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  • 2021年07月12日12:09

「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/湘北×山王(2)

どーーーも!!!!

バスケ日本代表のゲームが楽しすぎて、
ドキがムネムネしっぱなしの編集者・Kでっす!


バスケのいい試合、いいプレイを見ると、
無性に何か書きたくなるんですよね。

ってことで、久々に「あとがき」でも
書きましょうかね、と。


前回から、全国編の山王戦を振り返ってます。
桜木2年生時のインターハイの大一番です。




前回の締めで「492話まで読んでおいて」と
お伝えしましたので、今日は493話のあたりから
プレイバックしていきますね。

1stクォーターは点の獲りあいとなりますが、
そのなかで流川が徐々に存在感を披露し始めます。

このへんは、ダイジェスト風にサクサク進めつつ
流川のプレイだけちょっとクローズアップした
感じでしたね。

いわゆる「匂わす」ってやつですな。


そして、494話の2ndクォーターから、
この試合の輪郭を少しずつ描いていきます。


それはズバリ、
「王者・山王が挑戦者となるゲーム」です。


コート上で最強の男は、流川です。

山王は彼を止めることができません。

そう、原作の対戦時における沢北のポジションは、
1年経って流川に移ったのです。


さらに、湘北の5人はそれぞれ身体能力では、
山王を上回ります。桜木が仕掛けたスピードの
プレイは若月も河田美も止められませんでした。

それは宮城も同様。彼のスピードに対して、
山王ディフェンスは成す術がありません。


宮城がコートを切り裂き、
流川がシュートを決め
桜木が相手シュートを叩き落す。

496話からの暴れっぷりはなかなか爽快でした。
わしも書いてて気持ちよかったです(笑)。


ここは思いっきりやってやりましたからね。

話題のスーパールーキーとして登場させた
樽瀬俊輔すらも、宮城にブロックされますから。


思い切りが大事っすよ。

こういう物語って「もっとすごい奴が現れる」
的なことを繰り返すと、のちにメチャクチャな
展開になってしまうじゃないですか。

なんつーか、
もうシマイにゃ試合中にフリースローラインから
ダンクでもさせるしかないか、みたいな。

高校生の大会でさすがにそこまではデキマセン。


ちゃんと、世界観の「枠」に収めることが
大事だと思うんですよね。そのなかで限界まで
凄いことをさせるっていう。

そうなればやっぱり、とっておきの樽瀬だって、
ときにはブロックを浴びるんです。
40分間ずっとパーフェクトなわけはないですから、
思い切って「やられる」とこも書かないと。


それはわりと大事にしていて、

たとえば代表編のドイツ戦、ノイバウアーだって
赤木の守備にはちょっとやられてるんですよね。

初めての世界大会だったから、手も足も出ない
バケモノみたいなのにして、惨敗させる手も
なくはないのですが、わしが思う日本の未来って
そうじゃないから。

いつも「自分を信じる」ことで景色は変わると
思ってて、ちょこちょこ「通用する」ところは
表現していきたいんですよね。


そんなわけで、しばらく湘北が山王を圧倒する
シーンを描きつつも、その後の山王の
タイムアウトから少し流れが変わります。


今度は、桜木、荒石、天崎が抱える欠点に
ちょっとスポットをあてた格好です。

みんなバケモノのような身体能力を有していますが
桜木と荒石は経験の面ではまだまだだし、
天崎も技術的にはちょっと課題があります。

そこを山王が突くわけです。

山王だって1・2年生主体のチームなので、
若い布陣なんですけど、でも、バスケのキャリアと
技術では、桜木たちを上回るという設定です。


これまた「枠」の中に収める話ですね。

夢を追いつつ、ファンタジーまではいかないように
ダメなところを入れていくんですよ。


流川が原作時の沢北ばりの強さを見せるも、
やはり山王は山王、湘北の欠点を狙いつつ、
勝負を互角の展開にもっていきます。

はたして、前半は同点で終了。

勝負は、後半に託されることに。


いい感じに「まだアレを書いてない」的な
ポイントをたくさん残してね(焦らします)。



あ、


そういえば、このとき我がKの部屋全体として、
ひとつ大きな出来事があったのでした。


499話にて山王戦の前半が終わり、
次は記念すべき500話となるのですが、
ここで物語が一回止まったのです。


499話を書いたのは2011年3月6日、
数日後に500話になるはずでしたが、

現実世界にて、それどころではないことが、
起きたのです。もう10年以上前なんですね。


次は一瞬脱線して、そのときのことも
振り返ってみましょうか。



ということで、499話まで読んでいただき、
スタンバイしてもらえますと幸いです。


ではでは。


ここから、7話ほど読んでおいてくださいな。


 
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「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/湘北×山王(2) へのコメント一覧

  1. 1.
    • 2021年07月12日 14:32
    そうでしたね、今年の3月にも思いましたけどあれからもう10年ですよ。
    その時の振り返りも楽しみに待ちます。
  2. 2.
    • 編集者・K
    • 2021年07月13日 13:11
    >>1
    たまにあの頃の記事も読み返しています。
    いまもコロナ禍がありますが、
    あの震災後のほうが国民の視線が一致してたかなあ。
    今のような文句の言い合い、否定合戦みたいなのは少なかったかも。




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