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  • 2021年09月26日13:52

「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/湘北×山王(4)

どーも!!!!

久々の更新、「スラムダンクの続きを〜〜」の
あとがきでございます(1か月近く空いちゃった)。

先日より全国編のインターハイ、
湘北×山王を振り返っております。

※前回はコチラです。3rdクォーターまでを
プレイバックしましたね。




てことで、
この試合は今回でラストかと思います(たぶん)。


って、我がブログではわりと「あるある」ですが、
この試合も4thクォーターが長いんですよね。

512話から528話まで、なんと計17話。

3rdクォーターまでが25話ですから、
ラスト10分がやっぱり濃くなってますね。


さてさて、
この試合、以前から伝えております通り、
「山王が追いかける側に立つ」という展開で
ずっと進んできているわけですが、
この4thクォーターもやはり同じでございます。

湘北の7点リードから始まり、まずは山王が
あの手この手で頑張るんですよね。


精一杯頑張るチャレンジャーは、山王なのです。
前年湘北に敗れており、そのうえ1・2年生主体の
若いチームですから。

514話515話では山王の選手がフリースローを
外すのですが、未完成な部分をこういうところで
表現させてもらったりも。


で、久々に読み返すと、この試合って、
やっぱり湘北が強いですね。

特に流川がコートに「君臨」しております。

そう、以前の記事からの繰り返しとなりますが、
まさに、原作の湘北×山王の沢北のように。

桜木のファウルトラブルで雰囲気が変わっても
流川は点を獲ってますからね。


4thクォーターともなると「キャラが勝手に動く」
状態に突入しますので、わし、アレコレ書きながら
「くそ、流川のせいでなかなか形勢逆転できねえ」
とか思ってかもしれません(笑)。


つまりは、
この試合は山王が勝つと決めていましたので。

※だから、なかなか追いつけず自分でもヤキモキ


読者の皆さんもある程度予想できてたかな。
ここは山王が勝つってのは。


山王が同じチームに2連敗ってのは、やっぱり
なかなか難しかったし、荒石と天崎が入った
新生・湘北がここでもう山王撃破を成し遂げちゃう
ってのも、ちょっとイヤだったんですよね。

あの原作の勝利を霞ませたくなかったし
(選手が違うから、原作の印象を覆したりは
しないと思うんだけどさ、でもさ、ほら…)。

赤木・三井・木暮がいるあのチームだから、
奇跡の勝利となったわけで、あれは凄く特別で、
翌年も勝っちゃうような展開にはできなかった。


とはいえ、原作キャラが河田弟しかいない山王が
桜木・流川・宮城のいる湘北を相手に完全勝利を
成し遂げてしまうってのも、それはそれでなんか
ちょっとイヤでして(どないやねん)、

流川はコート上で最強の選手として暴れさせたし、
桜木や宮城も同様に、山王のメンバーを上回る
描写を続けさせてもらいました。


そんなわけで、
終盤は「どうやって負けさせようか」と
一生懸命考えましたよ。


湘北がちゃんと負けた感じにはできない。

でも、負けさせなきゃいけない。


桜木のブロックがゴールテンディングという
「運が悪い」という要素も入れました(526話)。

天崎の未熟さ(ボールを樽瀬に奪われる)という
要素も使いました(527話)。


そして最後の勝負は、
流川のステップバック・スリー。

かつて三井が選抜編の海南戦で披露した、
あのスリーです。

※因みに、湘北×海南のあとがきでも書いた通り、
あのときわしがアタマのなかに思い描いていた
ステップバック・スリーは現代バスケのものとは
ちょっと違ってて、レジ―・ミラーがモデルです


そして、このシュートが外れたあとの
リバウンド勝負は、宮城。


うん、ここは宮城でしょう。

最後はキャプテンの彼を登場させたかった
(タップシュート、外れちゃうんだけど)。


結果、敗北。


どうだったかなあ。

「ちゃんと負けたわけじゃない」
という感じにできたかなあ。


ラストとなる528話

試合後の茫然とした感じについては、
ある程度書けたように思うんだけど、

試合自体がパーフェクトに書けたかどうかは、
うーん、ちょっと自信がないかも。


各章の最大のゲームって、これまでは
個人的にずっといい感じに書けててさ。

選抜編の海南×山王、大学編の深体大×青学大と、
かなり手応えのある決着にできてたんで、
この試合のラストシーンは上記2試合と比べると
100%のデキじゃなかったかもなあ。


つまり、桜木2年生の年ってのは、
ここがヤマじゃないということでもあったり。

山王は原作のラスボスだけど、
この年の湘北にとっての最大のライバルは
やっぱり仙道と森重なんだと思うし。


そんなわけで「本当の大一番はもう少し後」
っていう感じで、湘北のインターハイは終了。

次からは陵南の大冒険が始まります。



以上、湘北×山王のプレイバック、
これにて完結です。

また、次回もお楽しみに。



ではでは。



----

湘北が「受けて立つ」側に立つという
ちょっと変わった試合でした。

こちらから振り返ってみてくださいな。



 
----


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「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/湘北×山王(4) へのコメント一覧

  1. 1.
    • ミッチー
    • 2021年09月26日 14:37

    第3クォータまで優勢だった湘北は天崎のハンドリング、花道&荒石が4ファウルに陥ってずるずるといった感じがしました。

    ここで湘北は負けないだろうと、ただ、赤木、三井、木暮がいない中山王に2連続で勝利して良いのか、この代の森重というラスボスを考えるとここでの敗北は湘北が来年全国制覇するには必要な敗北だったと思います。

    宮城、流川、花道が頑張っていたぶん、天崎、荒石にミスが出たのが痛かった。(同じ1年の山王トリオと比べるのは酷だが)樽瀬のコントロールが恐ろしく思えました。
  2. 2.
    • つるりん
    • 2021年09月26日 20:54
    能代の最強時代メンバーですから、なんとなく負けても違和感はなかったです。
    とはいえKさんも書かれているように流川、宮城に大成長を遂げてる花道がいて負けるってのもイメージしにくいですよね。
    個人的には森重との戦いが見たかったなぁ、って読んでる当時は思いましたが、冬までの流れを考えると夏はこの結果で良かったと思ってます!
  3. 3.
    • 編集者・K
    • 2021年09月26日 23:48
    >>1
    いつもどこかに穴があるのが湘北です。
    完全無欠の主人公じゃないんですよね。
  4. 4.
    • 編集者・K
    • 2021年09月26日 23:49
    >>2
    森重とはこのあとに激闘が控えてますからね。
    いま思えばインターハイで全部やらなくてよかったです。
  5. 5.
    • Kネコ
    • 2021年09月27日 08:02
    Kさんは世代的に能代9冠時代をたくさん見てるはず。

    Kさん的にまだネタを持ってそうなチームですよね。


    桜木3年編で描いてくれるのか、それか山王スピンオフ編とかをやってくれるのか、、笑
  6. 6.
    • 編集者・K
    • 2021年09月29日 12:35
    >>5
    そうですね、
    アレコレ考えてみまっす!




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