久々更新のこの企画、
「あの時のアレは凄かった」。
いわゆる「おっさんホイホイ」なわけですが、
逆に若い読者にとっては「へえ〜」な情報を
お届けしたいと考えておりまして、
今日もわしから、昔の思い出を皆様に
発信させていただきたいと思います。
ということで、今回はこんなテーマ。
昔はケータイなんてなかった!
用事があったら「家の電話」に
連絡していた!!!
これはいま思うと、大変不便でしたねえ。
たとえばわしは、
ケータイを保有するようになったのは
大学生のときでした(1996年に大学入学)。
それまでは、つまり中学・高校時代などは、
電話しようと思ったら「家」です。
ーー 家
相手の家に電話をするしかないのです。
※ポケベルで連絡を取り合ったとしても、
会話しようと思ったら、「電話」ですから。
特に大変だったのが、女子に連絡する時ですよね。
編集者・K、中学・高校時代なんかは、
一応、そういう用事もありましたよ。
でも、そのために家に電話するんですよ?
あの緊張感ったら、なかったですよ、ホント。
「はい、〇〇です」
電話をとったこの声の主が、
誰なのか、緊張の一瞬ですよ。
相手の家に電話して、サイコーのパターンは
「本人が出ること」です。
当然ながら、これはスムーズに進みますよね。
相手に「あ、K君?」なんて言われたときは、
「よーーーーっし、勝ったあああーーーー!!」
とガッツポーズですよ。
次いで「ふぅ〜、セーフ」な感じだったのが、
女性(母親や姉妹)が出た時だったかな。
ちょっとイヤだけど、まだいい。
おおよそ「はいはい、ちょっと待ってね〜」
的な感じで繋いでくださる。
そして、
「ぎゃあーーーーー!!」となるのが、
父親が出た時ですよ。これですよ、これ。
なんなんだろう、あの緊張感。
「あ、あの…、Kと申しますが…、
〇〇さんはいらっしゃいますか…」
気さくなお父さんならいいけどさ、
昔はいましたから、ちょっとシンドイ方が。
「Kさん? どちらのKさん?
〇〇とはどういう関係で?」
※もうちょいマイルドな言い方ではあるが、
本当にこんな感じで聞いてくるオヤジはいた
いやいやいや、分かるでしょ、そんなもん。
ていうか、アンタもそういうことを経て、
結婚したんでしょうが…!!
アタフタしながら説明ですよ。
「ええっと、同じ学校の者です…」
「同じ塾に通っていまして…」
みたいなね。
ていうか、「今日の夜電話する」って
言ったんだから、本人コラ、出ろよテメエ!!
てなもんですよ。
で、わしのようなウブな田舎モンにとっては、
相手先の家もハードルですが、自分の家も
これまたハードルだったわけでして。
要は、会話を聞かれたくない、
なんなら、電話していることも知られたくない。
てことで、わしなんかよく夜な夜な
近所の公衆電話に走っていたものです。
テレホンカードを持ってね(出た、テレカ!)。
なにかとお節介な母親に
「アンタ、こんな時間にどこ行くの?」と聞かれ
「ああ? うるせーな、どこでもいーだろが」と
反抗期全開の返事をしつつ、やってることは
実は「女子に電話」。
そして相手の親父と相対してアタフタしている。
さっきの反抗期全開の勢いはどうした?(笑)
男友達はラクだったんですよ。
相手の家に遊びに行ったことなんて何度もあり、
だいたい家族のことも知ってるしさ。
※昔は他人の家の居間でゲームやってたんだから
↓こちらの記事、ご参照で。
男の場合は相手の親が出ても、
「あー、K君? はいはい、ちょっと待ってね」
「〇〇〜、K君から電話よ〜」
で終わりだから。
ホント、
女子に電話するのって大変だったよなあ。
相手の親とも知り合いになっちゃえば
一気に楽になるんだけど、それでも相手の父親と
会うことってなかなかないからなあ。
これは、完全に世代が出る思い出ですよ。
・中学の時にはもうケータイがあった
・高校からケータイがあった
・大学からあった
・大学でもまだなかった
いろんなパターンがありますから、
いろんなハードルがあったと思います。
皆さん、苦労しましたよね、これ。
青春でしたよね(そうか?)
ケータイにまつわる話って多いからねえ、
次回は「待ち合わせは大変だった」の話かな。
てなわけで、今日はこのへんで。
ではでは。
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あの時のアレは凄かった 〜ケータイはなかった。家に電話していた〜 へのコメント一覧
当時の彼女の父親がかなりパンチのきいた人で、初めて電話に出た時は
『うわ〜終わった〜』
と思いました(笑)
今の子達は直接本人に連絡取れるので羨ましい気もありますが、相手の実家に電話する事で学んだ事もたくさんあります(笑)
こちら40のオッサンです。
携帯ない時代ありましたねぇ!
中学の時、当時の彼女の家に電話する日は時間決めてました!
今日20時に電話するから、出てね!
って!
懐かしい思い出です😆
小学生の頃は、友達の家に遊びに行く前に、まずは電話をしてから行ってました。かなり、たくさんの友達の家の電話番号を暗記してました。(今でも5〜6名くらいの家の番号は覚えている)
今は携帯電話に番号登録できるから覚える必要がなくて楽ですね。
高校までは大変でしたね。電話してるのを自分の家族にも知られたくなくて子機を部屋にこっそり持ち込んだり。(親機の外線ランプ点灯してるからすぐバレる)そう考えると5歳上の姉は上手くやってたんだなぁ、と感心します。
ちなみに田舎にはポケベルは普及せず、テレビの中の異次元の物という感覚でした。医療関係者か刑事しか持ってねぇじゃん、みたいな。広末のCMも国武万里の歌も意味分からん、と思ってました。
当時周りの比率はポケベル6、PHS1、携帯1、なにもないヤツ2
オヤジ出るなオヤジ出るなって思いながら家に電話してました。
「デンワシマス」ってベル入れてから電話してもオヤジさんが出たりして。
父親になった今なら、当時ワンコールで電話に出てたお父さんの気持ちも分かる気がします。
はい、携帯は大学デビューのアラフォーです。
高3の夏、文化祭か何かの打ち合わせで、別のクラスの女子に電話しました。
まず、苗字が同じ子だったので、自分が名乗ることもすでにハードルが少し高くなっていました。
本人でろ〜と願って電話をかけ、つながったら本人!
よし!と思って話し始めると、何だか話が通じなくなってきました。
「ゴメン、私○○の母親なの。今○○にかわるね!」
まさかのなりすまし。
声も、話し方もそっくりすぎだろ〜!
恋バナじゃなくてよかったよ。
青春の良い思い出です。
高校の時付き合ってた子と
お姉ちゃんの声がよく似てて。
(電話では聞き分けがムズい)
本人と思って話してたら
『〇〇に代わりますね』と言われたことを思い出しました。
当方43のオッサンですが、ドンピシャですね。
(kさん、ちなみに大学入る年を書き間違えてない?2000年は卒業では?)
親に気付かれないように違う階で隠れて電話してましたね〜
基本は何時に電話するから出てねって学校で約束して掛けるって感じでしたね。当時は相手方のお母さんも厳しくて中々ハードル高かった記憶ですww
ケータイがない時代は家の電話番号なんて聞く必要なかったですよ。同級生なら連絡網の表が配布されているからクラス全員の電話番号を全員が知っています。つまり、クラス替えしたら…前のクラスの連絡網から別クラスの人の電話番号も仕入れることが出来ます。何なら、PTAとかなら学年全員や学校全員の住所、電話番号、親の職業などの名簿があります。
個人情報保護なんて概念のない時代です。
私は高校からケータイ持ちましたが、いやPHSか。。。中学の時はまさに緊張半端なかったっすね!
同じ世代なら、おっさんホイホイはいつもニヤニヤして「あ〜、わかるわ。」てな感じで皆さん見てると思います。
多分あの時、相手の親にはバレバレだったんだろうなー(涙)
外の公衆電話で長電話するから、高校帰りによく友達と上野のアメ横に、10枚1000円の偽造テレカをイラン人から買いに行ってました。
高校に入ってからはケータイ持ち始めたから問題なかったですが
しかしながらいやぁ懐かしい思い出ですね笑
またウチの母親もうるさくて女の子からかかってくると、Kさんがかけた父親みたいな反応するんですよ。
だからそういうのをみつけたら電話を取り上げたりして
【ごめん×2】
みたいな感じでしたね 笑
あの時代は電話代も高かったから毎月親に怒られてたし笑
PHSもかなり早い方だったので、1万ちょっと月にかかってて、下手すると2万円とかいってしまうから相手の家からPHSにかけてもらったりとか・・・。
で、相手の電話口で相手の親が
【電話代いくらかかってると思ってるの?怒】
みたいになってて、
【これ相手がかけてる電話だから電話代タダだよ】
みたいな嘘をついたりしてましたね(ーoー;
いや〜懐かしいですね