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  • 2021年10月17日15:32

嗚呼、名チーム/NBA 99-00シーズンのポートランド・トレイルブレイザーズ

どーも!!!

新企画「嗚呼、名チーム」、
今日は第3弾を発信させていただきます!


※因みに、これまではサッカーチームを
2つ(クラブ&代表)取り上げております。




で、
第3弾は、Kの部屋らしく、NBAクラブで行こうと
思っておるのですが、ここでブルズやレイカーズを
ピックすると「鉄板すぎ」で面白くないと思い、
こんなチームをピックアップさせていただきます。


1999-2000シーズンの
ポートランド・トレイルブレイザーズです!!!


昔から熱心にNBAを見ているオッサン世代の
ファンの方ならば、このチームはかなり強烈に
印象に残っているのではないでしょうか。

わしのなかでは、もしかしたら
「史上最も選手層が厚かったチーム」かも。

とにかく凄い面子が揃っていたんですよね。


当時、わしは大学生→社会人1年目の頃でして、
NBAは死ぬほど見ていた時代です。

専門誌「ダンクシュート」は当たり前のように
毎月買っていたのですが、シーズン開幕前の
プレビュー特集にて「最強はポートランド」と
ハッキリ書かれていたのを思い出します。
「これが当編集部の答えです」的な感じでね。


その「開幕前に最強認定」のチーム、
どんなメンバー構成だったかというとですね…


スターティングはこんな感じです。



G…デーモン・スタッダマイヤー(178cm)
 →95-96年シーズン 新人王
  (ちなみに、NBA史上最も背の低い新人王)

G…スティーブ・スミス(203cm)
 →94年&00年 ドリームチームメンバー
  マジック・ジョンソン2世との呼び声も

F…スコッティ・ピッペン(201cm)
 →説明不要、王朝ブルズのスタープレイヤー
  史上最強のディフェンダーとして有名

F…ラシード・ウォーレス(211cm)
 →オールスター4回、優勝1回(記事アリ
  わしの中で素質はNBA史上トップクラス

C…アルビダス・サボニス(221cm)
 →欧州史上最高のセンター、88年に米国撃破
  なんでもできるセンターの先駆け


こりゃ超豪華なラインナップですよね。

PG以外はサイズもありますし、当時では珍しく
全ポジションの選手がスリーを撃てるという、
非常に洗練されたチームでした。

※220cmセンターのサボニスも
スリーがメチャクチャ上手いからね


が、これで終わりじゃなくて、控えも凄いんです。

こんな感じでして。



F…デトレフ・シュレンプ(206cm)
 →オールスター3回、6マン賞2回
  欧州出身で初めて大成功した選手だったかも

F…ブライアン・グラント(206cm)
 →95年オールルーキー1stチーム
  マローンやガーネットについた守備の鬼

G…ボンジ・ウェルズ(196cm)
 →このシーズンの「発見」とも言われたSG
  ずば抜けた爆発力を持つスコアラー

G…グレッグ・アンソニー(185cm)
 →ディフェンスのスペシャリスト
  計6チームで活躍した好ガード  

C…ジャーメイン・オニール(211cm)
 →のちにペイサーズのエースとなるセンター
  (この頃はまだ出場時間は少なかったかな)


なんか、控えのメンバーでもプレイオフ1回戦
くらいなら突破しそうな勢いですな。

シュレンプ、グラント、ウェルズって、
ホントに別チームなら絶対スタメンだからね。

※実際、みんな別チームに在籍時は主軸でした


当時のサッカー界のスター軍団「銀河系レアル」
にも例えられたことがあるという、
この歴史に残る豪華なチームは、

しかし優勝できませんでした。


よくある、スターだらけでまとまりがない、
みたいなことじゃなかった気がします。

そこはほら、ピッペンがいましたから。
彼がしっかり統率していたでしょうから。

神様・ジョーダンのいないNBAにて、
彼は「格」としてはリーグの頂点にいた選手、
そりゃ寄せ集めに近かったスター選手達も
大人しく言うこと聞くんじゃないかと(笑)。

面子は史上最強クラス、高さも経験もある、
チームの連係だって問題なさそう。

でも、優勝できなかったんです。


2000年プレイオフ
ウェスタンカンファレンス・ファイナル第7戦、

シャック&コービーのLA.レイカーズを
超絶ギリギリまで追い詰めながら、歴史に残る
大逆転負けを喫してしまうんですよね。

※あれはすげえ試合だったよなあ…


第4クォーター開始時に15点ものリードを奪って
おきながら、そこからまさかの逆転負け。

ほとんど勝っていたような試合だったんですがね。
最後の最後にシャック&コービーがヤルんですよ。

なんだかバスケの神様が「スター選手を集めて、
即優勝なんてさせないよ」と言っているかのような
信じられない大逆転劇でした。


いや、シャックとコービーのレイカーズだって
いい加減とんでもねえスター軍団なんですけど、
このときのブレイザーズの「選手層」はホントに
異常中の異常でしたから。


勝負に「たられば」は禁物ですが、
アレを勝ってりゃ、ファイナルも完勝して
NBAチャンピオンになっただろうし、
そこから2〜3年王朝を築いていたかもしれんです。

そのくらい強いチームでした。
そのくらい凄い布陣でした。


うん、まさにいまのレイカーズは、
「あのポートランド以来の布陣」って
いえるのかもなあ。


以上、バスケの名チームの思い出でした。



最後、折角なんで動画については
LAに勝ったときの試合を貼っときますかね。

どこからでも点が獲れて、誰もが外から決める
力があること、よく分かると思いますよ。

※しかし、サボニスは上手いなあ〜






====


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嗚呼、名チーム/NBA 99-00シーズンのポートランド・トレイルブレイザーズ へのコメント一覧

  1. 1.
    • 元祖たっく
    • 2021年10月17日 16:46
    この年のレギュラーシーズンでも双方45勝11敗で11連勝中で直接対決という熱いカードがあってリアルタイムでTVで観てて手に汗だけでなく脇の下も汗だくでした(笑)。とにかくLAにとってこの年のブレイザーズは最大の脅威でした。
  2. 2.
    • ピップファン
    • 2021年10月17日 19:51
    これ濃いバスケファンからしたらナイスチョイスだと思いますが、流石にみんなあまり知らないのでは?(笑)

    因みに自分はあのGAME7は自分的ベスト3に入るゲームだと思ってます。コービーが大好きなのでシャックどのアリウープは発狂しました。

    レイカーズファンからしたらブレイザーズは本当に怖かったです。
  3. 3.
    • 編集者・K
    • 2021年10月17日 21:27
    >>1
    なんとマニアックなコメント…!!
    たしかに、あの三連覇LAをもっとも追い詰めたのは
    このブレイザーズだったかもしれませんね。

  4. 4.
    • 編集者・K
    • 2021年10月17日 21:28
    >>2
    いや、Kの部屋の読者なら、このくらいのネタなら
    サクッと喰いついてくると信じてます!!
    (とはいえ、もうちょいメジャーどころにすべきだったか…)
  5. 5.
    • 日本丸
    • 2021年10月17日 22:18
    • 5
    Kさんの一つ下の78年生まれです。
    トレイルブレイザーズとの表題から「あ、ドレクスラーのチームね」と思ったけど、もっと後の時代でした…。
    私はバルセロナオリンピックの頃に我らのBS1に夢中で張り付いて見ていたので、トレイルブレイザーズと言えばドレクスラーでした。
  6. 6.
    • ランディ・モス
    • 2021年10月17日 22:40
    個人的には「ジェイル・ブレイザーズ」の一躍を担っていたアイザイア・ライダーを放出してポートランドの良心とも言えるスティーブ・スミスを獲得したのが大きかったと思ってます。
    ローズガーデンでの「Beat LA!」コールが特に印象に残っています。
  7. 7.
    • 編集者・K
    • 2021年10月17日 23:14
    >>5
    おお、さらに古いところからのファンの方ですね。
    ドレクスラーは、「嗚呼、NBA名選手」コラムの中で
    書かせていただいてるので、是非ご覧くださいな。
  8. 8.
    • 編集者・K
    • 2021年10月17日 23:15
    >>6
    スミスは紳士的雰囲気がありますもんね。
    ピストンズにおけるデュマースのような。

    そして、そうそう、
    当時「Beat LA!」は全チームのテーマでしたねえ。
  9. 9.
    • 奥野俊一
    • 2021年10月17日 23:26
    If
    ラシードウォレスが現代にいたら
    (3P打てて機動力あって守備力もあるほぼ7フッター)

    サボニス
    遅くとも20代中旬でNBA来てたら

    考えてみるべきだ
  10. 10.
    • 編集者・K
    • 2021年10月17日 23:33
    >>9
    ラシードについては「嗚呼、NBA名選手」のコラムで
    「実は史上屈指の実力」と書かせてもらいましたです。

    サボニスは若い頃からあんな感じで上手かったんですかね
    (NBAに来る前のプレイはほとんど見たことがない…)。
    だとしたら、NBA史上最強のセンターになっていたかも…?

    奥野さん的に言うと、
    「私ね、申しましたでしょ、
    彼は必ず最強のセンターになると」
  11. 11.
    • この時代はリアルタイムでは観てませんが
    • 2021年10月17日 23:51
    03シーズンから少しずつNBAを見始めました。

    ボンジのポストプレイが大好きでした!
    ラシードは大好きな選手の1人です!
  12. 12.
    • 編集者・K
    • 2021年10月18日 00:01
    >>11
    ウェルズは太かったですからねえ。
    ポストプレイに強いガードで、一時期の爆発力は凄かったですよね。
  13. 13.
    • 2021年10月18日 01:04
    自分、NBAにハマり出したの2008からなんですよね…。そりゃ話には聞いてますが、自分の目で見てないので話に入れないのが悔しいっす。
  14. 14.
    • ZO
    • 2021年10月19日 19:01
    当時、中3バスケ部で、どっぷりとNBAにハマっていた時期なので、このときのポートランドはよく覚えていますし、応援していました。LAに勝って欲しかった。。。

    選手は勿論、フィル・ジャクソンに対するマイク・ダンリービーにもなぜか頑張れと応援していた気がします。「ハック・ア・シャック」いやー懐かしいです。
  15. 15.
    • うまっけ
    • 2021年10月19日 20:40
    このころのNBAの雰囲気、今見ても大好きだわ
    beat LAの熱がめっちゃ熱すぎるのもいいし、コービーの若く猛った才能と負けん気溢れてる感もいい!シャックは反則w
  16. 16.
    • 編集者・K
    • 2021年10月20日 00:15
    >>13
    見てない時代については、勉強的に入ってきてください!是非!
    ※動画も貼るようにしておりますので
  17. 17.
    • 編集者・K
    • 2021年10月20日 00:16
    >>14
    世界の合言葉が「Beat LA!」だった時代ですねえ。
    あのポートランドはやっぱり印象に残りますよね。
  18. 18.
    • 編集者・K
    • 2021年10月20日 00:17
    >>15
    シャックはここから3年間は無敵の時代ですからね。
    コービーはこの年にネクスト・ジョーダンの地位を確実にした感じです。
    「嗚呼、NBA名選手」でも書かせてもらいました。




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