・マンツーマン発動。


うーん、初っ端から爆発型の試合。
あの大学編の深体大×青学大に似てるかも。

違いは、互いにまだ未熟なことかな。

深体大と青学大の試合は、どっちも凄い奴だらけで
スーパープレイを見せつけ合うスタート。
対するこの試合は、どちらにもまだ隙があり
そこを突いて、好ダッシュを見せるスタート。


まあでも、あの大学決勝に負けないくらい、
序盤の盛り上がりは作れていると思いますよ。


こりゃ、やっぱり複数回でのプレイバックだな。
1回で書ききれる試合じゃないわ。


てことで皆さん、

まずは、文末が「立ち上がり、現状互角」で
締められる492話まで読んでもらうとよいかと。

一旦、立ち上がりを読み返してみてください。
次回はその後の展開を振り返りますので。


ここからGOです。




てことで、長丁場のあとがきになりそうですが、
お付き合いを何卒。

ではでは。


-



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「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/湘北×山王 へのコメント一覧

  1. 1.
    • つるりん
    • 2021年07月01日 13:47
    私の中ではスラダン続き史上最高の試合だと思ってます!
    展開が秀逸ですし、メンバー構成も納得、そして桜木流川がいる湘北の試合ってのがたまらんですね。
  2. 2.
    • 708
    • 2021年07月01日 22:43
    この試合は何度も読み返しました。
    8ヶ月もかかってたんですね、当時は毎日更新を楽しみに待ってました。
    この山王メンバー相手に流川が圧倒し、「止められない…」となったシーンが一番印象に残ってます。
    宮城も樽瀬を凌駕していましたが、総合力で山王が1枚上でしたね。
  3. 3.
    • 読者・K
    • 2021年07月02日 13:42
    • 5
    ありがとうございます
    あとがきも本編同様楽しく読ませて頂いておりますが、出来ればあとがきもシリーズ別や試合別のインデックスに追加してほしいです
    例えば試合別のインデックスで、当該試合の描かれた話の後にあとがきを追加するとかあれば見やすいかと思うのですが、いかがでしょうか?
  4. 4.
    • 編集者・K
    • 2021年07月03日 17:49
    >>1
    ありがとうございます!
    かなり気合い入れて書きました!
  5. 5.
    • 編集者・K
    • 2021年07月03日 17:50
    >>2
    流川が相手を超越する描写はもともと考えていました。
    そのへんもあちがきで書いていきます。
  6. 6.
    • 編集者・K
    • 2021年07月03日 17:51
    >>3
    以前も同じリクエストいただいたんで、
    考えていますよー。




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