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  • 2022年02月03日12:00

嗚呼、NBA名選手/アルヴィダス・サボニス

どーも!!!

バスケ大好き、編集者・Kでっす!!

今日は、久々に「NBA名選手」のコラムを
更新させていただきまっす!


いや、先日いつも髪を切ってくれている
美容師さんと、こんな会話になりましてね。


美 「ペイサーズのサボニスって知ってます?」

K 「ああ、サボニスねえ」

美 「アイツ、デカイのに上手いんですよねえ」

K 「ところで、サボニスの親父は知ってる?」

美 「え?」



美容師さん、わしより全然若い方なのですが、
最近のNBAを凄く熱心に見ていて、
チョイチョイいろんな情報をくれます。

先日は、八村塁がペイサーズ移籍? なんて噂が
出ているということで、ドマンタス・サボニスの
話になった次第。

※そういやわし、髪を切ってもらっている間
いつもバスケの話ばかりしてるなあ。


はい、
今回の主役は、現・インディアナ・ペイサーズの
ドマンタス・サボニス選手の父親、

アルヴィダス・サボニスです。


この人、
当時としては、異端なセンターでしたねえ。

※いや、今いても面白い存在になれるのでは?


数多いるNBAのセンタープレイヤーのなかで、
わしが初めて「全然思ってたのと違う!!」と
唸ったのは、以前このコラムでも紹介した
アキーム・オラジュワンなのですが、


※因みに、この人です。
ハッキリ言って「サイコー」です。





その数年後、また「なんじゃコイツーー!!?」
となるセンターが現われるんですよね。

その人こそ、アルヴィダス・サボニス。


221cmというシャックよりも大きな体躯を持つ、
旧・ソ連(現・リトアニア)出身のビッグマン
なのですが、そのプレイぶりは、非常に非常に
「優雅」だったんですよ。


何度も観たくなるタイプの選手ですよね、この人。

すげー面白いですから。
上手すぎて笑っちゃうもん。


なんつーかね、ちょっと上手なオジサンが
小学生とバスケをする時みたいなプレイを
NBAの舞台でやってた感じがあるんですよ。

前述通り、彼は221cmもありますから、
他の選手より20cmくらいデカいわけです。

これって、150〜160cmくらいの小学生のなかに
わしが混ざった時と同じくらいの差ですよ、はい。


で、動きはあまり速くない。

いや、若い頃はもっと動けたと思うんですけど、
彼がNBAに来た時、もう30歳超えてたから。

※彼の若い頃って、米ソの緊張関係もあって、
欧州最高のスター選手だったにもかかわらず
NBAの舞台にはやって来なかったんですよね


この「あまり速くは動けない」ってのも
小学生に混ざった時のオッサンと一緒(笑)。


で、インサイドに陣取っても、巨体を生かした
ゴリラプレイはあまりやりません。

これまた小学生相手に混ざったオジサ(略


多いのは、ちょいとステップを刻んでの
軽やかなシュート(あまりダンクしない)、

あるいは、スリーポイントシュート
(当時のNBAでは、221cmのスリーはかなり異端)。

さらには、ひょいひょいと片手でボールを
振り回してからの、気の利いたパス
(あ、今でいえばドンチッチみたいなパスかも)。


大きなオッサンが、まるでNBAの猛者たちを
手玉に取るかのようなプレイを披露するのですよ。


と言いつつ、
その気になれば勿論自分で得点できます。
そりゃまあ221cmもあって技術抜群ですから。


サボニスはいつも優雅で、
余裕を持ってプレイしていました。

アメリカのバスケ選手を全く怖がっていない。


って、それもそのはず。

この人、ソウル五輪(1988年)で
アメリカを破って金メダルを取ってますから。


そう、古いバスケファンはご存じでしょう。

アメリカはこの五輪で敗れてしまったことで、
地位と名誉を取り戻すために次のバルセロナに
とんでもないスーパーチームを送り込むことを
決めたんでしたよね。

ソウルの次といえばバルセロナ五輪、
つまりドリームチームのことであります。

サボニスは、いうなれば、ドリームチーム誕生の
キッカケを作った男の1人とも言えるでしょう。


それから時を経て、当時アメリカを倒した
旧ソ連のビッグセンターは、NBAにやってきます。

ときは1995年、
88年のソウル五輪で活躍した彼は、
すでに30歳を超えていました。


はたして、NBAのコートに
デカくて上手なオジサン降臨です。


どんなプレイだったのかは、下記の動画を
ご覧いただくとよいかと思います。


うーん、もう少し若い頃にNBAに来てたら、
NBAで初めてMVPに輝く欧州出身選手は、
ノヴィツキーじゃなくて、このサボニスに
なってたんじゃないかなあ。

って思うくらいの選手ですよ。
是非ご覧あれ。


ではでは。











-


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嗚呼、NBA名選手/アルヴィダス・サボニス へのコメント一覧

  1. 1.
    • シュレンプ
    • 2022年02月03日 12:30
    あー、親父のほうのサボニス確かに優雅なプレーヤーでしたね。ハイポでボールもらってトップからのカットにパスする振りしてターンとか真似してました。
  2. 2.
    • テレキャス
    • 2022年02月03日 13:01
    当時のブレイザーズはシュレンプ(ドイツ出身)もいたなぁって思ったら1コメさんシュレンプで草
  3. 3.
    • ランディ・モス
    • 2022年02月03日 13:44
    もしポーター、ドレクスラーと同じチームだったらと考えるとピストンズやブルズの連覇もどうだったんでしょうね?
    というかそんな会話のできる美容師さんいいな〜(^^)
  4. 4.
    • u8
    • 2022年02月03日 22:20
    大怪我をしたのが悔やまれる
  5. 5.
    • 編集者・K
    • 2022年02月04日 10:33
    >>1
    わしもよく真似しました(笑)
  6. 6.
    • 編集者・K
    • 2022年02月04日 10:34
    >>2
    この記事にコメントする方はちょっと「通」な方ですね
  7. 7.
    • 編集者・K
    • 2022年02月04日 10:35
    >>3
    ブルズはインサイドはあまり強くなかったので、もしかするかも?
    美容師はラッキーなことです、ホントに。
  8. 9.
    • 編集者・K
    • 2022年02月04日 10:36
    >>4
    怪我したんでしたっけ。
    忘れてたです。
  9. 10.
    • ペイサー
    • 2022年02月04日 10:51
    美容師さんと同じで知りませんでした。

    kさんのおっしゃる通り、パスのタメやタイミング、コース、確かにドンチッチに似てる…

    動画おもしろかったです!
  10. 11.
    • 編集者・K
    • 2022年02月06日 00:21
    >>10
    欧州を代表するスーパースターです。
    じっくりご堪能ください!
  11. 12.
    • ベトー
    • 2022年02月06日 23:36
    • 5
    上手でしたね、サボニス。でかいのに3P打つから(この時代には珍しく)相手のセンターは守りにくそうで。
    この頃のNBAを良く見ていたんですが、今よりも面白かったように感じたな、年のせいか。衛星第一でたくさんやってたよなー。懐かしい中学時代。
  12. 13.
    • 編集者・K
    • 2022年02月11日 13:57
    >>12
    いまのほうが観戦方法は増えてますが、
    「テレビで見る」に限ると、減っちゃってるんですよねえ。




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