準決勝・第2試合
前半終了
明利大 ３９
青学大 ３７
ハーフタイム、
放送席・道谷が戦況を伝える。
《インカレ準決勝、明利と青葉の1戦は、
前半終えて明利大が2点リードです》
塚本《予想通りの競り合いとなりましたね》
道谷《お互い見せ場のあった前半でした》
塚本《観客の期待通りじゃないでしょうか》
道谷《それではここで前半を振り返ります》
テレビ画面は前半戦のハイライト映像に。
まずは試合開始直後、明利大攻勢の場面が
モニタに映し出される。
道谷《出だしを制したのは明利大でした》
塚本、解説。
《そうですね、荒石君の3点プレイ、宮城君の
スリーポイントシュート、一気に乗りました》
道谷《明利の気合いが凄かったですね》
塚本、頷く。
《ええ、この試合に賭けているのでしょう。
それが伝わるスタートダッシュでした》
赤木が森重に対してブロックショットを決める
シーンが流れる。
道谷《塚本さん、このブロックは凄かったですね》
塚本《このあたりは完全に明利のペースでした》
道谷《出だしは8-2と明利が走ります》
塚本《90秒で8点、一気に行きましたね！》
青学大、ここでタイムアウト。家村を投入し
アウトサイドの選手を4人配置する布陣となる。
道谷《この仕掛けは早かったですね》
塚本、解説。
《この布陣は、青葉がリードを奪った時に出ると
思っていたのですが､開始90秒とは予想外でした。
陸川監督らしい思い切った仕掛けですね》
道谷《出し惜しみのない青葉らしい戦い方》
塚本《はい、これが陸川采配です》
新布陣の青学大、家村のスリーは外れ、
逆に明利大が花形のインサイドで得点を記録。
道谷《この花形のプレイはどうでしたか？》
塚本、解説。
《前半の明利の軸でしたね。ビッグマンを3人
揃えた明利はどこかでミスマッチを作れます。
花形君はそこを上手く突いていました》
道谷《中・外どちらでも獲れる花形》
塚本《今日は中のプレイが光っています》
再び家村のシュートがリングに嫌われる。
青学大の得点が伸びない。
道谷《青葉は序盤は外が来なかったですね》
塚本、解説。
《いつも外が入るわけではないですからね。
しかし彼らは撃ち続けました。それがその後の
攻勢に繋がっていくことになります》
青学大、外角の選手と森重による2対2のプレイ、
ピック＆ロールの映像が流れる。
森重のインサイドのシュート、さらには、
神のスリーポイントシュートが決まる。
道谷《ここから青葉が盛り返し始めました》
塚本、解説。
《この2対2は強力でしたよ。森重君をひとりで
守れるのは赤木君だけですからね。スクリーンで
赤木君の守備をスイッチさせると、青葉が一気に
有利になるというプランでした》
道谷《かといってシューターは空けられません》
塚本、頷く。
《そういうことです。4人とも入りますからね。
赤木君が森重君につき続けて、シューターを
空けてしまうと外から決められてしまいます。
森重君に複数人でついても外が空きます》
その後、明利大は島袋を投入。
シューター・神に対してフェイスガード。
道谷《あの守備はいかがでしたか》
塚本、解説
《坂口監督としては、相手のリズムを崩すための
作戦だったのでしょうが、思いのほか、これが
上手く行ったんですよね。面白いものです》
2ndクォーター、青学大はPGを黒須に変更。
藤真の得点力を活かす作戦に。
道谷《これもまた面白い布陣でした》
塚本《まだ新たな策があったんですね》
道谷《新戦術がここでベールを脱ぎました》
その藤真が2ndクォーター開始早々に決めるも、
明利大は、宮城･花形を中心に反撃し、
相手に完全には流れを渡さない。
道谷《このへんが明利の地力ですかね》
塚本、解説。
《その通りですね。並みのチームなら藤真君の
得点から流れを全部持っていかれるところです》
道谷《高校時代から対戦している藤真と宮城》
塚本《この試合のキーポイントのひとつです》
しかし、青葉の爆撃が始まる。
冒頭の藤真のあと、家村、神と連続のスリー。
道谷《これですよね、青葉》
塚本、解説。
《ええ、一気に詰めましたね。明利の得点が少し
止まっている間に、外でスコアを積み上げました。
このまま逆転まで行ってしまう勢いでしたね》
道谷《しかし、明利は喰い止めます》
赤木が森重に1対1を挑む。
森重は明利の攻撃を2度止めるも、
赤木がリバウンドダンクを最後に叩き込む。
道谷《これは大きな一発でしたね》
塚本、解説。
《はい、あの劣勢の時間帯で坂口監督はタイムを
取ってないんですよね。選手たちが自力で息を
吹き返したのは見事ですよ。一方で、赤木君が
決めた後にすぐにタイムをとった陸川監督もまた
彼らしい早い動きですよね》
道谷《両軍のベンチにも色があります》
その後、メンバーが代わり、
拮抗した展開となる。
道谷《ラスト5分は両軍譲らずでした》
塚本《交代で入った選手もいい動きでした》
道谷《前川、天崎、島袋、見せ場がありました》
塚本、解説。
《両チームの層の厚さですね。フルタイムで
全力を出し続けるのは、なかなか難しいので、
やはりこういう時間帯のプレイも大事ですよ》
画面にはスコアボードが映し出される。
明利大 ３９
青学大 ３７
道谷《明利はなんとかリードを保ち続けました》
塚本《大きいですよ、これは》
道谷、データを確認。
《青葉が前半でリードを譲るのは、非常に珍しい
ことです。天皇杯でBリーグクラブと戦った時でも
彼らは前半はリードを奪っていました》
塚本、頷く。
《そうなんです。青葉は前半に強いのが特徴で、
素早く主導権を奪うのが勝ちパターンなんです。
2点とはいえリードを奪った明利は、これまでとは
違う戦いを披露していると思いますよ》
道谷《さあ、ここからの展望は》
塚本《地力の勝負、ということになるかと》
テレビの前の魚住。
｢まさしくその通りだろう。前半は互いの作戦が
ぶつかり合う展開だったが、後半で問われるのは、
やはり真の強さだ」
越野、腕組み。
｢前半をリードで折り返せたってことは、
明利としては一旦作戦通りだと思うんすよね」
池上、頷く。
｢ああ、ここを乗り切ったのは大きい。もともと
地力はあるんだ。主導権を獲られていなければ、
アイツらなら青葉にも立ち向かえる」
植草、ニコリ。
｢宮城もよく頑張ってる。ゲームメイクしながら
藤真さんのマークもずっと続けてるんだ。
ホント、アイツのスタミナには恐れ入るよ」
ギラリ！
魚住 「赤木、ここからだぞ、勝負は」
会場にいる他チームの選手達も同意見。
牧 「後半は真っ向勝負になるだろう」
深津 「まさしく総力戦だピョン」
土屋 「どっちが勝つか全く読めんな」
仙道 「さあ、後半勝負だ」
三井 「ここまで来たら勝てよ、赤木、宮城」
須形 「荒石さん、天崎さん、頑張れ」
桜木、ニヤリ。
｢根性見せろよ」
森尾 「誰に言ってる？」
桜木 「全員に」
｢根性見せろよ！」
ギラリ！！！
控室の赤木剛憲。
腕組みでメンバー一同の前に立っている。
｢前半は作戦通りに進められた、よくやった。
いま、リードしているのは俺達だ」
一同 「……。」
赤木 「そして、すべて忘れる」
一同 「……！！」
赤木 「勝負はここからだ。すべて出し切る」
坂口、ニコリ。
(その通りだ、赤木。いいキャプテンになった。
ここは俺からは言うことは何もない）
宮城 （なんか、どこかで聞いたセリフだな…）
木暮 （赤木…）
赤木 「この試合、絶対に悔いは残さん」
一方、青学大控室。
陸川 「久しぶりだな、前半でビハインドは」
藤真 「はい。強いです、明利」
前川 「気合いも相当なものがある」
陸川、腕組み。
｢深体大やBリーグと戦っても前半押し続けた
我々を相手に、これだけのゲームをして見せる。
明利大は過去最強の相手だと思え」
藤真 「はい」
天崎 「っす！！」
陸川、ニコリ。
｢勝負はここからだ。特に終盤、1対1の攻防が
重要な局面が必ずくる。後手に回らないこと。
攻めて攻めて攻め続けるのが青葉のバスケだ。
最後まで攻め切って、この試合も勝とう」
藤真 「必ず決勝に行く。牧の待つ決勝に」
そして、再び観客席。
｢お兄ちゃん、頑張って…！！」
祈るように両手をギュッと握る晴子。
洋平 「休憩中も緊張感が続くもんだな」
大楠 「ああ、なんかいつもと違うぜ」
彩子 「大一番って感じだわ」
晴子、続ける。
｢お兄ちゃん、あと2試合で大学バスケは
引退になるから…」
｢……！！」
彩子 「あ…」
高宮 「そういや、そうだったか…」
野間 「ゴリ……」
明利大は天皇杯で東京ペイサーズに敗れた。
もう公式戦はこのインカレしか残っていない。
つまり、残すはこの準決勝ともう1試合だけ、
決勝戦か3位決定戦、いずれにせよ残り2試合、
それが必然的に引退試合となる。
洋平、ニコリ。
｢どうせなら優勝して引退してもらいてえな」
彩子が続く。
｢先輩の夢、全国制覇を叶えて」
晴子 「はい…！！」
(どうか、お兄ちゃんのチームが
勝ちますように…！！）
そして、
『ビビーーーーーーーー！！！！！！！！』
会場にブザーが鳴り響く。
両軍メンバーがコートに入る。
｢おおおおおーーーーーーー！！！！！！」
｢待ってましたあああーーーー！！！！！」
会場、大歓声。
｢青葉×明利、いよいよ後半戦だ！！！」
｢リードは明利！！ どうなるこの試合！！」
｢後半はアタマから目が離せないぞ！！」
明利大学
Ｇ／10. 宮城 ﾘｮｰﾀ（169cm / 61kg / 3年 / 湘北卒 ）
Ｆ／18. 島袋 渉（188cm / 80kg / 1年 / 屋良城卒)
Ｆ／５. 花形 透（199cm / 92kg / 4年 / 翔陽卒）
Ｆ／４. 赤木 剛憲（200cm / 97kg / 4年 / 湘北卒）
Ｃ／15. 荒石 淳也（197cm / 86kg / 1年 / 湘北卒 )
青葉学院大学
Ｇ/４.藤真 健司（180cm / 68kg / 4年 / 翔陽卒）
Ｇ/14.天崎 和彦（180cm / 69kg / 1年 / 湘北卒）
Ｆ/９.神 宗一郎（191cm / 77kg / 3年 / 海南大附卒）
Ｆ/８.前川 健介（193cm / 84kg / 4年 / 大栄卒）
Ｃ/15.森重 寛（208cm / 110kg / 2年 / 名朋工卒）
放送席の道谷、後半のラインナップを確認。
《青葉はスタメンと同じ5人で後半に挑みます。
一方の明利は、1年生フォワードの島袋が
後半のスタートに入りました》
塚本、解説。
《明利は大きな5人ですね。しかしこの布陣には
守備面の弱点もあります。どうなるでしょうか。
青葉はいつものメンバー構成ですので、ここで
スッとリズムに入れたら一気に行きそうですよ》
道谷《さあ後半です。勝負の後半です》
パンパンパン！！！
両軍ベンチ、拍手で5人を送り出す。
｢さあ、行こうぜ、後半！！！！」
｢ここから勝負、ここから勝負！！！」
笑顔でベンチに腰を下ろす明利・坂口。
腕組みで立ち上がっている青葉・陸川。
木暮、赤木に手を差し出す。
｢赤木、頼むぞ！」
バチン！！！！
赤木、力強くその手を叩く。
｢ああ、任せろ」
木暮、手を振る。
｢痛ててて…」
竹村 「ははは、気合い十分だな」
木暮 「ああ、頼もしいよ。痛てて…」
ハーフライン、
レフェリーから花形がボールを受け取る。
明利大ボールから後半スタート。
花形のスローイン、
宮城が受け取る。
宮城、一本指を立てる。
｢よーーーっし、一本！！！！！！！！」
｢オウ！！！！！！」
道谷《始まりました、後半！！》
塚本《注目しましょう、最初の一本！》
ビッ！！ ビッ！！
ボールが素早く回る。
ひと通り各メンバーがボールに触る。
弥生 「誰が仕掛けるか」
彦一 「要チェックの一本や」
そして、
ビッ！！
ショットクロック、残り8秒、
後半戦最初の一本、
ボールは、宮城から赤木へ。
道谷《ここで赤木に入りました！！！》
塚本《大事な一本、やはり赤木君ですね！！》
杉山 「中で来た」
桜木 「いいねえ」
ダム！！！
赤木、背中をぶつける。
｢行った！！ パワー勝負！！！」
｢赤木らしい1on1！！！」
しかし、森重、動かない。
赤木 「…！」
ビッ！！
赤木、ハイポストの花形へ。
牧 「回した」
河田雅 「ツインタワーのパス交換」
キュッ！！
赤木、すかさず反転、森重の裏を狙う。
諸星 「上手い！！」
牧 「裏、狙える」
ビッ！！
花形、ボールを差し出す。
｢……！！？？？」
ボールは、
赤木の位置とは逆のローポストへ。
土屋 「…！？」
深津 「逆…！？」
そこに走り込んでいたのは、
道谷《島袋だ！！！！！》
塚本《おおっと！！！！！》
藤真がブロックに跳ぶが届かない。
バス！！！！
島袋、ねじ込む。
さらに、跳んでいた藤真と交錯。
『ピピーーーーー！！！！！！！！！』
藤真 「……！！」
レフェリー、二本指を降り下ろす。
『カウント・ワンスローーーー！！！！！』
3rdクォーター 20秒
明利大 ４１
青学大 ３７
｢来たああああーーーーーーー！！！！！！！」
｢ツインタワーから島袋！！！！」
｢しかもエンドワン！！！！！」
町田 「おおおおーーーー！！！！」
中村 「後半、明利が先制！！！」
彦一 「これはナイスプレイや！」
弥生 「さすがだわ」
(この大事な一本、自分たちの最大の武器、
ツインタワーからこんな攻撃を成功させる。
簡単にできることじゃないわ）
道谷《後半最初の得点は島袋！！！》
塚本《これは素晴らしいオフェンス！！！》
道谷《明利がインサイドで決めました！！》
塚本《さっそく大型布陣の利点を見せました！》
コートに尻餅の藤真。
｢……。」
前川が手を差し出す。
｢惜しい、惜しい、ナイスディフェンス」
藤真、前川の手をとり、立ち上がる。
｢赤木…」
(前半終盤の勢いで、森重に1対1を挑むと
思いきや、原点のツインタワーで来たか…）
赤木 「フン」
(前半は忘れた。もう一度スタートなんだ。
ここから俺たちの戦い方を改めて見せる）
前川 「やっぱり監督の言う通りやな」
藤真 「ああ…」
藤真は、少し笑った。
｢過去最強の敵だ」
続く
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jungle123
スラムダンクの続きを勝手に考えてみる（1131） へのコメント一覧
なんだか湘北対山王戦を思い出すなぁ
そしてそれは藤真、牧、諸星、河田兄らも同じ
悔いを残さず最後まで戦い抜いてほしいものです
明利が優勝し、ゴリや花形はプロ入りしてまた牧や藤真、花道とも鎬を削ってほしいですね
明利がんばれ！！！
後半開始のスローインはエンドラインではなくハーフコートラインでは？
おおっと、そうだったか！
修正しました！
ええっと、どこですかね…。
すみません、見つけられず。
Kさんいつもありがとうございます！
ハーフタイムに入り、道宮さん＆塚本さんのわかりやすい振り返り助かります。
花道と赤木の思いがシンクロし、安西先生を思い出すような赤木の気合い！山王戦を思い出し涙が。
青葉を倒し、牧、河田が待つ決勝に駒を進めるか、青葉が勝ち、負けにくさの土屋、野辺、松本の大和と3位決定戦をするのか？
後半開始、明利は1年コンビ＆ツインタワーを宮城が操る布陣、青葉はスタートと同じメンバー！
赤木＆花形のツインタワーから島袋に回し藤真からバスカンを決めました！これは開始早々大きな一本、さすが明利。青葉はどう返すのか？
でもここで勝って次嘘のようにボロ負けは嫌よ！ゴリ優勝してほしい！
後半のスタートは湘北×山王戦のように…となるかと思ってドキドキしちゃいましたwww
Ｋさん
「重」で検索かけてみました。
森重と記載のある12ヶ所、問題なしのようです。
そしいぇタイムの差も最後出てメイリ勝つかなー。勝ってほしいなぁ
だけど頑張れ❗️両チーム。次回も楽しみにしております👍
「オレたちは強い！」
って、やってくんないかな〜
安西監督の教えが、赤木を成長させてますね。
Kさんの続編は赤木の偉大な部分と、彼もまた、学生であり精神的に成長過程であるところがうまく描写されていてとても好きです。
青葉、深体大勝ち、全国制覇して欲しいですね
いつも更新ありがとうございます。
森重、藤真、神、青葉の主役はこの３人なので。
今まで大した事言ってきてないけどね（笑）
島袋ってレベル低いイメージしかないんだよなぁ！
いつかの試合でパス受けてワンドリしてシュートしてて中々レベル低い。
青葉にも、藤真や神など、かつての神奈川県大会でしのぎを削った選手もいるというのに、ちょっと寂しいかも…
藤真が明利を「過去最強」と評していた
つまり、秋の関東リーグで戦って負けた深体大以上ということだ(もっとも、この頃の牧は、まだ覚醒前で、“見えないパス”は披露してはいないけれど)
ただ、青葉には、何となくだが、どこか余裕を感じさせられる雰囲気があるんだよな
神のゴッドハンドは、まだまだ火を吹くには至っていないし、相変わらず、森重も、「怪物」の異名に相応しいほどの暴れっぷりは見せていない
第３Qの頭から、早速、島袋を投入してきた明利には、最終Qで、更なる一手といつのは、なかなか思いつかないが
青葉は、流れを引き寄せたら、再び、「４シューター＋森重」を使ってきそうだし
ここまでのディフェンスでは、「宮城 ≪ 天崎」だったマッチアップを、「宮城 × 藤真」に変えてくる(というか、本来の形)ものとも思っている(勿論、天崎も、このままでは終われないだろう)
持ち手の多さでいえば、青葉有利
ただ、明利は、安西先生の
「諦めたら、そこで試合終了ですよ」
という教えを、もっとも色濃く受け継いだチームでもある
「最強の矛=青葉」と「最強の盾=明利」のぶつかり合いという様相を思わせるこの試合、後半戦は、奇しくも、“明利の矛”島袋の得点からスタート
二人の妹の内、最後に、嬉し涙をみせることになるのはどっちだ!?
頭の中で想像しながら楽しく読んでます！！
前半リードして精神的な有利な展開、かつ、中は森重の独壇場というのが条件であって
接戦やリードされた試合展開ならそうそう高確率で入らんだろうし
森重が中を支配できなければ撃たせた方がいいかもね
そのためにも明利はリードを保って、ゴリが森重にオフェンスリバウンドで好きなようにさせないこと
これができるならむしろ外から撃たせたが楽
ここからは、攻撃的な荒々しい藤真君再びって感じですかね。
ゴリ！
藤真の『牧のいる決勝』が負けフラグにも見えるし。
くっ、読めん。
まったく読めん。
このメンツなら藤真と天崎ディフェンス替えたい気がするけど、今日は一貫して宮城にぶつけるのか…
深体大や青学大は天皇杯を残しているから引退ではないんだが…
まあ大学生の大会はこれが最後であるし、明利と戦えるラストチャンスだから細かいことはいいか…
原作でも、Kさんの話でも、陵南と湘北はライバルとして描かれてましたからね、海南翔陽とはちょっと関係性が違うというか
赤木と魚住、流川と仙道、桜木と福田みたいに、チームだけでなく個々でもライバル関係がありますから、この2チームの関係は特別なものなのだと思います
神龍「願いは叶えた・・・さらばだぁ」
木暮タイム発動と同時に
宮城「ダンナ、久々にアレをやらないか」
赤木「しかし・・・ここは明利。湘北ではない」
荒石「ちょっと変えたらいいじゃないか」
赤木「！そうか・・・・なるほど」
木暮「ボクも入った事たし。」
赤木「ボクか・・・・・わかった。いくぞ！」
明利「僕たちは強い！！」
坂口監督「いくぞ！」
実況「こ これは明利も動き出したか！」
「ここで出てきました！」
観客「おお！」
三井「出てきたか。俺たちの救世主」
桜木「やっと出てきたか！」
仙道「ここからが本当の明利ですよ」
まあ、魚住は、かつてのライバルである赤木を、当然のように肩入れするんでしょうけど
桜木・流川が湘北に入るまでは、監督の田岡が海南の高頭とライバル関係であったこともあって、「打倒・海南」を掲げていたわけで
ガードの越野や植草などは、海南の牧、翔陽の藤真の方が、宮城よりも数多く戦ってきたし
池上に関して言えば、最もデカい仕事をやってのけたのは、海南戦での牧からのスティールであったりするので(ちなみに、海南戦では神とマッチアップ)
この３人までもがと思うと、ちょっと寂しさを覚えてしまったわけです
まあ、湘北は、自分達陵南を倒して全国大会への出場を果たし(その結果、４人は引退)、あの山王工業を破るほどの快挙を成し遂げたわけですから、いつまでも強いままでいてほしいという思いもあるのでしょうね
兎にも角にも、あるある過ぎる
「最終Q、遂にあの男が！！」
木暮『待ちくたびれましたよ』
みたいなリプでなくて、良かったです
あっ! 凄え、勘違いしてた
越野と植草は仙道と同学年だったか
こりゃあ、イカン、遺憾
できるわけないでしょ
シンプルに押し込んでターンしてシュート。
はぁ？練習しろや。
知ってる。だから祈る。
プロ野球の投手が球種増やさないのってプロには簡単に通じないからでしょ？
まだ大学生なんだし逆に一つの道を突き詰めた結果。自分の能力を信じた結果として見れないかな？
インサイドの勝負はこれに限るよ。
これが一番センターらしいプレイ。最近の若い子はちょこまかしたトリッキープレイが好きなのかなw
わかります。完全にみきおですよね。
宮城もそうですが、ちょっとだけ残念ですね。
牧vs藤真を見たいが、
やっぱ赤木の全国制覇を見たいかなあ。
しかしここで藤真神森重が敗れるか…？
読めない！
おもしろい！