最近気に入っているこのコラム、
今日も元気に更新させていただきまっす!
※こんなコラムです。ちょいと昔の
アツいチームたちを紹介しております。
わりと「おっさんホイホイ」かなと(笑)
↓
今回はサッカーからまいりましょう。
プレミアリーグより、03-04シーズンの
アーセナルでございます。
「インヴィンシブルズ」と呼ばれた名チーム。
※参考リンク
このチームは大好きでしたねえ。
わしの大好きな人物が2人そろっていて、
もう好きにならざるを得ないっていうね。
ひとりは、デニス・ベルカンプ。
そしてもうひとりは、アーセン・ベンゲル。
言うなれば、一番好きな選手と一番好きな監督、
揃っちゃったら大好きになるに決まってるでしょ。
で、
この年の彼らのサッカーは「完璧」でした。
はい、わざわざカギカッコつきで、完璧だなんて
断言しちゃいましたが、これ、当時のスポーツ誌に
載っていたコメントなんですよ。たしか発言者は
井原正巳さんでした。
とあるスポーツ誌のとある号にて、
彼がイングランドに行った際の紀行文的なものが
載ってて「アーセナルのサッカーは完璧だった」
ってハッキリ言ってたんですよね。
なんか「完璧だった」なんて言い切っちゃうのが
なかなか衝撃で、凄く印象に残ってます。
てことで、その完璧なイレブンの
メンバー構成を振り返ってみましょうか。
分かりやすくウイイレ的なポジション表記で。
----
GK レーマン
CB キャンベル
CB コロ・トゥーレ
RSB ローレン・エタメ
LSB アシュリー・コール
DH ビエイラ
CH ジウベウト・シルバ
RH リュングベリ
LH ピレス
ST ベルカンプ
CF アンリ
----
いやあ、素晴らしい。
欲を言えば、中盤より前にも1人イングランドの
選手がいたらば、もっとよかった気もするけど、
コテコテのスーパースター軍団ではない感じの
美しいイレブンなんじゃないかと思いますよ。
いや、アンリを筆頭にスーパースターはいるし
すげー豪華布陣なのは確かなんですが、でも、
「ジダン! ロナウド! ベッカム! トッティ!
バラック! バティストゥータ! フィーゴ!」
みたいなことじゃないじゃん。
なんか、凄く気の利いた11人な気がしてて。
うーん、伝わるかどうか難しい(苦笑)。
で、
成績を振り返ってみますと、わりと伝説なので
皆さんよく覚えているかも知れませんが、
38試合で、「26勝0敗12分」です。
「0敗」ですよ、はい、無敗優勝です。
井原さんが「完璧」って言ったチームですので。
あのベンゲルのサッカーは本当に美しかった。
さて皆さん、
ベンゲルがアーセナルの監督になる前に
率いていたクラブって、どこかご存知ですかね?
って、知ってますよね。
はい、そうです、名古屋グランパスです。
あの弱小クラブを一気に強豪に押し上げてくれた
名将中の名将ですよ。名古屋の伝説ですよ。
当時のベンゲルのことを細かく書いてくれている
書籍「ベンゲル・ノート」(著:中西哲生/戸塚啓)
によりますと、当時ストイコビッチは、ベンゲルが
監督に就くと知った瞬間、大騒ぎしたとか。
「凄い監督が来るぞ! 彼は最高の監督なんだ。
もうグランパスは大丈夫だ! これで勝てる!」
で、グランパスで用いた理論とアーセナルのそれは
ほとんど同じなんです。
よく覚えています。
彼は「技術に優れるファンタジスタは両サイドに、
地味な仕事も引き受けられる選手を中央に」
という哲学を持っていました。
当時は、ファンタジスタがど真ん中のトップ下に
王様のように君臨するチームも多かったのですが
(3−5−2のチームだって多かった時代ですから)、
でもベンゲルはそうじゃなかったんですよね。
グランパスでは平野や望月がサイドでしたし、
ストイコビッチもFWとして出場しながらも、
よくサイドの位置で活躍していた記憶があります。
アーセナルもそうですね。
リュングベリ、ピレスはサイドが主戦場です。
※逆に言うと、だから真ん中で輝くタイプの
スーパースター型の選手がいなかったのかな。
そして、
ベンゲルの95‐96グランパスと
ベンゲルの03‐04アーセナルの、
もう一つの共通点。
2トップのFWの、片方1人は
「天才」であるということ。
グランパスでは、ドラガン・ストイコビッチ、
アーセナルでは、デニス・ベルカンプ。
ベルカンプ、死ぬほど好きです。
※参考記事
たぶん、歴史上のサッカー選手の中で一番好き。
あのベンゲルが率いるチームに
ベルカンプがいるなんて、もうオシッコ漏れる。
そんな彼らの「完璧」なサッカーときたら
こりゃもう笑うしかないくらい美しかったですよ。
バスケ好きの方に分かりやすく伝えると、
全盛期スパーズみたいなパスワークがありつつ
全盛期ブルズのような個人技の披露もあるという
そんな贅沢なチームです。
美しいパスワークからの崩し、
アンリによるスーパーゴール、
ベルカンプによる魔法のようなプレイ、
何度も見たいゴールが山ほどあるチームですよ。
わしのなかで、方程式が完成した年でしたね。
ベンゲル+ベルカンプ=最高
と。
※あ、でも一番凄かったのはアンリだと
思いますけど(どないやねん)
約20年前のスーパーチーム、
皆さん、覚えてますかね??
以上、かつてのプレミアリーグより
名チームの紹介でした。
ではでは。
---
そんな彼らのムービー、ご覧あれ。
1つ目は03‐04シーズンのハイライト。
2つ目は他シーズンも含め美しい詰め合わせ。
---

![]() |
嗚呼、名チーム/プレミアリーグ03-04シーズンのアーセナル へのコメント一覧
左からカットインしてのシュート
よく言えば代表でもっと活躍する姿を見たかった
当時をみていた者としては、もの凄く何を言いたいか伝わります!
気の利いた11人、この表現、しっくりきますね!!
伝わりますよー。
攻撃陣だけじゃなく、底のビエイラとシウバ、かなり効いてましたもんね。
個人的にあのユニもなんか好きでした。
ソックス赤の方が、えがったなー。なんて、思ってました。
いやー、懐かしいっすねぇ。
10歳そこらでもベルカンプのプレーにはワクワクが止まりませんでした。
気の利いた11人 バルサやレアルとは違うけど
システムと個人技が高次元で融合したエレガントなチームでしたね 僕も大好きなチームでした
ベルカンプいいですねぇ あの変態キープと変態トラップはまさに天才でしたね
同じ思いで、取り上げて頂き、感激しました!!
私の中でも史上最高の選手はベルカンプなんです!
(10番に投票しました笑)
アンリ、リュングベリ、ピレスもはじめ、
すべてが「完璧」に仕事をする集団でしたよね!
それを指揮するベンゲル監督。
いま思い出しても最強の軍団でした!
チームとして機能してましたね。
僕はマンチェスター推しだったのですが、このチーム見てアーセナル好きになりました(笑)
リュングベリとピレス、今考えたら両サイドヤバかったですね!
前線はベルカンプとアンリ
これは強い(笑)
名古屋グランパス時代のベンゲルを生で見れたのは人生の思い出の一つです。
インビジブルズは、控えにもたくさんいい選手がいました。
キーオン、エドゥ、ヴィルトールなど。
まさに、戦士の集団で、マンU戦は戦争でした。
ただ、KさんピレスはLHですよ。
ピクシーは自由にプレーさせていたので左右に開いて呼び込んでキープし、小倉は中央からあまり動かないようにさせていたのだと思います。
そんなベンゲルがアーセナルをも瞬く間に建て直し、頂点のシーズンが無敗優勝の時。
アイスマン・ベルカンプは変態的(笑)でピクシーのような特別な選手でしたが、もう一人がアンリなので名古屋とは少し違ったと思います。
いずれにしろスーパーマンは前線だけで、中盤以下はグッドプレーヤー(日本からみたら豪華ですが)を成長させたり補完しあうように配置するところがベンゲル得意の腕前だと思います。
その後は金銭面でメガクラブについていけなくなるものの、しばらくはベンゲルの手腕で凌いでいましたが、ファン・ペルシーとセスクの輝きまでが精一杯でした。
今でも一番好きな監督です。
アイスマン私も1番好きな選手です。
でも凄いのはアンリ
めっちゃ分かります笑
伝わってきますね!
他の方のコメントでもありましたが、アンリが左サイドから中に切れ込んでファーにゴール決めるシーンをこの年だったかは覚えてませんが、マンデーフットボールで毎週見てた記憶あります笑
ゴリゴリのフィジカルに似つかない足元のテクニック。
あと闘争心剥き出しのキャプテンシーもすごい印象に残ってる。
初めてコメントさせて頂きます!
私もベルカンプが一番好きです。
シンプルにサッカーが上手な選手ですよね。
「巧い」ではなく「上手い」が何となく似合うと思ってます。
止める蹴るの技術が凄いのと、ボディバランスがすごいです。
あの年のアーセナルは本当良いサッカーしてましたね!
「Denis Bergkamp ×5」からの酸欠気味に奇声を上げる実況が好きです。
わしはそれを「アンリ スペシャル」と勝手に呼んでます(笑)
そいつぁサイコーに嬉しいです!!
あー、あの赤い感じよかったですねえ。
気の利いた11人です!!
最高にして最強!
あの時のアンリはアンストッパブルでしたねえ
そう!
バルサやレアルのような豪華集団じゃないけど、
なんかすげーイイ11人!!
全ポジションの選手が完璧な仕事してました。
そのなかでも自由があったのがベルカンプだったかなあ。
彼はまあ、ほら、天才だから(笑)
あのチームの機能っぷりときたら、もう最高っす!
忘れちゃいないっす
ピレス、修正しましたよっと。
※この人も7番総選挙で上位に入ってもおかしくなかったよなあ
あのへんの時代では、
ベンゲルは世界一の監督だったかもしれません。
※因みに、一時期のストイコビッチは、
世界一上手い選手だった可能性があると
本気で思っていたりします
まあ、あれ見たら好きになっちゃいますよねええ
左からアンリが切れ込む ⇒ 相手チームは覚悟するしかない
あのシュマイケルでもアウトでしたからねえ。
ユーロ2000のフランス×デンマーク戦とか。
そのビエイラにぶち込まれて敗れたのが、2001コンフェデの日本。
ああ、そうそう、あの上手さの上に体も強かったから手に負えなかったですね。
それ、わしも聴いたことあるっす!!
ベルカンプのスーパープレー集なんて見たらサッカーを普段見ない人でも興奮しますもんね。
あの足に吸い付くようなトラップと曲芸のような身のこなしが懐かしいですね。
当時のマンUも凄かったけど、アーセナルの無双っぷりがすごすぎて、、。
私はヌワンコ・カヌーも好きでした。
ベルカンプは、私の中ではジダンと並ぶ変態トラップ(語彙 笑)の持ち主です。あのゴール前での冷静さ。
ニューカッスル戦での伝説のトラップゴール、98年ワールドカップ準々決勝でのアルゼンチンを相手に決めた、空中でトラップ→飛び込んできたDFの股をワンバウンドでかわす→狙いすましてアウト気味のインステップで決めたゴールは、今でも脳内再生できます。
アンリが「サッカーは十分に時間のあるスポーツだ」というような趣旨のコメントをしていた記憶があるのですが、それはアンリのスピードとテクニックからして時間を生み出すことが出来るが故のセリフであろうと思います。
誰にでも伝わる、あの凄さ!
カヌーは、アトランタ五輪で度肝を抜かれましたね。
世界一のFWになる予感プンプンでした。
あの形に入ったら、まず決まりますからねえ。
あれはもう「必殺技」でしょう。