バスケ狂、編集者･Kでっす！！
五輪が終わって、やや胸にポッカリ穴が空いた
ような感じもありますが、あの時のバスケ熱に
乗っかる感じで、今日は、NBA名選手コラムを
久々に更新させていただきまっす！
今日ピックアップするのは、
わしが、とびっきり大好きな選手のひとり、
ラトレル・スプリーウェルです
あ、彼を好きな方って、ケッコーいるのでは？
この名選手コラムに対しても「スプリーを
書いてくれ」的な声、幾つももらったことが
ありますし（人気あるんだよなあ）。
ちなみにですが、
｢嗚呼、名勝負」のコラム、第1弾の記事は、
昔のNBAファイナルの思い出を書いたのですが、
このゲームの主役も、実はスプリーウェル
なんですよね。
これです、これ。
まあ、スプリー、最後は負けるんですけど。
↓
なぜ彼はかくも人気があるのか。
なんて考えつつ、いろいろ動画を見ていたら、
こんなことを、ふと思いました。
この人、桜木花道っぽいんだよな、と。
いや、プレイスタイルは違いますよ。
スプリーは2番 or 3番を主戦場とする
アウトサイドの選手ですし、NBAの中では
小柄なほうの選手ですからね。
※196cmです。日本でも大学以上なら
2番か3番のプレイヤーのサイズですよね
でもね、
そのワイルド且つワルガキ的な風貌、
ユニフォームをよくパンツの外に出す感じ、
なかなか細マッチョな感じ、
そして試合中の様々な態度や熱量、
色々と、桜木っぽい感じがするんですよ
(しないかな、わしだけかな…)。
さてさて、
そんなラトレル・スプリーウェル選手ですが、
パッと見は、技術よりも能力が目立つ選手です。
すげー速いですし、すげー飛びますし、
すげー身軽ですし、すげー動きますし、
NHKの道谷アナ曰く、「最もふさわしい形容は
『キレ味』だと思います」とのことでして、
なるほど、まさにそういうプレイヤーでしたね。
かといって、
技術はイマイチかというと、そんなこともなくて、
実はミドルシュートがかなり上手くて、
乗ってくると、スリーもガンガン決めます。
さらに、速攻からのフィニッシュについては、
ジョーダンやコービークラスと言っていいほどに
精度が高いです。速攻の最後、スプリーと相手の
1対1になったらば、確実に2点入りますから。
高さとスピード勝負でダンクのこともあれば、
時間差で攻めるダブルクラッチのこともあり、
器用なショットでも難なく決めてくるんですよね。
ジョーダンやレブロン､デュラントは当然として、
ほかにこういう選手は、ピッペンやジノビリ
あたりかなあ。
速攻の先頭でボールが渡った瞬間「あ､決まった」
って確信できるフィニッシャーですよ。
というわけで、人気だけじゃなく
ホントにいい選手なんですよ。
2年目でオールNBA1stチームに選ばれてますから。
これ、ケッコーな快挙ですからね。
獲得したのは94年ですから､ちょうどジョーダンが
1度目の引退で不在の年です。それまで問答無用で
埋まっていたベスト5のガードの1枠が空きまして
そこに入るのは誰だ、ミラーか、ドレクスラーか、
なんて言ってたら、2年目のワルガキがかっさらう
というね。でもこれ、わりと知られてないハナシ。
※ジョーダンが抜けて、ちょうど世間の注目が
NBAから離れた年だったからねえ…
そんなこんなで、デビューからしばらくは、
なかなか華々しいキャリアで突き進むのですが、
練習中に「コ〇すぞ」と言いながらコーチの首を
絞めるという、とんでもない事件を起こして、
NBAの表舞台から一時姿を消してしまいます。
このへんも、相手チームの監督にカンチョーを
炸裂させるキャラクターと似てるのかもね
(いや、首締めは冗談にもならんですが）。
というワルガキ君ですが、98-99年シーズンに
ニックスに移籍すると、また輝きを放ち始めます。
冒頭のとおり、99年のファイナルでは、
主役級の活躍を見せてくれました。
※あ、真の主役といえるのは、
勝者のティム・ダンカンだと思います。
スプリーは、さながら「裏の主役」でしょうね
なんか、このときも桜木っぽかったなあ。
とんでもなく強い相手（ダンカン＆ロビンソン）に
臆することなく果敢に立ち向かい、アツいプレイの
連続で会場を沸かせる感じなんかは、ホントに
それっぽかったですよ。
凄い闘志だったし、ワイルドな風貌なせいもあり
なんか謎の素人っぽさもちょっとあったし、
遮二無二挑む野生児のような感じでね。
あ、シャツもずっと出してたし（笑）。
※実際､半分素人っぽいのかも。思い出してみると
スプリーって1対1ばかりやる選手だった気が。
要は、身体能力は抜群だし技術もあるんだけど、
バスケの試合の「仕組み」にはあまり詳しくない
疑惑があったりなかったり。
なんか応援したくなるんですよ。
荒削りながらすげー活躍するその姿。
子供のように感情むき出して戦うその姿。
だから、BIG3的な扱いでウルブズにいたときは
ちょっとピンと来なかった。
｢違う、違う、すげーいい選手だけど、
大物スターみたいに扱わないで」と。
未完の怪物的な雰囲気が良かったのよ、と。
そんな面白い男、
スプリーウェルでありました。
皆さんも、スプリー好きですよね。
っと、知らない、というアナタも動画は見て！
まさに「キレ味」だから「キレ味」。
↓
いい選手だなあ。大好きだなあ。
てなわけで、次回もお楽しみに。
ではでは。
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その他の名選手はこちらからどうぞ。
メジャーな選手から、やや渋いところまで、
各種「思い出」を取り揃えております。
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jungle123
嗚呼、NBA名選手／ラトレル・スプリーウェル へのコメント一覧
アラン・ヒューストンも好きだったなぁ…。シュートフォームが綺麗だったなぁ…。
だけどもそこには…(笑)
ヒューストン＆スプリーは、ダンクシュート誌で「ハイパー・シューティングガード・デュオ」と呼ばれていて、それが若き日のわしには死ぬほどカッコよく聞こえた、ってのもいい思い出です（笑）
わかってねーなー(笑)
また首絞められるーーーー！！！（苦笑）
あーー、福田かあ、
プレイ内容的にはそうかもしれんですね。
でも、福田は感情をそんなに出さないんだよなあ。
スプリーは吠えたりガッツポーズとったり、
ケッコー剥き出しですからねえ。
直線的なペネトレイト、カットイン。
あまりキレイといえないシュートフォーム。
99年ファイナルでは、デュオの片割れがもうちょっと強気だったら4勝3敗くらいは行けてたんじゃないかって今でも思います。
確かに花道君みたいですね、当時は思いつかなかったけど。ありがとうございました🙇♀️
そうそう、そういうイメージです。
あの勝負を挑む前のギラついた目つきは桜木っぽいんですよね。
あ、似てる（笑）
わしの記憶では「走り高跳び」。
※違うかな…
懐かしい映像に耽ると同時に、見つけてしまいました！
ぜひKGもピックアップしてほしいです！現役時代はKGとダンカンを追い求めていたのでｗ
LJの４点プレイの時は、その前の綱渡り的なとこから虜だったような気がします
当時小学生とかなんでうろ覚えですけど
ミラクルニックスの一年後のプレーオフもよかった。骨折してても立ち向かい続ける、熱い漢でした
KGいつか書くと思います！
それです！
わし、Tシャツ持ってました！
わしはペイサーズが一番好きなので、あの4点は呆然としました…
おお、ネクスト・ジョーダンとまで評するとは…！
※プレイスタイルは随分違いますけどね（笑）
ウォリアーズ時代のレプリカジャージ持ってます^_^
当時のウォリアーズはドラフトで下位からでも良い選手見つける手腕があったと記憶しています。
細身で筋肉質、四肢が長くユニフォームの着こなしがカッコよく、走っている時はスニーカーを履いてないんじゃないかと感じるくらい野性味に溢れたランを見せてくれました、
自分もウォリアーズ時代のレプリカジャージ持ってます笑