準決勝・第2試合
1stクォーター 1分30秒
明利大 8
青学大 2
道谷《開始わずか90秒で青葉がタイムアウト!》
塚本《完全に明利が押してますよ!》
ざわざわ……
記者席騒然。
「これは、分からんぞ…」
「赤木が、あの森重をブロックとは…」
「そして神にもまだいいボールが入っていない…」
佐戸 「あのブロックがやはり効いたか」
仙道 「大きいですね」
森尾 「このタイムで青葉がどう盛り返すか」
桜木 「それをゴリたちが跳ね返せるか」
中村 「まさかこんな立ち上がりになるとは」
彦一 「ホンマに凄いで、明利大…」
弥生、腕組み。
「とはいえまだ1分半、試合は始まったばかりよ」
『ビビーーーーーーーーーー!!!!!!』
タイムアウトが明ける。
コートに両軍メンバーが出る。
「………!!!???」
「おおおおお……!!!!????」
面子に動き。
道谷《おっと、青葉が選手を代えました》
塚本《なんと、開始1分半で…!?》
前川に代わって、家村が入る。
弥生 「これは…!!!!」
彦一 「4シューターの布陣…!!!!!」
宮城 「…!!?」
赤木 「もう来たか…!!」
牧、腕組み。
「あれは、点差がついたときのダメ押しの布陣
だったんじゃないのか」
諸星、眉間にシワ。
「確かに、ゲームの流れを変えたいとなれば、
最も打ってつけの方法かもしれないけどよ」
河田雅、腕組み。
「現状、インサイドで明利のトリプルタワーに
やられているというのに、思い切った動きだな」
赤木 「フッ…」
花形 「赤木…?」
赤木、ニヤリ。
「そうだったな、陸川監督は持ってる策を
出し惜しみするようなタイプではなかった。
先手先手で仕掛けてくる」
宮城 「ああ、それが青葉だ」
荒石 「面白れえじゃねえか」
花形 「よし、俺が家村につこう」
赤木 「ああ、やり辛いかもしれんが頼む」
花形、ニコリ。
「問題ない。むしろ、こっちのオフェンスの時は
中に入ってドンドン攻め込んでやるぜ」
竹村 「んじゃ、準備オッケーということで」
赤木 「っし、行くぞ!!!!!!!!!!」
「オウ!!!!!!!!!!!」
青学大ボールから試合再開。
藤真 「さあ、一本!!!!!」
「オウ!!!」
「青葉は面子が変わったぞ! シューター4枚!」
「攻撃パターンはガラリと変わるはず!!!」
「この一本、見ものだ!!!!」
キュキュッ!!!!
ボールを運ぶ藤真の目を睨む宮城。
(どこで攻めてくる…? 神と家村の外で来るか?
それとも、守備陣を拡げて、中の森重か?)
ダム、ダム……。
ボールを運ぶ藤真。
(どうやらアレコレと考えているようだが、
こっちは難しいことは何も考えちゃいないぜ)
ビッ!!!!
藤真からボールが飛ぶ。
ビッ!! ビッ!!
天崎、家村と展開されていく。
キュキュッ!!
そして、選手もめまぐるしく動いていく。
「おおおおおーーーーーーーー!!!!!」
「人もボールも速い!!!!!」
「これはデザインプレイ…!!!?」
土屋 「なるほど、セットかな」
松本 「ああ、約束事のある動きに見える」
そして、
ショットクロック残り6秒、
キュッ!!!!!
インサイドに走り込んでいたシューター・家村が
スリーポイントラインの外に飛び出した。
「……!!!!!!」
杉山 「これは…!!」
森尾 「フリー…!!!!」
花形 「な……」
(どこで外に飛び出した…!!!?)
藤真、ニコリ。
(何も難しいことは考えちゃいない。
ただひとつ、「空いたら撃て」だ)
ビッ!!
藤真からドンピシャのボールが家村に入る。
野辺 「ノーマーク!」
土屋 「完璧なセットプレイや」
青学大ベンチ・陸川、ニコリ。
「こういうパターンもあるんだよ」
ビッ!!
家村、ノーマークからの
スリーポイントシュート。
「撃ったああああーーーーーー!!!!!」
「来るか……!!!!????」
ガン!!!!!!
「………!!!!!!」
「あああああーーーっと、外れた…!!!!」
「惜しいいーーーーー!!!!!!」
家村 「チッ…」
藤真 (タイミングは悪くなかったがな…)
ガッシイイイ!!!!!
道谷《リバウンドは、花形です》
塚本《いい形でしたが、入りませんでした》
木暮 「オッケー、オッケー!!!!」
畑山 「さあ、オフェンスですよ!!」
1stクォーター 1分50秒
明利大 8
青学大 2
道谷《点差は6点のままです》
佐戸 「うーん、入らなかったかあ」
清田 「シュートまでは完璧でしたけどね」
佐戸 「まあ、全部入るわけじゃないからな」
仙道 「ただ、ポイントはそこじゃない」
佐戸 「ああ」
仙道 「家村が完全フリーになったということ」
続く、明利大の攻撃。
町田 「インサイドは完全に明利が有利…!!」
弥生 「間違いなく狙ってくるわよ!」
フロントラインのマッチアップは、
花形(199cm) - 家村(186cm)
赤木(200cm) ‐ 森重(208cm)
荒石(197cm) - 神 (191cm)
彦一 「ミスマッチが2枚…!!」
ビッ!!
幾つかのパス交換ののち、
竹村がインサイドの花形にボールを送る。
「来た、明利のゴール下!!!」
「ここは大きなミスマッチ!!!!」
クイッ、
花形、ターンからひとつフェイクを入れる。
家村がこれに釣られて動く。
ダム!!
花形、家村を飛ばしてワンドリブル。
神がヘルプに出てくるが、
それをいなすような、フックシュート。
ビッ!!
「おおおおおおーーーーーーーー!!!!」
「上手あああああーーーーーーーい!!!!」
ザシュ!!!!
1stクォーター 2分10秒
明利大 10
青学大 2
道谷《花形、決めました!!!!》
塚本《いやあ、絶好調ですねえ!!!!》
赤木 「よーーーっし!!!!」
花形 「オウ!!!!」
荒石、ニヤリ。
「神宗一郎が出てったところで俺が空いたのによ、
自分で撃っちまいやがったぜ」
花形 「悪いな、行ける気がしたんだ」
荒石 「へっ、次はパスくれよな」
杉山 「いまのは上手かったなあ」
森尾 「花形透か、いい選手だ」
桜木、ニヤリ。
「メガネをかけてる奴はああいうタイプが多いな。
オスギもああやって変な動きで相手をかわす」
杉山 (変な動きって、なんだよ…!)
森尾 「フッ…、まあ赤木とは正反対だ」
選手交代で巻き返しを図った青学大、
しかし、明利大はそうさせない。
赤木、吠える。
「流れは渡さん!!!!!!!!!!」
続く
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スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(1118) へのコメント一覧
花形がいい感じだばーい。
折茂も言ってますしね。
このまま、リードを保ちつつ進んでほしいっす。
あー、続きが楽しみでならない。
折茂じゃなくて、森尾でした(-_-;)
勝手に興奮して、間違えました。
続き、楽しみにしてます。
青葉の逆襲もそろそろ来そうな感じ。
この試合は森重の負担が大きいですよね、マンツーでもゾーンでもトリプルタワーへのカバーと、オフェンスでは赤木に付かれてますし。森重の体力が終盤勝敗を左右すると勝手に予想してます。
宮城は天崎相手でもスタミナ切れ起こさなそう、荒石はどこかで休憩必要そうですね。
青葉が3点連発で追いつくとか?
気になるー。
待ってました!!!!
ゴリ頑張れ!
しかし、仙道のコメント+策士・陸川のことを考えたら、次回、青葉の大逆襲が始まりそうだな
対して、明利が打てる手としては、“木暮は別として”、島袋投入といったところだが、果して、その先があるのか…(何せ、まだ試合は始まったばかりだし)
しかし、家村に完全に振り切られてフリーにしてしまった花形が、逆に、家村が外した3Pのリバウンドを取るというのは、ちょっとした皮肉だな
怪我しないで!
それが入らない日が青葉に来ていてもおかしくはないですね
「メガネをかけてる奴はああいうタイプが多いな。
オスギもああやって変な動きで相手をかわす」
(今後の展開予想)
メガネと言えば・・・あのメガネを忘れていないか
今度こそ、必ず出てくるはず。
青葉の4シューターに対抗できるのは、彼の3Pしかいない。
Kさんいつもありがとうございます♪
体調の方は大丈夫でしょうか?
タイムアウト明け、青葉は前川→家村にチェンジしいきなりフォーシューターの布陣に!
完全フリーで家村がスリーを撃ったが外れて花形がリバウンドをとりました!
そして花形が家村をフェイクでかわし、神のヘルプからフックシュートを決め点差を8点に広げました!だが、青葉の大砲がフリーになったのは事実!4人のスリーをどうとめるのか?
良いぞ、良いぞ花形!青葉はなんとか対策をとらないと花形さんのとこから何点でも取られそう!
花道のメガネをかけてるタイプのとこ笑いました^_^
てことは木暮は‥
青葉はどのようにするのか、明利はどのように作戦をとるのか気になります!
両チーム頑張れ!
でも花形も良い選手なのでたまには目立ってほしい。
藤真との絡みも良いしね。
湘北組の活躍も期待しましょう
解説「おおっと、ここで明利は選手交代です。荒石に代わって木暮が入ります。」
桜木「ついに出てきたか。メガネくん」
仙道「・・・・・・・・木暮さん。」
森尾「・・・・・・・・二人とも知っているのか?」
清田「二人だけじゃないッスよ」
この展開に期待!
ちなみにFUJIWARA原西のギャグで鳩胸と猫背のあるねん
〉松本 「ああ、約束事のある動きに見える」
フラグ立っているガンジがビンビンと。
セットプレイといえば大和ですが、予想の斜め上をいく展開が青葉に⁈
ワクワクしかないです✨
森重のヘルプに入ったメガネ花形のメガネが割られないことを(怪我せんよう)祈ってます。
島袋は、守備面で青葉相手はきつそうやなぁ。バランス崩れそう〜と思ってみてますが活躍も期待してます。次回も楽しみにしています。
インサイドプレーヤーの主要キャラはどうしてもパワーとかスピードとか、フィジカルタイプが多いので花形の活躍は嬉しいですね。
そういえば純粋なフックシューターいないなあってふと思いました。(樋口は多用してましたっけ?)荒石にツインタワー卒業後のインサイドの得点源として、是非習得してほしいですね。
神と絡んで欲しいのが本音
ウォー
と叫ぶ場面が見たい!
そこには藤真を止める何かがあるばす!
ゴリ、ガンバれ!
森重に負けなければ、試合にもきっと、勝てるはず。。
それはリバウンドが取れないことへの躊躇なのか、ゲームの流れからなのか。
これからが楽しみです!
ホントそのとおり。
フリーだろうと外れる時は外れる。
ここで入るのはむしろ好調のバロメーター
ゴーゴーゴリ
青学大→青葉大の間違いですかね?
次の展開も楽しみです。
小暮?
・・・・・・・・・・木暮だよぉ!
解説「途中交代の島袋も青葉には通用しません。どうする?明利」
森尾「勝負あったか?」
仙道「まだ、わかりませんよ。」
(いつ出るんですか?今でしょ!)
桜木「明利には、まだ秘策がある!」
(舞台は整ったぞぉ!)
観客「こ・ぐ・れ」「KO・GU・RE」
解説「おおっと❗こ・これは・・・・・・」
三井「出てくるか?」
流川「・・・・・・おせーよ。先輩」
赤木・宮城「‼️」
解説「ここで 明利は選手交代です」
安西「ついに来ましたか。頼みますよ」
「あの日のように3Pを決めて下さい」
K様、この展開をプレゼンします
りょーちんにぶっちぎってもらい明確の差をこの試合でみせてほしい
そして決勝で牧を食ってくれんかな
解説「この動きは予測ができません」
森尾「彼は誰なんだ」
桜木「メガネくんを知らないのか!?モーリー」
仙道「あの日と同じだ。インターハイ予選で俺たちを倒した忘れもしない『あの動き』ここで出してきたか、木暮さん」
清田「俺たち世代で『あの人』を知らない奴はいないッスよ。」
森尾「『木暮公延』新たな強敵の出現だ」
本人が思ってるほど面白くない…。
というか、痛い…。
メガネ君いじり?
展開予想していて、どこかで そんな展開になればと思ってしまってますが・・・・・・
逆に貴方は何か予想できますか?
もはやウザイよね
見なきゃいいとはいえ見えちゃうし
本人は楽しいのかだけ聞きたい笑
たまになら良いけど毎回やられるとね…
最近は増殖もしてるし
逆にメガネくんを思うなら辞めてくれ!こんなの見たら使いづらいだろう。
大学の一部リーグのベンチメンバーになれるくらい頑張ったんだからネタ扱いして閉ざさないでくれ
ツケ回ってる感
(まだ早いけど)赤木や宮城に牧を倒してほしい
原作は描写不足で何とも言えないけど、それでも牧や仙道、南など藤真に対し一目おいていたし、
牧と藤真の差はパワーの差(逆に言うとそれ以外は差はないとも解釈できる)と言われていたくらい。
一方牧と宮城は原作の描写を見てるとパワー以外でも差が顕著だった気がする。
ユニバーシアード前の春の大会でも藤真は牧と対等にやり合っていた。一方の宮城は、牧に対しお世辞にも対等だとは言えない描写だった。
宮城の実力はPGとしてトップレベルなのは間違いないけれど、
「深津牧藤真を除けば」という条件は消して欲しくない感覚がある。
思う?
・・・・・・想うでしょ?笑
この試合、木暮の進化が描かれるから楽しみにしていなさい!
木暮を想うならね・・・・・
みんな、木暮を想っているんだよ。
流川親衛隊も今では木暮親衛隊として、この会場に来ているんだよ。
木暮をバカにしていない!
何を根拠に言っているんだ!
木暮に失礼だぞ!木暮に謝れ!
オレは木暮の進化に賛成だぁ!