準決勝・第1試合
1stクォーター 13秒
深体大 0
大和大 0
道谷、さっそくの絶叫実況。
《深体大の最初の攻撃、河田弟から外へのパスを
大和大・松本が叩きました。ボールはラインを
割りましたが、あわやスティールというプレイ!》
解説の塚本が続く。
《いまのワンプレイで大和大の熱が分かりますね。
この試合、ものすごい集中力で臨んでますよ!》
深体大のスローインで試合再開。
今度は外の攻撃だった。
ダム!!
河田雅のスクリーンを使い、
諸星がワンドリブルで守備をかわしてスリー。
「外だ!!!!!」
「来たか…!!!?」
ガン!!!!
桜木 「あ…」
森尾 (ん…?)
道谷《これは、外れた!!》
塚本《さあ、リバウンドですよ!!》
ガシイイ!!!!
ビッグマンが体をぶつけ合う。
ビシッ!!
河田美の手がボールを弾く。
桜木 「丸男か」
杉山 「サイズが生きた」
このコボレ球、飛び込んでもぎ取ったのは牧。
「おおおおおーーーーーーー!!!!」
ダム!!!
そのまま、一気にリングへ向かう。
ダン!!!
土屋と大本がブロックに跳ぶ。
「な…!!!」
「ふたり…!!!!??」
牧、体をぶつけながらも
強引にシュートを撃つが、
ガン!!
道谷《これも外れた…!!!》
塚本《ディフェンス、厳しい!!!》
牧 「チッ…」
(いまのがファウルにならないのかよ…)
ガッシイイ!!!
このリバウンドは河田雅。
バス!!!
1stクォーター 21秒
深体大 2
大和大 0
「決めたああああーーーーーー!!!!」
「深体大、先制!!!!!」
道谷《先制点は深体大です!!》
塚本《さすが河田君ですね!》
佐戸 「とはいえ、結構外れたな…」
仙道 「中の守備、堅いですよ」
外川、腕組み。
「あれだけ手前でブロックに跳ぶと、その後の
リバウンド争いの枚数が減っちゃうよねえ。
深体大のオフェンスリバウンドはカギになるよ」
清田 「そーっすね…」
(マズイ…、俺、全然解説者になれてない…)
続く、大和大の攻撃。
永山 「さあ、行こう!!」
「オウ!!!!」
道谷《深体大は最初の攻撃を成功させました》
塚本《大和も一本返したいですね》
町田 「さあ、出るか…」
弥生 「出るわよ、きっと」
「………。」
少し会場が静まる。
中村 「これは…」
彦一 「永山さんの声に注目しとる…!?」
静寂の中、永山がコールする。
「75番!!!!」
そして、歓声。
「おおおおーーーーーーー!!! 来た!!!!」
「初っ端からナンバープレイだ!!!」
「しかも、75番と来たもんだ!!!」
町田 「どう守る、深体大…!!?」
彦一 「要チェックや…!!!」
パンパンパン!!!!
牧 「構わん、自分の相手に集中!!!!」
「オウ!!!!!!」
深体大はマンツーマン・ディフェンス、
ポジション通りのマッチアップ。
永山に牧、松本に諸星、土屋に大野、
野辺に河田雅、大本に河田美。
三井、苦笑い。
「こりゃ穴がねえな…」
(伊達健太が出てたら、サイズも含めて少しは
狙い目になるかもしれねえが、今日のスタメンは
守備力の面では最強の5人だ…)
しかし、
大和大のセットプレイは、三井が「穴がない」と
評したこの守備陣を相手に、
インサイドでフリーの選手を生み出してしまう。
ショットクロック、残り7秒、
ハイポストの土屋からベースライン沿いに
ボールが飛ぶ。
ビッ!!!!
そこに、松本。
道谷《ゴール下、切れ込んだ松本!!!》
塚本《フリーですよ!!!》
三井 「おお…!!」
伊達翔 「凄い…!!」
さらに、
フワッ…
松本、高いアーチをかけてシュートを放つ。
河田雅 「……!!!?」
ブロックの右腕は空を斬った。
森尾 「おおお、上手い!!」
杉山 「ブロックが見えていたか…!!」
ザシュ!!!
1stクォーター 40秒
深体大 2
大和大 2
「おおおおーーーーーー!!!!!」
「決めた!!!!」
三井 (やっぱり上手えな、アイツ…)
渡邊 「ナイスプレイっすね」
道谷《大和大、1本、返しました!!!》
塚本《上手かったですねえ、フローター》
佐戸 「いまのは高度なプレイだな」
外川 「いやあ、上手かったよ」
佐戸、腕組み。
「松本は、ボールをもらった瞬間フリーだったが、
実は河田兄はあのラストパスに反応できていた。
あのまま中に入って普通に撃ったら、おそらく
ブロックされていただろう」
外川、ニコリ。
「察知した6番(松本)はフローターに切り替えた。
ブロックが来る前にもう浮かせてたもんね。
あれを叩き落すのはさすがに難しい」
仙道 「凄いなあ」
清田 「お、センさんから見ても…!?」
仙道 「よく75番とか覚えられるな」
清田 (そっち……!!!???)
両軍とも最初の攻撃を成功させ、
2点ずつを記録。
一見、オフェンスが順調に見えるが、
関係者席の面子の反応は違った。
樽瀬 「これはロースコアかもしれない」
若穂 「やはりそう思うか」
樽瀬、続ける。
「シュート自体は決まったものの、深体大は
その前に何本か外している。大和大のほうも
あそこまで完璧なセットプレイでラストパスを
通しながらも河田兄には反応されていた」
浜崎、頷く。
「そういうことだな。この試合、ディフェンスの
勝負になるかもしれんぞ、となると…」
樽瀬、ニコリ。
「ええ、競りますよ、きっと」
互いに点を奪い合いながらも、
予感は「ロースコア」。
準決勝・第1試合は、奇妙な立ち上がりとなった。
続く
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スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(1109) へのコメント一覧
次回も楽しみにしています✨
(((o(*゚▽゚*)o)))
いつもありがとうございます😊
そして、
桜木 「あ…」
↑ここに何かが隠されていそう。
次が楽しみです。
ロースコアな展開へ...どんな感じになるのかな?誰がキッカケになるのかな?楽しみにお待ちしております🙇♀️
諸星のワンドリブルが、余計なのでしょうかねえ。
「こりゃ点入らない試合のパターンだ」
との先読み?
スクリーン利用なのでワンドリは問題ないと思います。
私はその後の「丸男か」に繋がってると推測しました。兄がスクリナーで外に出たからリバウンドを野辺に取られる、の「あ…」かなと。でも弟が触ったから「丸男か」→あいつがいたな、ということじゃないかな。桜木はこの試合のポイントをリバウンドだと見ているような気がしました。
シュート外れてからの「あ、、、」だから違いそうな気がする
なにを見たのか
じっくり見ましょう
Kさん更新ありがとうございます。
深沢体育大学VS大和大学。
深体大が攻めるが、大和のディフェンスが固くなかなか決まらない中、リバウンドをとり河田雅史が決めた!
お返しに大和はいきなりナンバープレイを仕掛け松本がフローターで河田兄のブロックを越えて決めました!
両チーム2点を入れたが、大和の方が流れが良いように見えます!
松本をとめるため深体大はどう動くか?
ロースコアの展開の中流れを掴むのはどちらか?
清田と仙道のナンバープレイのくだり笑いました。
守備をかわすために「ワンドリブル」してるのに、“余計”って…
仮に、「ワンドリブル」を余計に感じたのであれば、シュートが外れるよりも前に、『あ…』っていう反応をするでしょ
マッチアップは流川に代わって投入された木暮
前半の松本はほぼ活躍シーンなし
後半は開始早々、三井を翻弄して得点を重ねる松本
海南のスタメン武藤が「沢北がいなけりゃどこでもエース張れる男」と評するほどの実力者
後半三井を翻弄し
「沢北がいなければどこでもエース張れる男」
を封じ込めるディフェンス
練習試合陵南戦でディフェンスに定評のある
池上から約20得点
県予選陵南戦ではトドメのスリーなど、
勝負強いオフェンス
オフェンスディフェンスともに全国レベル
明利大に一般入試で入れる学力
不良相手にビビらない勇気
副キャプテンとしてのバランス
ただならぬ素質…
桜木2年時の選抜県予選の決勝の時の
陵南対湘北みたいな点が入りづらい試合を
予感したんだと思います。
実際は沢北と仙道と流川と土屋と諸星と神と三井がいなければどこでもエースはれる男、なのよね。
十の位だけが関係ある みたいな事ありそうだけどなぁ〜
この長期に渡る謎解きも楽しみだ
桜木が何かに気付く って事が意味あるんでしょうね。
普通に考えるとシュートが入らなくてもセカンドチャンスで得点出来るだけの面子が揃ってて、シュートが外れる=ターンオーバーとはならない
つまりじりじりを差を広げて気が付けば… という展開になるのを桜木は予感してた って感じかな?
Kさんやっぱり暇なんじゃん笑
なにを見たのか、は
花道はなにを見たのかという意味です
決して煽りコメントではないです
暇人の鏡
トーテムポール
いちの星