準決勝・第2試合
4thクォーター 1分55秒
明利大 58
青学大 51
ダム!!!!!!!!!!!
「宮城、抜いたああああああーーーーー!!!!」
宮城vs藤真の1対1。
ドリブル一発で、宮城が藤真の横を抜き去る。
藤真 「……!!!??」
桜木、立ち上がる。
「おおおおおーーーーーー!!!!!」
ここで5人対4人の形になる。
キュッ…。
神の足がわずかに動く。
荒石 (出る気か…?)
同時に、森重の目が光る。
前川も構える。
仙道 (今度はパスの後の準備がある)
佐戸 (同じパターンには対応するぞ)
キュッ!!!!
神が出る。
荒石が手を挙げる。
「オラァ、空いた!!!!」
彦一 「空いた!!!」
町田 「さあ、ここからパスが…」
ビッ!!!!
町田 「……!!!???」
宮城、ボールを大きく上方に放る。
「パスじゃない…!!!!!」
「フローターショット……!!!!!」
神 「……!!!!」
宮城、ニヤリ。
(3度も同じコトやるかよ!)
三井 「アイツ…!!!」
桜木 「ヘナチョコ…!!!!」
ザシュ!!!!!!!
4thクォーター 2分
明利大 60
青学大 51
道谷《宮城、決めたああああーーーー!!!》
塚本《この形、止まらない!!!》
道谷《電光石火・宮城、本領発揮!!!》
塚本《完全に支配し始めましたよ!!》
弥生 「宮城君…!!!!」
彦一 「アンビリーーーーバボーー!!!!」
「うわあああああーーーーー!!!!!!」
「宮城がすげえええーーーー!!!!!」
「どうなってんだ、明利が一気に走り出した!!」
荒石、ディフェンスに戻りつつ
宮城に声をかける。
「おいおいおい、オレ空いてたっつーの!」
宮城 「お前のオフェンスはアテになんねー」
荒石 「んだよそりゃ!」
宮城、ニヤリ。
「お前はオフェンスのときは体力使わなくて
いーんだよ。ディフェンスだ、ディフェンス」
荒石 「チェッ…」
宮城 「あと、俺にもたまには点獲らせろ」
荒石、苦笑い。
「それがホントの理由かい」
このパフォーマンスには、
明利大ベンチも、やや唖然。
木暮 「み、宮城……」
坂口 「これか…、宮城が言っていたのは…」
(気づいていたのか、宮城。相手の変化に)
諸星 「牧、これは…」
牧 「ああ」
河田雅 「出ずっぱりは、宮城だけじゃない」
牧 「藤真も同じなんだ」
続く、青学大のオフェンス。
ダム、ダム…。
藤真がボールを運ぶ。
マッチアップは宮城。
藤真 (コイツ、まだまだ動く…)
宮城、ニヤリ。
「アンタも疲れてきただろ、藤真サン。
さっきのスリー、普段なら入ってたぜ?」
藤真 「……。」
(コイツの運動量は…)
道谷《さあ、青葉は獲り返せるか》
塚本《9点開きました、返したいです》
リズムを掴みきれずにいる青学大。
ガン!!!!!
前川のミドルシュートがリングに嫌われる。
「ダメだ…!!!!」
「当たりが来ない…!!!」
バシイイイ!!!!!!!
リバウンド勝負、森重がボールを叩く。
「外に叩いた!!!」
「このボール、獲れるか…!!?」
ダン!!!!
天崎が飛びつき、がむしゃらにキャッチ。
道谷《青葉、獲りました!!!》
塚本《これは大きい!! 繋ぎましたよ!!》
ビッ!!
天崎、ボールを藤真に戻す。
藤真 「よし、よく獲った!!」
天崎 「ッス!!!!」
(やれることは全部やってやる!
こういうのは全部俺の仕事だ!!)
千種 「お兄ちゃん…」
須形 「頑張れ、天崎さん…!!」
桜木、ニヤリ。
「いいじゃねえか、チョロ。リョーチンには
やられても、まだまだ行けるぜ」
森尾 「いい選手だ」
杉山 「彼は伸びますよ、きっと」
再びトップの位置でボールを持つ藤真。
キュッ!!
宮城、腰を落とし構える。
(さあ、来てみろ)
ブン!!!!!!!!!!!
宮城 「……!!!!」
一瞬の隙だった。
宮城の顔の横をボールが通る。
ゴール下、神に渡った。
「なにィィいいいいーーーーー!!????」
「そこに神…!!!!!!!!」
荒石 「……!!!」
(中かよ…!!!!)
荒石、ブロックに跳ぶが、一歩遅い。
ガッシイイ!!!!
神の手を荒石の手が巻き込む。
『ピピーーーーーーーッ!!!!!!』
道谷《荒石、ファウル!!!》
塚本《フリースローですね》
道谷《藤真の凄いパスが飛びました》
塚本《コート全体をいつも見ていますね》
宮城 「野郎…」
藤真、ニコリ。
「スピードと運動量じゃ敵わないかもしれないが、
ガードはそれだけじゃないぜ」
深津 「さすがだピョン」
牧 「あのパスは藤真にしか出せん」
そして、
諸星 「荒石が神を捕まえきれなくなったかな」
河田雅 「奴がボールを持つ場面が増えてきた」
荒石 「チッ……」
(スピードじゃ、ぜってえ負けねえってのによ…)
ザシュ!!!
ザシュ!!!
道谷《神、外しません!》
塚本《大事なフリースロー、決めました!》
4thクォーター 2分20秒
明利大 60
青学大 53
「さあ、2点詰めた!!!」
「青葉、次のディフェンス頑張れ!!」
「一本守ろう、一本!!!!」
観客席から、青学大を押す声。
明利大の下剋上を望む者もいれば、
深体大と青学大の頂上決戦を望む者もいる。
声は割れ始めた。
「明利、決めろ!! 勝負をかけろ!!」
「いまの宮城は誰も止められない! 行ける!」
「青葉!! ここは死守だ!!!」
「大丈夫! ゴール下には森重がいるんだ!!」
道谷《さあ、会場が熱くなってまいりました》
塚本《凄い空気ですね、プロ顔負けですよ!》
道谷《リードは明利! 目が離せません!!》
ダム、ダム、ダム…。
宮城、コートの高い位置でドリブルキープ。
キュッ、キュキュッ!!
藤真、宮城に対峙し、腰を落とす。
佐戸 「全力のディフェンス体勢だ」
左京 「死んでも抜かせない、ってやつね」
ダム!!!!!!!!
宮城、仕掛ける。
直後、
ガシイイイイ!!!!!!!!!
藤真、何かにぶつかる。動きを止められる。
「……!!!!!!」
今度は、赤木がスクリーンに来ていた。
藤真 「な…!!!」
森重 「あ…」
(声かけるの、忘れた…)
道谷《藤真、スクリーンに気づきません!》
塚本《ちょっと連携悪いですよ…!!!》
キュッ…!!
赤木、反転。
一気にゴール下に走る。
ビッ!
宮城、そこへボールを送りこむ。
「ああああーーーーーーっと…!!!!!!」
「これは…!!!!」
ダン!!!!!
両手にボールを持ち、赤木が跳ぶ。
ガタッ!!!
明利大ベンチ、立ち上がる。
「赤木さん…!!!!!」
木暮 「行けええええーーーーーーー!!!!」
赤木 「ウホッ!!!!!!!!!」
ドガアアアアアアーーーーーーー!!!!!!
4thクォーター 2分40秒
明利大 62
青学大 53
「ゴリラダーーーーーーーンク!!!!!!!!」
「また来たああああーーーーー!!!!!!!!」
「赤木ーーーーーー!!!!!!!!」
道谷《またもや宮城から赤木!!!!》
塚本《このラインが止まりません!!!!!》
『ビビーーーーーーーーー!!!!!!!』
『タイムアウト!!!! 青学大!!!』
赤木、吠える。
「うおおおおああああああーーーーー!!!!!」
続く
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スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(1142) へのコメント一覧
宮城すげー!!化けましたね!
リョーちんの活躍、熱すぎる!!!
湘北組の活躍って胸が熱くなる!
このまま突っ切ってくれぇ!
どっちが勝つかまだ分からない!
次回が楽しみ!
ゴーリ!ゴーリ!全国制覇、成し遂げて欲しい…!
しびれる!
しびれる!
リョーチンとゴリ!
熱いぜ!!
藤真のほうがきつかったのか
その点荒石がほぼディフェンス専念で神をマークしたりトリプルタワーでのディフェンス自体が宮城の負担を軽くしていた面もあるのかな
背とパワーの差をどう覆すのか今から楽しみだ(明利が勝つ前提で話すファン)
藤真だって、やられっぱなしというレベルでもないし、ちゃんと持ち味出してるけど、ポイントガードとして、流れを作ってるのはリョーチン!!
かっこよすぎる。高速ドライブからのフローターは、痺れた。
となると牧は最強のポイントガードですかね!
ってか湘北組活躍ヤバいね。
そろそろりょーちんにもガード対決で勝ってほしいけど,やっぱもう一度藤真vs牧を見たいです!!
まだまだ明利が活躍しそうだけど青葉は絶対追い付くたろうなと期待してます!!
「おおおおおーーーーーー!!!!!」
これに尽きますね。代表で5人を見たい。
ジャンボ鶴田を思い出した。
関係なくてスイマセン
りょうちんの成長はよくわかったから来年ナンバーワンPGになって下さい。
今はまだ藤真には叶わないと思い知らせてほしい‼️
この相手が押せ押せの展開で仕事をするのが神という男。
残り7分半、どうなっていくんだ〜!
ゴリ、リョータがんばれー!
この一言につきる!
藤真は最巧のポイントガード?
※最高=ベストな気もするので
藤真は最巧のポイントガード?
※最高=ベストな気もするので
深津は最恐のポイントガード
スクリーンに声をかけ忘れた森重にはきっと喝が入るだろうし、森重も自分のミスは自分で取り返すって更にテンション上げてくるはず。
荒石が神を捕まえきれなくなってきてる点、藤真の反撃と合わせて青葉には脅威なポイントが本当に多いけど、最後はゴリが全てを跳ね返す!!
宮城も最高だけど、やっぱり明利の魂は赤木や!
残り7分、青葉のどんな猛攻があっても全部跳ね返せ!!
そして深体大を倒して悲願の全国制覇だ!!
何個か伏線散りばめつつ、胸熱な展開が続きそう!
しかも、今度は、自ら得点まで
更にその後は、青葉が森重を使って多用したスクリーンプレイのお返しとばかりに、赤木のスクリーンからのゴリラダンク
流石に、陸川監督も、これにはタイムアウトを取らざるを得なかったわけだが(宮城に休ませる時間を与えてしまうだけに、本当は、取りたくなかっただろうに)、果して、どういう策を用いてくるのか
青葉のモットーは、「取られたら、それ以上に取り返す」
あくまでも、得意の3P攻勢に活路を見出すのか
それとも、先ずは、この宮城を中心とした戦術を何とかするために、ディフェンスのテコ入れをしてくるのか
この選択次第で、試合の結末が、かなりハッキリ見えてくるような気がする
残り約7分で、9点差
神が爆発すれば、十分に追いつける点差ではあるが…
私の夢です!!
笑いました笑笑笑笑笑
Kさんいつもありがとうございます!
藤真を抜き、神がカバーに入るが、荒石にパスではなく、そのままフローターシュートで決めました!
離したら決められ、距離を縮めると高速のドライブで抜き去り、ヘルプに入るとパス、シュートで翻弄する宮城リョータ!凄い凄いカッコ良すぎます^_^
だが、藤真も隙をつきゴール下へ鋭いパスで神に通し荒石からフリースローをえました。、更に湘北コンビ宮城&赤木で取り返し、青葉がタイムアウト!
これは凄い、一気に9点差にした明利!このままいってほしいが、青葉のタイムアウトも気になります!
スピードで勝負する宮城に対し、周りを生かす藤真、赤木、森重の勝負の行方は!天崎、荒石のディフェンス、神が調子を上げてきたが果たして?
両チーム頑張れ!
のってる宮城を抑えるためにどんな策を講じるのか見ものですね
あと青葉はファウルも森重が3つ、天崎が2つ、神が1つですし、特に森重と天崎がファウルトラブルに陥る可能性もありそうです
ですがやはり明利の勝利が見たいと思います
この大会で大学最後の赤木には青葉も深体大も倒して日本一になって欲しい
だと思ってたけど抑えるまではいかななくても普段通りのプレーをなるべくさせないだけで外角の得点力を大きく下げられるんだな
ツインタワーからトリプルタワーになった明利とずっと一人でインサイドをしてる青葉じゃゲームの支配力も変わるか
ガンバレ、リョーチン。畑山もいるし、チームでも勝とう❗️
赤木の咆哮
なんか湘北組の見せ場が多いほど、今回で終わってしまう感じがする。
神はノーマークになる天才かつ元センターの経歴生かして中でのプレーも上手いから、荒石から簡単にファウル取っちゃうね。
藤真にスクリーンかけるのは地味好きの荒石と予想していたけど、その後の展開考えたら赤木でピックアンドロール作ったほうが直接点に繋がりましたね。
青葉はこの後どう動くかな?追いつくためには宮城のディフェンス役外れた天崎のアジリティよりロングスリーの大砲を増やす…安易すぎる気がするな。
明利は島袋投入でイケイケで行っても面白いか…この点差で青葉相手に守備の穴空けるのは怖いか。
この先の展開が色々楽しみすぎて思考が止まらない。
能力的な部分もあるけど牧、深津、宮城、藤真タイプ的にどの選手がどの選手を得意、苦手なんだろう?
深津と藤真はある程度似てるプレイヤーだとは思うんだけど
宮城の成長…素晴らしい。ついに藤真を倒すんでしょうか!
試合時間が 1分という表記がありますが、
これは7分の間違いではと思います。
ほんと漫画描いて欲しい(*´ω`*)
んー
藤真、三井、仙道、桜木、赤木
センス溢れる4人に安定感の赤木
深津、松本、沢北、河田(兄)花形
the曲者
牧、三井、神、森重、河田(弟)
なんか強そう
宮城、三井、流川、桜木、赤木
これしか考えられない
りょうちん、凄い✨
チョロの頑張りもしっかり評価してる桜木にも、湘北メンバーの絆を感じて嬉しくなりました(*^^*)
皆頑張れ!!
Kさん、いつもありがとうございます!!!
第222話では赤木について藤真が「スタミナだけなら森重以上か?」とも語っていましたし、出ずっぱり組のスタミナが勝負を分ける要素のひとつになりそうな予感がします。
そして神が何かをしでかしそう。
湘北(明利)が翔陽(青葉)に勝って、
海南(深体)に挑む流れを想像してしまい
期待が膨らんできました。
まだ試合時間が7分ほどあるから、青葉の流れの時間もあるかと思いますが、最後はミラクル明利の結末をみたいかも。
ワクワクが止まらない!!
個人的に湘北5人(赤木・三井・宮城・桜木・流川)で世界(?)と戦う場面が出てくると思ってるんですが、三井、桜木、流川といったポイントゲッターがいる中、宮城も点を量産していくキャラになるのかが気になります。
現状でも周りのカバーに得点、メンバーの状況把握と能力に秀でていますが、藤真に対して攻守で勝ち切り、ポイントガードとしてのアシストやゲームメイクといったところも見たい!
重要な局面で仕事する神。青葉のスコアラー。
暗いニュースが続く中、本当にKさんのブログに救われています!😁
本当にいつもありがとうございます!
プロを含めても日本最速の宮城が、スリーやフローターシュートを身につけて、最高最強のガードに近づきつつありますね。
藤真が春の関東トーナメントで優勝していなければ、牧を倒すラストチャンスを藤真にと思っていたかもしれません。
ですが、藤真は一度深体大を倒し牧に勝ったので、この試合は赤木と宮城、そして明利になんとしても勝ってほしいと思ってしまいます。
勿論、勝敗はKさんが決める事ですので、どういう結果になったとしても受け入れて楽しみたいと思います^_^
今後の神が活躍しそう
荒石がダメなら島袋で取り返すってもあるかも
キーマンは2人とみた
となると赤木が怪我をする?
鳥肌ヤバイです!!!
「代わりはお前だ」
木暮
「お、おうよ!」
桜木
「この光景、懐かしいぜ!」
流川
「メガ・・・・・先輩」
湘北を初めて全国行きのシュートを決めた伝説の戦士
彼は後に大学No1を決め、その栄光は日本バスケ界において永遠に語り告げれられる事となる・・・・・・・・・はず?
明利の最後は、、、
森重を赤木が1人で抑えて
宮城・島袋・花形のお返しスリーでお株を奪って追撃を交わすかもね。
フローター決めたり、
好プレーが止まらない。
フィニッシャーとして覚醒してる。
仙道がポイントガードやったら何て呼ぶ?
ありがとう!
明利がんばれ
Tポイントカードとかいかがでしょうか?
青葉も何らかの対策はたてるでしょうけど、明利にはこのまま寄りきれますかね。寄りきれば、深体大とも十分戦えそうな気はしますが。
最高のプレイヤー
シーソーゲームである必要はない。
もうこのブログなんなん?
胸熱すぎてヤバい。
Kさん本当にありがとうございます😊