今日は、Kの部屋ではちょっと珍しいパターン、
野球のハナシをさせていただきまっす!!
先日始動しました新企画「スポーツ名選手」、
第2弾はこの人、1987年に日本中の野球ファンを
震撼させた男、ボブ・ホーナーです。
※因みに、第1回はサッカー界からビエリを
取り上げさせていただいております
↓
あ、冒頭の記述、ちょっと間違ってるかな。
ホーナーは「日本中の野球ファンを震撼させた」
のではなく、「日本中を震撼させた」といっても
いいのかもしれません。
毎日のようにスポーツニュースに登場してたし、
テレビCMなんかにも出てたりしたから、知名度は
野球ファンという枠を飛び越えてた気がします。
当時わしは小学生でしたが、野球に興味のない
女の子も「なんか今凄い人がいるんでしょ?」
みたいなことは言ってたもんね。
ときは1987年、まだ昭和の頃、
「凄い男がアメリカからやってくる」という情報が
日本中を駆け巡ったあの年、
ヤクルト・スワローズにやってきたその男は、
その情報通りの、いやそれ以上のインパクトを残す
猛烈なスタートダッシュを切ったのでした。
初戦、さっそくのホームランを披露し、
翌日の2試合目では、なんと1試合3発、
続く3試合目では早くも敬遠されてしまい、
4試合目、勝負してみたら、やっぱり2発。
Wikipediaで来日から4戦の数字を確認してみたら
「11打数7安打 (打率.636)/本塁打6」
※あ、ちなみに最初の2試合は
「6打数5安打 (打率.833)本塁打4/打点5/四球2」
です。
なんじゃこの数字は…!!!
海の向こうからやってきた、この「本物」の
メジャーリーガーは、まさに異次元の活躍を
見せたのでした。
わしは野球を毎年熱心に見ているわけでは
ないですが、「最も強烈な印象を残した外国人」
と言われれば、このホーナーは間違いなく候補に
入ってくる選手です。最右翼です。
「最も凄かった選手」と言われたら、バースや
クロマティ、ペタジーニ、カブレラなどなど
候補選手はたくさん出てきますが、初日からの
インパクトでいうと、ホーナーはぶっちぎりかと。
あの来日から数日間の、日本中のフィーバーは
とんでもなかったですから。
凄い凄いといわれて、ホントにいきなり凄いのって
意外となかなかないですからね。
たとえば、いま欧州リーグでトップにいる選手が
Jリーグに来たとしても、初戦でゴール、
2戦目でハットトリック、4戦目にまた2発なんて
そりゃ相当に困難なことですよ。
そうそう、
ホーナーといえば、忘れちゃいけないのが
伝説のファミコンソフト「燃えろ‼プロ野球」。
このゲーム、強打者はバントでもホームランが
打てるということで、たいそう有名なのですが、
そのバントホームランのシンボル的存在である
ホーナーの数字は、
打率4割6分7厘、本塁打60本。
隠しキャラでも何でもないのにこの数字(笑)。
んなアホな、って思うところですが、
まあ87年6月に発売されていることを考えると
開発時にホーナーが現れて、大急ぎで数字を
設定したとあらば、そうなっても仕方ないかなと。
だって、繰り返しますが、最初の2試合で
「6打数5安打 (打率.833)本塁打4/打点5/四球2」
ですから。
いやあ、凄い男でしたよ、ホーナー。
オッサン世代の皆さんは、強烈に記憶に
残っているんじゃないでしょうか。
そして、
こんなことはもう二度と起きないだろうなとも
考えていまして、それはつまり、当時の我々が
「メジャーリーグは雲の上の世界」なんて風に
思ってたのが大きかったでしょうからね。
いまは日本の野球のレベルが世界屈指であることは
認識済みであって、そうそうどんな選手が来ても
必要以上にビビることはないと思うんで。
そんなところからも、時の流れを感じるわけです。
てなわけで、
名選手コラムの第2弾、ボブ・ホーナーでした。
ではでは。
※イイ感じの動画見つけたんで貼っときますね。
↓
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嗚呼、スポーツ名選手/ボブ・ホーナー へのコメント一覧
あの時のホーナーなんて忘れるわけがない!
当時のあまりの活躍と打てないと顔を真赤にしてブチ切れるキャラ立ちのおかげか、
ファミコンソフト『桃太郎伝説』に敵鬼『あかおにホーマー』として登場していました。
あのインパクトは後にも先にもないかなあ。。。
記事に書いてある試合は阪神戦ですが、次のカードの広島戦現地で観戦してました。そこでもホームラン。今でも覚えてます。阪神戦で3発くらったピッチャーの池田は野茂より先にアメリカのテレビで流れたピッチャーと言われてます。
ロ・メイシもインパクトありましたが、ホーナーはそれ以上だったでしょうね。
近藤真一のノーヒットノーランも覚えていますが、ホーナーの年でしたっけ?
そういうリアクション、嬉しいです!
覚えてます!
桃伝やってたんで!!
はい、オバケっす!
「別件バウアー」と並ぶ名ワード!
現地にいた方…!!
なんと貴重なコメント!!
そのへんのオッサンみたいな人が怪物っていうね(笑)
近藤はアレが初先発だった気が。
これまた大騒ぎになったので、よく覚えてますよ!
むしろ、どストライク!
燃えプロのバントホームランなんて、鉄板ネタですよね!
そういう「絶妙」という賞賛が、超くすぐったいです!(笑)
おー、どストライクの方も、ちゃんといた!
バントホームランは伝説の(クソ)設計!
かっとばせキヨハラくん、懐かしいなあ。
クワタが凄いキャラクターでしたね(笑)
当時小学生で福岡在住でした。当時は福岡本拠地の球団はなく、たまに平和台でランダムなカードのプロ野球の試合が行われており、私も親とたまに観に行ってました(当時は西武ファン)。
その観に行った試合のなかでヤクルトVS阪神があったのですが、ホーナーがホームラン打ったものの、雨でコールドとなり、幻のホームランとなった記憶があります。だけど当時話題になっていたホーナーのホームランを幻とはいえ見れたのはうれしかったですね!
ファミコン桃太郎伝説(古い 笑)にも赤鬼ホーナーみたいな感じでキャラクターになってた筈。
おお、それWikipediaにも確か載ってますよ。
凄く有名なゲームをご覧になってますね!!
羨ましい!
スポーツの枠を飛び越えた男です!!
Wikipedia見ました。確かにのってますね。よく考えるとレアなホーナーに幻のホームランを見れたのは貴重だったのかも!
この動画で打たれてる投手達の名前を見て感慨深いです。江川、西本!加藤初、鹿取、大門、中山、欠端、仲田幸司、池田、中西、猪俣、福家、北別府、白武、川端、杉本…
不思議と中日は少ない(杉本だけ?)。
まさに瞬間最大風速でしたね。
当時大洋ファンだったので、
大門、欠端、なつかしーと思いました。
瞬間最大風速は、「史上最大」かと思います!
投手は当たり前ながらしみじみ来る顔触れですねえ。
大洋ファン、当時としては貴重かも!?
※人気球団と不人気球団がハッキリしていた時代