今日はスポーツ名選手シリーズでっす!
※あ、こんなコーナーでございます。
ぜひとも皆さん、ご贔屓に。
↓
ここまで、
サッカー → 野球 → サッカー → プロレス
→ サッカー → バレーボール
と来ておりまして、別に1回おきにサッカーを
やろうと決めているわけではないのですが、
流れにならって、今回はサッカーにしましょう。
チョイスはコチラ!
コロンビアのストライカー、
ファウスティーノ・アスプリージャです!!
ああっと、
「古いネタをチョイスすると盛り上がらない」
という嫌なジンクスがあるにもかかわらず、
わし、またやっちゃっております。
しかも、
ブラジルでもドイツでもイタリアでもなく
あろうことか、コロンビア。
いや、いいんです。
わしはこういう選手たちのことも語ってみたくて
このコラムをスタートしたわけですので。
―― 身体能力オバケ
これ、わしがたまに使う表現です。
競技にはそれぞれ「技術」が存在しており、
ただ「デカイ」とか「速い」だけじゃ勝敗は
決まらないものなのですが、
とはいえ素材的に恵まれている選手は有利なのは
事実ですし、それはトレーニングではどうしても
逆転不可能な場合もあったりします。
生まれ持った素質、その大きな壁。
サッカー界にも身体能力オバケはたくさんいますが
わしにとって、初めて「何コイツ…!?」となった
身体能力オバケは、このアスプリージャなんです。
凄かったんですよね。
なんつーか、ゴム毬みたいにビョンビョンと
跳ねながら動く感じで、「全身バネ」というのは
こういうことか、と思ったのをよく覚えています。
その躍動感は、かつてNBAコラムで紹介した
ショーン・ケンプにも通ずるものがあります。
※素行に問題があるとこまで通ずる(笑)
一度乗ってしまうと、もう手が付けられない。
スピードに乗ってグイグイと突き進み、
一気にゴールまで行っちまうという。
ウイイレで使いたくなる選手ってやつですよ。
で、
このアスプリージャを前線に置き、中盤には
「動かない天才」カルロス・バルデラマを配し、
守備陣にも面白キーパーのイギータを擁する
コロンビアは、94年アメリカW杯の優勝候補
だったんですよね。
南米予選でメチャクチャ強くてさ。
高校時代に優勝予想大会やった時も、みんなが
ブラジルやイタリアに票を入れるなか、
サッカー部の奴が「分かってねえなあ、お前ら」と
コロンビアを予想してたりしましたからね。
※いまのようにネットは発達していませんし、
海外のゲームを見る機会ってほとんどないので、
専門誌をよく読んでる奴がやっぱり詳しかった。
で、それはだいたいサッカー部の奴でした。
実際、ペレをはじめとする有識者たちも
「コロンビアは優勝候補」と明言してたようで。
普段は全然動かない(でも天才の)バルデラマが、
一発前線に魔法のようなボールを出すと、
そこにアスプリージャ登場っていうあのパターン。
「ずーっとこれやっときゃ、点入るんじゃね?」
とか思いましたよ、当時。
が、いざ勝負となると、そうそう上手くはいかず、
W杯本戦ではコロンビアは期待されたような
ゲームを披露することなく大会を去ることに。
※そして、とても不幸な事件も起き…
ちょっと見てみたかったなあ、
W杯でアスプリージャが大暴れするところ。
あの、見ていて笑うしかない感じの独力突破が
本当に大好きでね。
凄かったのに大舞台で輝くことはなかった
名選手ってたくさんいると思うのですが、
わし的に、アスプリージャはその一人だなあ。
皆さん、覚えていますかね、アスプリージャ。
と、
こりゃ今回もコメントが超少なくなるんじゃ
ないだろうかと、不安になりつつ、このへんで。
ではでは。
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古い選手なので、あまり画質のいい動画が
なかったのですが、とりあえず貼っときます。
なんか凄さが伝わりにくいかも…。
本来、分かりやすい選手なんだけどなあ…。
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嗚呼、スポーツ名選手/ファウスティーノ・アスプリージャ へのコメント一覧
パルマ時代の化け物じみたプレイは脅威でしたね!
自分も衝撃を受けたプレイヤーです。
バルデラマではなくイギータでもなくリンコンをチョイスするKさん、ナイスです。
もちろん知ってはいますが、残念ながら試合を通したまともな映像は観ていません。
W杯では活躍できませんでしたから、噂には聞いているものの……という選手です。
パルマでも活躍したようですが、全盛期も短かったので……
代表では、アルゼンチンを5-0で粉砕しましたね。
でも、パルマでの、ゾラとのコンビは最高でした。
はい、バケモノです!!
あの年のコロンビアは凄かった、
のにW杯本戦では…
パルマの時は凄かったでっせ。
なんかいつもピョンピョン跳ねてました(笑)
身体能力オバケですから。
ゾラとアスプリージャは面白かったですね。
雰囲気的に正反対で。
W杯ではそんなに目立たなかったんですよね…。
あとは仰る通り別の事件が印象に残ってしまい…。
ああ、分かります、分かります。
「パーフェクトイレブン」「ファイティングイレブン」の時代ですね
ウイイレの前身ともいえる作品。
あのFWは間違いなくアスプリージャだったと思います!
懐かしい!!
ヒューマンのヤツ!
※あれ、ロシアがすげー強くなかったですか?
ミドルシュートの腰の入れ方、振り切った後のフィニッシュの感じ、間違いない。そしてイギータの日本人版は鈴木もぐら。これは賛否分かれる。
99年(だったかな)のパルメイラス在籍時にトヨタカップで出場した際に、「パルマじゃなかったっけ?いつの間に」と感じたことを思い出しました。94年ワールドカップが悔やまれますが、それも勝負の世界ですね。
取り上げて頂きありがとうございます。
ああ、分かる…!!
フィニッシュ時の手を拡げてふんわり浮く感、似てる!!!
なるほど、なるほど。
エスコバルの件は、悲しさと共に、
そこまで人を発狂させるサッカーの恐ろしさも
知ることとなりましたね。
こちらこそ、こういう記事にリアクション頂き
ありがとうございます!