本日は名選手コラム、
Kの部屋では珍しく、野球選手の紹介です。
※五輪の談話室でみんなに何から何まで
教えてもらっていたような男ですから(笑)
今回紹介する選手、
オッサン世代の野球ファンならば、
絶対に忘れられない投手ではないでしょうか。
ヤクルトスワローズで活躍し、
ときおり「伝説の投手」とも呼ばれる男、
なんなら「史上最高の投手」の議論にも
挙がってくる男の一人でしょう、
伊藤智仁であります。
あ、わし、80年代後半〜90年代のプロ野球なら
まあまあ分かるんですよ。わりと見てましたし、
ご存じ「ファミスタ」をやりまくってたんで。
※コチラの記事ご参照
で、
その中でも、ひと目で「こりゃすげえわ」と
なったのが、この伊藤智仁なんですよね。
そう、「魔球」ってこういうことか、っていう。
彼のスライダーは、そう呼ぶにふさわしい、
意味不明の変化球だったと思ってます。
ファミスタみたいな曲がり方をするボールって、
現実世界にあるんじゃん、っていう(笑)。
あの投球が忘れらなくてね、今でもたまに
見たくなるんで、YOUTUBEを徘徊したり
するんですが、タイトルが面白いんですよね。
・魔球
・打てない
・変態
・とんでもない
・曲がりすぎ
こんなワードのオンパレードなんです。
まあみんながそう言うんだから、
全部繋げれば説明できるのかな。
つまり、
彼の球は[変態的に][とんでもなく曲がる]
[魔球]であり[誰も打てなかった]のでしょう。
※因みに、そんな魔球を持っているうえに
ストレートは150km/h超え(おーこわ)
93年の巨人戦で見せた奪三振ショーなんて
いまでも語り草なんじゃないでしょうか
(最後に打たれて負けるんだけど…)。
ただ、その魔球を武器に歴史に残る数字を
積み上げたかというと、そうではないんです。
怪我に泣かされたんですよね。
1993年、1軍稼働わずか2か月強にもかかわらず
驚異的な数字を記録して新人王を獲得するも、
途中で戦線離脱し、続く94・95年は1軍登板なし。
96年にやっと14試合に登板し、
翌97年にカムバック賞を受賞するなど、
その投球をファンに披露してくれたものの、
もしかしたら結果的に、1993年と1997年のみが
彼のハイライトとなってしまったのではないかと。
※動画サイトも93年の映像が圧倒的に多いです
スポーツ界の比喩で「ガラスのエース」なんて
言葉がありますが、そういうキャリアとなって
しまったのでした。
投げすぎてしまったんでしょうね。
新人時代に常識外の投球回数だったこと、
あのノムさんがのちに謝罪したことも有名です。
しかし、記録には残らずとも、
記憶には残っています。
オッサン世代が集まった際に昔のプロ野球の
話をするのって、飲み会における「あるある」
だと思うのですが、
伊藤智のことを話す時って、なんかみんな
興奮しながらしゃべりません?
「あれは凄かった!」
「あれは打てなかった!」って。
あ、もう少しイマ風に言うと
「あれはヤバかった!」って。
で、
「ああ、また見たいなあ、あの球」って。
そういう存在なんですよね、伊藤智。
YOUTUBE上の彼の動画は、数十万、あるいは
数百万再生されているものもあります。
見たいと思う人がそれほどに多いのです。
オッサン世代のファンの皆さん、
忘れられない投手ではないでしょうか。
伊藤智仁、
今日も誰かが彼の映像を
再生していることでしょう。
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こんな球投げてました。
まあ打てんわな、こりゃ。
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嗚呼、スポーツ名選手/伊藤智仁 へのコメント一覧
そんな凄さでしたね。
玄人だけが分かるような細部の凄さではなく、見て分かる凄さ。
最初映像見た時衝撃だったなー。
ストレートのようなスピードで急激にかつ大きな角度で曲がる、凄い球だった。ありえないんだけど、直角に曲がってるんじゃないの?ていうくらいの。
あの巨人戦、観てました。最後は思わず言葉にならない叫びが出てしまった。篠塚…
テレビは読売戦しか見れんから控えメンツのも覚えてしまう。
数年前にやった、伊藤をフィーチャーしたテレビ番組ではプロで3ヶ月しか活躍しないで終わった、みたいなこと言われててイラッとした記憶。
97は日本一になってて高津とダブルストッパーやってたのに、それには一言もふれず。
Kさんはしっかり書いてくれてて嬉しかったw
更新ありがとうございます。
伊藤智仁選手、大好きでした。
外食帰りのラジオを聞いてると、
実際には見てないのに、解説者の説明で、
すっごい曲がっているがイメージ出来る
投手でした。
あのスライダーは…、
こでらんにがったですね。
こっでらんにがったっ!!
興奮しすぎで、訛が出っちまいましたっ。
魔球は勿論それをくり出す投球フォームが躍動感と美しさを兼ね備え見惚れてしまいます!
ライバルチームの選手だからむしろ嫌っていたが、その当時の新人の中でも一番に感じた。
セ・パの違いはあるにしろルーキーシーズンのインパクトは野茂以上だと思う。
怪我がなかったら偉大な選手になったかどうかとは別として。
結局故障なく1年でも長く現役で活躍したいとなれば理にかなった腕の使い方になる
そうなるとえげつない変化球は中々投げられない
故障を怖れて記憶にも記録にも残らない選手が多い中、その点は伊藤はすげえと思います
ファミスタみたいに曲がるな!って衝撃を受けましたね〜
1992年ドラフトはゴジラ松井が主役でしたが、ヤクルトは伊藤智で行って。
翌年のシーズン序盤からとんでもない活躍をしましたね。
未だに、あのスライダーを超えるピッチャーはいないんじゃないか?と思ってます!
原、吉村、駒田が打ち取られるのが悔しかったの覚えます
最後はなんとか篠塚が打ってくれたけど
正直マー君、ダルビッシュ有よりも伊藤が一番打てないきがする
自分の中ではホークスの斉藤和巳と並んで最もインパクトに残る投手のひとりでした!
観ていてここまで印象に残る選手は他にはいませんでした。
取り上げていただきありがとうございます!
当時は巨人を応援していましたが、それを忘れるくらい投球に見ほれてました。
初期パワプロでスライダーの数値がえげつなかった記憶あります。
故障してからもボロボロになるまで投げ続けて、最後の登板で同年代の岡林コーチがマウンドに行った時のやり取り見て思わず泣いてしまいましたね。。
そうそう、見ればわかるんです。
誰がどう見てもおかしい曲がり方。
漫画の変化球が実在すると分かった瞬間ですな。
ホントに魔球でしたからねえ。
まあ、3か月だけ輝いたようなストーリーにした方がドラマ性がありますからね。
そういうシナリオにしたいのは分からんでもないです。
でもカムバック賞獲ってるし〜。
これは面白いハナシ。
そうかあ、実況・解説でも恐ろしい投手…!!
そういう意見、よく聞くんですよ!
よく分かりませんが、凄そうな雰囲気は伝わりました(笑)
最高のピッチャーの議論によく出てきますよね。
youtubeでも、元プロ野球選手が彼の話をケッコーしてるんですよね。
その通りかもしれません!
ああ、フォームも完璧と評判ですね。
そっか、そっか。
敵だとスゲー嫌ですよね。
※わしは言うほど贔屓の球団がなかったので
わりとフラットにワクワクしてました。
最高の球を投げることに意識を振ったんでしょうかね。
それが正しいのか否かはあれど。
ルーキーシーズンのピッチングで「史上最高」と言われる男。
みんな言いますね、「打てない」と。
なんとも恐ろしいピッチャーでした。
最近、背番号総選挙で野球選手の名に触れることが多くて、
ふと昔を思い出したんです。
80年代〜90年代は、ケッコー分かるんですよ、わし。
MLBの放送のような
完全真後ろからのアングルであのピッチングを見たかった。
なるほど、なるほど、そこも含めての名投手なんですね。
技術も精神も素晴らしい男だった、伊藤智。
あの古田さんがそう言うですからね。
別格なんでしょうね。
そして、あの最後の投球は、泣きますよね。
前半戦の活躍だけで新人賞(普通では考えられない!)
同年、巨人のドラ1が松井秀喜(たしか)
T.ITO 最高でした!
怪我で離脱したものの、登板14回 (うち先発12回)、投球回109、つまり平均で1登板で8回近く投げているのに、防御率0.91って異常です。。。
動画の6:50頃の投球も、投げた瞬間打者の腰が引けているのに、古田のミットに収まったところはほぼ真ん中というとんでもない魔球でした。
あの稼働で新人王(特別版)は異常でしたね!!
魔球が実在することが証明された日でした。