今日も名選手コラムを更新しまっす!!
で、
前回、格闘家のアレクセイ・イグナショフを
取り上げさせてもらったんで、今回も旧ソ連から
ひとりピックアップしようかな、と。
この人、
わしにとって「トラウマ」の選手です。
ロシアのアタッカー、
アンドレイ・アルシャーヴィン。
つい数年前まで現役でしたから、この選手を
リアルタイムで見た方は、ケッコーいますよね。
彼は、ゼニトでもアーセナルでも活躍しましたが、
今回わしは、ユーロ2008に絞って語ります。
まだわずか14年前のことですから、
覚えてる方はかなり多いのではないでしょうか。
優勝はスペインでした。
彼らはW杯&ユーロで優勝し続け、黄金時代を
迎えることになるのですが、その最初の大会が
この2008年のユーロでしたね。
でも、予選で最も強烈なインパクトを残したのは
オランダだったと思っています。
なんせ、イタリアとフランスをボコりましたから。
我がブログを昔から読んでくださっている方は
ご存知かと思いますが、オランダ代表ってのは、
日本を除けば、わしが最も好きなチームです。
そりゃもうウハウハですよ。
これ、見てください。
もう調子に乗りまくっている、編集者・Kを。
このあと茫然とすることは知る由もなく(笑)。
↓
もうね、「これは行く! 今度こそ行く!」と
本当に思ったんですよ。
ついにオランダの出番が来たぞ、と。
はたして死のグループを圧倒的強さで抜けだし、
決勝トーナメント1回戦の相手はロシア。
フン、知るか、
こっちはイタリアもフランスもシバイとんねん。
もうこの大会に敵なんぞおらんのじゃ。
自信満々のわし。
全く分かっていませんでした。
そのロシアに恐ろしい27歳がいることを。
いや、知らんですよ。
だって、試合に出てないんですもん。
これ、後で調べて知ることになるのですが、
アルシャーヴィンって、手前の欧州地区予選で
けしからんことをして出場停止処分を受けてて
本戦に入ってもグループリーグの最初の2試合は
出てなかったんです。
だから、大会のハイライト映像にも出てこない。
そんなわけで、
わしが猛烈に応援するオランダとの試合で
初めて彼を目撃することになるのですが、
度肝を抜かれました。
あのね、速くて、上手くて、「怖い」んです。
スピードスターが敵チームにいる時ってのは、
いつだって怖いものですが、そのなかでも
このアルシャーヴィンは、なんか違った。
なんか、仕掛けられるたびに、
すげえズタズタにされそうな予感がするんです。
そう、同じ東欧系のアスリートに例えると、
自分の好きな格闘家が、ミルコ・クロコップと
同じリングに立っているときのような恐怖感。
わずかでも隙を見せたら、ヤラレル、という。
アルシャーヴィンにはそんな雰囲気がありました。
この人、笑顔はケッコーかわいいのですが、
キリッとしたときの顔は、なかなか鋭い目つきで
オーラ的にも冷たいものがあるんですよね。
それがもの凄い切れ味で攻めてくるんです。
もう止められる気がしない。
んでまた、パスが上手い。超厄介。
蹴られたら決定的なのを許す予感満載。怖すぎ。
この日、わしが愛するオランダは、
予選で圧倒的な強さを見せたオランダは、
このアルシャーヴィンという選手に、まさしく、
これぞまさしく「ボロボロ」にされてしまいます。
見てください、この意気消沈の日記(苦笑)。
↓
まあ、逆に大好きになってしまい、
その後のウイイレではマスターリーグで
すぐに獲得する選手になるわけですが(笑)。
もうなんか開き直っちゃって、友人たちに
「いま世界一凄い選手はアルシャーヴィン」って
言いまくってたもんね(どないやねん)。
しかし、あんなに怖い選手は
ホントになかなかいなかったと思うなあ。
メッシやクリロナとは全然違うんです。
彼らは太陽、スター性溢れるアスリート。
アルシャーヴィンは氷、恐怖のアスリート。
※まあそれは、そのときの立場によるのですが。
わしが当時ロシア代表を応援していたとしたら、
あんなに頼もしい奴もいないだろうし。
ただその後、世界を代表するスーパースター
という位置には行かなかったんだよなあ。
※なんか、前回のイグナショフと被るな(苦笑)
皆さんにとって、アルシャーヴィンって
どんな選手なんでしょう?
わしのように、トラウマになってる方って
いますかね? (オランダ好きなら、たぶん…)
以上、
あの日、世界一怖かった男、
アンドレイ・アルシャーヴィンの思い出でした。
ではでは。
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速い、上手い、そして、怖い。
これがアルシャーヴィン。
↓
14年前のあの日、
わしを茫然とさせた試合
↓
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嗚呼、スポーツ名選手/アンドレイ・アルシャーヴィン へのコメント一覧
あの大会はアルシャービンの衝撃とトルコの奇跡があって、印象的でしたね!
自分も同じくこれ以降、ゲームではアルシャービンを贔屓してました 笑
3試合目は消化試合になる可能性もある
その中で2試合出場停止中のアルシャビンをメンバー入りさせたヒディンク監督
個人的にはこれがピークじゃないかと予想したので、その後もスーパースターとはいえないもののそれなりに主力として活躍したので、ちょっと予想がハスれました。
アーセナルに移籍してリバプール相手に4得点の印象が強いです。(なお試合は4-4の引分)
チームの都合(RVPが不在時)でベストポジションではないCFをやらされて失速しましたね。
ユーロ2008も思い出深いです。
モドリッチが大活躍して、ユーロ2008最大の発見と言われたり、そのクロアチアをトルコが破ったり。
優勝はスペインで、ユーロ2008、2010ワールドカップ、ユーロ2012の国際大会3連覇のはじまり。
そしてその翌年ガナーズに来て大好きになってしまいましたね〜。
あのアルシャヴィンが来る!活躍しなかったら許さん!ってなってましたなー
あの時代のオランダ好きです〜!
アルシャルビンのプレイは、間をずらす上手さがありましたね。アーセナル時代のリバプール戦の4-0から4-4に追いつき4点とった試合が、一番のハイライトですね。
絶対勝つと思ってました…!!
ニステルのヘッドで追いついたときは特に。
が、延長で地獄が待っていました…。
アルシャーヴィン、死ぬほど怖かったんです!!!
いま思えば、絶対に外せない男だったのは確かでしょうね。
ちなみに、わしが応援するチームは、いつもヒディンクに負けます(笑)
おお、そういう見方もありましたか。
わしは、あの後に世界屈指の男になる予感があったんですよね。
はい、まさにアルシャーヴィンにやられました…!!
わりと活躍しましたが、アンリやファン・ペルシ―のようにはなれませんでしたな。
そう、スペインの三連覇の第一歩として語られる大会ですが、
わしは本当にアルシャーヴィンのインパクトが強烈過ぎて…。
ああ、そっかそっか、ファン・バステンでしたね。
だから守備が緩かったのか(苦笑)
※というか、アルシャーヴィンが凄すぎた