会場はここ、さいたまスーパーアリーナ!》
《凄い熱気ですねえ! 今日明日とバスケ界は
大学戦士たちが話題独占でしょうか!?》
《間もなくティップオフ、約1万人の観衆が
いまかいまかと、その時を待っています!!》
会場内の放送席で、実況・解説コンビが
興奮のトークを展開する
毎度お馴染み、絶叫アナウンサーの道谷が
放送席の陣容を紹介。
《今日の解説は、NBA、Bリーグの解説でも
お馴染み、塚本幸彦さんです》
塚本《はい、よろしくお願いします》
道谷、ニコリ。
《塚本さん、今日はこれまで以上の熱気ですねえ》
塚本、頷く。
《ええ、おそらく全国のファンと共に、Bリーグや
他の大学の選手達も大勢会場に足を運んでいると
思いますよ。日本中のファンや関係者が注目する
2試合ですからね!》
放送席の言葉通り、
関係者席には、Bリーガーの姿がチラホラ。
特に、翌月に行われる天皇杯ファイナルラウンドを
戦う全国の有力選手たちの姿が多い。
森尾 「今日はイチファンとして観戦かな」
杉山 「そうですね、楽しんでいきましょう」
桜木 「うむ、学生諸君よ、頑張りたまえ」
外川 「さ、楽しみ、楽しみ」
佐戸 「今日の解説は、仙道に頼もうかな」
仙道 「え?」
佐戸 「対戦経験はお前が一番多いだろ」
仙道 「いや、たぶんノブナガの方が」
清田 「…!!?」
佐戸 「そうか、じゃあ頼むよ、ノブナガ君」
外川 「よろしくな、ノブナガ君」
清田 (プ、プレッシャー…!!!)
樽瀬 「こんなに盛り上がるんだ、大学も…」
若穂 「ああ、捨てたもんじゃないぜ」
浜崎 「プロとしては負けてられないな」
須藤 「さあ、大学チームの研究だ」
古谷 「いや、今日は客でいいですよ…」
沖野 「須藤さん、燃えっぱなしですね」
また、
観客席もお馴染みのメンバーがズラリ。
洋平 「ゴリーーーーー!!!!!」
高宮 「リョーーーチーーーン!!!!」
晴子 「ああ、もうドキドキしてきた…」
彩子 「赤木先輩の試合は第2試合よ」
晴子 「心臓から口が飛び出そうです…!」
彩子 「間違ってるわよ」
須形 「今日も先輩たちの試合だ、嬉しいなあ」
上原 「ホント凄いよなあ、みんな」
千種 「お兄ちゃん、頑張って…!!」
安西 「ホッホッホ、楽しい1日ですね」
三井 「勝てよ、赤木。全国制覇だぞ」
渡邊 「この間のプレイは凄かったですからね」
伊達翔 「俺は森重のほうを応援しちゃうかな」
深津 「最後の勝負を見届けるピョン」
御子柴 「ああ、俺たちの世代の頂上決戦だ」
高野 「藤真、花形、ともにここまで残った」
長谷川 「凄いもんだな、大学の四強か」
永野 「どちらかが落ちるのが勿体ないぜ」
そして、
『ビビーーーーーーーーー!!!!!!』
会場にブザーが鳴り響く。
第1試合のティップ・オフまでもう間もなく。
「おおおおおーーーーーーーー!!!!!!」
「さあ始まるぞーーーーーー!!!!!!」
「まずは、深体大vs大和!!!」
深沢体育大学
スターティング・ラインナップ
G/4.牧 紳一(186cm / 85kg / 4年 / 海南大附卒)
G/6.諸星 大(189cm / 80kg / 4年 / 愛和学院卒)
F/5.大野 敦也(196cm / 87kg / 4年 / 名朋工卒)
F/7.河田 雅史(200cm / 98kg / 4年 / 山王工卒)
C/15.河田 美紀男(213cm/ 120kg/ 2年/ 山王工卒)
大和大学
スターティング・ラインナップ
G/7.永山 正人(182cm / 71kg / 4年 / 洛安卒)
G/6.松本 稔(186cm / 74kg / 4年 / 山王工卒)
F/4.土屋 淳(192cm / 80kg / 4年 / 大栄学園卒)
F/5.野辺 将弘(199cm / 93kg / 4年 / 山王工卒)
C/9.大本 卓巳(197cm/ 90kg/ 4年/ 洛安卒)
道谷、状況を告げる。
《さあ、両軍メンバーがコートに登場しました。
大和大はいつものスタメン、5人全員4年生です。
一方、深体大は準々決勝ではベンチスタートだった
4年生の大野がスタメンとなっています》
塚本の解説。
《大和は経験のある4年生が揃っていますからね。
深体大もここはキャリアを重視したスタメンに
したんじゃないでしょうか》
道谷、続ける。
《なるほど、そういうことですね。しかし深体大は
伊達、樋口といったチカラのある下級生メンバーが
ベンチに控えています。40分の中で、彼らの登場も
間違いなくあるでしょう》
町田 「サイズは全体的に深体大が上だ」
彦一 「はい、特に美紀男君のところですよね」
弥生 「センターはこのゲームのカギになるわね」
中村 「はい、注目しましょう!」
(なんだか久々に試合会場に来たような…)
ゴツッ! ゴツッ! ゴツッ!
センターサークル周辺で、両軍メンバーが
コブシを合わせていく。
牧 「オウ!」
土屋 「オウ!」
ゴツッ!
両キャプテン、少しばかり会話を交わす。
牧 「お手柔らかにな」
土屋 「アタマから全力で行かしてもらうで」
ジャンプボールに飛ぶのは、
深体大・河田美、大和大・野辺。
センターラインで対峙。
「よーーーっし、始まるぞ!!!!!」
「凄いゲームを見せてくれよーー!!!!」
道谷《さあ、始まります! 準決勝第1試合!!》
塚本《期待しましょう!!!》
ティップ・オフ。
バシイイイイイ!!!!!!!!!
道谷《叩いたのは、河田美紀男!!!!》
塚本《やはり高い!!!》
ボールをキャッチしたのは大野。
そして、そのボールは司令塔の牧へ。
牧 「一本!!!!!!!」
「オウ!!!!!!!」
「始まった!!! 深体大ボール!!!!」
「河田弟、さすがに高い!!」
土屋 「ディフェンス!!!!」
キュキュッ!!!!!
大和大はゾーンディフェンス。
永山と松本が前列に立ち、
土屋、野辺、大本が後列に立つ、2-3の布陣。
佐戸 「ほう、ゾーンか」
外川 「1対1じゃ分が悪いって見たのかな」
杉山 「特に河田弟のところでしょうね」
森尾 「天皇杯の琉球戦、凄かったもんな」
ビッ!!
左45度の諸星から、中の河田美へボールが入る。
道谷《中に入れました!!》
塚本《相手がゾーンでもお構いなしですね!》
キュッ!!!!
野辺&大本、ふたりのビッグマンが河田美へ。
「ふたりがかり…!!!!」
「インサイドは人数で行く作戦か!!」
ダム!!
河田美、背中で圧力をかけるが、
キュキュッ!!!!
やはり止められる。ふたりの壁は崩せない。
牧 「一旦、戻せ!!」
ビッ!
河田美、ボールを戻す。
そこに、松本の姿。
「……!!!!!!」
牧 「…!!」
バッシイイ!!!!
ボールが叩かれる。
『ピピーーーーッ!!!!』
『アウト・オブ・バウンズ、深体大ボール』
松本の手で弾き出されたボールはラインを割った。
再度、深体大ボールに。
「おおおおーーーーー!!!! 松本!!!!」
「3回戦でもあのスティールはあったぞ!!」
「簡単なパスは全部獲る勢いだぜ!!」
牧 「ふぅ…」
ひとつ息を吐き、苦笑い。
「パスひとつも楽にはさせてもらえんか…」
松本 「ああ、勝つつもりだからな」
彦一 「たったワンプレイで凄い緊張感や…」
弥生 「どうやらもつれるわよ、この試合」
続く
-
|



スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(1108) へのコメント一覧
特に越野なんかは関西1部辺りに居てもおかしくない気がします。
松本の決定力が鍵になりそう
美紀男はスタメン唯一の下級生として成長を見せてほしいですね
全国にいくつか海南大付属の高校があって、
牧、清田、神らはもちろん、牧の先輩らもいて、
かなり強いチームになりうるのになあ、と時々思います。
エスカレーター高校だから、
むざむざと他大学に人材流出させないと思うし。
「続き」のどこかに関連記事がありましたでしょうか。
海南大が関東リーグに所属していないとして
彼らが関東リーグに所属する大学を選んだ
ということも考えられますが。
いやいや行けて関東2〜3部位ではないですかね。
もしくは受験して体育会ではなく、サークルで無双してるくらいかと笑
Kさん更新ありがとうございます。
インカレ準決勝来たー!
まずは王者深沢体育大学VS古豪大和大学。
両チームいつものスタメンで行く中、大和は2-3ゾーンを敷く!河田美紀夫からのからの牧さんへのパスをカットした松本。これは開始から面白い試合になりそうです!
そして今回の解説は仙道ではなくて、清田信長!
そっちの方も凄く気になります!
諸星VS土屋も見れそうでワクワクです!
深体大は大和のナンバープレイをどうとめるか、大和は牧さんをどうとめるかが鍵だと思います!
会場にプロチーム、学生チームが全員集結してるのが最高です!白熱する試合を^_^両チーム頑張れ〜!
彼らも未来の日本代表だぁ!
河田兄弟vs松本&野辺
暇なんかな?
しかも牧と河田兄はその中でもスタメン、諸星と美紀男も要所で活躍しました
世界とやり合った経験の差で深体大が快勝する予感がします
叩いたのは河田ミキオ!
これは入院コースだあぁぁぁ!
たっぷり楽しみたいですね
それを言うなら読んでるお前や
そう、ワイもや
松本のパスカット
関体大のアレックス対策と同様に、美紀男を狙い撃ちにする作戦だ
しかし、狙い通り、パスカットに“成功”したはずなのに、「マイボール」にはならなかった
この“ツキのなさ”が、大和の先行きを暗示している
そもそも、ゾーンを組んだとしても、あの美紀男の圧力を、フルタイムに渡って凌げるとも思えない
更に、深体大には、大和と違って、樋口、伊達健という、スタメンで出てきてもおかしくない程の控え選手を有している
コレまで苦戦が続いていた深体大、逆に、この試合では、今までになかった圧勝劇を見せてくれるのではないかと思っている(弥生の「もつれる」というセリフも、伏線のような気が…)
こいやぁ!
3on3日本代表として世界挑戦だぁ!
ちゃんと読めば書いてますし、登場してますよー
海南のスタメンとして全国2位に輝いた高砂と武藤、神奈川県選抜のスタメンだった花形も関東2部へ進学したことからしても関東2部のレベルは決して低くないです
横浜大で武藤、越野、与田が組んで活躍したり、あるいは国學舘大でインサイドの永野とゲームメイクする越野というように活躍しているのを祈りたいですね
あと翔陽の伊藤や豊玉の板倉なんかもどこで何をしてるやら
やはり王者山王か
もう誰か共有しているかもしれませんが、
誤植を発見しました。
『NBA、Bリーグのの解説でも』
の、が2つになっています
福大大濠高校は全国有数の強豪ですが、その系列の福岡大はどうでしょうか? そこを考えればご理解出来るかと。
多分このブログ見ている殆どの人が望んでます。
Kさん、家族もいてお仕事もして、皆が楽しみにしているからがんばって「続き」のお話も書きためて、ブログの更新もして...大多数が忙しくされているであろうと想像してますよ。
なぜ、水を差すコメントをわざわざする人がいるのか...世の中様々な方がいますね。フガフガ。。。
私は『よしよ〜し、一日おきだ〜!!!Kさん、マジありがとー!』って感謝の気持ちでいつも、いっぱいですよ。
花道じゃないけど......
「大好きです!」
Kさんの「続き」が。フフ
福大大濠もそうだし、仙台大明成、中部大第一もそうですね
トーナメントで王者を破った青葉を準決で倒し、
決勝では王者の深体大を倒して赤木の全国制覇が成される。
メタ的な目線になるけど、こうなって欲しいと思う自分もいる……
なるほど。
海南大付属高校のモデルは、
東海大付属相模高校と見かけたことがあったので、
東海大と言えば、野球では
原さんで有名だから、
バスケットボールもと思った次第です。
高砂と一緒に慶陽大で1部昇格を果たしたとしても面白そうでしたね
高砂以外の選手が描かれていないからには原作選手は高砂のみでしょうが…
高砂、越野、板倉辺りで組んでもこれはこれで面白そうでした
あるいは越野、植草、菅平は池上さんと一緒に駒河大を2部昇格させ、1部昇格を目指して頑張っているとかでも面白味があります
湘南工科大から想像して頂ければと。