1stクォーター 残り3分
深体大 17
明利大 13
道谷《深体大、タイムアウトです》
塚本《おっと、先に動いたのは深体大ですか》
道谷《なんと、リードする側が動きました》
塚本《まだ難しい展開でもなさそうですが》
諸星と河田美がジャージを着る。
そしてベンチに腰掛ける。
「おお…!! もう諸星が下がるのか…!」
「早くも三銃士が一旦ベンチに…!!?」
三井 「それでも出てくるのは、伊達弟と樋口」
北田 「羨ましい選手層だぜ、ったく…」
三井 「翔太の弟クンは、どれだけやれるかな」
伊達翔 「やり甲斐ありそうな場面ですね」
三井 「ああ」
(さすがに高校時代から全国制覇を経験している
兄弟なだけはあるな。大舞台にも物怖じしねえ)
明利大ベンチ・坂口、メンバーに声をかける。
「どうやら、伊達と樋口が出てくるようだな。
一旦、ウチのディフェンスはこのまま行こう。
竹村は伊達に、荒石は樋口につけ」
赤木 「深体大め…、余裕の交代のつもりか」
宮城 「ま、後悔させてやるまでよ」
木暮 「……。」
(そう言いたいところだが、代わって入るのが
伊達健太と樋口なのか…)
『ビビーーーーーーーー!!!!!!!!』
牧 「行くぞ!!!!!!」
「オウ!!!!!」
赤木 「行くぞ!!!!!!!」
「オウ!!!!!!!」
両軍メンバーがコートに出る。
ボールは深体大。
明利大メンバーがディフェンスにつく。
道谷《第1クォーター、残り3分から再開です》
塚本、解説。
《明利のディフェンスは、変わらずですね。
諸星君と美紀男君についていた選手がそのまま
新しい選手についています》
樋口の隣に立つ荒石。
(ったく…、また全然違うタイプが出てきやがった。
ここからは違う守備で対応しなきゃなんねえ、
まったく面倒な相手だぜ、深体大…)
伊達健太につく竹村。
(同じアウトサイドのプレイヤーだが、今度は
シュータータイプ。守り方は変わってくる)
牧 「よし、一本行くぞ!!!!!」
「オウ!!!!!」
1stクォーター残り3分、選手を代えた深体大は、
その新しい選手に早速ボールを回した。
ビッ!!
牧から左45度の伊達健へ。
ビッ!!
伊達健から、ローポストの樋口へ。
「さあ、樋口だ!!」
「ゴール下、1対1で勝負に行くか!!?」
樋口×荒石。
森尾 「似たような体型だな、あのふたり」
桜木 (テナガザル対決か)
中村 「荒石君、いまはフルフロントじゃなかった」
町田 「相手がある程度機動力のある樋口だからな」
中村 「あの守備にも向き不向きがあるんですね」
弥生、頷く。
「そして、美紀男くんと樋口君は、
ボールを持ってからの動きも違うわよ」
ダム!!!
樋口、荒石を背負う体勢からワンドリブル、
そして、体をぶつけずステップに行く。
荒石 「…!!」
(これだ、こいつはパワーでは勝負してこない…)
三井 「フックか!」
渡邊 「樋口の十八番」
ダン!!
樋口、ボールを持った右手を大きく挙げて跳ぶ。
ギラ!!!
荒石 (手の長さで勝負ってことだろ!!)
ダン!!!!
荒石も跳ぶ。
(だが、それは俺の武器でもあるんだよ!)
バッシイイイ!!!!!!!
「……!!!!!!!!!」
樋口 「……!!!」
荒石のブロックは届いていなかった。
樋口のフックシュートは、自身の肩幅も活かし、
ブロックされない形で放たれたはずだった。
だが、ボールは叩かれた。
道谷《赤木が後方から叩きました!!!!》
塚本《これは凄いブロックだ!!!!!》
河田雅 「な…!!」
樋口 (なんやて…!!?)
『ピピーーーーッ!!!!!!』
ボールはラインの外へ。
アウト・オブ・バウンズで再び深体大ボール。
「おおおおおおーーーーーーー!!!!!!!」
「赤木!!!! あのフックを止めた!!!!」
「さすがはゴール下のキングコング!!!!」
杉山 「おおおーーー!」
森尾 「お見事!」
桜木 「テナガザル対決にゴリラ乱入!」
森尾 「なんだそりゃ」
荒石、汗をぬぐう。
「ふぅ、ダンナに助けられちまったぜ」
赤木 「もっと考えて守れ、バカモンが」
荒石 「わーってるよ」
『ピーーーッ!!!』
道谷《エンドラインから深体大のスローインです》
塚本《ショットクロックは、10秒以上ありますね》
ビッ!
ボールはまたもや樋口に渡る。
赤木が声をかける。
「荒石、離すな、体を当てろ!!
ステップするスペースを与えるな!」
キュッ!!!
荒石、背後からの赤木の声を聞きつつ動く。
そして、眉間にシワ。
「だから、わーってるっつーの!!」
赤木 「フン、どうだか」
ひとつ息を吐く。
そこに、河田雅。
「随分と後輩を気にかけてるようだな」
赤木 「ん…?」
河田雅 「そんな余裕はないだろ、赤木」
赤木 「………。」
キュッ!
キュキュッ!!!
赤木 「なくはないが?」
河田雅 「……!!」
ダム!!!
樋口、再び仕掛ける。
荒石との1対1。
キュッ!!
河田雅が動く。
「樋口、こっちだ!!!!」
樋口 「…!?」
ビッ!!
河田雅の大声に、樋口は思わず
ステップを止め、パスを出した。
荒石 (なんだ…!?)
牧 「…!?」
唐沢 「雅史…?」
河田雅、スリーポイントラインの
やや内側でボールを受け取る。
赤木と向き合い、1対1の体勢に。
河田雅 「さっき俺に獲られたのを忘れたか」
赤木 「さあな」
河田雅 「舐めるなよ、赤木」
宮城 「ダンナ、来るぞ!!!!!」
赤木 「フン」
ダム!!!!
河田雅、仕掛ける。
「おっと、行った…!!!!!!!」
「なんか強引に行った!!!!!!!」
野辺 「河田…!!」
松本 (冷静さを欠いている…!?)
赤木 「来い!!!」
(正面突破なら好都合!)
キュッ!!!
が、
河田雅は急ストップ。
赤木、裏をかかれる。
赤木 「…!!」
河田雅 (さっき言っただろ)
「騙すのは得意」
神 「お…!」
前川 「河田の勝ち…!!」
藤真 「いや…」
バシイイイイ!!!!!!!!
ドリブルからシュートモーションに移る
途中のボールが、横から叩かれた。
河田雅 「…!?」
花形だった。
牧 (な…!!)
河田雅 (また花形か…!!)
道谷《花形がボールを獲りました!!!》
塚本《いやあ、抜け目ないですねえ!!》
道谷《河田兄からのボール奪取は2度目!》
塚本《包囲網を敷いていますね、明利大》
赤木 「フッ…」
(俺一人ならば騙せたかもしれんが、
残念ながら、ウチは知性派揃いでな)
花形 「よし、マイボール!」
荒石 「さすがはハナさん!」
ギラ!!
宮城 「俺のかけ声から、すべては狙い通り」
赤木 (一部例外もあるかもしれんが)
メンバー構成を変えた深体大。
しかし、明利大はその1回目の攻撃をストップ。
1stクォーター 残り2分40秒
深体大 17
明利大 13
続く
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スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(1158) へのコメント一覧
原作からの伏線回収によるリベンジも含めて流石の一言です!!
このセリフの為の交代に思えてくる。
Kさんいつもありがとうございます!
4点リードしてる中でタイムアウトをとった深沢体育大学。主力の諸星と美紀夫を下げ健太と樋口を投入!
荒石VS樋口。互いに手が長く似た選手のマッチアップ!見たかった勝負がさっそくきました!荒石は樋口や美紀夫と全く違った相手とのマッチアップは大変でしょうがかなりレベルアップできる。
体を寄せる荒石の上から樋口がうつが赤木のブロック!更に河田兄に赤木がトラッシュトークを仕掛け強引に攻めさせたところを花形さんがスティールを決めました。
この試合河田雅史から2回スティールをし守備で目立っている花形さん!流石です。攻撃でも赤木とのチームプレーをみせてください!
あの時の山王戦と赤木と河田の逆の感じ良いですね!
花道のテナガザル対決笑いました。
頑張れ頑張れ明利!
ゴリの冷静さが頼もしい✨
Kさん、いつも楽しませて下さって
ありがとうございます😊
宮城??
牧「いくぞ!!!!!!」
「オウ!!!!!!!」
赤木「いくぞ!!!!!!!」
「オウ!!!!!!!!」
!の数が明利のが多いのは赤木や明利の方が気合いが入ってるって事ですね!!
さすがKさん\(^o^)/
連発ありがとうございます!!
ゴリ、河田兄を越えろ!
今回赤木はハナから既に泥にまみれてるわけですな!
勝てる!いけるぞゴリ!
ゴリのレベルが上がった証拠
なんにせよ原作オマージュ大好き!
確かに、パワーはほぼ互角の上に、赤木には無い平面や外角もあるとなれば、そうなるのも分からなくもないが
赤木は勿論のこと、『絶対に勝つ』を信条にしている牧からしてみても、「油断」もいいところだろう
そして、実際に、知性派・花形にしてやられた
個々の技量・力量に加え、選手層の厚さでは、深体大の方が上だが
たとえ、相手よりも劣っている面があっても、それを共有し、相殺すべくチーム力で戦っている明利の方が、試合に臨む方向性としては正しいのではないだろうか
前回の青田登場で、劣勢の明利に対し、発破なり何なりがあるかと思ったが、この調子なら、まだまだ大丈夫そうだな
そして山王戦と違って、ゴリが最初から仲間を頼っているのがいい!鰈になれてる。
山王戦では全国制覇は譲らんとだけいっていたけど、今回はチームだけの勝利ではなく、個人の勝利も勝ち取ってほしい。
頑張れ、赤木!
明利もそうやけど昔から弱小チームでも腐らんとやってきた叩き上げのゴリに勝って欲しい
お願いしますよKさん
本気でぶつかってこいよ。
でしたっけ?
あーーー、実家にあるスラムダンクが手元に欲しい!
冷静に考えればノイバウアー、桜木、森重を相手にしてきた赤木。
技術、スピード、パワー。どれも個々の能力で化け物と対戦し続けてきた。
Kさんの話の中である意味最も過酷な相手と対決してきたのは実は赤木で結果は出せずともすごい成長をしたのか?
そういえば竹村と伊達健は同じ名朋出身だけど、佐竹村が卒業して伊達健が入学してきたから接点はないんですね。
現してる感じがして好きです(^o^)
現状深体大がターンオーバー連続してるけど、明利の相互補完がうまく行ってる。
そして諸星が下がった今の時間に近づいておかないと、やっぱり諸星のための大会になっちゃう。
明利の応援が多いけど、深体大もここまでドラマがあって今の位置にいるはず。頑張れ。
宮城、天崎、三井、桜木、赤木
元山王
深津、松本、河田兄、野辺、河田弟
が見たいです!笑
流川、沢北はアメリカだから諦めます!
(そう言いたいところだが、代わって入るのが
伊達健太と樋口なのか…オレの出番かなぁ)
(俺一人ならば騙せたかもしれんが、
残念ながら、ウチは知性派揃いでな。
知性的なゴリラ、オレ。見た目は悪ガキだが、知性的なアラシ。知性的に必要なメガネ。メガネと言えば花形。これだけ知性的なメンバーが明利にいるんだ。・・・・・・おっと、オレとした事が・・・・・アイツを忘れていた。アイツこそ知性の神だ。)
ゴリも…
知性派?
どっちかっつうと
湘北に関しては
宮城、三井、桜木、荒石、赤木
の方が観たいかな、俺は
原作の追試合宿・・・・ゴリはメガネを掛けて木暮 彩子と共に優秀軍団でしたよ!
しまいには、桜木に寝顔に髭とメガネの落書きをされてました。(笑)
河田兄がこれで終わる訳ないじゃないですか?逆に兄を相手にどこまで赤木を活躍させるかを楽しみにしてます。
皮肉でもなく、海南戦ケガ、陵南戦ケガを気にする、豊玉戦カッとなる、山王戦河田兄を気にしすぎる!
赤木は原作では輝けてないし、高さと強さを無効にされるとかなり厳しいのですよ!
本当に活躍して全国制覇見たいです!
実際に河田兄に1対1でシュートまで行かれてるんですよねw
赤木さん一人で止めるのかと思いました。
何か、勘違いしてないか?
『終わる』とか、『終わってる』とか書いてないし
元々、技量・力量では上なのに、「慢心」や「油断」が原因でやられて痛い目にあったんだから(しかも、花形に2度も取られてる)、流石に、目が覚めただろ
それでも、同じことを何度も繰り返すようだったら、ただのアホじゃん(そして、もしそんな奴だったら、「チームの輪を乱す」として使ってもらえるわけがない)
そして、赤木には、河田兄には無い(あるいは、河田兄が持っている以上の)赤木の良さがある(リーダーシップとか、魚住が言う「鰈」のような泥臭さやチームを活かすための自己犠牲の精神とか)
バスケは個人競技じゃないんだから、個々の実力で上回らくても、必ずしも問題無い
「兄相手にどこまで赤木を活躍させるか」
なんて、それこそ、かつての『河田兄意識過剰状態』と何ら変わらない
赤木は赤木で進化・成長してるんだよ
単行本の話の合間のページで
4年越し、やっと言い返せた・・・みたいなジーンとしてる絵が浮かんでくるね
そして桜木には追い抜かれた。
もはや河田兄なんざ気にしてる状況ではないんでしょう、ゴリは。
兎にも角にも楽しみな展開です!!!
神奈川VS秋田、海南VS山王
深体大VS青葉、日本VSドイツ
むしろ大きな試合はほとんど負けてるんだが…?
何をもとに語ってるの?
これはぐうの音もでない論破