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愛和 45
海南 33
後半開始
12点ビハインドの海南。
原因のひとつは、シューターの神に
いいチャンスが巡ってこないことだった。
いいチャンスが巡ってこないことだった。
腕組みの赤木。
「海南はハーフタイムでどう立て直してきたか。
神をフリーにするためのナンバープレイを
使ってくるかもしれんな」
三井が続く。
「そうだな。いつもアイツが20点以上
獲ってるんだからな。そこが抑えられちゃ、
海南の攻撃力は大幅ダウンだ」
その海南の攻撃。
ダム!!!
「牧が行ったーーーーーーー!!!!!」
「止めろ!!」
愛和ディフェンスが牧を囲む。
愛和ディフェンスが牧を囲む。
神が動く。
しかし、ここも愛和ディフェンスがチェック。
神、フリーになれない。
(しつこいマークだな…)
(しつこいマークだな…)
牧 「もういいよ。自分で決めてやる」
キュッ!!!
3人に囲まれながらも強引にシュートへ。
「牧……!!!?」
「自ら行ったああーーーー!!!!!」
バス!!!
『ビビーーーー!! 白(愛和)!!!』
「牧、決めたーーーーー!!!!」
「あああ!! バスケットカウント!!」
「出たぞ! 牧の必殺ペネトレイト!!!」
清田が駆け寄る。
「よっしゃあああ!! 牧さん!!!」
「よっしゃあああ!! 牧さん!!!」
ファウルは諸星だった。
なぜか微笑んでいる。
なぜか微笑んでいる。
(そろそろエンジンがかかってきたか?
よーーっし、来いよ、牧)
よーーっし、来いよ、牧)
ザシュ!!
牧はボーナススローも沈めた。
愛和 45
海南 36
高頭、扇子。
「とりあえず一桁差だ。さあ詰めていこう」
「とりあえず一桁差だ。さあ詰めていこう」
愛和の攻撃。
今日絶好調の諸星にボールが入る。
「諸星だ!!」
「今日は当たってるぞ! 要注意だ!!」
キュッ!!
清田が腰を落とす。
「もう獲らせねえぞ。来いや、愛知の星!」
清田が腰を落とす。
「もう獲らせねえぞ。来いや、愛知の星!」
諸星と視線が合う。
(生意気な1年だな)
(生意気な1年だな)
ダム!!!
諸星のカットイン。
キュキュッ!!!
清田、喰らいつく。
(愛知の星、コイツのカットインは
確かにスゲエ。だがな………)
確かにスゲエ。だがな………)
ダン!!
「オレは毎日牧さんと勝負してんだよ!!!」
清田、ブロックに跳ぶ。
「うおおおおおお!!! 清田、高えええ!!!」
諸星のはるか上を行く大ジャンプ。
しかし、
諸星は跳んでいなかった。
空中で気付く清田。
「あ…!!」
「あ…!!」
バス!
清田を跳ばしてフリーになった諸星、
落ち着いてゴール下を決める。
落ち着いてゴール下を決める。
「上手い!!! 諸星が決めた!!!」
「牧が決めたら、諸星がお返しだ!!
両キャプテンがやり合ってるぞ!」
両キャプテンがやり合ってるぞ!」
諸星、ニヤリ。
「さすが毎日牧と勝負してるだけはあるな」
「さすが毎日牧と勝負してるだけはあるな」
清田 「…!!??」
バシッ!
牧、清田の頭をはたく。
「バカ野郎、まんまと引っかかりやがって。
ついでにオレの評価まで落とすんじゃねえ」
ついでにオレの評価まで落とすんじゃねえ」
清田、憤慨。
「くっそおお、正々堂々と勝負しろよ、
あの野郎……!」
「くっそおお、正々堂々と勝負しろよ、
あの野郎……!」
牧が問う。
「オイ、夏の時みたいに
オレとディフェンス交代するか?」
「オイ、夏の時みたいに
オレとディフェンス交代するか?」
清田 「な…!?」
反撃に向けてダッシュ。
「いや! この試合はオレが愛知の星を倒す!!」
「……!!???」
「なんだと…!?」
愛和のベンチメンバーが反応する。
「諸星さんはインターハイで海南に負けてから、
このリベンジに燃えてたんだ。あんな生意気な
1年に負けてたまるかってんだ!」
このリベンジに燃えてたんだ。あんな生意気な
1年に負けてたまるかってんだ!」
「この1年が!! 調子に乗るんじゃねえ!!」
―― 生意気な1年
赤木、眉間にシワ。
「なぜかウチが罵声を浴びている気分だ…」
「なぜかウチが罵声を浴びている気分だ…」
神がニコリ。
(リベンジ…、信長だってリベンジだよな。
夏は諸星を抑えられなかったんだ。
今日は負けたくないだろ)
海南の攻撃。
牧が清田の尻を叩いた。
「清田、前半も言っただろう、冷静になれ。
お前なら絶対に勝てるぞ。お前の実力は
こんなもんじゃないだろう。
オレをがっかりさせるなよ?」
お前なら絶対に勝てるぞ。お前の実力は
こんなもんじゃないだろう。
オレをがっかりさせるなよ?」
清田信長。
1年生にして、
名門海南のスタメンを勝ち取った男。
名門海南のスタメンを勝ち取った男。
そして、全国デビューの大会で
いきなり決勝戦まで経験した男。
いきなり決勝戦まで経験した男。
帝王・牧紳一を上回るキャリアを
積み重ねている男。
積み重ねている男。
この3rdクォーターで、
その恐るべき潜在能力が発揮される。
その恐るべき潜在能力が発揮される。
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スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(139) リメイク版 へのコメント一覧
今日のバスケ、談話室やって欲しかったです😭