こんなに感動的な敗北が
かつてあったでしょうか
そう思うほどの素晴らしい決勝戦でした。
試合終了の瞬間、皆さんの第一声は、
「惜しかった」「勝ちたかった」よりも
「ありがとう」
だったんじゃないでしょうか。
感謝の理由は様々あって何とも説明しがたく、
むりやり書いても安っぽくなる気もしますが、
このパラリンピック最終日のこんな大舞台まで
我々観る者を連れてきてくれて、そして最後まで
手に汗握るゲームを見せてくれた選手たちに、
いまはとにかく礼を言いたい。
バスケットボールの大会の決勝戦で
アメリカを追い詰めました。
前回大会王者であり、この世界の絶対王者である
アメリカと決勝戦で最後までやり合いました。
そしてもうひとつ、
我々に、車いすバスケという素晴らしい競技の
存在とその面白さを彼らは教えてくれました。
オリンピックの3x3しかり、スケボーしかり、
このオリ・パラでは、数々の魅力的な競技や
選手との「出会い」がありましたが、
この車いすバスケは(変な表現を使いますが)、
もうラスボスとでもいえそうなくらい、
最後に現れた、本当にサイコーの競技でした。
車いすバスケは障がい者競技の中では有名な
部類だとは思いますが、ここまで多くの試合を
これだけしっかり見たのは初めて、という方が
ほとんどだったかと思います。
こんなに面白い未知の競技がまだあったのです。
凄いアスリートがまだいたのです。
もう「また見たい」と思い始めています。
そういえば、
連盟の「なかのひと」アカウントが、
4Q前にこんなツイートをしていましたね。
↓
のこり1Qのみになりました
— 日本車いすバスケットボール連盟@なかのひと(さぁ決勝‼️超全力応援‼️一富士🗻二鷹🦅三茄子🍆) (@JWBF_OFFICIAL) September 5, 2021
終わるのは寂しいけれど
これ、全国民が同じ気持ちですよ。
もっともっと観たかったです。
そのくらいに面白かった、アツかった。
ラストの時間帯、
香西選手に変わり高松選手が入った時、
あれはつまり「敗北を受け入れた瞬間」だったと
捉えられるのですが、あのとき思いました。
「もう終わるのか…」と。
負ける悔しさよりも、戦いが終わる寂しさが
上回るような、そんな時間でした。
初の決勝、アメリカと大接戦、
そして銀メダル獲得、
もちろん素晴らしい成績なので「おめでとう」では
あるのだけれど、それよりいまは、こう言いたい。
日本代表、ありがとう。

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車いすバスケ決勝 「おめでとう」よりも、「ありがとう」 へのコメント一覧
競技を通じて普段の準備の大切さや精神力を鍛える重要性などを痛感したように思います。
これはアスリートに限らず生きる糧なのかもしれないな、と。
感動をたくさんありがとうございました!
スクリーンやディフェンス、フェイクなど独特なスキルは新鮮でしたし、なによりバスケでアメリカと真っ向勝負でバチバチですよ。
おもしろかったし、惜しかった!!
これでもっと注目度上がってほしい!
テニスの国枝さんは金メダル🥇、おめでとうございます。こちらも素晴らしかったですよ。選手の皆様、お疲れ様でした、そしてありがとうございました🙇♀️❤️
悔いがあるとすれば、満員の観客で全力で応援したかったです。
勝てなかったのは残念でしたが、この舞台でこれだけのプレイができる日本チームは本当に素晴らしいと思います。
色々と意見はあると思います。
ですが今回のパラはスポーツの魅力を多くの人に発信できたのだと感じます。
本当に楽しかった‼️本当に有難う‼️
純粋に面白かったです。
負けたのは悔しいですが、競技の魅力を教えて頂きました。
選手も楽しんでました
日本バスケが世界一になるのを楽しみにしています
「普段の準備の大切さ」、まさに見させてもらいましたね!
世界大会のガチバトルはやはりハイレベルで熱かったですね。
本当に「バスケ」なんですよね。
「次は金メダル」と本当に言えるのは凄いことですよね。
そうですね。
「〇〇なのに」という前提が不要で、魅力ある競技ですね。
歴史も長いし、非常に洗練されていると思います。
はい、間違いなく発信したでしょう。
考え方は非常に難しいし、言葉も選ばねばなりませんが、
いまこういう世界になっているから、これだけパラリンピックを
観たのかもしれません(さまざまな娯楽が封じられているので)。
女子バスケと共に、一気に駆け上がりましたね!
多くの方が「ちゃんと見た」のは初めてだったと思います。
そして、魅せられたはずです。
もう世界一は夢でなく目標ですね。
車イスバスケ感動しました!
スラムダンクの続きの671話の野間のセリフ「最高のゲームをありがとう!」を思い出しました。
こんなに面白いスポーツをブームで終わらせてはいけないと思いました。
そして今鳥海選手を待ち受けにしてます。
これまでの苦難の道のりをずっと見てきたので、イギリス戦終了間際にメダルを確信した瞬間の涙には私も胸がとても熱くなりました。
今大会での躍進は、ベテラン選手が築いてきた土台があったかやこそだと思います。
決勝戦での敗北はもちろん残念でしたが、とても清々しいものでした。金メダルが夢物語ではなく明確な目標になったことで、これから日本代表はより一層強くなり、いつか必ず金メダルを取ってくれると思います。
エースの藤本選手が支えてきた所に、香西選手が加わり、若手の鳥海が成長してきて、誰もがエースになり得るチームになった。
イギリス戦残り数秒のタイムアウトで藤本選手が泣いていたのは、まんま山王戦で赤木が涙を流していた時のようでしたね笑
さしずめ藤本が赤木、香西が三井、鳥海が流川ですかね笑 桜木は秋田あたりかな?では宮城は誰だろう?