キン肉マン大好き、編集者・Kでっす!!
今日も名勝負を勝手に振り返りまっす!
※ここまで3戦紹介しております
↓
4本目にして、やっと主人公の登場です。
キン肉マンという作品の強みでしょうかね、
魅力的なキャラクターがウジャウジャいるので
他の超人たちのバトルシーンもたくさんあって
途中からはキン肉マンが出てくるシーンの方が
少なくなるっていうね。
たとえば10試合の描写があったら、キン肉マンが
出てくるのってせいぜい1〜2試合じゃないかな?
途中からは、キン肉マンが戦うのは「最初と最後」
ってのがフォーマット化された感じだしね。
さてさて、
前置きが長くなってしまいましたが、
「キン肉マンの勝負を勝手に振り返ってみる」
第4回はコチラです。
----
第20回超人オリンピック
決勝トーナメント1回戦
キン肉マン×カレクック
----
意外と有名ですよね、カレクック。
人気があるのかどうかは知らんですが、
知名度はケッコー高いですし、いま連載中の
シリーズにもチョロっと出てきますからね。
アタマにカレーを乗っけているという
その風貌、見た目のインパクトは結構ありますし、
インド代表の超人として、超分かりやすいという。
で、コイツも前回のラーメンマン&ブロッケンマン
同様に「残虐超人」のひとりなんですよ。
※立ち位置の難しいカテゴリだ、ホント…。
そう、前回説明するのを忘れていましたが、
この1回戦Bブロックって、キン肉マン以外は
みんな残虐超人なんですよ。
「とんでもねえブロックに放り込まれた」って
ことでキン肉マンはアワアワするわけですな。
※って、キン肉マンはいつも試合前は臆病な
感じになっちゃうわけですが(王者になっても
大王になってもずっと:笑)
一応、ケッコー酷いことしますよ。
凶器攻撃で額を割って、そこにカレールーを
すり込んじゃう、とか。
で、実況が「またしても死者が出そう」とか
言うんですが、いや、超絶痛いとは思うけど、
さすがに、死にはしないだろう(笑)。
が、これが大きなミステイク。
キン肉マン、ルーを刷り込まれたせいで
アタマがおかしくなり、急に強気な男に変身。
めちゃくちゃ強くなってしまい、カレクックは
リングから逃げ出すのであります。
んで、カレクックの試合放棄によりキン肉マンの
勝利という、当時のギャグ路線らしいシナリオ。
うむ、初期のキン肉マンらしい試合だ。
てなわけで、
わりと正統派な試合もあれば、
アホな試合もありつつ、超人オリンピックは
準決勝に進んでまいります。
カードは、
キン肉マン×ラーメンマン
ロビンマスク×テリーマン
おっと、わりとまともだぞ、これ。
のちのキン肉マンファンが見ても
「こんなベスト4あり得ない」とはなりません。
実際、ここからはちょいとシリアスですしね。
次回もお楽しみに〜。
ではでは。
-

![]() |
キン肉マンの勝負を勝手に振り返ってみる(4)/キン肉マン×カレクック へのコメント一覧
残虐ってラーメンマンやブロッケンマンは当てはまるけどカレクックはどうなのって感じで。
まあ当時はギャグも強かったし、その後は長〜く出なかったしね。
マリキータ戦や読み切りでまたスポットが当たるとは…
テリーだけは読んでる方もいつの日か最後の力を振り絞るカタルシスがメインで、勝ち負けの格付けスパイラルから唯一抜け出したレギュラーメンバーと言える。
残虐超人自体がイマイチ分かりづらいうえに、
カレクックは全然残虐じゃなかったですからねえ。
おお、そういえばそうかも。
ときおり出る戦績一覧的なやつでも
カレクック戦は書きづらそうでしたもんね。
思いっきりギャグ路線の時代ですからねえ
それ、日本中の子供がやってることです(笑)
カッコいい設定ながら勝負は泥臭い男、テリーマン。